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記事No 1204
タイトル Re^3: ハイスロ化かなと
投稿日 : 2018/02/04(Sun) 21:25:36
投稿者 ねぎのリーダー@管理人
参照先 http://www.neginoleader.com
ともにゃんさん毎度でございます〜
寒くてお腹の調子がイマイチな管理人です(泣
さてさて今日はフォームについてですが…


> スクーター独特の下半身周りの形とか、ネットで見漁ったのと
> 元から中型バイクでもかなり腰をずらすタイプの乗り方だったので、それほど手こずる事もなく膝は当たりましたね。

ふむふむ、元々そういったタイプの乗り方であればスクーターの
乗り方にさくっと応用が利くと思います。
自分でイメージして思っている以上に重心をスライドさせていくのが
コツなので、これって写真が無いとなかなか分かりづらい物ですしね。


> 400ccで走ると少し狭く感じる桶川ですが、スクーターで走ると国際サーキットなのかと思うほど広く感じましたよ(笑

10インチ車だとあまり速度域が高いとちと恐ろしい部分もあるのですが、
逆に高速コーナーリングを楽しめるコースというのもあまり無いと
思いますんでそれはそれで楽しいかなとも(笑


> リーダー様の写真を勝手に使ってしまう形になってしまうのですが、左コーナーの際にスロットルがかなり遠く、よくこの状態から開けていけるなと思うんです。
> 特に桶川だと、コーナーから中途半端なストレートという場面がありまして、ハーフで曲がり一気にフルスロットル、というシチュエーションがあるんですね

これはまた古い写真ですね〜
と言いますか、これは真面目に攻めているのではなく、あえて写真映えのする
「ガバッキングフォーム」と言いますか…見た目のインパクトを出す様な
お飾りの走りなので(汗

で、こういうフォームの場合だと確かに右手は目一杯伸ばしきった上で
アクセルを開けているのですが、立ち上がり状態になるまでアクセルを
開けていないのと、コーナー出口に対して脱出が完全に出来る、という
ところまで曲がった上で、一気に体を入れてアクセルを開けています。

なので、この写真の状態からフォームを維持したままアクセルを「戻せ」と
言われればほぼ不可能なので、実戦的な物では無い点に注意です(爆


とはいっても、実際の「走り」のコーナーリングではブレーキングから
初期旋回までは上半身は起こしていますし、旋回に移る段階から徐々に
イン側に荷重を移動させ、立ち上がりでアクセルを開ける段階で初めて
バンク角をわずかに浅くした上で、ぐいっと体を使ってさらに旋回力を
生んでいる、といった感じですが。

ここの立ち上がり状態でアクセルを開ける瞬間に、がばっと体の入った
フォームになるのが基本だったりします。

一例で現在のTOP画像にしている写真なんかだと、これはL字のコーナーで
一瞬だけアクセルオフで曲げてすぐ開け直す、といった感じなんですが
一瞬だけ曲げるだけだとさすがに体の重心はそこまで移動させておらず
この状態ならばアクセルはすぐ開け直せる、といった感じのところで
上半身を維持していますね。

なので見た目普通にしかなっていませんが、ストレート前のコーナーで
立ち上がりだけを考える、となれば「開け直し」は考えずにがばっと
アクセルを戻す事をあまり考えずに開けており、その場合には昔の
写真の様な腕が伸びきったスタイルに「も」なりえる、という感じです。


とはいえ、それでも万が一の事があれば素早く上半身を起こし、アクセルを
一瞬でオフに出来る事も可能ではありますが、それをやるにはアクセルと
言いますかスロットルの握り直しは一切やらないんですね。

自身のハングオンポジションを保った時、アクセルを全開に出来る
「握り」の位置から、握り直し無しでアクセルオフしそのまま指を出せば
フロントブレーキが握れる具合に「スロットルを握っておく」のも
コツの一つかなとも。

万が一の場合、握り直し無しでフロントブレーキをかけられないと
不味いと私は考えていますが、この場合はともにゃんさんのおっしゃる
通りで全開状態を維持する場合にはかなり腕を伸ばして&捻っていないと
いけませんが、体格にもよりますがどうしてもある程度伏せないと
手が届かない、という場合もあるので…それだけフレキシブルに動ける
上半身の融通、といったモノが必須になるという事ですね〜


それと昔の写真の右手首に注目して頂きたいですが、こういった
ライディングの場合にはアクセルそのものの「握り方」も結構変則的に
なりますよ。

斜めに握っている、と言いますか…少なくともここからしっかり握った
場合には手が「グー」になる様な握り方ではありませんし、このあたりも
コツがあるので自身のやりやすい方法を編み出すべきですね。


> ハイスロットルを組んでるわけではないので、その際に手首の動く量が足りなくなってしまいまい、結果開けきれてないって事が度々起こりました。

これはスロットルパイプ交換の物で良いのでハイスロを投入するのも
手です、と言いますかやった方が良いと思いますよ。
キタコのスーパースロットルグリップとかだと丸ごと交換では無いので
お手軽ですし、その分巻上げ量は大差は無いですが無いよりマシです(笑

かつ、手の大きさや指の長さが許す限り、グリップそのものを太い物に
交換してやっても同様の効果は得られるので、ただでさえグリップの細い
スズキ系スクーターには効果はあるかなと思いますよ。

私はグリップには結構こだわりますし、格好良く言えば「マン・マシン・
インターフェイス」を可能な限り良くする為に、手持ちの車種のグリップは
全て同じメーカーかつ同一品で揃えています。

それに加え、アクセルワイヤーの遊びも限界までゼロにしてしまえば
全ての相乗効果でそこそこハイスロにはなりますね。
(個人的好みですが私はアクセルに少しでも遊びがあるのは好まないです)

…かなりちまちました事の積み重ねですが、それでもコントロールに
関わる部分であるが故にこのあたりをやるのとやらないのとでは結構な
差が出ると私は考えていますんで。

単純に遊びアリ+ノーマルの細いグリップといった仕様の場合だと
個人的にはかなり乗りづらくなってしまう位には感じてしまいますしね(汗


後、アクセルオフ時のフロントブレーキレバーについても、指のポジションが
おかしいと思うならば社外品を使ってみるとか、少しだけではありますが
あえて曲げてみるのも良いでしょう。

私はどちらかと言うと指が長いので、ノーマルレバーをわざわざ「遠く」
なる様に曲げていたりする事もありますし、アクセルオフからブレーキへの
連動具合、というのもサーキットランにおいてはかなり大切だと考えて
いますから、ハイスロ化と合わせてこのあたりの具合も一考すると面白く
なるでしょうね。

このあたりがしっかりしてこそ、上半身の自由度も生まれてくるという
点は確実にあるので、マシンを自分に合わせるというのもとっても大切な
事になります、という事で今回は締めさせて頂きますね。


ではでは参考までにどうぞ。
管理人でした〜

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