ベーヤンさんお久しぶりでございまっす〜 レースウィークはドタバタするので放置ですみませぬ(汗
と、レスが重なりそうなので2件まとめてレスりますね。
>なぜかホンダって凄く良く考えられていて耐久性が優れるって勝手 >なイメージがあったんですけど、見事に崩れました・・・(汗 >気になったんですけど、例えば同じホンダ車でもAF35ZXよりも>AF28ZXの方が劣化が小さめとかってあるんでしょうか?
まずコチラですが、これは明らかにありますよ。 AF28ZXの方が駆動系パーツにかかる負担は少なめになっているのは 間違いありませんね。
と言いますか、ライブの方がかなりギリギリのセッティングを施されているとも 言えるのですが、仮にひとつを挙げると、「ドリブン側ベルトかかり径」とか。
これ、ライブだとスーパーよりベルトが長いのもあり、それだけではありませんが ドリブン側はスーパーに比べ外周に近い所にベルトが居るんですね。 が…仮にこのライブのノーマル構成でも、アクセルを開けた瞬間に必要な 「トルクカムが閉じる為の余裕」というのは本当にギリギリのわずかしか無いんです。
なので、下手をしたらパワー等を上げたりした場合、発進時にアクセルを開けた時には ドリブン側できちんとベルトを張れていないフシもあったりしますんで。
ちょっと難しい話ですが、その位ライブだと余裕の少ないノーマル構成に なっている部分もあり、ドリブン側ベルトかかり径が大きくトルクカムの効き具合も 発進時には強くなっているので、全く同一の使用状況であればベルトやWRに掛かる 負担は確実にライブの方が大きいですね。
とまあ、こんな細かい所でも差異ってありますし、一見同じに見えても実はかなり 違っているものでもある、と言う事ですね>スーパーZX&ライブZX
ちなみに、原付一種のみであればホンダは耐久性はかなりギリギリの 所をわざと突いて作って来ていると思いますよ。 (スクーターに限り、ですが)
ヤマハならJOG系が代表格ですが、ヤマハってのは基本的に クランクケースからしてニ種にもある程度設計が流用出来ると 言った感じで、元々のエンジン設計を行っていると取れますからね。
JOGのクランクケースやクランクシャフト構成にしても耐久性は 一種にしては過剰すぎる位にありますし、駆動系パーツにしても ある程度同様なんです。
なので、耐久性もある上にそこそこ性能も上回っているヤマハ一種は とーっても高性能って事なんですよ。 悪くいえば、大して気を遣わなくても壊れない、考え無しにいじくっても 破損しにくいとも言えますから…
>上り坂では50キロで引っかかってアクセル開度に関係無くそれ以上 >速度が出なく、酷いときは平地でも引っ
>かかりが取れない時もあったんで明らかに「異常かな」と思ってい >ました
50キロで引っかかる、と言うのは…フルノーマルに近い状態であればそこまでの 速度域では90度溝部分を使ってますんで、多少のコンディション変化でも 非常に大きく走行性能に影響してくるので、一概に劣化とも言えないんですよ。
が、スムーズではなく、「気にしていないと分からないLV」で無いのであれば 異常と言えば異常になりますね。 変速回転数の落ち込みってヤツも、ホンダのフルノーマル車であれば 新車ならば知っていないと分からないLVでして、素で体感する事は難しい 物だと思いますから。
>ノーマルのセッティングは「ヘの字トルクカムによる回転数の落ち >込み」と呼ばれているものですよね?
