記事No |
: 4326 |
タイトル |
: Re: Re: Re: レース参戦 |
投稿日 |
: 2024/05/16(Thu) 21:58:52 |
投稿者 |
: ねぎのリーダー@管理人 <neginoleader@yahoo.co.jp> |
参照先 |
: http://wwwi.netwave.or.jp/~leader/ |
たけしくんさん、初めまして。 当HP管理人のねぎのリーダーでございます〜
スクーターレースを始めたいという事ですが…これは私も山田さんと同じ意見なのですが 「FS」クラスというのは、近年はもう開催しているサーキットは無く、「オープンクラス」での 混走になってしまうというのが最近の流れなのです(泣
いきなり希望を打ち砕く様で申し訳ありませんが、アルミフレーム車でのFSマシンというのは 最近では作成そのものが難しく、もし作成しようとすれば縦型一号氏のおっしゃる通り、 莫大な金額になってしまいます。
私も形だけはFSマシンを所有していますが、作成金額を合計すると中古ばかりとはいえ かなりの金額になっている事は間違いありませんので。 (昔あったSHOPのフルコンプリートマシンでも、50〜100万位はしました)
ちなみにこのマシン仕様だと耐久性も全くありませんよ。2回走行でリングは終わり、ヘタをすると ピストンにまでクラックが入っている事もあり、シリンダーは全力を出して作成しても 10回もサーキット走行すればもう指で触って分かる位減ってしまい使い物になりません。
アルミフレームだとエンジンハンガーが無いので振動はすさまじいですから、各部のパーツや ボルトに負荷がかかり欠落&脱落多数、フレームもすぐにクラックが入り電子部品は振動により すぐにイカれます。
現在のまるち杯レギュレーションでは、タイヤが12インチ以下で排気量は70ccまでというレギュレーションに 変更になっていますが、 お金以外にもかなりのノウハウが無いと、「周回レース」で戦えるマシンを作成するのは難しいですから… (正直、ほぼ15年前の「当時仕様」となっている私のFS-JOGでも、最新型のFPマシンに負けるかと思いますし)
ですので、もしもアルミフレームを都合して車体を作ったとしても、維持する、いや走行させるだけでも 数万円単位のお金がポンポン飛ぶというのが「FSマシン」の宿命なのですね…
現在のまるち杯FSマシンの様に、ノーマルフレームを基調として作成し、各部に柔軟性を持たせ エンジンも昔の60ccでは無く70ccで排気量に余力を持たせれば、かなりの余裕が出来るかとは思いますが、 正直、「ヘタなフルチューン」では熟成されたFPマシンに勝つことすら難しいのが現状かと思います。
…無茶苦茶書いてしまって申し訳ありませんが、改造スクーターでの周回レースとは それほどシビアなものである事をお伝えしたかったのですよ(汗 どちらかと言うと作成後のコンディションを維持する方が何倍も大変ですので。
ですが今からスクーターレースを始められるのなら、やはりノーマル(改)であるFN、もしくはチャンバーのみの FPマシンを経験され、その上でコーナーリングうんぬんではなくパワーや立ち上がりが もっと欲しい、と思われてからFSマシンの作成、でも遅くは無いかと思いますよ?
しかし最初はクラスにこだわらず、好きな作り方でマシンを作り、サーキットを楽しむという スタンスで充分かとも思います。 いきなり厳しいレギュレーションを自分に当てはめてしまうと、それだけで足かせになり 走りそのものを楽しめないというパターンも多々ありますので… (チューニング車でサーキット走ってみた後でFNマシンにはまる人って意外といますよ)
ではでは…否定的で申し訳ありませんが、参考にして下さいませ。 管理人でした〜
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