記事No |
: 3788 |
タイトル |
: Re: クランクシャフトのスプラインが... |
投稿日 |
: 2024/05/15(Wed) 20:41:19 |
投稿者 |
: ねぎのリーダー@管理人 <neginoleader@yahoo.co.jp> |
参照先 |
: http://wwwi.netwave.or.jp/~leader/ |
ヒロさん、初めまして。 当HP管理人の「ねぎのリーダー」でございます〜
お?Gダッシュに乗られているとはこれまた貴重なお方ですね(笑 何故か当HPにはたくさんGダッシュ乗りの方がいらして下さる様な気もしますが(汗
さてさて。スプラインですか… コレ、ホンダの細軸タイプの致命的欠陥といっても良い所ですね。 アドアドさんのおっしゃる通り、これは後にクランクシャフトを止めるナットが対策品と なっている程ですので。 (定番はフロントアクスルのナット流用でしたね〜)
ヒロさんの場合の具体的な対策としては…ボスを削ってスプラインを出してやる、と言うのは かなり良い方法かと思いますよ? 実際にボスを削るのは大変なのですがそれは置いておきまして(汗
Gダッシュは「大径」に分類される駆動系なのですが、基本的にプーリー径やドリブンの径、 はたまたクランクシャフトとドライブシャフトの「軸間長」は他のDioZX系のモデルと一切変わりはありません。 なのでボスを1mm短くしても、まだ許容範囲ではあります。
懸念されているバランスにつきましては、Gダッシュの場合、DioZXとは約2mmのボス長の違いがありますが、 これは「ある程度フェイス面側(車体左側)」に向かって伸びている物ですので、そこを2mm程落としても ベルトラインは通常のDioZXと「ほぼ」同じになるんです。
今ちょっと比較計測出来る物が無いので正確には出せないのですが、Gダッシュはクランクシャフトの 「ボスの受け側がDioZXより2mm低くなっていて、フェイスの末端位置が変わらない」という方向性で 無い事は確かなんです。 それをふまえても、1mm程度はフェイスが手前側に寄っている設計だと私は分析しておりますので。
実際、クランクシャフト「左側」の部分は、色々なモデルでかなりの長さの差がある物なんですよ。 なので普通の33mmボスのDioに36mmのZX系ボス+駆動系を無理矢理入れてもベルトラインが合わないんですね。 (この場合はZXボスが手前側に長いという相違では無く、クランクシャフトのボスの受け皿部分が 高いという違いなので)
長くなりましたが…1mm分のボスの切削でしたら、Gダッシュらしいローギヤード最小変速は 少々犠牲にしてしまいますが、大幅にベルトラインがずれるという程では無いかと思いますよ。 (最悪、DioZX系と同じ位になるかと…)
最後に… クランクシャフトへの負荷と言う場面では、最大変速時の「ベルトの引っ張り」に対して 気を遣われたほうが良いかと思います。
ハイスピードプーリー+ライブ用ベルトという組み合わせでも、それでもまだベルト長が 足りない場合も可能性もありますので… その位、ボスが長いGダッシュは変速幅を広げられる(広がってしまう)と思っても良いでしょうね〜
ではでは。 長くなりましたが、不明瞭なところがありましたらご指摘下さいね。 管理人でした〜
P・S 画像掲示板はどうぞご自由にお使い下さいませ〜 Gだっしゅでしたら私も個人的に大変興味がありますので(笑
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