原付つ〜さいさん、初めまして。 当HP管理人のねぎのリーダーでございます。
と、いきなりですがお初の方なのであれば一言挨拶位してもバチはあたらないと 思いますよ。 この辺は規約に書いてますが…建前でも良いのでその位はお願いしたい所です。
さてそれではご質問の件ですが。
> 125ccクラスの空冷2サイクルエンジンのシリンダーヘッドの限界温度は何度くらいなんでしょうか。
これ、明確な構造が分かりませんので正直なんとも言えませんが、強制空冷か 自然空冷かによっても限界温度という物はかなり違ってくると思います。
> 最近温度計を着けたんですが、ちょっと全開走りしただけで220〜250℃と言う数値が表示されます。 > まだまだ上がりそうな雰囲気ですが、250℃以上は試していません。
私は温度計をエンジン自体にくっつけての計測、というモノはマメに行った事は 無いので外部計測等での経験になりますが、220〜250℃というのはいくらなんでも ちょっと高すぎるのでは、と推測しますよ。
これはプラグ座面へのアダプターでの計測の様ですが、同様の温度計を使われている 方のデータを拝見する限りでは、強制空冷車でもよくいって130℃程度の模様ですし。
なお、強制空冷車のエアシュラウドを取っ払い、フィンをむき出しにして適当な自然 空冷であるSS1/32mile用マシンでも、数本の連続走行行ってもプラグ座面周辺の 温度はよくいっても140℃とかですね。
エンジンで一番温度が高くなる排気ポート周辺であれば、外部で簡単に160℃程度は 突破してしまいますが、これでも通常時で軽く200℃オーバーというのは私は見た事が ありません。 (安定運用出来ている場合に限り、ですが)
> 酷使しすぎて焼きつかせた経験もあるので、温度計を着けてからというもの、恐ろしくて飛ばせなくなってしまいました。 > 残念ながら、焼きつかせたときの温度データは有りません。
こういうのは数値で目に見えてしまうと無性に気になってしまう、というのは大いに あるかと思いますよ。
しかし、一度トラブルを起こしているのであれば、現状の運用にて真っ当に走行が 出来ている上、温度的にも前述の数値で安定させられているのならば、一応は 現状では安全範囲内である、と判断しても良いのでは無いでしょうか。
なお焼き付き時の温度データが無い、という事ですが… これは多少「やばそうな」セットや運用をを行いつつ、限界を見定めてデータを 取っていくしかないでしょうね。
多少薄めで高負荷を掛ける等のテストを行えば、エンジン廻りから発せられてくる 熱自体も体感で分かる位に違う場合もありますし、その時点での実際の温度を 記録していけば良いのではとも。
同一車種、同一仕様の車両で温度比較が出来れば目安にもなりますが、最初に おっしゃられた「限界温度」というモノは結局は自分で推測を行い、見極めていくのが 最良だと私は考えていますよ。
> センサーがプラグ穴タイプなので、高めに表示されてしまうのかもしれません。
数値だけを見る限りではそんな感じも受けますが、125cc自然空冷車といった前提で あれば、熱量的にはかなりの物でしょうし冷却効率は良いとは言えないでしょうから 100ccもいかない車両等のデータと比較しても意味は無いかもしれませんが…
それでも、ひとつの目安としてシリンダーとピストンがロックしてしまう様な状態に なっている場合、シリンダーの外側でも300℃近い温度である、といった点を鑑みれば プラグ座面で250℃というのは個人的にはかなり高めの気がする、と私は思います。
> ガスが薄い、点火時期が早い等の話ではなくて、温度そのものについてご教示いただければ幸いです。
申し訳ありませんが私はそういっただいたいの温度、といった物では推測等を行わず、 自分が使う車両であれば手取りのデータ等で立証しないと気がすまないタチなので 明確なお答えが返せませんがご容赦下さい。
こういうのはどちらかと言いますと、125cc空冷2stだから、といったくくりで基準がある ものではなく、車両構成や冷却システムの優劣でもかなり変動してくると思いますので なかなか明確な基準を設けるのは難しいと思います。
ではでは参考にして頂けると幸いです。 管理人でした〜
|