皆様毎度でございまっす〜
やっぱりレース後には筋肉痛+関節痛のダブルコンボの管理人です＿|￣|○
さてさて…地元草レースであるUWAの空杯、第3戦も無事開催となって
雨だった第2戦とは違い天候にも恵まれ、エントリーも総勢23台といった
結構な数になりました。
が、実際の出走は20台でしたがこれでも草レースとしてかなりの物なので(汗
残念なのは高知のY君とU田さんの2名がスクーターでのエントリーだったのですが
都合で出走不可能になったという点ですね(泣
と、私は特にマシン的に目立った変更は行っておらず、リードブロックを
以前よりさらに加工した物の投入を行ったくらいでして、これも午前中の
練習走行枠にて色々試してから走る、といった算段だったのですが…
これがまた、普通に走るといつもの12200rpm変速を行ったのではどうしても
12000rpmを越えるとばらつきがあり、拡大加工のみでは起こらなかった症状が
出てきてしまい、発進から加速までのトルク感は増大したのにも関わらず
全開加速時に12200rpmに合わせると、キャブセットをどう変更しても変な感じが
出るといったちと微妙〜なフィーリングになってしまいました(笑
が、これは体感だけでなく実際にタイムとか速度とかのデータ取ってみないと
役立ってるかどうかは分からないので、とりあえず不具合の出ない12000rpmに
変速回転数をセットして練習走行で体慣らしをしますが…
数周走ると
前回のレースで悩まされた
立ち上がりでのおかしな具合がモロに復活してきた罠＿|￣|○
…えと、これは前回のレースではトルクカム部のグリス漏れが原因だったのですが、
オイルシールもOリングも新品交換して、グリスもちょっと固めの物に変更して
いるにも関わらず、そのグリス漏れという症状が出る時間が「遅く」なっただけで
数周走るとまたもっさりしてしまい、コーナー立ち上がりで7000rpm台まで
エンジン回転数が落ちていると谷にハマってしまい全く立ち上がれないという(泣
怪しい所はメンテしたのになんじゃこりゃ？と思いつつも、これでまた交換した
ばかりのNEWベルトにグリスを擦り込んでしまい一発で駄目になった上、すでに
練習走行枠の時間も少なくなってきたので取り急ぎクレアカム+クレアセンターSPの
セットで走りますが、これなら当然のごとく不具合は出ません、というか出る訳が
ないのを確認している予備パーツなので(笑
しかし、クレアカムだとこのエンジン特性に特化させてこしらえているオリジナルな
トルクカムに比べると50km/h〜程度の中速域以降の加速が格段に鈍く、かなり
ロスっている上にサーキットでの最高速もかなり落ちているというオチに。
正直、全然上が伸びていませんというか上が加速していません(笑
変速回転数自体は当然安定していますが、そのワリにかなり唸り感が強くて
前に進んでおらず、予選タイムアタックではラップタイムも通常より1秒位遅くなって
いましたが、とりあえずは他のMT車と比べて「どこが遅いのか」を把握する為に
そのまま予選レースに挑む事に。
で、一応はこのタイムでもEXPクラスに残れましたし、今回は徳島のK井兄弟が
エントリーしており(ST100&SP12)、この人らは正直マジな部類なのでどうあっても
お遊び仕様では勝負にならない事は分かっているのである意味割り切っては
いたのですが、それでもトップから2秒ちょいも落ちているのは厳しいです(泣
…とはいっても普通に徳島KLの上位を走り、まるち杯全国大会にも行く様な
人間ですから速くて当たり前なんですけど(汗
結局、EXPクラス11台の内予選は6番手スタートの6番手ゴールで、全くもって
良い所は無かったのですが、とにかくストレートエンド付近でガンガンとMT車に
抜かれてしまうという、前述のクレアカムによるデメリットが無茶苦茶なまでに
強く出てしまっていました＿|￣|○
唸るだけで速度にならないストレスというのは本当に酷く、自分でもこれだけ
走行中に他車との性能差が頭に来たのは久々かもしれません(笑
…ハタから見てたら10インチの改造スクーターならそれでも上出来じゃん、と
いったイメージもあるかと思いますが、さすがにそれでは私自身が納得が
出来ませんから、決勝前には考え直していつものSPLトルクカムを使う事にし、
まさかとは思いますが、「トルクカム相方のドリブンフェイス」がおかしくて
グリスが漏れるのでは？と考え、クレアカムセットからドリブン皿のみを取り外して
いつものトルクカムのみをそっちに合体させたニコイチ仕様をセットする事に(笑
これも私、トルクカムと相方ドリブン皿って馴染み具合の問題もあり、常にセットで
運用しているのですが、ドリブン皿に何かしらのトラブルがあるのであれば、そりゃ
いくらトルクカム側のメンテをしても駄目だろう、といった可能性を考え、いつもの
