記事No |
: 3341 |
タイトル |
: Re: Re: Re: 捕捉ですが |
投稿日 |
: 2024/05/17(Fri) 04:17:29 |
投稿者 |
: ねぎのリーダー@管理人 <neginoleader@yahoo.co.jp> |
参照先 |
: http://wwwi.netwave.or.jp/~leader/ |
けんじさん、こんばんはでございます〜
ふむふむ…腰下の異音ですかね。 これはもちろん山田さんもおっしゃる通り、色々な要素があるので一概には言えませんね。 もちろん私は何が減りやすい、等は詳しくありませんので、NSRのレーサー系のサイトで お勉強してみてはいかがでしょうか?
一応私もミニバイクレース畑の人間なので、知っている範囲で言わせて頂くと…
まずクランクベアリングですが、NSR50はクランクベアリングそのものが破損することは ほとんど無いと言っても良いでしょう。
ただ、左右のクランクケースの精度の悪さを誤魔化す為、ケース左側のクランクベアリングの 入る「穴」が、若干緩く設計されているんですね。
もはやこれは「Dio病」と同じパターンなのですが、NSRの場合そこのケースとベアリングの クリアランスのユルさで、古いエンジンだとそのせいでベアリングごとクランク全体が ブレている、と言う事もあります。
もちろんケースは左右の精度が良く、なおかつ左側のベアリング穴の「減っていない」物を 使うのがレースでは常套手段ですが、これは特性上なかなか中古では難しいです。 (FNでも同じですが、ケースは場合によっては新品交換があたりまえの場合もありますので)
なので通常のチューニングの場合、左側のクランクベアリングをロックタイト等、ネジロック剤で クリアランスを埋めてしまい、左側ベアリングの「共回り」を防ぐのが定番ですね。
ちなみに純正でもここを指摘されたのか、ベアリングの品番は幾度か変更され、対策品には ベアリング外周にOリングが入っている物もあるみたいですね(笑
次にクランクシャフトですが、これはNSRの場合、左右の「シャフト」自体がスクーターと 違って非常に短く、まず曲がらない物なので、例の「芯出す蔵」で自家製芯出しも充分可能かと思います。
用は、左右のクランクウェブのブレのみを計測し、ずれていれば直してやれば良いだけなんですね。 NSRのクランクシャフトスクーターとは違いかなり本格的な作りなので、精度を出すのは かなり簡単かと思いますよ。
(もちろんダイヤルゲージやスタンド、銅ハンマーは必須ですが)
最後に純正PWKですが、有名な所でカワサキのKR-1が純正採用していますね。 後は山田さんのおっしゃる通り、KXやカワサキレーシングモデルのOFF車に多いと思います。 (CRも最新型はPWKですね)
捕捉なのに長くなりましたが… NSR50はそれなりにツボがある車種なので、是非レーシング系統の知識を得られることを おすすめしますよ? 管理人でした〜
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