記事No |
: 6736 |
タイトル |
: Re^3: ライブディオZX AF35規制後について |
投稿日 |
: 2013/11/17(Sun) 07:23:32 |
投稿者 |
: ねぎのリーダー@管理人 |
参照先 |
: http://www.neginoleader.com/ |
のだまぁさん毎度でございます〜 ではでは今回もちょっと補足なんかをば。
> リーダー様が仰った駆動系を確認したところ、明らかに社外品とおもわれるウエイトローラーが入っていまして、重さは量っていませんが、明らかに軽かったので手持ちの8g×6個を取り付けて試運転したところ、メーター読みで60km/h程度まで速度がでましたが、しばらく走っているとまた55km/h程度で同じ症状が出るようになってしまいました…
排ガス規制後のライブDio-ZXはノーマルWRの重量は7.5gx6個なので、それより 軽い物が入っていたのであれば少なくともフルノーマルの構成では無いと思います。
8gx6個だとまあまあ近い特性は出せると思うのですが、しばらくして元に戻って しまうというのはちと解せませんね… 最高速度、的な物がノーマルに達しないという理由は、大抵はパーツの劣化に よるものなので、他にも色々と劣化部分がありそうな気がしてなりません。
> あと駆動系をバラしたときにプーリーの外周付近が黒くなっていたんですが、ベルトがスリップしているということなのでしょうか?
これは中古車には散見されますが、それはある意味で正常なんですよ。 おっしゃる通りこれは過度のベルトスリップ状態の一環でして、フルノーマルの 車輌だと特にですが、最高速度状態を無理矢理維持して走行していたりすると 最大変速状態でまともな駆動状態になっていない、という事はよくあります。
もしくは、ベルト幅やプーリーのへたり、トルクカムの不具合等もこういった トラブルを引き起こす原因となるので、劣化がある場合だとこれは当然の 症状だと認識すべきですね。
> やはりリーダー様が仰るように全て純正新品にするくらいでないと直らないと思いますが、あまりお金をかけられないのである程度的を絞って修理していきたいのが本音です(汗
私としましても何が何でもお金を掛けて各パーツを交換しましょう、という事を 強制したい訳では無いのですが、少なくともノーマル状態の性能すら発揮出来て いない場合であれば、何が劣化している、というよりは全てが劣化しているからこそ そうなっているのですよ(汗
これが新車から5000kmも走っていない中古車とかであれば、まだ簡単なところで ベルトやプーリー、WRや場合によってはトルクカムの交換程度で元の性能を 発揮する事は可能ですが、今の時代そんな程度の良い車両はまずありませんし。
1万kmを走破している様な原付一種車だと、正直エンジン自体はそれなりに 持っていても最高速度が新車の様に出ない、となれば駆動系のパーツ郡は 全てがへたれてきている、という事と同義なので、はっきり言いますがそう簡単に 性能を回復させる事は物理的に不可能なんですね…
これは当HPでも色々な所に記していると思いますが、原付一種のスクーターと いう乗り物は基本的に30km/h+αと坂道や荷物を積んだ状態でのそれだけの 速度にて運用が出来ればOKといった物なので、法廷速度の倍の速度を出して いる状態を何万kmも走ってもずーっと維持しよう、となればそう簡単には いかないんです。
はっきりした劣化具合を見極められないとどこのパーツを交換すれば良いかの 判断は難しいですし、それが出来ないならば丸ごと交換していく、といった 手法しかありません、と言うかそれしか出来ないと思いますので。
元々が80とか90km/h出せる原付二種車で60km/hを維持しようとか、180km/h出る バイクで100km/hを維持しようとかであればいくら劣化してもその程度は さして難しくはありませんが、限界の上限が違いすぎる原付一種スクーターでは 60km/hを維持する事は難しい、という認識で行かれると宜しいかとも。
なので、まずはどこが劣化しているのかを見極めていく事が必要ですし、 目で見て分からない物は良品に交換してみるしか手が無い、といった点は ありますし、実際私も分からない部分に関してはそんな物ですからね(笑 人間が手を下す以上、魔法の様な事は不可能です、という事で…
ではでは。参考にして頂けますと幸いです。 管理人でした〜
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