ごんばんは〜。
すごい(@_@)
どうして安直に社外品に手を出さないのですか？
「マニア」と呼ばれてしまいますよ？？
手ではなかなかしんどいですよね〜。
会社員さんとか、ＭＲ．ＸＹＧさんみたいにフライス盤を使える環境の人は
大概フライスですね（ワシは借りに行く）。
精度出せますし、綺麗で早い。
でも手でも出来ない事は無いですよ。
今回加工した物は手でやりましたの。フライスの借り先がレースで留守だったから。
リューターの歯はどんなの使いますか？
石のはダメよ。プーリーの外側削るなら、金属で円筒状、頭が丸い歯が良いですね。
プーリーは柔らかい材質なので一方向に歯が付いていれば良いです。
プーリーの固定も大事です。ボス穴にボルトを通しナットで固定、それをバイスで挟む、
みたいなー。
プーリーは直に挟まないでね、約束よ。
加工対象物がビビルと、当然切削もやりにくいですし、美しく出来ません。
当然「ここまで削る」という目印は必須です。鉛筆でもケガキでも良いから。
両手でヒシとリューターを掴み、脇を締め、両肘を固定し、あごを引き、
動かすのは手首から先だけで、撫でるように削ります。
対象と身体の位置は椅子と机程度の関係、更にバイスの付いているその板は斜めに
傾けられます。プーリーが水平だと、ちょっと削りにくいから。平らでも良いとは思う。
自分の場合プーリーは目から15センチも離れていません。まさにカブリツキ状態です。
（防塵メガネしてね）
一度に壁の全部を削ろうとすると歯がビビルので、上下方向の半分程度をメドに行きます。
んで、ケガキの半分行ったら次、半分行ったら次、そして下半分も同様。
一周したらノギスで切削量を測定（１溝２箇所以上測定）してメモ、
次は仕上げ代を残してまた２周、測定、メモ。
最後に一番削ってしまった所にあわせて他を削り、紙ヤスリの付いたビットで仕上げます。
途中、歯にアルミのキリコが詰まったり、アッチッチな事もあるので歯に水を付けながら
加工します。んで、切れなくなったらすぐ歯を換えます。
（もったいないけどね。ポートの荒削り用にワイヤブラシで掃除してキープしとく）
一通り終わったらおもむろにローラーを外周に仕込み、プーリーの外面からローラーに
当たるまでの寸法のチェック。均一に加工出来ていることを確認します。
（0.2mm程度の差なら気になる範囲では無い。今回はその程度の精度で根が尽きたので
やめたけど、実際気にならないし、よく回ったのでヨシ）
気にしすぎてはいけないのは、必ずしもローラー溝の延長線のような形状で切削する
必要は無い、って事です。また、外周のローラーが当たる所は真っ直ぐ加工したいですが、
その下側等は多少ウダウダでもダイジョブ。
プーリーを見ると溝にローラーの痕が付いてますよね？外壁のずいぶん手前でしょ？
例えば外側に２ミリのハイスピード加工したところで、既製の溝の外側一杯まで
ローラーは移動しませんよね？
差し当たりダラーンとした溝の延長に時間を費やす事は無いです。
ローラーが壁に当たる前に段付きが無ければ良い、程度の心得で軽い気持ちで行きましょう。
初めから滑らかツルツルの加工が出来ればそりゃ良いんですけど、ある程度の妥協も必要です。
また、ご自分の車両との兼ね合いも大事です。「こりゃ３ミリ位削れるわい」とやりすぎると
妙に変速が終わらずメリハリの無い変な物になってしまいます。←自分
早めに外壁に当てて、ローラーの移動終了がハッキリしてる方がエエ感じ。
道具にもモチロンよります。今は可変速の２万回転/分のリューターですが、
ドリル＋フレキシブルだと数千回転ですので切削量も少ないし、
細かい段は付き易いですね。でも出来ない事は無い。昔はそれでやってたから。
しかし、３個目ともなると社会人でも財布的にしんどいですから、一個加工してもらうのも
良いですよね〜。会社員さんでも、H.I.Dさんでも。
「おお、これがフライスで削った物か！美しい！」って思われますよ、きっと。
社外品のような鋳物のまんまでもない、手削りでもない、美しい切削痕が
貴方を感動させるでしょう。
これから揃えるビット代で加工出来る（送料別）かも知れませんしね。
コツを書こうと思ったっけ、全然違う事書いてるがや。やっぱ数こなすかなぁ？
でもこれからポート等に手を出そうとお考えでしたら、手作業もおすすめですわね。
自分で努力して得た、オブラートを一枚剥ぐように削る感覚は、何物にも換え難い財産だと思います。
とまあ、偉そうに書きましたが、当然こちらの皆様の足元にも及ばない者の考えですので
他の方のご意見が出るまでの暇つぶしに読んでね(~o~)
がんばってちょー(^^)/
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