いや、これまた揚げ足を取るみたいで申し訳ありませんが、「への字」だから 落ち込むという解釈はちょっと違います。
一直線なら落ち込まないのか?といえばそうとは限りませんし、クレアカムでも への字っちゃへの字ですよ?(笑
これは、一般的には直線溝であればスムーズとかって言われてる場合もありますが、 大事なのは「溝角度」で、これが45→90°だからこそ落ち込みが出る(出やすい)のであり、 への字の折れ溝だから落ち込みが出る、というのは間違いです。 (溝の角度とどの速度域までこの角度を使うか等、トルクカムってのはむっちゃ難しいので)
私から言わせれば、溝角度にもよりますが一直線溝だと逆に変速回転数が 上昇してしまう場合が多いので、そっちの方がおかしいと思ってますんで(笑
>全て鵜呑みにするのではなく、考えて疑問を持つ事も大切なんですね >当たり前の事ができてなかった・・・・orz
いやいや、これはあからさまにおかしな事を気分的な満足感を出す為?に 明記しているパーツメーカー等にも責任がありますよ。 そんな事を平気で推奨してなんとも思わないのか?とちょっとカチンと来る LVですからね私からしてみれば…
個人だから、メーカーやショップじゃないからといっても疑問の出る部分は あって当然だ、と言う事ですよ。 鵜呑みにするのも悪い事ではありませんが、あからさまにおかしな事に対し 気付ける様になるにはやはり知識と経験がモノを言いますね。
>ローラーならプーリーとランププレートとの間に挟まってるからグリスはベルトにはかからないだろう >と思い塗っていましたが、確認すると結局全て遠心力で外側に吹き飛ばされていてローラーは潤滑できていませんでした >今はシリコンスプレーなら吹き飛ばないからグリスよりはローラーを保護できるかな?なんて思ってます
シリコンスプレー、ですか。 吹っ飛ばないのなら問題は無いと思いますが、それでも私はローラーの保護を 目的として何かを塗ったりはしませんね。
これ、ローラーの保護と言う事は、片減りするのを防ぐと言う事だと 解釈しますが… ローラーの劣化というのは、ランププレートのカド部分にローラーが刺さっている 状態を長時間高負荷で維持するからこそ減ってしまうんです。
特に、ハイスピードプーリーとかだと顕著に出ますし、最大変速状態を 維持しまくって走るのであれば、ぶっちゃけローラーの耐久性なんて気にしても 無駄です、と断言しても良いですよ。 シリコンやグリス程度でエンプラ(って材質です)の劣化が防げるのなら苦労はしません(笑
極圧がかかる所には確かにグリスは有用ですが、「塗っているだけ」では ローラーの保護には全くもってならないです。 前述しましたが、ねっちょねちょにグリスの海に漬かっている様な昔のホンダの グリスタイププーリーでも、ローラー自体が磨耗しにくいかと言えばそうでも ありませんでしたからね。 最大変速ばっかりさせていると意味が無いシステムですよアレってば(笑
で、この辺で次行ってみましょ。
> 結局、部品はプーリーからベルト、WRまで全て純正品で組み直して駆動系に関しては社外品は無くなりました
おお、フル純正ですかね?これまたかなりコストが掛かったと思いますが 一回はそれを体感しておく事は必須とも言えますので。
で、その現状で「不満」があれば改善していけば良いだけの話なのですが 意外と純正ってのは普通に走るでしょ?(笑
> ねぎのリーダーさんのご指摘通り、やはり最高速は落ちてしまいましたが、それはハイギヤ等今後の課題ということに(笑
最高速に関してはですね、基本的に社外プーリーはアンダーパワーの車両で ムリクソ最高速を出すというモノになるので、こればっかりは無理をさせてでも 最高速を取るのか、もしくは耐久性を求めるのか、という二択にしかならないんです…
純正加工であればある程度の耐久性は出せますが、上記の様にWRの減りは どうやっても誤魔化せませんからね。
だからこそ、ギヤ比の変更の方がトータル的には不具合が出にくい、と私は推奨して いるんですよ。 とはいえ、フルノーマルに対してわずかな減速比ダウン、というギヤ自体が 存在していないのでこれもまた問題なのですけれどね_| ̄|○
> そこで気になった事があるんですが、プーリーをライブDioZXの「GBL-700」で注文したのですが、プーリー本体の刻印には「GR1-88」とありました > これはまさかスーパーDio系?と思ったのですが、元々「GBL-700」にはこのような刻印があるのでしょうか?
えーっと、GBL-700のライブZXプーリーですが、これはGR1-88の刻印は 存在しますね。 が、対するスーパーZXの物でも、実は全く同じ刻印があります(笑
が、これは両者の違いはグリスガード取り付け用のねじ穴が開いているか どうかの違いで、他の箇所の寸法等には一切合財変更はありません(断言
ライブの作製の時にわざわざスーパーZXのプーリーを流用せずに新規部品を 作ったのだと思われますが、この辺がホンダの恐ろしい所で、形状等に わずかな変化しか出さずとも、品番ごと明確に替えて新しい金型にて 新規パーツを作成して来るという、無茶苦茶贅沢な車両開発のやり方を 行っているんですねホンダさんは(笑
…この「ホンダらしさ」があるからわずかな差異のあるパーツだらけで気が狂うので(以下略
とまあ、プーリーに関してはそれで正常なので何も気にする事はありませんよ。 普通は気にしないそういうトコに気付かれたのは素敵だと思いますし、ね〜
> PS:タコメーターを頂いたのですが、それがFZR250の物でした > 4気筒の物では流石に無理がありますよね・・・・orz
うーん、4気等でもいけるモノはいけると思いまよ? 私、確かCBRかなんかのを使ってみた事があった記憶がありますが 違ってたらごめんなさい(汗
パルスが拾えるのならばまず試してみるのも良いですし、逆に2stの 2気筒でも駄目なものは駄目ですからね。 こういうのは何事もチャレンジですよ?元がタダなら怖くありませんしね(笑
と、駆動系リフレッシュにて改善された様で何よりですよ〜 ノーマル構成純正パーツ、これが気に喰わないのであれば初めて 不満を解消する為にいじくるのがチューニング、と言う事でひとつ。 管理人でした〜
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