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記事No 1380
タイトル AJ香川 ミニバイクフェスティバル6時間耐久
投稿日 : 2019/08/07(Wed) 07:33:31
投稿者 ねぎのリーダー@管理人
参照先 http://www.neginoleader.com
皆様毎度でございます〜
今年も毎年恒例、AJ香川ミニバイクフェスティバル第3戦、真夏の6時間耐久を走り終えてきましたよ(汗
…相変わらず地獄の様な暑さで倒れるかと思いましたが_| ̄|○

で、今回も私は知人チームである「SOUL RACING」へ雇われライダーとしての参加でして。
本来は自チームで組みたいのですが色々あって難しいこともあり、相変わらずの他力本願ですね(笑

なお今回は、2年前と昨年に使ったGP7仕様の3YK-JOGではなく、ソウルレーシングNAO氏が個人的にこしらえているDJ-1での出走となりました。
このマシン、2年前にAJ香川の耐久にSクラスマシン、改造車枠で出走させていたのですが残念ながらクラッシュでリタイヤしてしまったというモノでして。
これを急遽整備して参加させるとの事だったので、乗れるかどうかは分かりませんがまあスクーターだからなんとかなるだろ、といった軽いスタンスでいたのが地獄の始まりで(泣

ベースマシンはAF18系エンジンを搭載したDJ-1RRではなく、AF05E搭載のDJ-1の為、元々のパワーは6馬力も無い上にエンジンはほぼノーマル、チャンバーとDioのキャブとセッティング程度といった7.2馬力すら無さそうな使用でして(爆
以前、これに当時モノのオクムラ製チャンバーをくっつけていたんですが、ノーマルシリンダーでもピークが11000rpm程度に出るというあまりにもピーキーな仕様で、チャンバーを切った貼ったで改善したといういわくもあったりします。

で、何故それでGP7やS-GPクラスじゃなくSクラスなのかと言えば、フレーム補強が入ってたりカウルやステップ部を大幅に加工しているから、なんですね。
…ライダーの体格にもよりますが、DJ-1系のステップはあまりにも斜めでうんこ座りしか出来ないので乗りづらい、と以前私がアドバイスしたらステップボードごと全部ワンオフで作り直してたのにはびっくりしましたが(汗

と言いますかフロント周り交換等も含め、その位やらないとまともに走れない完全なる見た目重視の趣味マシン、という趣です(笑
(マシン作成時にはノーマルエンジンなのに何度もピストンリングを吹っ飛ばしてしまったという履歴もあったり)

で、このマシンを駆っての参戦ではありましたが…マシン自体を走らせる事を第一の目的としていたので練習走行ではすでに変速回転数がパワーバンドを掴んでいないのが明るみに出るもそのままスタートし…
案の定、3人目ライダーの私に順番が廻ってくる時点ですでにタレきっており、谷である7500rpm程度からタコメーターがなかなか動かないというスクーターとして一番嫌な事態に_| ̄|○
なおこの時点でのラップタイムは50秒とかで、4stノーマルスクーターに楽勝で負ける勢いで(以下略

…それを見るに見かね、セカンドライダーのI上氏が家までセットパーツを取りに戻ってくれまして、ざっくりセットしなおして9500rpm変速にするとやっとまともに走る事が出来ました(笑
とはいえ、最大変速後は10500rpmまで到達する為、そこを維持し続けると軟弱なAF05Eのピストンリングは吹っ飛ぶ可能性が大なので、常にタコメーターを凝視しながら10000rpmを超えない点をリミットとしての「全開に出来ない」ライディングとなりましたよ。
が、それはそれで結構面白く、前後3.00タイヤだとかリヤサスが安物で全然役に立ってないとかもありましたが、最終的に45秒台程度では走れたのでまあまあ気持ち良かったですよ〜

