直也さんご無沙汰でございます〜 相変わらず全力で楽しまれている様で何よりですよ。
さてさて、今回は冷却に関してと言う事ですが。
> そこで質問なのですが水冷ヘッドを使用して街乗りをする際シュラウド左側はどうしたほうが最善なのでしょうか…加工次第で付かないことはないですがホースのせいで寸法がシビアで漏れを完全に塞ぐのは難しいです。
水冷ヘッドと左シュラウドを併用する場合は確かにエア漏れはある程度 我慢するしか無いと思いますよ。
理想としては水冷ヘッド底面にシュラウドが密着すれば良いんですが、 JOGのシュラウドだと左側がかなり取り付け&取り外ししにくいですよね。
なので、多少の「ヘッド側との隙間」は目をつぶり、右と左のシュラウドの 接合面がカパカパしない程度の物で妥協するしか無いと思います。 元々JOGは噛み合わせも悪いですしある程度はやむを得ませんが、 私は左右の接合には最低限度の穴をくってからタイラップ結束、とかも やっていますね。
ちなみに、JOGの場合だとホースは右向きに出したりする事も視野に いれればある程度その辺りの自由度も出ると思います。
>今のところ水温60ほどをリミットとしプラグは半分焼けではなく綺麗に焼けています。シリンダーにも左側にダメージなく至って正常です。以前から気になってはいたのですが異常はなかったもので放置でした。
水温60°リミットでなおかつ強制空冷シュラウド併用であればまず 大丈夫でしょう。 それで万一派手に焼き付くのであれば、冷却の問題ではなく他に 原因があると考えられると思いますしね。
>が、G´の件を見ると不安になりました。街乗りで水冷にしている方は沢山いるはずなのに私はまだ見たことがないので…2stでオーバークールは私は考えていませんのでそりゃ付けたほうがいいかなと思っています。冷えればもっと限界セットできるな〜とも…
そうですね、街乗り水冷自体なかなか見る事も無いでしょうし、今の 時代ならなおの事でしょう。
縦型エンジン+カウルなしであればシリンダーは自然空冷でもそれなりに 間に合うんですが、横型エンジンだとシリンダーが走行風で冷却されにくいと いった事があるので余計に気を遣わないと駄目なんですね。
ちなみに、2stハイチューンでオーバークールなんてやろうと思っても かなり難しいですよ(笑 冷却の容量と言うか効率はやりすぎと思える限界まで上げておいても 絶対に損はありませんからね。 …もちろん、やり方間違ってたら駄目ですけど(汗
>これが進角、最適な点火なのかとしみじみ…なのでG´やZR、Gアク、ZX全て進角しました(笑)いやぁ速い…有難う御座いますm(_ _)m
で、点火時期もある程度いじくられた様で。 これ、CDIに何を使うかにもよりますが、基本的にノーマル特性と変わらない 社外CDIを使った場合でも、その時点でサービスマニュアル値の 点火時期を参考にすれば、その車両自体が何度位で点火しているのかは 把握出来ますよね?
仮に3YKのJOG-ZRだとBTDC14°/5000rpmですが、ほとんど遅角しないCDIを 使ったとすれば、ローターベース加工での全域進角でももっともっと 進角させても十分許容範囲だと断言出来ます。
もちろん限度って物はありますが、これも圧縮比とかと同じで、 どんなエンジンでも常識的な構成であれば、この位の点火時期で 限界、って数値はありますから。
言い換えると、ノーマルから2〜3°程度進角させただけでエンジンが ぶっ壊れるとかであれば、元々のエンジン構成自体がおかしいだけ、とも 言えますんで。
>点火なんてレーサーの考えさ!と考えていたのが恥ずかしいです。
そしてこれは、アクセルを小さく開けて走行する事が多いストリートでこそ、 点火時期の問題って深く考えるべきだと私は考えていますよ。
もっとはっきり言いますと、いくらボアを上げてポートを加工して 圧縮比を上げて高性能なチャンバーをくっつけても、点火時期が 遅すぎると本来のパワーなんて絶対出せませんからね(笑
>コンテンツ全てが自分のためになっていくので有り難く思います。最近は私も変速比と圧縮比の計算をみっちり勉強しており少しずつ車両に反映してます。
ええ、無理されない程度にお勉強して下さいな。 もちろん、私の手法や方向性は一つの意見と考え、他の手法等とも ご自身で色々と比べられてから判断して下さいね。 色んな方向性を知っていても損はしませんから…
ではでは。 目標があるのは良い事ですし、今後とも頑張って下さいませ。 管理人でした〜
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