記事No |
: 3402 |
タイトル |
: Re: デトネーション? |
投稿日 |
: 2024/05/16(Thu) 13:11:09 |
投稿者 |
: ねぎのリーダー@管理人 <neginoleader@yahoo.co.jp> |
参照先 |
: http://wwwi.netwave.or.jp/~leader/ |
AF16のおっさんさん、初めまして。 当HP管理人の「ねぎのリーダー」でございます〜
ふむふむ。仕様を拝見しました所、ノーマルシリンダー&社外チャンバーですと、MAX9550rpmだと 通常の範囲かと思われますよ。 極端に回転が低い訳では無いと思いますが…
失火の症状、という物は色々な原因がありますので一概には言えないのですが、上の方が 濃すぎて失火しているとも考えられますね。
ですがジェットを下げると症状が悪化、という事ですと…薄いのかもしれません(汗
これは文章では伝わりにくいのですが、少し濃くとも薄くとも、アクセルについてこない 失速・失火感覚は出てきますので… 逆に限界までジェットを上げてみて、症状の変化を感じ取ってみるのも手です。 (逆にプラグの番手を限界まで上げて冷却し、ジェットを下げる、等)
個人的な見解では、スロー(パイロット)44番は少し大きいのでは?とも思いますね。 MJとの繋がりが悪く、そのあたりが悪さをしている事もありますので。 (特に症状が起こるのが「全開加速中」だと可能性は高いです)
そしてベース0.8mm&ヘッド0.3研磨では、圧縮比が高すぎてのポンピングロスとも思えませんので…やはり点火、もしくはジェッティングの影響が大きいかと思います。
後…最高回転数を上げたいのでしたら、特性の根源であるチャンバーを換えるのが一番手っ取り早いです。 排気ポートのタイミングを上げて無理矢理高回転側にパワーバンドをずらすという手も定番ですが、 これはチャンバーの特性が「上に上がったパワーバンド&回転数」に合っていないと、ただ 回転が「回る」だけで全然速くはなりませんので… (2次圧縮比の調整も必要ですし)
とはいいましても、現在の仕様ですと排気タイミングのみは1mm程度上げてみるのもお手軽で良いかと。 MAX500pm程度は伸びきりを稼げると思いますよ?
最後に。 「燃調を薄くすれば最高回転数が上がる」と言う理論は、あくまでポートタイミングもチャンバーも変えず、 エンジン特性を変化させない場合にのみ通用する理論だとお考え下さいませ。
排気タイミングや点火時期が変わった場合、ジェットは上がる方向性ばかりとは限らないのが ハイチューンの基本ですので。
ではでは。 長くなりましたが、不明瞭な所があればご指摘下さいませ。 管理人でした〜
|