金ちゃんさんいつもながら毎度でございまっす〜 と言いますか連日になってきてしまってますが(汗
さて、早速ですが品番の方は単純なミスという事で… ドライブフェイスも新品の模様で、これでもう可能性を考えられる点は 無くなってしまいましたね_| ̄|○
> スライドピースはおそらく代替で来た物と記憶しております。 > 気になるのは組みつけても少し緩く抜け落ちて来ます。
これ、確かにそうなるのですがもう旧品番は無いのであればどうしようも ありませんね。 本来はきっつきつなのをちょっとずつ慣らして行く方が理想だったのですが これも時代の流れかなと(泣
で、ココから本題ですが。 私のライブDio-ZXにノーマルパーツを組み付けてざっと計測を行ってみましたよ。 ちょっとエンジンがかけられる状態ではなかったので、ある程度クランクを電動工具で 回してベルト張っての計測になりますが、これはコンマ2〜3o程度の差しか出ないので その辺も加味してご覧下さい。
・ベルト GAG 671x18.0x8.5o (手持ちのJ52だと18.3o幅とかしかなく近い物をチョイス) ・ボス35.9o (一応同じ寸法をチョイスしました)
・実回転 2.7回転弱
ドライブ側ベルトかかり径 43.8φ ドリブン側ベルトかかり径 109.9φ
105.9÷39.8=「2.660」
※ボスのみ36.1oに変更
・実回転2.75回転程度
ドライブ側ベルトかかり径 43φ ドリブン側ベルトかかり径 110.6φ
106.6÷39=「2.733」
と、こんな感じになりましたね。 ボスを36.1oの物を使ってみたのは、ライブDio-ZX品番だと36oからはコンマ1程度 +に向いている物が多いので一応の基準としてみました。
ベルトは100%は張ってはおらず、99%かもしれませんがそれでも実回転と計測の 差は微々たるものですし、サービスマニュアル値の2.850に迫れないのは色々な 誤差等の面が大きいのと、完全にベルトがびしっと動作した状態ならそれに近くなると いった感じで受け取らねばいけませんが(汗
ちなみに、こういう実回転+マジックかかり径計測の場合、サービスマニュアル値に 対しての近似値にはなりますが、それは基本的に「減速比が大きい方向性」への +数値のズレにはならないんですよ。
仮に2.500がサービスマニュアル値だと、実測では2.400とか、ハイギヤ方向への 誤差が出るのが基本になります。 私も色々な物を測りましたが、これが+側に向いた事は一度もありませんので、 サービスマニュアル表記というのは厳密に言えば動作時の数値を把握した上で 表記しているのか、といった事も頭には入れていますね。
が、社外品やちょっとでも構成を変えるとそういうのは関係なくなって来ますんで、 物の考え方の方向性、という事でひとつ。
で。また話が飛びましたが。 私の実測ではボス誤差もあえて作ってみましたが。やはりライブDio-ZXでは 2.4位といった数値には実測もかかり径もなりえなかったです。
ベルトを完全に張るともっと減速比増大方向へ向きますし、これがマイナス方向へ 向く事は、少々のパーツ誤差では考えられない、といった裏付けになってしまいました…
> あと関係ないかも知れませんが、プーリーのWR移動部先端の(最大移動側)壁ですが > ひとつ飛ばしで外壁が厚いんです。
そしてこれ、画像板の方も拝見しましたが誤差とは言えない位に差がありますね。 これ、私このタイプのプーリーはかなりの数を見ていますが、新品状態でこんなに なっているのは一度も見た事がありませんよ(汗
かなり興味深いのですが、私も新品やら新しい目の物をついでに確認してみましたが そうなっているモノは無かったです。 基本的に、壁の中央部の厚みは平均して2o前後、あってもコンマ1o程度の差しか ありませんし、確実に誤差の範囲でした。
> チェスタのノーマルは6個所全壁厚くWRの移動幅を制限しているのかなと思いましたが。 > 今回使用しているZXのプーリーはひとつ飛ばしで厚い薄いになっています・・・ > WRは6個入れているので関係ないかもしれませんが少し気になったので。(後で写真板に掲載させて頂きます)
うむむ…いくら制限があるとしても、WR6個仕様の構成で壁が交互に変わっている、と いうのは解せませんね。 そんな事してしまうと1個のWRに均等に力が掛からなくなってしまい、劣化していく時の 減り具合が異なってしまうと思いますが。 わざとやっているのであれば非常に不明瞭ですよ_| ̄|○
で、ここで一つ、と言いますかもはやこれしか要因が無いのでは、とひらめきました。 もしかして、いやもしかしなくてもその金ちゃんさんのGBLプーリーがひょっとして 何らかの仕様変更を受けている、といった可能性です。
今更ですが、少なくとも私は1年前に買った物は外壁の厚みが違うとかにはなって いないのは本日確認しましたが、これがWRの入る部分にも何らかの変更があり、 WRとランププレートを入れた状態ではプーリー本体がちょっと多くスライドしている 状態になっているのでは?
これ、そのプーリー単体にWRを入れてHGランプを乗せ、36oのボスを突っ込んだ 状態にて、「プーリーの山の頂点からボス末端まで」の距離を測って頂けませんか?
上記の様に通常のDio-ZXであればこれは約11.5o程度なのですが、金ちゃんさんの ベルトかかり径計測値を鑑みるとここが1o以上とか低くないとおかしいワケで…
ランププレートが異なるとここいらへんの数値は激変しますが、確実にHGのランプで 36oボスであるのならば他に考えようがありませんので。
…もうこれでビンゴでないとおかしい、といった分析になりましたが。 プーリー本体が仕様変更されている、といった部分には全く目が行かなかったです。 と言いますか、そんな方向性の変更なんて、他の純正プーリーでも私が知る限りは 行われた事なんて無いですよ(汗 耐久性向上の為に品番が変わっても構成までは変えてこないのがホンダだと私は 考えていましたので_| ̄|○
ではでは。 ほんのわずかに残った希望に賭けさせて頂きますね(笑 あ、もちろんすぐに測って下さい、という意味ではありませんのでまたお時間の 開いた時にでもお願い致しますです。 管理人でした〜
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