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記事No 1327
タイトル Re^3: AF28 駆動系について
投稿日 : 2019/03/03(Sun) 06:37:23
投稿者 ねぎのリーダー@管理人
参照先 http://www.neginoleader.com
りんだろうさん毎度でございます〜
いつもながらレス遅れ気味で申し訳無いです(泣

さてさて、解説の方はお役に立てて頂けそうで何よりですよ。
センタースプリングの役目というのは、ベルトを保持するのが主目的では
なく、アクセルOFF時のシフトアップ時に、一気にベルトがたわんでしまう事を
防ぐ為にある、というのが筋なので…
本来、トルクカムが後半90°溝のホンダ系スクーターに対して論じるのは
結構難しいのですが、強くてもデメリットしかない、といった点は覚えておかれると
損はしないと思いますよ〜


> 元々の当方の駆動系ですが、AF28ノーマル加工プーリー、
> ウェイトローラーは8.5g。ベルトは幅がすり減り16.8mmとなった23100-GET-003
> センスプはTODAY用23233-GEE-000、トルクカムはクレア用。
> クラッチスプリングはキタコの強化スプリングを入れております。

駆動系構成ですが、これ拝見してちょっと気になったのがベルト幅が
16.8o、というのはちと不味いかなと思ったり。
基本、ノーマル構造だとベルト幅は規定18oから1o程度減って17o程度に
なるとベルトかかり径の点等で問題が出始めるので、そこまで減っているのは
あまり個人的にはお奨め出来ないですよ。


> この状況で、最高回転数8700でGPS計測83キロほど。
>
> 上記の構成に先日、AF23用ドリブンフェイス、23205-GAH-315を投入しました。
> リーダー様の言う通り、ピン上端の位置は28mmあり、純正より広く変速する
> ことがわかりました。実際に投入すると最高速度が8600回転で85キロ。
> トルク感は失われず更にまだ回転数、速度ともに伸びそうでしたが、
> 怖くてアクセルを戻しました。

Gダッシュドリブンでわずかにトルクカム皿の開きの余裕を持たせて上が伸びていく、
となれば前述のベルト幅の減りすぎの点もあるかと思いますがその時点で元々の
状態には結構無理が掛かっていた気がしますね(汗

以前も記したかもしれませんが、高速域の伸び自体を損したく無いならば
トルクカムは後半60°溝のクレアカムではなく後半90°溝の純正タイプの方が
はるかに上ではありますが…
60°溝の状態のまま最大変速を維持して走り続けるのは結構各部にストレスが
掛かっているので、その点は注意された方が宜しいかなとも。


> しかし回転数4000〜5000辺りでトルクが薄くなる感じがします。
> 60キロ程度で流していて、40キロ程度に減速した後の再加速時に
> もたつきを感じます。

アクセルOFF時からの再加速、といった点ならば、クレアカムが原因である
可能性もあるかなと思いますよ。
変速後半でトルクカムが60°溝だった場合、アクセルOFF時にはすぱんと
シフトアップが起こってしまい、さらに変速が進んでしまいます。

この一瞬から再加速しようとすると、どうしても適正な変速比に「戻る」まで
ラグが出る上、エンジン回転数も当然一瞬で落ちてしまいますからそれも
あってレスポンスの悪さを実感しているのでは無いでしょうか?

こちら、騙されたと思ってノーマルトルクカムを使ってみてはいかがでしょうか。
60km/h巡航からアクセルOFF、そして再加速といった動作であれば間違いなく
純正トルクカムの方が「再加速のレスポンス」には優れると思いますよ。
(…条件にもよりますがノーマル風味特性ならば、です)


> も少しウェイトローラーを軽くすることで対処したほうがいいのか、

WRに関しては、ざっとですがトータル51gでクレアカム&クレアセンター併用だと
かなり重たい気がしますが…
全開加速時の変速回転数が美味しい所にはまっているならば別に問題は
ありませんが、そうで無いならば可能な限りパワーバンド上限で変速する様に
再調整すべきですね。


> もしくはセンスプをZX純正辺りにしたほうが良いのか悩んでいました。

クレアカム併用といった前提だと、それは全くメリットが無いです(汗
仮に前述の「アクセルOFF時のシフトアップ動作」を抑制する目的だとしても
センタースプリングの反力程度ではそれを抑制する事は出来ません。

むしろ、そこから先のキックダウンには付与しますが…このあたりでツボなのは
「シフトアップした後のキックダウンを強引に強くする」のではなく、「可能な限り
シフトアップの量を減らす」事なので。
だからこそ、強引なセンタースプリング強化なんかは駆動系ひいてはベルトや
プーリーへのストレス過多になるだけで、磨耗や熱に弱い意味の無い構成に
なりがちである、という事ですね。


> 今後はこの構成から更に詰めて、TUDAY純正プーリーで終了させたいと
> 考えております!

Todayプーリーは大径なので、最大変速時の安定を求めるならありかなとも。
ただし、「面」がノーマルに比べて1o程度分厚いので、ボスのシムワッシャーを
1o追加した状態でやっとノーマル同等の発進時の変速比になる、といった点を
忘れずに使っていくのがコツですね。
後、熱的な問題に対する安定性ではどうしても純正には勝てない気がします(汗


ではでは、いつもながら文章の羅列で申し訳ありませんが今回はこのあたりで
失礼します。
管理人でした〜

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