記事No |
: 3219 |
タイトル |
: Re: 駆動系について |
投稿日 |
: 2024/05/15(Wed) 16:06:47 |
投稿者 |
: ねぎのリーダー@管理人 <neginoleader@yahoo.co.jp> |
参照先 |
: http://wwwi.netwave.or.jp/~leader/ |
でみさん、初めまして。 当HP管理人の「ねぎのリーダー」でございます〜
ふむふむ…熱問題とオイルに関しては皆様がレスして下さっていますので捕捉など。
個人的な見解で物を言わせて頂きますと、チューニングを前提とするのであれば、 「普通以上」のオイルを使っておくにこした事はありませんね。 今回のストップ原因がオイルであるとは限りませんが、安いオイルを使っていた場合は いくらオイルの「量」をエンジン内部に入れた所でほとんど意味が無いのも現状です。
プラグ6番だとオイルが垂れない、と言う事ですが、それでしたらオイルを絞ってプラグを 上げるのが正攻法です。
確かにプラグ熱価を下げるコトにより燃焼温度を上げ、オイルを燃やすのはある意味正解ですが、 限界までヘッドの温度が上がった場合、燃焼室を冷却出来るだけのプラグ熱価が無いと、 いくらオイルがエンジンに入っても、燃焼温度を下げてオーバーヒートを防ぐ、という 根本的な解決にはなりません。 通常、チューニング車両では無くとも、全開走行が多い場合は7〜8番が基本ですね。
次に本題ですが、やはり太軸AF28SRだと、これといって有効な駆動系チューンはありませんが… プーリー&ランプをZXの物に交換し、プーリーとドリブンにマジックで線を引きチェックしつつ、 ベルトに無理がかからない程度に変速幅を増やしてやるのが定番です。
が、私はいつものクチですが…やはりハイギヤをおすすめしたいです。 ZXとSRではギヤ比にとんでもない差があるので、「スピード」を求めるのでしたらまずこれに 注目しないとお話になりません。
(実際、プーリー等の「変速比」ではSRもZXも大差は無いんですよ)
後、交換すべきパーツはプーリーとランプのみで、他は一切いじらない方が良いです。 でみさんのおっしゃる通り、何でもかんでもくっつけると大幅にベルトラインが狂いますし、 そのあたりの寸法や関係性が分からないウチは下手に手を出さない方が良いですね。 下手をするとクランクベアリングやクランクシャフトに無理がかかり、エンジンそのものが壊れます。
太軸28SRはボスが33mm前後しか無い為、変速幅の点では他社種にはどうしても劣りますが、 こればかりはもう宿命としてあきらめるしか無いです… ZXプーリー&ランプ&ギヤ、社外トルクカム程度に留めておくのが一番バランス良いと思われますよ。
最後に…ひとつ気になったのですが、でみさんのDioは現状で60km/h出ていないといった 印象を受けたのですが… これはAF28SRでもノーマル状態で60km/hは軽く超える物ですので、現状でスピードが足りていないのなら 色々な所をオーバーホールする事をおすすめしますよ。
とりあえずフルノーマルで65km/h程度は出ないと、チューニングを行った所で良い結果が 帰ってくるとは思えませんからね。
ではでは…長くなってしまいましたが参考にして下さいね。 管理人でした〜
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