もはや今回はSクラスで周回数ハンデがない事もあり、勝つことなんて最初から考えていなかったのでそれはそれで良かったですね。
ひっさびさに体感した、前後3.00タイヤであることの初期旋回の素直さや、チャンバーがあっても3YKのフルノーマルJOGに多少勝る程度といった性能、かつ50ccなので超どピーキーな特性もあいまってとっても面白く苦戦出来ました(爆
結果はブービーでしたが、それでも実周回数は400周を超えていたのでホントよく持ったなDJ-1、という。
ただ、燃料タンクが小さいのでガスが減ってくるとバンクさせると失速し始める、というのがどうにも怖かったですが(汗
何はともあれ、今回のレースは大きな事故もクラッシュも無く、チームでの転倒も無かったので気持ちよくレースを終える事が出来ましたよ。

なお優勝はSクラスであるハンデなしの状況を全て跳ね返した快走をされた「Team仮面ライダーApe号」でした。
実周回数は500周に迫るかという494周、これはかなりのハイペースなので正直びっくりしましたね。
他には愛媛のI岡氏チームやトミナガレーシングファクトリーチーム、他には地元勢も含めてスクーターのエントラントは数台いたのはいつもながら嬉しい感じでしたよ。
耐久ってのはホント、何があるか分からないと言いますか何かある事を前提として楽しむのもこれまたオツなもんですねえ〜

あ、それと最後に…今回もソウルレーシング恒例の「昼飯くじ引き」がありまして。
私は昨年に引き続き、冷たい蕎麦を引き当てたので喰いモンには困りませんでしたが。
他の面子は激辛20倍カレーとか駄菓子数種類セットとか、ドラ焼き+最中12個セットとか実に真夏にふさわしいご飯ばかりでさわやかな地獄絵図でしたよ。
…なおレース主催のN尾氏までが、走ってもいないのに激辛の昼飯を引き当てていたのは(以下略

とまあ、そんなこんなで一応無事に走り終えた今回の耐久ですが。
2017年、2018年と2年連続で赤旗が出る程のクラッシュがあった為、今回のレースにおいてはホント無事終了で何よりかなとも。
後、今回はイエローフラッグが出た折にはコース上にペースカーを入れ、コース上が安定するまでは一段落おく、といった方式になっていましてこれがとても良かったですね。
走る人の中にはやみくもに前しか見ていない人も要るかと思いますが、そういった場合の抑制にはとても効果があるなあ、と実感した次第ですよ。
手間はあるかと思いますが、このシステムは是非継続して頂きたいものですね。

ではでは。今回も暑い夏を体験してきました、という事で…
あ、おNEWツナギは動きやすくて着てるのを忘れるレベルでした、という点も補足しておきます(笑
管理人でした〜


…ネタとドラマが少ないので今回はレポート無しですみませぬ_| ̄|○


記事No 1381
タイトル そしておまけ写真
投稿日 : 2019/08/07(Wed) 07:35:01
投稿者 ねぎのリーダー@管理人
参照先 http://www.neginoleader.com
でもって公式の写真が出てたのでそれも一枚貼っておきますね。
今期から運営が変わっている為、写真等は以前ほど無かったりするのですがそれでもあるだけ嬉しいですよ。

なおこのDJ-1、右側から見るとチャンバーがセンター寄りの上出しになっているのがよく分かりますが…
サイレンサーあたりは振動による割れの対策で結果的にこんな感じになった、という(汗
それでもこのカウルギリギリの取り回しはなかなかオツな物があったりしますね〜
一応、右側にコケても先にステップボードが接地するのでチャンバーは守られる…ハズ(爆

センターサブフレームはオーナーの趣味で格好優先の仕様らしいですが、これはこれでちゃんと「効いて」ますね。
フロント側をきちんとしなやかに動かすのが大前提ではありますが、この時代のフレームだと明らかにメリットは出てるのが面白いです。
…後はもうちょっと足廻りの融通とパワーがあれば、と思ったりしま(以下略

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