金ちゃんさん毎度でございます〜 いつもブログの実験記事を楽しみにしている管理人です。
> 早速ですが新コンテンツを拝読させて頂きました。 > 圧縮比コンテンツにて具体的な計測方法等はすでに公表されておられるので、 > 今回は総評と言う事で内容も量もかなりの文献となっていて読み応えがありました。 > まだひと通り拝読させて頂いただけなので、しっかりと理解するまで繰り返し拝読させて頂きます。
さてさておNEWコンテンツの方、早速読んで頂けた様で嬉しいですよ。 どうもありがとうございますです。
読み応えはある、と言いますか読み応えを付与していますので、何かあれば 読み返してみるとまた新たな認識が増えたりして面白いかと思いますよ。 噛めば噛むほど美味しい、というのが個人的なコンテンツの味付けなので(笑
> チャンバーのカデナシー効果の部分で仕様毎の指標も記されておられたり、 > 新気と未燃焼混合気の状態の図も解り易かったです。 > 個人的には燃焼室・スキッシュエリア・スキッシュハイトの解説は特に興味深く読ませて頂きました。
ええ、圧力計測の場合は指標値、という物が人や車種、仕様によってもかなり ばらけてしまうのが問題だと私は認識していますので、最低限度分かりやすいと 思われる指標値を公開してみましたよ。
ヘッドに関してはある意味ではついでのざっとだけ解説なので、言い出したらホント キリがなくなるのですが、これも見た目だけが半球形燃焼室だとか、そういった 無意味に近い事を世の中には存在する、といった認識が進めば良いな、と考えて ちょびっとだけ書き連ねました。
と、この辺りも何か疑問等があればまたご質問下さいな。
> 私も以前コンプゲージを使って、帰宅直後に計測したりして愛機の健康診断的な > 事をしたりしていましたが、これも毎回同じ条件で計測出来ているかと言えば > 今となってはかなり怪しいフシもあり、最近では終い込んでしまいまったく使わなくなってしまいました。 > やはりいらない物は何時まで経ってもいらないのですよね(笑
そういえば最初の頃は慣らし具合や温間、冷間での圧力チェックを行われていた記事が ブログの方にあったかと記憶していますね〜
が、これは出来る事ならば続けても良いと思いますし、何かしらの役には立つかも しれませんので絶対要らない、という断言は出来ません。 …個人的にはあってもなくても変わらない、とは思っていますが(笑
> 現在行っている再加速計測によるセッティングで、ギヤをキタコの9.806まで落として見る所まで来ました。 > 組付けてまだ未走行ですが、なんとなく45〜50km/h辺りからの加速の伸びが消えてしまいそうな予感もしております。 > どうもギヤの問題だけでは無く、色々な部分に目を向けなければならない事の様ですね(笑
ギヤの詰め具合も30〜60km/hのタイムアタックにてだいぶ詰められたみたいで。 現状よりローギヤにして中高速の加速が鈍りそう、という懸念は確かにあるかとは 思いますが、ココまで来るともはや絶対的性能よりは好みの問題の面も大きいかと 思いますよ。
仮に高速域の加速が多少スポイルされたとしても、めったに使わない所が多少遅く なってもあまり気にならないでしょうし、誤差の範囲なのであれば余裕があってなおかつ 安定する方を取りたいな、と個人的には考えていますね。 キャブのジェッティングみたいなものかなと。
> キャブ・エアクリ周りのセットで71ccに見合ったパワーをまだ出し切れていない様なフシもありそうですし > 点火時期もしかり、腰上(特にスキッシュクリアランス)辺りの見直しもありそうですし・・・ > とりあえずはエンジンの仕様を変える前にまだやれる事がありそうなので、色々やり尽くして > ヘッドの見直しの時期が来た際には、またご相談させて頂きたく思います。
そうですね、キャブは28φにするともう少しパワーUPに貢献すると思いますし、 点火時期はベターな部分までいけているのであればそれ以上は破壊覚悟のリスクとの 戦いになってくるのであまりお奨めは出来ませんが(汗
腰上に関しては…これまたリスク&耐久性とのバランスになってきますが、 マメにメンテするのが前提なのであれば、スキッシュクリアランスは実用範囲での ギリギリまで詰めてみても良いかもしれません。
私は人様のエンジンをお手伝いする場合、そこまで極端にギリギリのメンテを強いる様な 使用にはしませんが、そういった面をご承知なのであればスキッシュクリアランスは現状の 寸法よりも安全に詰められます、とは言えますしね。
この辺りって面白いもので、圧縮比自体が全く同一でも、スキッシュクリアランス等の変更で 更なるパワーを得る事は可能だったりするんですよ。 この辺りもチューニングとしては深い部分ではあります。
今回は圧縮比に関してのコンテンツを記しましたが、圧縮比にしてもそれはあくまで エンジンを形作る一つの要素にしか過ぎませんから、圧縮比だけが適正であれば 他がおかしくても良いのか、といえば、さらなるパワーを目ざす場合にはそうでは ありませんので(汗
> BSCプーリー考察として進行して来ましたが、いつの間にかベストな再加速を追及する事で駆動系だけでなく > 各部総合的に目を向けなければならないというリーダーと某社長の策略に見事に嵌っております(楽しいですが)
そうですね、BSC製のプーリーの実験を行っていくといった方向性だったかと思いますが 駆動系全てのバランスを考慮していく事態になってしまっていますね〜
とはいえ、これは必要になっては来る事ですし、私や某社長だけではなく、多数の 方はその内そういった方向性に向かわれると思いますよ。
むしろ、そういった方向に知識欲が向かないとずっと面白くやっていけるとは限らない、と いうのもミソだったりします。
> 今年は更なるハイギヤ導入・大台達成・ハイギヤ外伝・点火時期・圧縮比計測・ノーマルプーリー改・駆動系温度 > BSCプーリー・クランク検芯・BT39SS&新ホイール・・・ > 合間にJOGやレッツ2もありましたが、事ある毎にリーダーに適切なアドバイスを頂き充実したスクーターライフが送れました。 > トラブルがあったり、ジャンクエンジンの復活やPWK28導入は停滞してしまい来年の課題となりそうですが、 > 確実に一歩づつ進めて更に実りある1年にしたいと思います。
と、色々な事を行われた一年だったみたいですね〜 が、急いてさえいなければ色々と楽しんだもの勝ちですから、来年もより良いスタンスにて スクーターライフを楽しまれる事を願っておりますです。
ではでは。 お忙しい時期かとは思いますがお互いに良き一年の締めくくりとなる様に今年最後の 日々を過ごしていきましょう〜 管理人でした。
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