記事No |
: 1673 |
タイトル |
: Re: 12インチZZについて...。 |
投稿日 |
: 2024/05/15(Wed) 13:20:38 |
投稿者 |
: ねぎのリーダー@管理人 <neginoleader@yahoo.co.jp> |
参照先 |
: http://wwwi.netwave.or.jp/~leader/ |
ZZ@受験生さん、初めまして。 当HP管理人の「ねぎのリーダー」でございます。 わざわざ足を運んで頂きありがとうございます。
さてさて・・・ZZ@受験生さんは走り屋さんですか〜。 私も「元」走り屋としましては非常に嬉しいですよ。 最近峠を走ってる人は全然見かけなくなりましたからね・・・ (私、サーキット走っててもスタンスは「走り屋」のつもりですが)
ではご質問の件ですが・・・実は私、12インチZZには乗った事が無いんです(汗 ですので一般的なお答えになりますが、基本は何でも一緒だと思いますのでよろしくです。
まず最初に「12インチZZじゃハングオンが出来ない」という事はありませんよ。 やろうと思えば何でも出来ます。 スクーターの場合、どうしてもタンクやステップが無いので難しいのですが、それはスクーター特有の テクニックでカバーする物なんです。
基本中の基本としまして、「下半身で車体をホールドする」という事があげられます。 これはバンクさせた時に車体がふらつかないように、しっかりと下半身で車体を挟み込む、 と言う事ですね。
スクーターの場合どうしても難しいですが、ZZですとステップボード形状も悪くないと思いますし、 よほど小柄な方でなければしっかりと「ステップ(ボード)を踏ん張る」事は可能だと思います。
・・・ココが少々難しいんですが、これは上手い人を見ていても分かりにくいと思われますが、 見た目よりははるかに強い力でステップやシートを押さえつけているんですね。 極端な話、
「片手運転でフロントブレーキを使いブレーキングして、それでも車体が左右にふらつかない」
位の下半身ホールドが必要なんですよ。
※最近は外側の足を外した乗り方もありますが、あれは下半身が楽な反面、もしもの時のリカバリーが 難しい、というデメリットもあります。 私も峠や街乗りスタイルでは、きちんと外足を踏ん張りますよ。
スクーターは特性上、単車のジムカーナ乗りの様に「ハンドルに力を入れず、切れるがままにする」 といった乗り方ではうまく走れません。 ですが、「ハンドルにしがみつく」のはダメなんです。 下半身でキッチリホールドしつつ、ハンドルもある程度「支えてやる」のが基本になりますね。
最初は無理にハングオンスタイルを取らず、少し腰をずらしヒザを開く位のスタンスで、 常に運転するのも良いですね。 (この場合、シート後方に座り、踏ん張らないと体が前にずれる状態を維持するんです) 峠だけでなく、街乗りの範囲でも「バックステップ乗り」で乗っていれば、おのずと身について来る物ですので。
後、私も最初はノーマルタイヤで練習していましたが、ZZ@受験生さんと同じくリヤタイヤが 2本目になる頃には、あまりのコントロール性の悪さに閉口しましたよ。 ですので、ある程度走りこまれている場合はハイグリップタイヤの使用もおすすめしますよ。 (ハングオンスタイルでのヒザ擦りが前提でしたら、ノーマルはあまりおすすめ出来ませんね)
他のチューニングに関しては、徳に問題ないと思います。 ただ、リヤサスだけは何でも良いので社外品を使うべきですね。 JOG以外のノーマルも悪くは無いですが、ヘタリが速過ぎますので・・・
凄い長文になりましたが・・・基本はやはり 「下半身でがっちり車体をホールドし、思うがままにコントロールする」 という事になります。 こればかりは一朝一夕にはいきませんので、常日頃の練習がモノを言いますね。
では頑張って下さいね。 不明瞭な所があればご指摘下さい。 管理人でした。
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