リーダーさん、お久しぶりです! 遅レスになってしまいました…苦笑
> しかしドレンボルトの緩み、というのはどこかで人為的なミスが無い限り > まず起こりえないとは思うのですが… そうです。 実はその直前に彼はオイル交換を伴う作業をやっていて、オイルを入れた後にドレンを仮組みしたものの、本締めを忘れてたんです 笑 それだけなら正直『まぁしょうがないから次から気つけろよ?』って言って終わりなんですけど、あろうことか『いや俺は…云々』とか言いやがりまして 笑 その瞬間、『あ、ちょくちょく俺のも善意で手伝ってくれるけど、あんまりやらせたくないな…』と思いましたね。 人間的に気に入ってる後輩ですし、工業系高校生の自負があるのもわかりますし、若さゆえのプライドもわかりますけど、こういう時の第一声に真摯な反省が表れない人の技に信用は出来ませんね…。
> 世の中そういうモノだと思いますよ(笑 > 基本ですが、目視指差し声出し点検、というのはそういったうっかり事故の > 防止の為にあるものですから、DIY作業においても行ってやればなんとなく > ミスも減らせると思いますよ〜 これまたその通り…僕は昔、新人の頃に重作業含む複数作業の時にオイルを入れ忘れるミスをやらかしたことが有りまして (今になって思えば、よくもまあ多少は出来るとはいえ新人の僕にややこしい作業を、それも時間に追われる環境で最初から最後まで一人でやらせてくれたものです…教育としては理想形には遠かったでしょうが、当時は本当にやり甲斐を感じながら働けました。まあその車は少しエンジンをかけた後にチェックランプ点灯で戻ってきてくれましたけど 笑) 初の本当に危険なミスをしたことがもうめちゃめちゃ悔しくて、その場で泣きに泣いた記憶があります…忙しくてやむを得ず任せた部分もあったでしょうが、自分の事を信用して任されたのを裏切ってしまった!と思いましたね 笑 あれ以降、確認に確認を重ねる癖がつき、細かなミスはあれども機械の破損に繋がるミスはすることがありませんでした。 今は趣味になってしまった色んな作業でも、自然と確認癖が出ていて、ふとそれに気付いて、当時を懐かしく思います… 笑
> なお、2st強制空冷スクーターエンジンの場合、圧縮そのものは多少どころか > かなりおかしくても始動は可能な事は多いです。 > 全く駄目なのはクランクオイルシールが外れているとかですが、腰上ならば > 多少二次エアを吸っていようが、シリンダーに傷があろうが全く初爆の > 兆候が見られない、という事は少ないですね。 あの時、『そもそも圧縮せずとも混合気に着火すればとりあえず火は付くはずだから、初爆させるだけならハードルは低いはず…。』と思って、もう一度燃料系のチェックに戻ったわけですね〜。 で、次の燃料ポンプ云々に行き着いた話に繋がります。
> ZZの構造はちょっとすぐに頭には浮かばないのですが、燃料ポンプに関しては > 負圧を通すとラインが通る負圧式なのか、正&負圧の両方を用いたダイヤフラム > 式なのかでちょっと話が変わってきます。 これは負圧式でした! 本当に前知識無しでやってるのですが、後輩の方が経験豊富なハズと思っていたら思いの外全然分かってなかったようで、ホースの刺さっている位置から役割と作動を推測して、『ここは負圧がくるハズやから吸ってみよう!』と思って吸ってみると、ものの見事に燃料が流れてきましたよ 笑 こういう瞬間が楽しいんですよね〜新しいジャンルのモノは… 笑 > が、フロートにガスが溜まらないのであればエンジン側の負圧もしくは正負圧が > 取れていない、といった可能性は高いのでそのあたりのチェックが必要でしょう。 > 前述の様に、クランクオイルシールが抜けてたりするとガスはキャブには全く > 届かなくなりますしね。 これがですね、先程のテスト(吸ってみよう作戦)の後にもう一度燃料ポンプを外して清掃して、さらにもう一度吸ってみて『完璧!』と判断して取り付けてみると、フロート室に燃料が来てるのが確認できまして…キャブレターの点検と清掃をして『見たところ多分問題ない(実際の作動は組みつけないとわからないので)』と見込んで取り付け、キックを繰り返してもかからず…ここでタイムアップ。 