[記事リスト] [返信する] [新着記事] [過去ログ] [ワード検索] [留意事項] [管理用]

記事No 1080
タイトル いつもの近況とかネタです
投稿日 : 2017/03/27(Mon) 20:22:16
投稿者 ねぎのリーダー@管理人
参照先 http://www.neginoleader.com
皆様毎度でございまっす〜
暖かくなってきた気がするのにたまに寒かったりでどうにも
ヒザの調子とかが悪い管理人です_| ̄|○

で、いつもながら近況報告と言いますか、モノ関連のネタでしかありませんが
今日もあれこれ書きなぐっておきます(笑


まず写真左上、依頼品でライブDio系腰上なんですが…ちと変わってまして
「排ガス規制後」のシリンダーを41φでボーリングした上でTKRJ製の
オーバーサイズピストンを用い、かつクランクシャフトは3o程度ストロークを
アップした42.3o、排気量的には41x42.3=55.8ccといった、ノーマルを多少
スープアップした感じの仕様となっています。

これはオーナーさんがあえて規制後のシリンダーを用い、自分なりに色々
調整した結果かなりのピーキーさになってしまった、という事で可能な
限り真っ当な特性を付与しなおしてくれないか、との事でして。

この手の、「加工&仕様変更済み」のブツを再分析するのは私の得意とする
ところではあるのですが、シリンダーの写真でも分かる様にすでに
排気ポート上側を埋めた上で通路を加工しているレベルだったので、
辻褄を合わせるのにはなかなか手間が掛かってしまいましたね〜

結果的には排気タイミングはBBDC93°になんとか落ち着かせ、掃気は
6○で限界突破しないギリギリでロングストロークとの辻褄も合わせて
いけたので事なきを得たのですが、元々加工がオーバーになっている部分は
どうしようもないのでそのあたりはやむなしです(泣

シリンダー自体も、オーナーさんが上面を激しくカットしているので
元々のポート位置が規制前とはかなり異なるライブ系規制後シリンダーだと
そのあたりもあれこれとしましたが、こういうのは基本を知ってればそこまで
難解ではないのでさらっとこなせますね。

が、それでもヘッド側にはボア径と同等の「スキッシュハイト」部分を
設けざるを得なかったのは残念ですが…私はこれを作りたくないタイプなので
どうしても辻褄が合わない限りこれはやりたくない、という…



そして写真右上、これもシリンダーですが…久々に見ましたがアドレス
V100用の、マロッシ製57.5φのメッキシリンダーになります。

これはエセメッキシリンダーなのですが、V100用途のボアアップキットと
しては選択肢が狭い為にある程度の需要があるみたいで、これの修正を
頼まれました。

はるか昔に一度やった事はあるのですが…今の時代の製品でもサイドの
掃気ポートが無理矢理4ポートに変更されている点だけはメリットになって
いますが、それ以外ははっきり言ってうんこです。
というか私はマロッシのこのランクのキットって全部駄目だと(略

メッキシリンダーが故に、精密ホーニングもかけられないので元々かなり
シビアなピストンクリアランスの調整も出来ませんから、こういう場合は
ピストン側をマイクロメーター片手に手作業で少しずつ研いで行くしか
対策法が無いという…死ぬほど面倒臭い対処になります_| ̄|○

シリンダー側は、排気ポートだけ基本的に修正して欲しいとの事で
あったので、掃気は手を付けずに排気だけヤってます。
(とはいっても基本的にヘッド加工もセットですが)

が、エセメッキシリンダーだとちょっとした事でメッキがぱりっと
剥がれてしまうのでかなりの気遣いが必要ですが、やろうと思えば加工は
可能だったりしますね。
どちらかと言うとこれは工具道具ではなくウデの問題が大きい、と
個人的には断言しても良いでしょう(笑

が、中途半端に硬いメッキ部と地のアルミ部を均等に加工していくのは
なかなか骨が折れるもので…通常の鋳鉄シリンダーの倍以上の時間が
掛かってしまいますね

…ただ、今回は「エセメッキの掃気ポート」の修正はしなかったのでまだ
手間が掛からなかったですが、メッキコートの掃気ポートは本当に
脳味噌が発狂する位にまで加工修正が難解なのである意味ほっと(以下略



次に写真左下、これは某REXPOWER大将から依頼があったFNライブDio用の
レーシングハーネスになります。

今の時代の仕様に合わせ、フルバッテリー点火とコイル交換仕様、かつ
レクチなしのフレームアースなし、ヒューズも抵抗もなしというかなりの
簡素な仕様ですね。
ちなみに氏の注文では「燃料計とタンクのフロートゲージは動作する様に」
との事だったので、そこだけ一手間が面倒くさ(略

