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記事No 968
タイトル Re: ついでにレース後のあれこれとか
投稿日 : 2016/05/26(Thu) 08:09:59
投稿者 ねぎのリーダー@管理人
参照先 http://www.neginoleader.com
と、こちらではレース繋がりなので近況とちょっとした事を記しておきます。

いつもの通り下の写真を参考にして頂きたいのですが…
まず、左上なんですがコレ、レース後の私のライブDio-ZXの「オイルタンクの
フィルター」なんですよ。

…見た目通り、なにやらゼリーみたいなモノが絡み付いていて、これの
おかげでオイルの吐出量が激減しており、焼き付き寸前とまでは行っては
いませんでしたがエンジン内部はかなり不味い状態だった、という(汗

これ、オイルの銘柄出しますがヒロコーの「ひましじゃけん」なんですよ。
昨年の12月、徳島のFN出場の時に分離用オイルが丁度無かったので適当に
何でも良いや、と思い用品店で購入したのですがこれはちょっと疑問です。


一応、「ひましじゃけん」は同社の「ヒートカット」がオイル成分に
混ぜられている為、低温下ではゼリー状に成分が分離、沈殿するので
使用は不可である、という事は知っていましたが、最初のレースでは
直前にオイルを入れた事もあり実走行では問題無かったんですよ。

が、その後1月程走らずに3月に入った時にオイルタンクをチェックすると
すでに沈殿成分が出始めていたのでそれを漉し取り、AJ香川の第1戦に
そのまま挑みましたが、その後は第2戦まで2ヶ月間結構頻繁に走らせて
いたので季節や温度も含めて成分の分離は起こらないであろう、とたかを
くくっていたのですが…

今回、前回のレースに比べて妙にエンジンパワーが無い、と感じては
いたので改めてオイルタンク周辺を分解してみると、前回の3月よりも
フィルターがかなり酷い状態になっており、オイルポンプ前でオイル
ラインを外してもオイルがほとんど落ちてこない、というヤバい状態に
なっていました_| ̄|○

エンジン腰上もFNマシンとは思えない程の具合になっており、ピストン
トップも現在のセットではありえない位に焼け気味になっていて、実際
オイル供給がほとんど無い状態になっていたのは間違い無いですね。


…が、さすがにレーサーなので冬以外は毎日乗っていれば成分が
沈殿しない、といった本来の用途にはそぐわないので一つ実験を
行ってみたのですが。

改めて成分が沈殿したオイルからゼリーを漉し取り、少し加熱してから
シェイクして透明のペットボトルにオイルを放置し、4〜5日置いて
みたんです。

気温的にはそこまで下がらない季節なので低温による成分分離はまず
ありえないでしょうし、毎日乗るのではない状況と同じく、数日置いて
おいて成分がどうなるのかを試してみたところ…
その4〜5日の間でも、ある程度ではありますがペットボトルの底には
分離したゼリー状の物体が溜まっており、5月の気温でも成分の分離が
起こっていた、という結果となりました。


私、ヒロコーのオイルってどちらかと言うと好きな部類なのですが、この
「ひましじゃけん」に関してはちと懐疑的になってしまったのは言うまでも
ありませんし、たまたま私の買った物がおかしかったとかハズレであったと
いう可能性はありますが、注意書き以上にシビアな銘柄なのか?という
印象を受けざるを得ませんでしたね。

…いくらなんでもこれはちと問題があると思うのですが、贔屓目無しでの
私の経験談として記しておきます、という事でよろしくです。

あ、ちなみに別のオイルに抜き換えてフィルターも交換したらちゃんと
パワー感は戻った、という点も付け加えておきますね。
あ、ひょっとして知らなかったの私だけかも、というのは(以下略



で、写真右上ですが、これはエンジンハンガーのブッシュです(爆

見たまんまですが、今回のレース後にブッシュをチェックしてみると
金属カラー部分がゴムから分離しているという酷い有様に_| ̄|○
なんとなくリヤサスの動きが遅いな、とは思っていたのですが(汗

