記事No |
: 2588 |
タイトル |
: Re: ホンダ ハイギヤ取り付け時作業について |
投稿日 |
: 2024/05/16(Thu) 00:33:37 |
投稿者 |
: ねぎのリーダー@管理人 <neginoleader@yahoo.co.jp> |
参照先 |
: http://wwwi.netwave.or.jp/~leader/ |
TEROさん、初めまして。 当HP管理人の「ねぎのリーダー」でございます〜。 ご丁寧なご挨拶、どうもありがとうございます。
さてさて…ギヤの回転が重いと言う事ですが、症状を見る限り、あまりこれといった悪そうな所は 見受けられませんね。 36おやじさんのおっしゃるワッシャー類は、品番的にはAF24も35も全く同一な物なので パーツが違うといった事は無いと思います。
可能性としましては、ギヤケースカバーの取り付けボルトを締める時に、均一に締まっていない、 もしくはオーバートルクで締めてしまっている、と言う事が考えられますね。 これはギヤ自体の「セリ」も存在するので、ボルトを1段階締めるたびにタイヤを回し、 なおかつカバー周辺をコツコツ叩きながら、きちんとギヤのクリアランスを確保しつつ 締める物ですので。 出来ればエンジンを横倒しにして締め付けるのが理想でしょうか。 その方がベアリングにも優しいはずですからね。
(カウンターとドライブシャフトを同時に交換されたのなら、よほどの歯数違いの物で無ければ ギヤ歯の違いによるギヤ回転の重さは出ないはずです)
しかし…症状2を見る限りでは、組み付け方法では無く何かのメカニカルトラブルが発生している 可能性が大きいですね。 ギヤがケース側のベアリングに入らないと言う事ですが、通常ならギヤが曲がっているか ベアリングが壊れている、もしくはきちんと圧入されていないと言った所でしょうか。
症状1とあわせて考えますと、これはTEROさんのおっしゃる通りケース側のベアリングが 浮いて&曲がって入っている可能性もあるかと思われますね。 これだとカバーは微妙にきちんと締まりませんし、ドライブシャフトが入りにくいのもうなずけますからね。
これは一度、ダメ元でベアリングを交換してみてはいかがでしょうか? もしくはドライブシャフトが曲がってしまっている可能性もありますが、これもまずベアリングが 正常だと判断出来なければなんとも言えませんので…
私の経験でもこの辺りが壊れると言う事はあまり無いのですが、ベアリング自体にはトラブルが 発生する確率は意外と高いですから。 最悪の可能性として、クランクケース自体が歪んでいる、ベアリングの固定穴が広がってしまっている、と 言う事も考えられますが、これはまずありえないと思います…
あまり有効なお答えではありませんが、まず一度各部ベアリングの圧入具合を確かめるのが 先決かと思いますよ。 その上でドライブシャフトの確認でしょうか。 「以前使えていたパーツ」だからといって、別のエンジンにそれがポンと収まるとは限りませんからね。 (あくまで可能性ですが)
では参考にして頂けると幸いです。 管理人でした〜
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