次回は点火系かな〜と思って後日後輩に聞いてみると『エンジン載せ換えたっすよ!』との事。 なにそのディーラー的な対応…俺の努力の意味は!? こうして事件はめでたく迷宮入りとなりましたとさ… 苦笑 > とはいえ、夏の耐久だとエンジン本体が無改造のマシンなのでそれでメカニカル > トラブルが出る、なんて私としてはありえないレベルではあるのですが…今回 > ばかりは私が出場マシンの面倒を見れなかったのでやむを得ない面もあります(泣 我々がやってるのは所詮レース紛いのお遊びで、多少速かろうが機械的な負荷はレースに比べればナンボかマシですからね… 笑 なかなかトラブル少なくて管理が楽ですよ 笑
> そうですね、おっしゃる通りではあるのですがこれがまたなんとも、「実践のみ」 > では駄目な事が多いんですよ。 > データも確かに大切ですが、様々な状況で取ったデータが役に立つ、もしくは > 反映が出来る、という状況はあくまで「マシンそのものの劣化等の状態変化がなく > 全く同一の状態である事」が前提になってきますんで。 > > これ、WRは何gが良いですか、とかジェットは何番がベターですか、といった > 疑問等と同じ事でして、そういうのは個体差や劣化がある場合には全くもって > 他人様に参考値を聞いても役に立たない、という(笑 > > 特に、今時の2stスクーターなんて新車状態を保てている状況など0に等しいので > そういった部分はデータがあったとしてもダイレクトには役には立たないですね。 そうですね、結局そういう『一個人にとってベストなセッティング』を教えてもらって『あの人がこうしてるんだからこれでいい。あの人がこれであんなに出来るんだから、自分がまだ未熟なだけ』って人はどのジャンルにも居ますね。 考えに考え、試しに試した結果として、その人と同じになるって言うならわかりますけど…安易になんでも他人のやり方を真似てりゃいいってもんじゃないと思いますね。 特に、自分がまだ未熟と思ってずっとそのままやるタイプの人は、非効率的で可哀想に思います。
> 私なんかは結構な変節漢である、といった事は公言していたりはしますよ(笑 > 人間って、長い経験で得たモノであればあるほど、万一それが疑わしくなっても > 自身にて認める事が出来ない、という生き物ですからねえ〜 > > が、それが自分で認められないのであればそこからは一切成長はなく、頭の固い > 人間に凝り固まっておしまいですんで… > 個人的には、ですが私は経験のみでモノを言ったり、逆に理論のみでモノを > 言ったりする事はどちらも好ましくは無いです。 > > 特に、と言いますかこの手の2stスクーターいじりというモノは構造がシンプルが > 故に独自の理論ややり口を開発した、みたいな方もたまに出てきますが… > そういうのって、「昔の人が思いついてやってはみた、しかし駄目だったから > 今では行われていない」という事が大半なんですよ。 > 「新発見」なんてなかなか出来るモノでは無いです。 > > このあたりの事も認識していれば…私の好きな言葉の一つである > > 「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」 > > といった事にも繋がりますね。 何もかもを考えてみるって難しいけど大切な事だと思いますね。 何故この形が一般的なのか。この形をとるとどういうメリットがあるのか。デメリットは何か。何故デメリットがあるのにこの形が一般的なのか、とかね。 前提を疑う…というわけじゃないですけど、何故そうなったのか、その理由は?と考えてみることで、作業でもなんでも高効率化に繋がることが非常に多い。 無駄であったり、メリットをデメリットが上回るような工程を、自ら試すことなく省けるわけですからね 笑
> ライディングですが、これは当然私も最初は同じでしたよ。 > 初めてサーキットを走った時には、その「減速率」の高さとコーナーのRの > キツさに閉口したものです(泣 > これは峠上がりだと誰もが経験することですし、ある意味の洗礼ではあるので > 色々な事を追求するなら経験しておいて決して悪くはないと私は思ってますよ。 僕はここしばらくのテーマとして『丁寧な操作、減速から加速までとにかく丁寧なライン取り、無理の少ない余裕ある走り…何より、センターラインを割らない!』を標榜して走ってますね 笑 技術も何もてんでバラバラ、ブレーキもアクセルも1か0、良くて1か0.5か0の操作、コーナーはとにかくインを攻めるものと考えている人が周りに多いもので…公道はサーキットじゃねーぞ !みたいなね 笑 万一にでも事故すりゃ走ることも出来なくなるんですから…。
