カプ太さんお久しぶりでございます〜 そしてレス遅くなり申し訳ありません。 最近はちと多忙なのですが、HPほったらかしているワケではありませんので よろしくです(汗
さてさて、いつぞやのライブDioチェスタは今でも好調の様で何よりです。 プーリーのお値段もなんともはや…純正ZXプーリーだと今は5000円にまで なってまして、かなり厳しい所ですがまだ作ってくれているだけありがたいと いう事で_| ̄|○
> これは多分駆動系の冷間と温間の差だと思っているのですが、 > エンジン始動直後はなかなか良いスタート(低速域のツキが良い)してくれるのですが、十分あったまったあとは、もっさりてしまいます。 > > 安物タコメーターでも回転数の差は200回転ぐらいしかないです。変速6800ぐらい
そして本題ですが、こちらはおっしゃる通り駆動系の温間と冷間の 動作の違いと言いますか、そういうものだと認識した方が良いでしょうね。 100℃とまでは行きませんが、走行を始めてから駆動系の温度が適温まで 達するにはそれなりの時間が掛かりますし、完全に温まった所が本来の 能力なので、正直冷間時のフィーリングという物は多少気に食わなくとも 仕方が無い、とするしかないのがスクーターという乗り物ですから。
現状、冷間時の方がレスポンスが良いとなれば温間時には何かが足りていない 感じとなると思えますから、冷間時には発進、変速共にちょっと唸ってしまって パワー感が無いな、と感じるくらいのセットを試してみてはいかがでしょうか?
と言いますか、むしろそうならないとおかしいですし、私自身仮にライブDioの 温間時の全開加速時の変速回転数が7000rpmだとすれば、始動直後の 全開加速では7400rpmとかになっているのが「正常」です(笑
なお、発進時は他のややこしい駆動系の動作が絡むので、これを改善すると なれば、プーリーボスをわずかに伸ばして少しだけローギヤ発進とした方が 物理的な改善になる場合も多々ありますよ。
特に、ホンダ小径駆動系の発進時の変速比は大径に比べかなりハイギヤなので、 ファイナルギヤ比は置いておいても、ある程度は詰める余地はありますしね。 (※ただしやりすぎてベルト裏ががボスに当たるとかは絶対NGです)
> これが以前おっしゃっていたプーリーのメタルの劣化何でしょうか?
もちろん、これも理由としては確実にありえますが、万が一この可能性を 確認するとなれば、ほぼ使っていない未使用レベルのプーリーと入れ替えて みないと絶対に分からないので、ある意味ではテスト用新品を一つストックして おくのが一番確実とも言えますね。 スクーターである以上、新品もしくはそれに近いプーリーというのは常に手持ちで 一つ持っておくべきだ、と私は考えていたり(爆
> 速度30km/h以降はほとんど遜色在りません・・・
これは発進時の駆動系の動作が終わり、完全にクラッチミートした後の 領域なので、このあたりからは冷間温間では変速回転数の違いしか 出てこない為、それをふまえるとプーリーの極度の劣化というのは考えづらい 気もしてしまいますね。
ただ、前述しましたが発進時というのは変速中よりもメカニズム的には結構 難しい点があり、パーツ劣化を鑑みる場合だと様々な所に目を向けないと いけませんし、ベルトの劣化(摩耗ではなく)とかも絡んでくるので… ある意味、対処療法にはなりますがローギヤ発進傾向に仕向けてみるのも 一つの手ではある、という事で。
> カバーに穴開けて 冷却を促すと変わってくるもんですかね?
こちらはですね、温間時のセットがズレていると正直意味がありませんし、 むしろ温間になるまでの時間が延びるだけなので本来の方向性とは 異なってしまうでしょう。
駆動系の冷却効率のUPは、完全温間時の状態を「可能な限り安定させる」事が 第一目標なので、劣化や狂ったした物を復活させるとかの方向にはまず 働きませんから、そのあたりが注意点でしょうか。
> 最近通勤バトルでも2サイクルは見かけなくなりました。 > とりあえず、奥さんにばれない範囲で昼食代の差額を積み立てて純正新品プーリーを購入しようと思っていますが、昔々社会人さんという方が施していた加工にも興味があります。なにかアドバイスを頂けたら、工作意欲とモチベーションの種になりますのでコメントいただけたら幸いです。
本当に最近はもう2stスクーターは見なくなりましたね… って普段V125乗ってる私が言うのもアレなんですが、盆栽やスポーツ走行用と してしまって普段乗りには使えないレベルにまでなった、というのが旧車としては 正しい方向性なのかなあ、と痛感しますよ(泣
で、加工プーリーなんですが(「社会人」さんではなく「会社員」さんですね)その品は 私も存じておりますが、現物を拝見した事は無いんですよ。 ただ、当時伺った記憶ではホンダDio系の小径用純正ベースとして、外周側を ある程度カットして加工したものだったと記憶しています。
確か2003年頃だったかと思いますが、この当時としては純正改ってそこまで メジャーでは無かったですし、よくある手削りではなくフライス加工である程度 正確に外壁を加工していた、といった点で一部の方々には注目されていたと いった感じでしょうか。 (純正パーツベースの加工品を販売していたメーカーもありましたが、ユーザー側が 全く着目していなかったというオチだったり)
…もし今でも会社員さんがココ見てたらちょっと失礼にはなるのですが、個人的な 感想としては、単なるハイスピードプーリー化の加工のみの普通のプーリーですね。 今の私から見れば、ですが…現実問題として、外壁側はフリーハンドでも問題の無い 精度を出す事は可能ですし、フェイス側のベルト摺動面も厚みを落としてやって 同時にロースピード化も行うという、二重のメリットが得られる加工を私ならば 行っていきますね。
正直、小径駆動系でも最大変速側はロースピードプーリーではありませんし、 それ故に多少の加工のみが限界の為、WRガイド部に限って言えばフライスで 加工する必要は無いかな、という感じです。
と言いますか、正直あれだけのフライス加工をやってたら結構手間ですが、 そこは口コミ価格での加工工賃であった為に良かったものである、といった 点も時勢を鑑みて考えないといけませんしね。 なお私が同様の加工を同じ値段でやってくれ、と言われたら到底無理です(爆
ではでは、いつもながら長くなりましたが疑問点あればツッコミ下さいませ。 管理人でした〜
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