記事No |
: 2721 |
タイトル |
: Re: Re: Re: Re: Re: レスその2です |
投稿日 |
: 2024/05/16(Thu) 09:08:06 |
投稿者 |
: ねぎのリーダー@管理人 <neginoleader@yahoo.co.jp> |
参照先 |
: http://wwwi.netwave.or.jp/~leader/ |
たけさん、再びこんばんはです(笑 クランクのレスが長くなってしまったので分割しますね。
コッチではプラグについて少々。 0.8mm面研+ハイプリ+グラスラで1ヶ月持たなかった、という事ですが、それは普通だと思いますよ? (走行距離は分かりませんが) 所詮強制空冷であるスクーターのエンジンに、耐摩耗性を求めるのはそもそも間違っています。
どの様なプラグをお使いなのか分かりませんが、少しでも耐久性を求めるのならレーシングプラグを 使用すべきです。 これは熱価の問題では無く、素材等の関係で高回転高負荷でもかなり劣化しにくい物ですから。 (熱価はチャンバー前提なら最低9番は必要かと) 「高いプラグを1本買うのなら安いのをマメに換える」という説もあるにはありますが、私は逆で 「高いプラグをずっと使う」方向性なので…
あ、もちろん高いといっても本物のレーシング物ですよ。 私が「普通」に使うのはNGKの「B○EGV(1400円)」で、競技専用には「R7376」「R5530」 「デンソーイリジウムレーシング」等ですね。 (こちらは1本3000円〜のクラスです)
こういうものを使うと、カブらせない限りはかなりの時間使用出来ますし、「通常」のチューニングでは まずプラグの劣化がほとんどありませんよ。
ただボアアップになってくるとお話は別です。 これは前述のクランクもそうですが、ボアアップで耐久性を求める事がすでに間違い… と言うのは 言いすぎですが、最低元混合給油か水冷ヘッドは必須だと私は思っていますので。 言い方が悪いですが、空冷&分離給油でまともに長距離巡航できるボアアップ仕様なら、それは全く パワーが出せていない証拠にしかなりえませんのでね…
最後に圧縮についてですが、元々ノーマル仕様のエンジンがベースでしたら、少々1次&2次圧縮を上げても なんら問題はありませんよ。 むしろどちらもガンガン上げる方向性で良いかと思います。 1次圧縮は上げられるのなら限界まで上げた方が絶対に良いですし、その分2次圧縮を落とすことが出来 結果的に安全なエンジンを作成出来ますから。 「ヘッドでの無理矢理圧縮」では無く、「クランクケース内の圧縮を上げ掃気の効率を高めた 燃焼室への重点効率のUP」という理論になります。
またまた長くなってしまいましたが…不明瞭なところがあればご指摘下さいね。 管理人でした〜
|