SPLトルクカムセットを施し、センターSPもジャイロ用に戻して12000rpm変速に
WRを調整してみました。
とはいってもデータを元にそうなるはずのセットパーツを組んだだけですが(汗
で、決勝は6番手グリッド、3列目からのスタートになりますが…
ここで好スタートが切れた上、2列目の目前にいたSP12車のインに上手い事潜り込め、
1コーナー進入時で2台抜きの4位をキープ、そのまま前回優勝車のdream74氏の
XR100に追いすがって行こうとするものの、インフィールドではなんとかなりますが
さすがにタイム差がある上、前を行くK井兄弟に引っ張られているみたいでかなりの
ハイペース、1周を終わった所ではすでについていけないと判断しそのまま2周目へと
突入しますが…
ここで後ろにいたSP12車がガンガンとアタックしてきまして、さすがにストレートエンドの
2コーナーではインに飛び込まれるも、さくっとクロスラインを取り立ち上がりで押さえ、
他のコーナーでは完全に飛び込まれるまでは仕掛けてこないのでこのまま押さえようと
判断、2コーナーで飛び込まれた時のみ瞬間的にクロスラインをかけて3コーナーまで
併走してでも押さえ込み、そのままの均衡で10周程度をこなします(汗
そして残り数周、そろそろ仕掛けてくるかと読んでおいたので相手さんのMT車ゆえの
弱点を付き、全コーナーでインに入るタイミングをどんどん速くし、うかつに飛び込ませない
様なラインを取りまくると、さすがに何度かはNSRの鼻面がインに見えましたがさくっと
被せられる範囲で、その内周回遅れ車が絡んできたのでここぞとばかりに利用させて貰い、
なんとかかんとか4位をキープしたままゴール、かなり辛い展開でしたがスタート時よりは
順位を上げてのゴールとなりましたよ…
なお懸念であったトルクカムも動作不良には陥らず、これもどうやらトルクカムでは無く
ドリブン皿の方に何かしらのトラブルがあった、という原因の切り分けも出来ました。
後、リードブロックの不調は最後まで足を引っ張り、温間時のアクセル全開だと12200rpm
変速になってしまい、わずかなゴボつきの様な感覚は消えていなかったのでこれもまた
アクセルは8割〜9割方の開度で「全開」と決め、多少遠慮した12000rpm変速をキープ
しつつの走行になってしまいましたね(笑
…一気に全開にするとがくっと失速する様な症状が起こっていたのですが、これって
キャブをいくら調整しても直らず、結局リードブロックが悪いのかなといった感じでの
実戦投入+テスト結果となりました。
ドカ抜き仕様ではここまでおかしくなった事って経験上は無いのですが、これはまた
元に戻すなりしてのテストが必要ですね。お遊び仕様のエンジンのワリに現状は
意外とシビアなのかもと思ったり…
というワケでして、さすがに相手が悪かったというのはありますが、結果としては
EXPクラスで11台中4位と、表彰台は逃しましたが悪くない結果となりました。
…とはいっても、やはり高速セクションの多いカートランド四国ではどうあっても
MT車と最低限度同じ位の加速と最高速がないとタメを張るのは難しいですね(泣
その上、エンジンが同じだけ走ったとしてもスクーターゆえの車体+足廻りの問題と
10インチタイヤの限界ってものもありますけれども(笑
いやはや、異種格闘技戦ってのはこの辺も含めて面白いですよ。
でもって今回はお仲間の高知人、H君が5年ぶり位のレース復帰でして、昔は
一緒にFNクラスをやってたんですがここ最近はリモコンJOGのFP仕様に乗って
走ってまして。
さすがに全盛期の様な走りをいきなりやれ、というのは無茶なんですが、上手い事
タイムアタックではエンジョイクラスのポールをGET出来、予選も他のMT車と絡みながら
トップでゴールという快走だったのですが…
決勝では気張りすぎたのか、スタートを面白い位に失敗し、そのまま追い上げようと
するも2コーナで大外から集団を抜こうしてぱったり転倒、復帰後に追い上げますが
なんとか4位でゴール、序盤の転倒の割には大健闘といった所でしたね。
…やはり人間、レースってのはある程度常にこなしておかないと駄目なのかなと
ちょっぴり思った出来事でした(笑
とまあ、あまり特筆すべき点も無いので今回はレポートは無しとしさせて頂きます。
何かネタになる事が無いと面白いモノが書けないので(汗
ではでは。
とりあえずいつもの草レースレポートもどきでした〜
P・S
＞イ〜キさん
アレキさんはご堪能頂けた様で何よりですよ。
好きな方にはご満足頂けると自負しておりますので、また来年度も
ご入り用であれば是非是非お願い致しますね〜
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