記事No |
: 863 |
タイトル |
: AJ香川 ミニバイクフェスティバル第3戦 4時間耐久 |
投稿日 |
: 2015/07/23(Thu) 02:11:17 |
投稿者 |
: ねぎのリーダー@管理人 |
参照先 |
: http://www.neginoleader.com |
皆様毎度でございます〜 …物事に追われレースレポートすら先伸びになってる管理人です_| ̄|○
さて、先日行われた地元耐久レース、AJ香川ミニバイクフェスティバル第3戦は 天候は昨年に続いて雨だったものの、後半は晴れて夏らしい耐久となりまして。 今回もはぶしょうN氏とペアを組み、氏のFP-JOGでなんとか4時間を走破しましたよ。
しかし、かねてから不調であったはぶしょうN氏のFP-JOG、今回もとんでもなく 走らない上、鬼の様なタレに襲われるというマシンとしてはダメダメな状態になって いたのですが(泣
これ、駆動系構成や腰上等を可能な限り新品にしても症状が改善しなかったと いうのは5月のレースで判明してたのですが、リヤブレーキ周りにもかなりの 劣化が見られた為、今回はリヤホイールやブレーキシュー、ワイヤー周りを そっくり交換して耐久に望んだのですが、それでも周回を重ねた時のタレは 全く改善してはいませんでした… (リヤブレーキは正常に戻りましたが)
一生懸命走っても、私もN氏もこのマシンでのラップタイムでは正常時の2〜3秒 落ちというすさまじいヘボさでして、いくら速く曲がっても全く立ち上がれずに 冗談抜きで他車に後ろからおカマ掘られるかも?と常にヒヤヒヤしてたという(汗 これ、機会があればその内車載カメラ動画をどっかにUPしますね。
結局、前半は雨だった事もありレースを捨ててレース中にパーツ交換等も 行ってみたのですが全く駄目で、2時間走行を2本、といった形式だったのですが 出走19台中で前半は総合15位、後半こそ総合6位とのまずまずの結果でしたが トータルではリタイヤ&不出走チームを除けばビリ、という結果でした_| ̄|○
結局、マシン的には何が悪いのか今回も判明しなかったのですが、最悪の 可能性を鑑み、温まった状態のクランクシャフトのガタをチェックすると、 全くガタが出ておらず、組んだ直後と同じ状態どころかさらに酷くなっていると いう…めったにありませんがクランクケースとクランクシャフトの当たり外れの 悪さの可能性が出てきました(泣
これ、純正新品クランクシャフトを奢って、劣化したクランクケースは他の中古に 取り替えて組んだのですが、そっちの中古ケースが思っていたよりはるかに クランクシャフト等との相性が悪かった、という説が今の所有力です。
私も大昔、ライブDio-ZXのFNエンジンでこれに当たってしまった事があり、 腰上&駆動系&クランクシャフトを全て純正新品にしても改善せず、クランク ケースを変えたら直った、という死ぬほど間の悪いパターンがあったので また機会を見てN氏のJOGエンジンを一度バラして腰下組み直してみますよ…
とまあ、私らのチームはこんな感じでしたが、他にはいつもの高知組は都合が 合わずに不出走だった為、GP5クラスの方々しかスクーターは他に居なかった のですが、N氏の旧友の方がリモコンJOGで新規参戦を考えている、という事で 組み上げたマシンを持ってきてたりしましたね。
今の時代、スクーターで走りたいって人はまず居ませんので今後に期待ですが これがどうしてなかなか難しいので、是非頑張って頂きたく思いますよ〜
後余談なのですが、これはマシンが好調であるという前提はあったのですが、 今回、N氏のFP-JOGのシートを「アンコ抜き無しのノーマル」に皮だけ換えて 走ってみたんですよね。
これは最近、N氏がライディングに対して行き詰っているという事なので、 自分色に染まってしまっているライディングを見つめ直す為、あえて重心が 高く、細身のノーマルシートをチョイスしてみたんですよ。
スクーターの場合、他のバイクに比べてもバンク角に限界がありますが、 その分、コーナーリング中には人間の重心のセンターをタイヤの設置面の センター軸から大きくずらさないといけない、という宿命があり、それが全く 出来ないとテクニックの向上はあまり望めないのですが…
N氏の場合、体格が小柄という事もあるのですがそれでもフロントタイヤに しがみつきっぱなしのライディングが癖となっている為、悪く言えば無理矢理に それを矯正する為に、「人間が意図的に大きく動かないと重心が移動しづらい」 ノーマルシートで練習する、という事になります。
スクーターってのはポジションの融通が効かないのでシート周りなんかは自分に 合わせるのはかなり大事な事なのですが、ハイグリップなシート皮も合わせて それに頼りすぎてもいけない、というのは大事だと思いますしね。
なので、小柄なN氏にとっては大きく身体を移動させないとまともに重心移動や 荷重移動すら出来なかったはずなのですが、あえて耐久のぶっつけにてこれを チョイスした狙い通り、ある程度は得る物はあったとの事なのでそれはそれで 良かったなあ、と思った次第ですよ。
ちなみに私も、3YK-JOGのノーマルシート仕様なんて久しぶりに攻めましたが、 細身になっている分重心を落としやすくてかなり乗りやすかったのは秘密で(略
私の場合はN氏と逆で、3YK-JOGでも低いシートだとうんこ座りポジションに なってしまう為、シートの座面が高いのは疲労度に対してはかなり有用だった、 というオチもおまけで付いてきましたけれどね〜
後、シートが柔らかいのでお尻の皮へ対するダメージがかなり軽減され(以下略
とまあ、こんな感じで耐久を楽しんできましたが、あれこれあってもやっぱし レースってのは色々含めて面白い物だなあ、といつもながら感じた次第です。 …次回はさっさと自分のマシン修理して走らせないといけませんが(汗
ではでは、簡易的ですが先日のレースレポートという事で。 管理人でした〜
P・S AJ香川さん撮影のワンショットを貼り付けておきますね。 …耐久モード+水溜りアリなのでかなりのリラックス乗りですが(笑
|