皆様毎度でっす〜 さてさて先日、地元スプリントであるAJ香川ミニバイクフェスティバルの 第2戦に参加してきましたよ。 なおローカルなネタに偏りがちなのはご容赦下さい(汗
実は今回は高知県から某REXPOWERの青木大将が参戦されるという事で… レース前から結構警戒していたのは秘密ですが(汗
で、当日は今年から新設の「S-GP」クラスへのエントリーは総勢10台を 集めまして。 基本、FNマシンとそれに順ずる車両が参加マシンカテゴリなのですが、 REX青木大将と岡山悶絶R佐藤氏のお二方が、「FP4-50」マシンでS-GP クラスへのエントリーとなりました。
マシンカテゴリ分けではFP4-50はこのレースにはクラスが無い為、基本 2stスクーターノーマル車である「GP7」扱いとされましたが、まだまだ 未知数なマシンですからどうなるものかと色々期待してたりもしたんですよね。
4st50ccのスクーターにマフラー交換&サブコン装着といった、ベースエンジンを 鑑みればそこまでハイパワーではないこのカテゴリ、いろんな意味で注目の的でした(汗 なお青木大将は事前に単独で44秒前半を出してくる、といった事だったので、 FNマシンをもってして単独43秒台が精一杯な私はかなりヤバいと思いまし(以下略
予選グリッドはくじ引きの為、私は10台中4番手となかなか良いポジションを 引き当てたのですが、後方から「来る」であろう青木大将を警戒しつつ スタートしましたが。 オープニングラップでいつも通りスタートの遅い私は3番手でしたが、すでに青木大将が 真後ろに居る罠(爆
…どうやってそのマシンでいきなりココまで上がれるんだ、と思いつつTOPを走るGP7の XR100にどう対応するか考えていると、後方から爆音と共に青白のJOGが差し込んできた罠_| ̄|○ さすがの青木大将でもXR相手では抜きどころが難しく、様子見していましたがその内 ざくっと刺し込み、見事TOPに踊り出まして。 とはいえ、単独走行44秒前半のペースだったので私は決勝スタートグリッドを有利にする為 あえて2位ではなく3位のポジションをキープしてそのまま予選終了、としました。
そして迎えた決勝、ポールスタートの青木大将がどれだけ2コーナーまでに前に出るのか、を 気にしつつも… スタートが抜群に速い地元ソウルレーシングのT氏、そして性能的には有利なXRを 警戒しながらスタートを決めますが。 当然、いつものごとくソウルレーシングT氏には抜かれ、チームメイトのしんぢ君のライブDioにも 先行を許してしまい、5番手で1コーナーに入るという最悪の展開に(泣
この時点でスタート不利かと思われた青木大将はとんでもないスタートですでにXRの前に 出ておりトップ、このままでは逃げられると思いざくざく前をかわしつつも2番手に上がる頃には 数周を要してしまい、青木大将との差は20〜30mはある始末で。
しかし、ラップタイムはこちらの方がわずかながら有利なので、今回ばかりは青木大将の 「4stJOG」に負ける位ならば転倒してもかまわないというスタンスで頑張りまして。 が、暑いせいか私には43秒台が出せず…7〜8周を消費しつつわずかに差を詰める事が 出来るものの、どうしても「捉える範囲」までは詰められません(泣 青木大将のラップタイムはいっても44秒2あたりのはずなのにどうなってるんだこれ、と 思いつつも差は詰められずそのままゴール、とあいなりましたよ。
結果、青木大将はクラス的には格下カテゴリであるGP7に分類されるFP4-50マシンにて S-GPクラスでの優勝という快挙を成し遂げる事になりました。 …マンガみたいな話ですが、実際こんなのはなかなか起こりえる事では無いのですけれどね(笑 氏のテクニックがすげーのは昔からなんですが、ここまであからさまに「ヤられる」と正直 かなり凹みますよねえ…_| ̄|○ なおレース後にラップタイムを伺うと、当然のごとくいつもより速かったという事なので それはもう(以下略
とまあ、そんな感じで見事に一敗地にまみれた地元第2戦でしたが。 (順位的には2位ではありますけどね) 青木大将はノーマル4st50ccスクーターでも出走しており、こちらも上位クラスである GP7クラスとの混走になったのですが(賞典は別) こちらは総合トップ、という訳には行きませんでしたがそれでも上位マシンを相手に 快走を見せ、結果的にはGP-4SとS-GPクラスのダブルウィン、となりました。 なんともはや、さすがという他ありませんねえ…そしておめでとうございますです。
なお余談ですが…青木大将との絡みでは私、今回は「悔しいレベル」ではかなり上位に 位置するレースでしたが。 大昔、氏がGダッシュ乗ってた頃、私はライブDio乗ってたんですよね。(90年代です) 雨のレースがあり、その時はレインタイヤ履いて来てた青木大将がトップ走行でしたが、 私はマシンの性能差でガンガンプッシュし、「イケる」と判断したんですが。
ファイナルラップ前に2コーナーの突っ込みで青木大将の前に出て、絶対抜き返せない ハズの展開を計画通りに作って勝利を確信したのに、最後の最後で想定もしていなかった 無茶苦茶な突っ込みで抜き返されてしまい… 結果、マシン&展開で大幅に勝っているのにも関わらず大逆転負けを喫した、という苦い 思い出が蘇ってきましたが_| ̄|○
なおこれが私のレース人生の中で一番悔しかったレースだったりしますが(爆 あ、青木大将はこの次のレースにはさくっと新車でライブDio買って来てましたね(笑
後、レース後に青木大将の4stJOGに試乗してみたのですが、なんとまあ4st50cc改って こんなに走るのか、というのが率直な感想でしたよ(汗 ギヤ比云々の関係で高速の加速は2stノーマルFNにはかないませんが、それなりの 高回転キープを行っていればかなりパワー自体は出るんだなあ、と… 正直、これならば乗る人が乗ればかなりイケる、ってのは自分でも実感出来てしまいましたよ。
足廻りにしても、そこまで重さを感じさせない感じですし、リヤサス等をそこまで高くせずとも 曲げられるハイバランスだったのは意外でした。 ブレーキもそこまで強くかけなくても良いですし、一番良かったのはステップとシートの距離で、 ライブや3YKの様に狭くは無くて私の体格でも無理のないポジションでしたから、正直これ 欲しい、と思ったのは秘密で(以下略
ではでは。特に自分の目立つところは無かったレース日記ですが、世の中こういう事も ある、という事でひとつ(泣 管理人でした〜
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