…これもですね、昨年12月にFNエンジンを載せた時には全くこんな状態に
なってなかったのですが、その後結構走ったのでいきなり「来た」と
いう事ですね。

最後に換えたのはいつだったか覚えてませんが、何年も放置したエンジンで
急に激しい動作をさせるとそりゃ古いゴムなんて一発でしょう、という
実に物理的に正しい動作をまざまざと見せ付けられてしまった一件でしたよ。

あ、もちろんこれは即交換しましたので(笑



そして写真左下、こっちも足廻りですがわがオクムラ改の仕様違いの
予備品だったりします。
…貴様どんだけオクムラ好きなんだ、というのは(略

これはいつものオクムラ改も、さすがに別体タンクへのエアを充填しても
圧側動作に反映しづらくなって来てた上、タンクの調整ダイヤルを回しても
そこまで効果が変わらなくなってきたので、ついに予備を投入してみる事に
しましたよ。

とはいっても仕様はあんまし変わらずで、予備の方が厚側のタンクと減衰力が
強めの設定なのであんまり好みじゃなくて使ってなかったのですが。
もう元の方をO/Hする気力もお金もありませんし、こっちをちょこっと改良し
メインの物として運用する予定ですね。

定番ですがシェルケースをある程度カットし、バネレート調整の3段目が
無加工の1段目になる位にスプリングのセット長を長くしたりして、スプリング
自体を柔らかくする方向性に振ってみました。
(※オクムラって元々、スプリングの反力が強すぎて伸び側減衰がほとんど
殺されている、という感じだったり)

タンク圧も前のは4kgとかでしたが予備は2kgとかでも十分に圧側が「効く」
方向性なので、いつも通りしなやかさをモットーとして使いたいです。

…しかしコレもダメになったらその時はまた考えますが、「次」はさすがに
現代の高級サスを投入したい気がしていますよ〜



最後に写真右下、新しい適当カウル類です(笑
これも前回の走行で、左側ステップを踏み抜いた、と言いますか走行中に
左側ステップからサイドカバーの前の方が外れてしまい、左バンクにて
接地していて気になってたという。

元々、ライブDio系はサイドカバー前方を留めるフレーム側のねじ山は
簡単に吹っ飛んで無くなるので大抵はタイラップ留めなんですが、それも
他の部分のツメの保持力があってこそなので…
私のシートカウルのツメの「受け」をよく見るといつの間にやら無くなって
いるという始末なので、やむなく倉庫からまともなシートカウルを掘り出し
適当に色塗りましたよ(泣


とはいっても、以前から交換しようと思っていたオイルタンクのフタの
ところだけはだいぶ前に色塗って置いておいたので、そこだけシートカウルと
色が違うというのは言うまでも(以下略

さらに、塗料の缶を開けてみるともう使い物にならない位に硬化してしまって
いたので、ひっさびさにガンではなく缶スプレーを用いましたがこれまた逆の
意味で難しかった、というオチもあります(爆

なお、ついでに羽も一緒に交換するつもりでストック品を塗りましたが…
私はコレが無いと見てくれが嫌なので今まで数回交換してたりしますよ。


で、また青かよ、と思われる方も居るかもしれませんが私のライブDioって
基本的な色合いを変えていないだけで、カウルとかなんてぶっ壊れる度に
同じ色の物にて交換してたりしますんで(笑

なのでガワに関してはずーっと一緒のパーツを用いているのではなく、実は
交換してきている、というぱっと見た目からは分からないオチがある、と
いう事で…


とまあ、さすがに今回は他にも色々メンテしたりしていますが、人間が
FNマシンではいまいちぱっとしないのはマシンにも原因がありそうな気が
してきている、という(汗

ではでは、そんなこんなでレース後の顛末みたいなモノを記したところで
今回はこれにて失礼しますね。
管理人でした〜


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