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記事No 1328
タイトル 近況とヘルメットネタとか
投稿日 : 2019/03/03(Sun) 06:39:19
投稿者 ねぎのリーダー@管理人
参照先 http://www.neginoleader.com
皆様お久しぶりでございまっす〜
一応生きてる管理人です(汗

さてさて…最近多忙の為ネタが稼げないのですが多少ピックアップをば。
いつもの通り一番下の写真の開設になりますんで先にそちらをご覧下さい。

写真左上、何の変哲もないヘルメットなんですがこれは私の自分用のおNEWに
なりますね。
…ディフューザー生えてるのは至極当然、という事でスルー頂きたいですが(爆

この90年代感バリバリのディフューザー、某所で繋がりのある「SEO工房」さんの
製品でして。
当時モノのレプリカ作成の為に私がたまたまストックしていたジャンク品をお貸しした所、
きっちり再生されてメス型を起こして下さった上、現物をひとつ頂いた為、せっかく
新品レプリカのディフューザーがあるなら自分のヘルメットを換えよう、という感じで
勢い余って作成していたという感じですが(笑

ちなみにベース品となったのは「HデハルタイプA」という、当時のこの手のとんがった
ディフューザー製品としては最初機の頃の物になります。
後年はもっと派手なのもたくさん出てましたが、私はこのあたりの無難なデザインが
一番好みだったりしますね〜

なお現在私が自分のヘルメットに付けている物は「ポリマーミヤ」製品ですが、
ここはすでにメーカーが無くなっており、ヤフオク等でレプリカを見かける位ですね。
当時の走り屋世代だとこれらには個人個人結構なこだわりがある、というのが
常識だったりしますが(汗


で、写真右上はざっとデザインしてペイントし、今回ばかりは久々に塗装ガンを
握ってクリアだけは2液ウレタン塗料ををぶっ放した後の様子です。
…久々にやるとやっぱり、と言いますか案の定クリアがタレてしまい修正に結構
時間を喰ったのは秘密で(以下略

なおタレた場合はさらに上から塗料を吹いて「流し切る」というテクもあったり
しますが、その上で電気ストーブで硬化させてからタレを研いで行くのが
基本中の基本なので…私はクリアがタレる事はあんまし気にしてなかったり。

あ、下塗りの青白は普通の缶スプレーで、黒ラインはラインテープですね。
ラッカーでもきちんと乾燥させた上で中研ぎを入れればウレタンクリア仕上げには
問題が無い上、ラッカーほど溶剤が強くないのでラインテープやステッカーへの
攻撃性も低い、というメリットもありますね。
なおアライマークもクリアの下に埋めてますが、こうするとなかなか剥がれないので
便利だったりしますよ。

…マスキングテープがまだ残っているのは、これは最終段階でディフューザーの
形状をヘルメットのRに沿わせる為に調整しているから、です。
FRPって文字通り樹脂なので、ヒートガンで熱を加えながら形状を曲げて行く事も
出来るので、こういったシビアなフィッティングが必要な作業には必須かなとも。

この手のパーツって汎用品ですから、どんなヘルメットにもぴったしカンカン、と
いうワケにはいかないので補正は必要だったりしますよ。
そもそもFRP製品でぴったりのフィッティングを求める、というのは基本的に
ありえない事だ、というのが常識ではありますね。
…自分のFRP製品の言い訳では無いのでご了承くだ(略



次に写真左下、これは依頼されてこしらえてみたグランドアクシス純正キャブ用の
マニュアルチョークアダプターです。
…グランドアクシスのノーマルキャブというのも珍しいんですが、オートチョークを
マニュアル化したい、との事なのでDio系用途のアレと同じ構造で一考してみた所、
同様の方法でいけそうだったのでさっくり作成してみました。

とはいえ、チョークニードル部は結構でかく、かつアダプター外周はホンダよりも
細いのでそのあたりがシビアでしたが、なんとか実用性のあるところに収める事が
出来ましたよ。

なお、この写真だとチョークノブは普通のモノがくっついていますが、オーナーさんは
メットインの底をぶち抜いているのでこれでも引ける、との事だったので。
通常はワイヤー式にしないと手が入らないと思います。
…以前、実験で3YK用のも作った事あるんですがそれも取り回しの関係上、手が
届きづらすぎて問題があった、という事も(以下略



最後写真右下ですが、いつもの事、と言いますか何の変哲も無いAF18系の
腰下分解になります。
とはいえ、これはAF23Gダッシュの腰下で、希少な「細軸+大径」タイプのクランク
シャフトなので出来る事ならば再利用したい、との事でして。
…もし再利用不可だとこの手のクランクシャフトの互換品って一切無いので(汗

とはいえ、クランクシャフト車載の状態で末端のブレを計測するとその時点で
すでに12/100も振れが出ており、これはシャフト曲がりのパターンかなと思いつつ
腰下を割ってみると、なんとシャフト自体に曲がりは微細、かつ芯出しにおいても
駆動系側は1/100まで修正出来た、という奇跡の様なクランクシャフトでして。

この腰下はかなり昔、純正新品のクランクシャフトを購入した上で組み込んだと
いった経歴があった、とはオーナーさんの談でしたので、それもあって状態不明の
中古ではなかった、というのが大きいですね。
とはいえ、ホントにDio系腰下は全部バラしてクランクシャフトを見てみるまでは
不安しかない、というのはいつもの事ですけれどね_| ̄|○


とまあ、最近のネタとしてはこんな感じとなります。
いつもながらあんまし面白い事がありませんが、いつもの生存報告という事で。
管理人でした〜

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