おっとAF30乗りさんお久しぶりでございます〜 …忘れてはいない管理人です(汗
さてさて、早速ですが今回もいつもながらのレスをば。
> バイクの方は相変わらず快調を維持はしております。 > 1000km未満走行ごとにバラしてます。
1000kmでバラして点検している、という事ですがこれはなかなか宜しい 事かなと思いますです。 エンジンだと色々な所がすぐ安定してくれば良いのですが、なかなかそうも いかない事もあるのが現実ですしね。
> オイルはA747を使ってますが、このカーボンの溜まり具合は普通でしょうか? > 混合比は40:1〜50:1を行ったり来たり。 > 画像は700km走行後のです。
画像拝見しましたが、カーボンの溜まり具合、となればこんなものだと思います。 黒い部分そのものは濡れている様に見えますが、これはエンジンをプラグチョップ しない限りは多少は濡れているので正常ですね。
ただ、そこそこパワーバンドを使った直後にアイドリングあまり無しでエンジンを 止めて腰上を開けた、といった状態ならばちと濡れすぎの感はあります(汗
ピストントップに関しては、掃気ポートの噴き出し角度が適正であった場合なら ピストンの一部に掃気流の形跡、すなわち金属地肌が見えている所があっても おかしくはありませんが、この手のボアアップキットにそれを求めるのはちと 酷なので、白っぽく焼けていなければまあ良し、とするのがベターででしょうか。
ヘッド側に関しては、こちらも色々な事の辻褄が合っていれば、ヘッド燃焼室には カーボンはほとんど付かないのが一番の理想になります。 (これまたこの手のキットにそれを求めてもいけませんが…)
これはアイドリング等を多用していても、ピストントップにはカーボンが付いても 燃焼室側のカーボンはまず適正に焼き切れるのが基本なので、少なくともピストン トップ側よりはヘッド側カーボンがかなり少ない状態で無いとベターでは無い、と 私は考えておりますね〜
なので…これまたあまり愉快な物言いでなくて申し訳ありませんが、社外品で 辻褄の合っている腰上パーツという物はほとんど無いですし、燃焼室側の 焼けやカーボンの溜まり具合、というのも実際には2stスクーターのノーマル エンジンでは、それらが「見てはっきり分かる程」にはエンジン構成がしっかり 出来ているものではない、という事なんですね。
さすがに真っ白でぷつぷつの異常燃焼が起こっている等では問題ありですが、 丁度よい具合、というのは「きちんとしたエンジン」でなければ中を覗いても 分りづらいのが現実です、といった点も頭の片隅に入れておいて下さいな(泣
> 走行中はストレス無く走れてますし、燃費も40km/g前後です。 > オイル消費は上記の混合比で1700km/g位です。
ふむふむ、それであれば表記通り混合比は40:1ちょい位になっているのですね。 A747だとカーボンは溜まりやすい、と言いますか「焼け色が出やすい」といった レーシングオイルならではの特性があるので、カーボンの溜まり具合があまりに 多くとも実際の潤滑には足りていない、といった事もあるので難しいです。
しかし、排気量を鑑みるとノーマル風味の強制空冷システムでは不安なので そこはオイルでカバーするしか方法がない、という(泣
> 75km/h迄は出ますが、限界近くで連続走行はちぃと怖いので、いつもは65km/h位で巡航しています。
こういうのはパワーバンド近辺を使っているかどうか、にもよりけりですが アクセル全開ではない巡航状態にて、パワーバンド下限あたりをキープしていれば 燃料消費率もかなり良くなりますし、何せ2stの場合はパワーバンドを上に外しても 下に外しても効率は悪くなる、というのがキモですね。
> A747のストックがまだありまして、次はYAMAHAの青缶がストックしてあるので、それを使ってみようかと。
次はヤマハの青缶を試されるのですね。 …が、さすがにそれだといくら混合仕様とはいえA747と比べると天と地の差が あるものである、といった点はご注意をば(汗
赤缶ならまだ分らなくもないですが…個人的にはチューンエンジンだと混合仕様でも そこまでオイルグレードは落としたく無いです。
> (青缶の場合は、20:1の混合比で使用してくださいって、缶に表記してありました。
推奨混合比は、あくまでその位のオイル量を使わないと不味いです、という事に なるのですが、20:1だとエンジンスタート直後やアイドリングではかなり不味い事に なりますから、一度運用してみてから徐々に薄くしてやるのがベターかなと。
が、一般的な2st内燃機に対し、20:1で「使わなければならない」といった指定ならば オイルそのものの潤滑性能はかなり低い、とも考えられますので…
2stスクーターであるならば、30:1より濃い運用で全体的に上手くいく事はちと 難しいと思いますし、濃い目にしていても常にカブり、くすぶりとの戦いになる上 ここ一発での潤滑、油膜保持力、冷却効果はイマイチのまま、という事もあるので オイルグレードが低いと限界はあります、という事で(汗
ではでは、いつもながら長くなりましたが参考にして頂けると幸いです。 管理人でした〜
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