記事No |
: 1069 |
タイトル |
: Re: オートチョークについて |
投稿日 |
: 2024/05/15(Wed) 22:33:22 |
投稿者 |
: ねぎのリーダー@管理人 <neginoleader@yahoo.co.jp> |
参照先 |
: http://wwwi.netwave.or.jp/~leader/ |
ユウタさん、初めまして。 当HP管理人の「ねぎのリーダー」です。 わざわざ足を運んで頂きありがとうございます。 以後よろしくお願いしますね。
さてご質問のオートチョークの件ですが、これはセッティングを安定させるためだと私は考えて いるんです。 ですので他の方々がおっしゃられています様に、ただチョークを殺すだけではあまりメリットが あるものでは無いですよ。
基本的にチョークが安定して作動している場合は、特に問題は無い物なんです。 ですが、スクーターの電気式オートチョークはものすごく壊れやすく、これまた困った事に 「チョークが効いている状態」で壊れている事が多いんです。
チョークを取り外し、キーをONにしてしばらく待ち、針が伸びてくれば正常のはずですので、 まず確認して下さいね。
そして壊れていた場合ですと、もうチョークを殺してしまう事をおすすめします。 チョーク本体の黒い部分はカバーになっていまして、これを抑えながらキャブに付く丸い部分を 回せばそこから分離出来ます。 (かなりの力が必要です)
その中身を見て頂ければ大体の構造が理解出来ると思いますので、チョークの針が「伸び切った」状態で 固定される様に加工して下さい。
方法としましては針の下側に入っている、針ユニットが伸びるのを抑えているスプリングを取り外して 針ユニットを「伸び切った」状態に固定し、針ユニット上側にナット等で詰め物をして動かない様に 固定する、といった方法が確実だと思います。
文章でご説明するのは難しいのですが、基本的にチョークユニット下側の、キャブに穴が開いている部分が チョークニードル(針)で塞がればOKです。
残念ながら、チョーク本体が正常だとしても、配線をカットしただけでは「チョークが効いたまま」 固定されてしまいますので意味が無いんですよ。
最期に、この加工を行うとエンジン始動が少し困難になりますが、セッティング的にはそれで OKなんですよ。 「エンジンが冷え切っているのに1発で始動出来る」といった方がセッティングがズレている& チョークが壊れている可能性が高いです。
ちなみにJOGではやりづらいかもしれませんが、エアクリーナーの吸入口を塞いでエンジンをかければ だいぶ楽に始動出来ますので。
では、頑張って下さいね。 長文失礼しました。
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