2スト拳太さん毎度でございます〜
と、今回はAF35ライブDioでしょうか?こちらも最終型からはすでに 15年が経っている年式な上、各部のトラブルはかなり出やすい車種なので なかなか一筋縄ではいかない、といった点はご留意下さいな。
>冷却時からの、始動はOK、1〜2K走行後、失火発生、どうにかストールせずに、ベースに、戻る状態です。
失火発生、とありますがこれはアクセルを開けていてもパスンパスン、と いった断続的な点火カットが起こる様な状態、といった解釈で宜しいでしょうか?
それならばまずは点火系、おっしゃる通り各部の点火装置をチェックしていき 交換してみる消去法が一番ベターでしょう。
>自分の対応は、CDI社外品新品交換、レギレータ部品取り(中古品)交換等、対応してみましたが、改善されません、
CDIに関しては可能であれば中古で良いので純正品を用いた方が良いでしょう。 年式的に考えると社外品の何十年も前の中古となれば劣化していない方が 珍しいですし、運転時間や温度変化で走ってると駄目になる、といった点は 社外品では見極めづらいと思われます。
レギュレータはレクチファイアだと思いますが、これに関してはたまには 壊れることもありますが、ライブDio系の場合はAC発電から下流のレクチファイアが 壊れていたとしても、バッテリー電圧さえあればエンジンの点火には問題は 出ないので、走行時の失火とはあまり関係ない気もしますよ。
これ、エンジンをかけてアイドリング状態におけるバッテリー端子間の 電圧っていくら位になってますかね? もし、レクチファイアや充電系がおかしくてバッテリーに充電がされず、さらに バッテリー自体も駄目になっているのであれば走行中の失火は充分に起こりえます。
かつ、空転で回転を上げての端子間電圧があまりにアンダーだったりすると 走行中の点火力は完全にバッテリー依存なのでこれも駄目でしょう。
>更に、点火コイル交換を、予定していますが、更なる、議案が有れば、後事案お願いします。
IGコイルもあまり壊れはしませんが劣化は確実に進行するパーツなので、 他にモノがあるならば交換してみるのも良いでしょう。 あまりありませんが、コイル内部の抵抗値が極端におかしくなっていたり する物もあるので、どのみち電気系トラブルだとテスターとサービスマニュアルの 電流規定値は必須となるかとも。
>自分の考えでコイルの確認後は、エンジン本体の、ばらしの確認かな?と思ってます。
エンジン本体となれば、定番ですがクランオイルシールの破損や、基本的な トラブルであるクランクシャフトのガタでしょうか。 クランクシャフトがガッタガタになっていると回転を上げるとフライホイールの ピックアップが安定して信号を拾わなくなり、失火やミスファイアの嵐に 見舞われるのは定番中の定番です。
が、これはあくまで2スト拳太さんのおっしゃる「失火」が私の想像している 失火状態と同じものであったという前提なので、単純な二次エアによる失速感で あったり、断続してカブり続ける様な状態ではない事を前提としてますので よろしくです。
後、走行時の振動等によってのパーツの不具合といった可能性もありますが、 これはまず、その症状が出たときにスタンドを立ててリヤタイヤを浮かせ、 その状態で回転を上げてみても同じ症状が出るかどうか、の確認が大切ですね。
>後ヘッドライトがアイドル時に、消えてしまいます。今回の不具合に、起因したトラブルですかね?
これはかなりおかしいですが…ヘッドライトが消える、となれば電球の フィラメント部分にも全く点灯の徴候が見られず、熱が入っている感じも 見られない、となれば前述の交換したレクチファイアが正常であるならば 発電系統が全く作用していませんね。
これもアイドリング時に、ヘッドライトの端子間電圧を計測してみれば、 完全に0なのか低電圧なのかで話は違ってきます。
なお、ライブDio系のヘッドライトは完全なAC制御なので、バッテリーは ほぼ関係ありませんし、そこを疑うならばハーネスは除外するとしても 発電コイルあたりでしょうか。
ここがおかしくなる、というのは私は過去に経験がありませんが、交換して 改善が見られる可能性は0ではないと思われますよ。
ちなみにこの点に関しては、走行時の失火とは切り離して考えた方が 良いですし、ひょっとしたら発電コイル交換で全て解決するかもしれませんが 何故そうなったのか、の原因を突き止めておかないとまたいつか同じ症状が 出る可能性は高いのでお気をつけ下さいな。
ではでは、参考になれば幸いです。 管理人でした〜
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