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記事No 1174
タイトル Re: アルミクラッチの破損
投稿日 : 2017/12/02(Sat) 23:04:25
投稿者 ねぎのリーダー@管理人
参照先 http://www.neginoleader.com
月海玖珠さん初めまして。
管理人ねぎのリーダーでございます〜


さてさて…スマートDioにお乗りという事ですがこの車種だと4st50ccのDioに
なりますが2st系からは駆動系が色々と変わった車両になっていますよね。

写真拝見しましたが、このアルミドリブンユニットは2stでも排ガス規制後の
ZXを除くライブDio系では採用されており、その構造がほぼそのまま4st車にも
採用された、といった経緯があります。

…これ、深読みではあるのですが「2stの末期モデル」でこの手のアルミドリブンを
採用していたのは、今後来るであろう4st化に向けての実験台でもあったのではと
私は分析していたりしますね。


4stエンジンの場合だと、1発の力、ベルトを「引く」トルクとなれば2stよりも
強くなりますが…単気筒の場合だと2回転に一回しか全力でベルトを引かないので
そこまでの材質的強度は耐久性、耐摩耗性に対しては必要ない、とホンダさんは
判断していたのでは無いでしょうか。

もちろん、焼き入れ鋼である2st系のドリブン、トルクカムでも過剰に走行すれば
磨耗変形は出てきますが、写真の様なクラックとなればこれはもうアルミが
材質である、といった点が最大限に悪さをしているという事になります(泣


私自身はこの手のドリブンユニットで、トルクカム溝…というか山部分とか
樹脂締結部分が破損したのは見た事が無いのですが、さすがに2万キロ以上も
走ってしまうとこうなっても全くおかしくないであろう、とは思えますね。

元々、2st原付一種スクーターの耐用年数と言いますか距離的には、1万kmも
持てば御の字といった感じではありましたが、4stだとエンジンそのものは
もっともっと持つのはありますが駆動系パーツに関してはどうしても
2st並には磨耗消耗は激しいのでは、と考えてます。

実際、この手のアルミ性トルクカムだと溝というか山部分、ベルトを挟む
力の作用を起こす部分に関しては意外と言って良い程磨耗は進んでは
いかない感がありますが、だからといって他が持つわけではない、という
現実が目の当たりにされているという事で…


とまあ、貴重な写真をお見せ頂いてありがとうございますです。
しかし、グリス潤滑も無いアルミドリブンユニットでは2万kmオーバーの
走行距離的にはこうなっても仕方が無いかな、と私から見ると思えましたと
いう事で(泣

ではでは、今回はこのあたりで失礼しますね。
管理人でした〜

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