記事No |
: 2049 |
タイトル |
: Re: 失火してしまいます。 |
投稿日 |
: 2024/05/15(Wed) 14:15:27 |
投稿者 |
: ねぎのリーダー@管理人 <neginoleader@yahoo.co.jp> |
参照先 |
: http://wwwi.netwave.or.jp/~leader/ |
DAYZさん、初めまして。 当HP管理人の「ねぎのリーダー」でございます。
さてさて失火ですか… 数百m程走った後で失速感が出るのでしたら、エンジン始動後、オートチョークの動作が戻った直後に 混合気が薄めの状態になってしまい、失火(失速?)しているのでは無いかと推測しますよ。
実質のセッティングとして全体的に薄めになっており、チョークON状態ではきちんとした 空気&ガス量が供給されているがチョークが戻ると全体的に薄くなってしまう…といった 感じでは無いでしょうか? 一度、オートチョークの点検をした上で、キャブのセッティングを煮詰め直されてはいかがでしょうか。
メカニカルトラブルの可能性は、メンテナンス部分を見る限り無さそうです。 エンジン内も問題無い様ですしね。
後個人的に気になるのは…デイトナデジタルCDI&94キャブの組み合わせでしょうか。 デイトナデジタルCDIは、ノーマルエンジンに対しては異常な程の進角特性を持っており、 フルノーマルの「非常に濃い目」のセッティングのエンジンに取り付けても、まだガスが 足りない位の特性を持っているんですよ。
これと94年式の「スロットルバルブ」ですが、これも95年以降のモデルに比べて、アクセル中開度で かなり「薄め」のセッティングになる特性があり、場合によってはかなりの失速感を引き起こす 物なんです。 …この94キャブ、ノーマルでは上&下はかなりの濃い目のセットになっており、スロットルバルブ 担当区域のみは異常に薄い、といった変わったセッティングになっていますので。
この2つがあいまって、おかしな失速間があるのでは無いか?とも思いますよ。 (デイトナ赤デジタルは、個人的には全くおすすめ出来ないCDIですし…) なのでキャブセッティングを濃い目に振ってみて、症状がどうなるかを見てみるのが良いと思われます。
基本的にこの手のトラブルは…消去法しか解決策がありませんので、一応メカニカルトラブルも 視野に入れて分析される事が大事かと思います。 他の可能性としましては…やはりクランクシャフトのオイルシールか、どこかの2次エア吸い込みの 可能性もあるかと。 (当HPでも解説しておりますが、ライブはシール関係が非常に脆いので…)
長文になりましたが…症状の改善、祈っておりますよ。 それでは失礼します。 管理人でした。
|