記事No |
: 6285 |
タイトル |
: Re: カメファクプーリーをお使いのみなさまへ |
投稿日 |
: 2011/10/26(Wed) 07:04:07 |
投稿者 |
: ねぎのリーダー@管理人 |
参照先 |
: http://www.neginoleader.com |
Gダッシュオヤジさん毎度でございまっす〜
さてさて今日はWRの件という事ですが…
> 某オクで、購入したウエイトローラーの消耗が激しく(激安品
安物は減る、という事はやむなしだと思いますよ。 高かったら良いのは当たり前ですが、安い物にそこまで求めても しょうがないと思いますし、ね。
> ヤマハ系50ccのウエイトで耐久性の有る物って。 > > 純正品しか無いのでしょうか?。
個人的意見ですがまず無いでしょうね。 デイトナのオレンジ色のやつだと結構持つと思いますが、値段とのバランスを 考えれば純正で上等だと私は考えています。
> 私の乗り方も悪いのでしょうが・・・ > > (常にアクセル全開)
そうですね、WRというものは別にころころと転がりまくっている物では無いので、 最大変速状態の時に、ランププレートのカドで押さえつけられるといった状態を 維持する為に、そこだけに圧が掛かって一箇所が減ってしまうんですよ。
WRを減らさない最大の対策は、「最大変速状態での巡航を維持しない」と。 銘柄云々を考えるよりもこれが一番ですしね。
後、これは私のスタンスの一つなんですが。 仮に巡航速度を60km/hで維持したい、となれば、フル全開の全力走行であれば 80km/h程度は出せる仕様を作っておかないとダメだと考えていますよ。
フルノーマルであればおおむね55km/h程度ですでに最大変速に至っており、 それ以上を維持するならWRは常にぎゅうぎゅうとランププレートのカドに 刺さり込んでいる訳で、これで減るな、なんてのは鉄のカタマリのWRでも 無い限りは不可能です。
だからこそ、高速巡航を旨とするのであればハイギヤの方がはるかに 安定製やメリットが出る、とも言えますね。
> 以前使っていた、キタコプーリーより。 > > ウエイトの消耗が激しい気がしまして・・・
これはメーカーの設計にもよりけりですが、WRの幅が狭いヤマハ用WRを 使うカメファク製プーリーだと、普通に考えるとWR1個辺りの負荷は大きくなって 当然ですし、これは文句を言っても始まらないんですよね。
なお、ランププレートのカドを大きく面取りすれば多少はマシにはなりますが、 ランププレートのカドが最大変速時にWRに大きな角度で刺さり込む様な 設計の場合はそれを行ってもそこまで差はありません。
…と言いますか、私はWRって別に多少であれば平らな部分が出来ても 構わないと考えていますよ(笑
前述の様に、毎回の変速時にころころ転がっている訳でも無いですし、 あくまで「スライド」しているモノなので、一箇所が平らになってしまう事の デメリットといえば、最大変速時のプーリーのスライド量が多少減ってしまうと いった事位ですしね。
もちろん、何万kmも走った中古車の様に金属が飛び出す位にめっこめこで あるとかは不味いですが、表面のエンプラがちょっと平らになっている位では 重量差も出ませんし、加速特性が明確におかしくなるなんて事は無いです。
そこまで気にするならむしろベルトの幅の変移をマメにチェックした方がはるかに 建設的ですよ。
> あと、人間データ:身長168cm・体重80kg・足27.5cm > > 人間の軽量化が手っ取り早いんですかね・・・
いや、人間を軽量化しても、常に最大変速状態を維持していればWRの減りは 全く変わらないでしょう。 足のサイズが…なんてのは置いておきましても、これが体重120kgあるとかで あればさすがに苦しいですがそこまでは行ってないですしね。
結局、その最大負荷の状態を長時間維持し続ける事が何より不味いのであり、 そこを改善しないと根本的な解決にはならないです。
そもそも、WRというのはフルノーマルでも減る様に出来ている物なのですから、 ある程度は割り切らないとチューン車を維持するという事は難しいと私は 考えていますよ。
どこかにも描きましたが、チューンしてのパワーUPというものはノーマルの 「耐久性、安定性を削ってパワーに変換している」と考えるべきですからね。
とまあ、WRの品質に関しては同一条件で色々なメーカーの物を試してみないと 分かりませんから、色々な方のご意見を伺うのも宜しいかと思ったり… あくまで私は基本は純正品で上等、それ以上に良いモノを求める必要性も、ケチる 必然性も無い、という事で。
ではでは参考にして頂けると幸いです。 管理人でした〜
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