> スクーターの無段変速機構はそのパワー効率の良さにメリットがあるので、 > 小排気量、かつピーキーな2stにはかなり向いているのが大きいですね。 > > ベルト側圧を電子制御出来る車の物とは異なりロスはそれなりにはでかいですが、 > それを差し引いても、小さなパワーを大きな駆動力に出来る、といった点が > 今なお楽しまれる面白さの一環となっているのでしょう。 > > ただし、マニュアルクラッチが無いのはどうしようもありませんが、これは > 構造上仕方無い事なので、クラッチミートは適正に調整するのは基本中の > 基本になりますね(笑 こういうのを聞いてると、ホントによく考えられて作られたんだなぁと思いますね…。 なんでも『純正はショボい』みたいな風潮がありますけど、どうかと思います 苦笑 メーカーは『安全率』や、部品によっては『フェイルセーフ』まで考えて作っているから、そういったマージンを頼って(多少削れる余裕はあるはず…)性能向上に繋げていく方向で考えた方が、信用出来るか出来ないかを身を削らないと判断できないモノを試すよりは、多少なりとも効率良く性能向上を見込めるんじゃないかと…。 素材にしたって、色々試した上でその素材になってるんだから…。
> そうですね、まずはパワーアップではなく「新車の状態に近づける」事が > 旧車では一番大切な事になりますね。 > コストは掛かるかもしれませんが、純正パーツに投資するお金は一番 > ケチってはいけないところなので… なんだか最近は電装系ばかりな気がします 苦笑 車のバックドアにLEDテープ取り付けてお小遣い貰ったり、進行中の【jog3kjにzrエンジン積む計画】で『あぁぁ配線ワケわかんねー!整備書仕入れんとワケわからんわ!』ってなってたり、挙げ句チャンプさんは左ウインカー点滅せずの右ウインカーもなんかおかしいって… 皆『バッテリーちゃいます?』って言うけど、バッテリーだったら両ウインカー共に同じ症状になるんじゃないかな〜なんてうっすら考えてますけどね… 笑
> チャンプRSのノーマルマフラー加工も昔は流行りましたが…かなり加工しないと > いけないので正直そこまで価値があるか、といえば微妙かなと(汗 > 洗浄で駄目なら交換しかない、というのが2stの「チャンバー」ですんで > こればかりは旧車の宿命ですね〜 モノが古いし2stなんてまぁ自然と汚れますよね…今から打てる最善手は『程度の良いものを手に入れ、ちょくちょく清掃しつつ使う』ですかね… 苦笑 自分にマフラーを作れる技量(と機械)があれば…!
> このあたりはエンジンの構造等にもより、何十年も経つと設計時には全く > 予想もしていなかったところが劣化している、というのはよくある事ですね。 > > 意外と、といっては何ですがベアリング等の回転部は致命的になるか否か、と > いった二択が多いですが、ガスケットやOリング、ゴムの類はそうはいかず > 固着してるのをひっぺがして再利用では年代的にまず元には戻りませんしね。 > > 面白い話ですと、クランクオイルシールはゴムリップ側が切れる事は多々 > あるのですが、逆にリップが切れずに硬化したまま維持「されて」しまった > 場合だと、リップ部分がクランクシャフトとのアタリ部分を削っていって > しまい、クランクシャフト側に溝が掘られるという嫌な状況になったりも > する事がありますんで注意です(笑 > > こうなるとオイルシールをズラして入れるかクランクシャフト交換しか手が > 無いので、これも一度オイルシール外して見ないと分からないという > 何故かヤマハ系エンジンによくあるパターンですね。 クランクに溝掘られるとか辛すぎる 笑 埋めたら埋めたでまたバランスおかしくなるんだろうし、恐ろしいトラブルですね…。 ヤマハに多いなんて怖い事聞いてしまった気がします 苦笑
|