皆様毎度でございまっす〜 SS終えた管理人です。
と、レポートが上がって無いので皆さんすでにお気付きかと思いますが、 何も進展は無かった、と言いますか本当に書く事が全く無いという 状況だったので…(泣
タイム自体はもはや不調の定番である4秒4程度、というぱっとしないタイムでして おまけにチャンバーの一部が割れてしまうというトラブルのおまけつきでしたよ。
これ、AF18系はそのマウント方式の不具合による振動ゆえ、伝統的にチャンバーに ストレスは掛かりやすいのですが、ついに来たかといった感じですよ。 とはいえ、小さなヒビだったのですぐ修理に出しましたが(笑
で、今回の変更点であった19〜20°一律点火時期ですが、これは正直何も メリットを生み出さず、ロスにしかなりませんでした(泣
元々、エンジン特性上では8000〜10000rpm程度に大きなパワーの谷があるのを NSR-miniのCDIによる点火時期特性で補っているのですが、実際の話だと その領域は23〜24°程度まで進角させ、その領域のパワーの無さを無理矢理 カバーしているんですね。 (ちなみにNSR-miniのCDIは13000rpmでBTDC18°まで遅角します)
これを一律19〜20°とかにしてしまうとさすがにその弊害はかなり大きく、一気に クラッチインあたりの領域のパワーダウンが起きてしまったという_| ̄|○
…普通のチューニングエンジンではそこまで変化は出ないのですが、排気量が 小さい上にスーパーどピーキーな特性ではこういった所の差、というものが おもいっきり出てしまった、というなんとも嫌な結果になってしまいましたね。
なお、もう一つのキャブ油面の問題ですが、これはかなりと言いますかキャブセットの 全般にかなりの激変を起こし、セットするのに苦労しましたよ(汗
私は基本的に油面はギリギリまで高いのを好むのですが…このSSマシンにくっつけて いるPWK改は先日のFS-JOGにも使っており、その時にもちとおかしな感じがして いたのが油面のせいだった、というオチでして。
この油面、というのは一口に言っても測り方等でも結構差が出るので自分基準で 上げ下げするのが一番なのですが…私のキャブ、いつのまにやらフロートバルブの 当たる部分が劣化により結構凹んでおり、これで0.5o以上の油面の差が出ていたと いう事があって、真っ直ぐ走るSS用途では全く弊害は出ていませんでしたが久々に FS-JOGにくっつけて油面が揺れる走りをした事によって判明したんですね。
これを補正した上に、さらに1o以上油面を下げたので結構セットが変わって しまいましたが、意外なほどフィーリングは良くなってきたというオチでしたよ。
いつからかは分かりませんが常に規定油面以上の状態であり、オーバーフロー、 とまでは行きませんが縦型JOGエンジンみたく、正常なフロートの動きをしていない マシンだと余計におかしくなりがちだった、という事で…
あ、JOG系は縦も横もですが、キャブを取り付ける向きがかなりおかしいので 純正キャブの様にフロートの向きがきちんと考えられている物以外のキャブを くっつける場合には、油面調整はかなりシビアになったりしますしね。 それが大きく出てしまったのが先週のレースなんですが、気付けて良かったかなと 思ったり思わなかったり(汗
後最後に、もう一つの秘策というのはリードバルブだったんですが。 ブロックではなく板ですが、今使ってるPOSHのスラントカーボンって硬いのでは、と いった懸念がなんとなく浮かび、TZMのノーマル樹脂リードを入れてみたんですよ。
…結果は正直何も変わらないLVではありましたが、これでも走る、という事が 分かっただけでOKとします(笑 なお、このテストで実証した事を元に、次回はもちっと違った板を投入予定ですね。
という訳でして。 ネタをひり出すのにも苦労する感じでしたがとりあえずは不調な点も分かったという 事でいつもの実践テスト、といいますかトラブルシュートは出来たという(笑
後、純正ピストン&リング仕様のエンジンも、13500rpm変速で常用してもリングが ぶっ飛んだりする事は無く安定運用出来ている範囲である、といった点も大きな 収穫と言えますね。
06年あたりはどんどこ純正リングを割りまくっていたのに比べれば色々な面で 進歩があったなあ、と自己満足している今日この頃ですよ。
ではでは。 簡易レポートという事で本日はこれにて失礼をば。 管理人でした〜
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