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記事No 1029
タイトル Re: そういえば…
投稿日 : 2016/12/31(Sat) 21:44:30
投稿者 ねぎのリーダー@管理人
参照先 http://www.neginoleader.com
偽プリンスさん毎度でございます〜
すでに大晦日となってしまいましたがレスは年内に行っておきたく思います。
…そしてお互い体は大切にしましょう(汗


> ここがですね〜、以前からスロットルオフでポンポンと音が鳴ってたのが気になってると言うこともありまして、結局『季節に合わせる事』だけじゃ済まないパターンなんですよね〜 笑
> 昔、アフターファイアやバックファイアやらの理屈についても軽く教わった(今時の普通の用途で使う車で起こることは恐らく無い為、サラッとだったんでしょうけど…)事を思い出します。
> 結局、その辺りの原理については大まかにしかわかっていませんが、慎重に調整すれば『一撃で焼き付き!』なんて事はないと信じてます 笑

アフターファイアが出るとなれば分かりやすくいえばどこかが濃すぎる、とも
分析出来る物ですが、これってばアクセルワーク自体でもかなり違ってくる
事もあるので、なかなか見極めは難しいとは思いますね。

バックファイアはさすがに私も数える位しか経験ありませんが、キャブから火を
吹くとなると色々な部分がかなりおかしな事になっているので、この場合には
さくっとトラブルシュートしないと後が怖いです(汗


> せっかく手探りでやるんだから、最初は濃い方向に調整して(安全性と現在の症状を考えると、そうした方が良いのかな〜と思ってます)、次に薄めていく方向で調整して、色々なパターンを研究してみようかなあと。
> 好奇心は猫をも殺す…エンジンを殺す事にならなければ良いんですけど 笑

最初は濃い目から始めるのは基本ですが、だからといって濃くも薄くもない
「丁度良い所」ってのは結構幅がある物なので、その中でもどの位に振って
おくのかは大切になります。

私なんかはそこまでシビアに詰めるのは好きじゃないので、多少の状況変化が
あってもおかしくならない様な「ど真ん中」を狙うのが基本ですね〜
こうやっていればよほどのハイチューンで無い限りは、おかしな状態を引き起こし
エンジンどかーん、ってのは確率的にかなり低い物だったりしますよ。


> 僕としたことが、コンテンツにそういう事を書かれていたような気がします…ご指摘ありがとうございます 笑
> と言うことは、現状『チョーク閉固着』の状態で走っている可能性も…いや、それであの回転域まで回るんだろうか。
> エイプさんの場合は、チョーク引いたままでは走れたものじゃなかったですからねぇ。

オートチョークですが、これはガスと言いますか混合気は増量されますが
高回転域であまりにもカブって走らない様なレベルにまではならない場合も
多いんですよ。

元々、「壊れてもそれなりに走れる」様なセットと言うか状態を見越した上で
メーカーさんは物を設計していると私は考えていますから、始動時やアクセル
小開度時の影響はかなりあっても、全開域でチョークONがそこまで悪さをする
事は、「2stスクーターのオートチョーク」ではあまり無いです。

マニュアルチョークシステムの場合だとどっちかで固定で壊れるというのはまず
ありえませんから、始動性を高める為に極端に混合気を変更する様な仕様にも
「作れ」ますが、そのあたりも燃料増量回路としての意味合いは同じですが、
実際のエンジンに対する作用具合ってのは同等には作られていない、というのも
ミソでしょうね。


> 2ストのキャブはやっぱり4ストと要求する性能が違うのでしょうか?
> ノーマルキャブなら何度かバラしてますが、2スト社外キャブについては全く知識がないです… 笑

そうですね、2st用のキャブ、となればPWKが代表格ですが、別にこれは2stへ
特化しただけであって、通常ベンチュリのキャブだと駄目ってワケでも無いです。

あくまで排気量が同一で気筒数が同じ4stの場合だと、2stよりは一度のストロークに
おける吸入負圧が段違いに強いので、どんな形状のキャブでもあまり問題なく
安定してエアを吸い込みガスを吸い上げられる、というだけですね(笑

なので、キャブの特性による差というものはそういった点を重視されており、
2stの方はシビアである面はありますが、その反面4stの様にキャブセットやキャブ
口径のミスマッチがはっきり出づらいという面もあるので、双方共にこれはこれで
面白いところでもあります。


> そういえば、チャンプさんは駐車していた所、強風に煽られて倒れてきた自転車にフロントカウルを破壊されました 泣
> やっぱり経年劣化でプラスチックが硬くなって脆くなってたんだろうか…。
> プラスに考えれば、交換の為にカウルを外すついでに保安部品も診られる機会が訪れた…そう思い込みます 笑

あららこれは災難でしたね_| ̄|○
プラスチックは経年劣化によっては当然脆くなりますし、適当なコーティングと
言いますかアーマオール的な物でも定期的に塗布してやれば「持ち」はかなり
違ってきますよ。

プラスチックの大敵は直射日光でもあるので、可能であれば天日に晒さないのが
一番ではありますが、このあたりは保管状況にもよりけりなので(汗


> あれは横型jogですね!
> フロントのブツは何やら大量の配線が繋がっていて『触るな!』オーラがムンムン立ち上ってました… 笑
> やっぱり配線図欲しいなぁ…整備書探そうかな… 笑

と、レクチファイアじゃなかったですかね(汗
となれば…フロントには確かキーのコントロールユニットがあったはずです。
これも縦型ヤマハだと後の年代の物には付いてなかった気もしますが、ちと
手元にチャンプの配線図は無いのでやはりサービスマニュアルは入手しましょう(汗