とはいっても、私自身のライブDioレーシングハーネスも燃料系とメーターの
照明は生かしているので、ほぼ同一仕様ではありますけれどね。

が、今回はメインの電源線とマイナス線には2.0sq線を用いている上、
元々シースが厚い線を選んでいるのでまあ硬いこと硬いこと(爆
なお結線部は全て半田付けを行い、かつカプラー部はホットメルトで埋めて
いるので耐衝撃性や耐水性も抜群ですが…さすがにフルノーマル状態から
ここまでやると目で見るレベルの点火力にはかなりの差が出ますよ〜

ちなみに私、REXPOWER大将には私自身のノウハウをあますところなく
お伝えしているので、それらを全て生かしきってくれるというのは個人的には
嬉しく思ってますね。

…確か、10数年前にも氏がFNでライブDio乗ってた時にハーネスを
こしらえましたが、その時とはマシンの構成もかなり違いますんでそれに
あわせたモノという、一応は時代や仕様に対応したモノ作りである、と
いう事で(汗

私も自分のをいいかげん作り変えたくなって来たのは秘密で(略



最後に写真右下、写真だとどうしても色合いが美味く撮れないという
蛍光黄色、と言いますかレモン色のライブホイールです。

これはもちろん私のなんですが…昨年の11月には塗ってまして、それまでの
ホイールといいかげんオサラバしたかった、というのが一番の理由です(爆

とはいっても、私自身レース用のホイールは2セット持っていたのですが、
程度の良い方が、この前まで使っていたボロい物より激しく振れが出て
しまっていて、そこからはずっと古い方をメインで使っていたんですね。

が、最近になってFNでアンダーパワー車を乗っていると、リヤホイールの
振れがちょっと気になるレベルに感じつつあったので、一念発起して
もらい物のホイールですがさくっと塗装してみました。

ちなみにこの手の塗料を買うとかなりの高額なので、今はもうこういった
所は妥協して缶スプレーで塗ってますよ。
白いサフを吹いた後でちゃんと研ぎ上げておけばこういった色でも
そうそう発色しないワケではありませんので、ね〜
なお私のスタンスとして、純正色そのまま、ってのはちょっとありえない
点なのでそこは譲れません(笑

とはいってもこの塗った新規ホイールでも、リム部分での振れは狭い
範囲ですが0.8o程度はあり、中古だとどうしても仕方ない範囲ですが
それだけ触れていると目視でも分かるには分かりますんで…

これ、塗った後にどうしても納得行かず、他の部品取り車にくっついて
いたリヤホイールを取り出してきてまたそれを塗った、という意味の無い
二度手間になってしまいましたけれどね_| ̄|○
こっちはリム部分で0.15o程度しか振れは無いので、まあ正常範囲では
ありますんでしばらくこれで行きますよ。


で、元々使っていたボロホイールはですね、ある程度は振れは出て
しまっていますが元々は純正新品を購入した物だったりします。
これ、19年間も使い続けたのですが…これは統計的にそうなっている
だけなのですが、元々の販売車両にくっついているホイールよりも、
部品単品で購入した物の方がなんか曲がりづらい傾向がある気が
していたりします(笑

多分気のせいだとは思いますが、元々脆弱なライブアルミだとどうしても
多少は妥協するしか無いので…ヤフオクとかで曲がりなし、と謳って
いてもタイヤ入れたらかなり振ってるのなんてザラにありますからねえ(泣

0.5o〜程度の振れならなんとか妥協出来る範囲ではありますが、純正の
許容範囲の限度の2.0oも振れてるとサーキットでは走れたものじゃないです。
それでも大昔の鉄っちんホイールよりはまだマシだ、というのはなんとも
煮え切らないところですよね…

最近のしなやかな足廻りのセットだと、空気圧低くてもそうそう激しくは
曲がらないだろう、とは思っていますが果たしていつまで持つか、と(笑



とまあ、こんな感じで近況報告ですが来週は地元スプリントの開幕なので
また楽しく走ってこようと思っておりますです。
ではでは今回はコレにて失礼をば。
管理人でした〜


- 関連一覧ツリー (■ をクリックするとツリーを一括表示します)


- 返信フォーム (この記事に返信する場合は下記フォームから投稿して下さい)
おなまえ
Eメール
タイトル
メッセージ
参照先
画像UP
暗証キー (英数字で8文字以内)
投稿キー (右画像の数字を入力) 投稿キー


- 投稿記事修正/削除フォーム -
処理 No 暗証キー

- WebForum -