> しかもタダでは無い…勿論、ショップのように頂きませんけどね 笑
> せっかくの依頼なので付加価値と言うことで洗車やらワックスやらも付けて、車に応じてやってます 笑
> 本当は車内の作業や配線関係は苦手なんですが(車外の色々を交換したりする方が得意でしたし、作業自体も速かったし、好きでした) 、自分の頭の中で配線図を書いて、想像通りに出来ればなかなか面白いもんだと実感してます 笑

こういった所を自身の技術で本当の意味でのサービスとしてやってあげるのは
とっても良い事だと思いますよ〜
相場ってモノを自分で知っていれば、どこまでが無償サービスになるのかと
いった点もちゃんと割り切れると思いますしね。

…配線とか電気は私も大の苦手なんですが、こういうのって自身が必要として
目的とする事に対して必要なのであれば、嫌々でもお勉強していくしかないので
そのうち最低限度は身に付くものだ、と私は考えていますね〜

実際、電気苦手だと言っていてもそういった系統の事を聞かれると私の知識でも
実際は充分だった、って事は結構あります(笑


> 少し前に比べて、全然風邪が治らなくなりましたね〜…たった数年でこうまで衰えるとは。
> 寄る年波には と言いますけど、実際に歳を重ねないと分からないものですね 笑
> この狭い日本で、生きている間にいずれはお会いできれば良いなぁと思います…まだこんなこと言う歳じゃないと思いますけどね!
> またお願いしまーす 笑

年齢に関しては誰にでも訪れるモノですから覚悟だけは必要かなと(汗
私も若くはありませんが…肉体ってのは加齢と共に徐々に衰えていくのではなく
ある時いきなりがくっと「来る」物なので、そうなってもフォローが出来る様
最低限度の自己管理は大切ですね〜

勢いで行けてるだけ、って感じの人も世の中には居ますがそれは極端に幸運な
だけだろうと私は割り切ってます(爆


> ・最高速度80k強
> ・アイドリングから全開で0.1〜0.2秒程(体感)遅れて猛然と70kくらいまで加速
> ・30k中回転から全開で0.3〜0.4秒遅れて同様に猛然と加速
> ・なんだかやけにエンブレ効いてないような…しかも、その僅かな効きの効き始めも0.2秒くらい遅れているような…
>
> これ、メチャクチャ危ない車両に仕上がってますよね?

そして後輩の方の車両なんですが…文面から拝見する限りではちょっと、と言いますか
かなりデンジャラスなマシンになっているのかなと(汗

そもそも、無段変速のスクーターというモノは発進から最高速度まである程度は
ムラや無駄の無い加速を行えるのが最大のメリットなのですから、特性自体が
ピーキーだとしても、人間のコントロールを制限されるまでおかしいのではそれは
車両の作り方がおかしい、としか言えないですね。


>・30k中回転から全開で0.3〜0.4秒遅れて同様に猛然と加速

特にコチラなんですが、これはエンジンの美味しいパワーバンドを掴んでおらず
まともな加速が出来ていない、といった致命的な状態ですね。
「追加速」とも言うべき、一定速度巡航からスムーズに加速状態に移れないと
いった特性はスクーターらしくなく、いくら加速力があってもその点が欠落して
いるのではセッティング以前にチューニングの方向性がおかしいと私は思いますよ。


> あんまりにレスポンス悪くて車に突っ込みそうになりました。
> 後輩は『完成した!』と言ってましたが、あんまりに怖いしなんか完璧におかしいので『これだったらお前さんのホームでもウチのノーマルチャンプで勝てるぞ。ちゃんとセッティングやり直した方がいいよ。』って改善を促しましたけど…。
> 何をどうイジったらああなるのやら…。
> マフラー、CDI、プーリー、ウエイトローラーまでは聞きましたが…難しいもんなんですね 苦笑

「完成」はしているのでしょうが、こういった場合は何を求めているかが一番に
問題となるんですよね。
後輩の方が走行性能そのものを求めておらず、現状でも困っていないのであれば
それはそれでOKではありますし、チューニングってのは「不満点を改善していく」と
いった事ですから、現状で不満が無いのであれば改善の余地も無いんですよね。

もちろん、ある程度色々な物を知っている人から見ればこれはちょっと…と
いった点は見えるかもしれませんが、ノーマル車より扱いにくくてうるさくて
遅いとしても、本人さんが納得して楽しいのであればそれで良いんですよ。

私自身、チューニングやセッティングに関してはある程度知っているとは自負して
おりますが、だからといって基本的には「問われなければ助言はしない」ので、
本人さんが困ってないのであればあまりにも自分からあれこれ言う事は無いです。

私自身はチューニング方向の押しつけってのは嫌いなのですが…さらに嫌いなのは
おかしな方向性なのにも関わらずさらに自分で理論を捻じ曲げてこれが一番、みたいに
他人に押し付けるタイプの人間だったり(笑


と、話が飛びましたが。
基本的にも応用的にも、2stスクーターいじりってのはとても難しい物です。
「構造が簡易でシンプルではあるが、だからといって動作原理が簡単な訳では無い」と
いうのも私の座右の銘となっていますんで、ね〜
とはいっても「最初」は誰でもこれを勘違いしてナメてかかるのがこの手の乗り物の
基本です、とも断言出来ますけれどね(泣
駆動系の各部の動作原理をしっかり把握している方なんて100人に1人も居ないですから…


ではでは、いつもながら長くなってしまいましたが、今回&今年はこれにて失礼しますね。
それでは良いお年を。
管理人でした〜

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