DJ1 初期 高校2年生さん初めまして。 当HP管理人のねぎのリーダーです。
さてさて、お名前通りお若い方かなと推測しますが…それに加えてDJ-1とは これまた古い車種にお乗りなのですね。 世代的に見ても私が10代の頃でもすでに古い印象があったのですが、今でも 現役の実働車があるというのはとても貴重かなと思いますよ〜
> 本題の件なのですが、30〜40`/hで走るとトランスミッション付近(後輪??)からビィー、、ビ、、、ビィーと断続的に異音がします。
さてさて、ご質問の件ですが…申し訳ありませんがこういった「異音」と いったトラブルの場合は、現物の車両を見て乗って触ったとしてもなかなか 確定が出来る物では無いのですよ。
よほど分かりやすいところならばまだ話は別なのですが、トランスミッションの ギヤ付近、という箇所が「確定」していればまだしも、駆動系に近いところでも あるのでそれだけではなんとも言えない、というのが本音になります。
これは誤解なさらないで頂きたいですが、私は情報もロクにない状態での 憶測等で適当になりがちなアドバイスを行う、というのは好みませんので、 はっきり言って曖昧なアドバイスしか出来ないといった点ははっきりと 記させて頂きますね。
> トランスミッションの廃油を抜き、新しくウルトラG1(パーツリスト指定)を入れ直し、走ってみたのですが、解決しません。
まず、基本ではありますが純正ギヤオイルを交換した、となればある程度の改善が 見込めても悪くはありませんが、何も変わらないのであればそれはもうすでに 内部のギヤやベアリングが破損している&磨耗限界を超えているといった可能性が 高くなってきますね。
年式的には正直、動いている方が珍しい車両ですからこのあたりは異音の可能性と してはっきりさせるにはきちんと分解、点検を行わないと特定は不可能です。
金属が鳴っている、といった感じの異音ならばギヤベアリングあたりは交換して みないといけませんが、こういうモノはある程度見込みをつけたならば消去法で 一つずつ潰していくのがセオリーなので…経験が無いといきなりは無理になって しまいますがギヤ回りのベアリング、オイルシールを全て新品交換していく 方向性が現状ではベターかなとも。
なお、この手のスクーターのギヤオイルは新車時に結構マメに交換していないと かなり高確率で低走行でもギヤ回りの異音や回転抵抗を発生するので、オイルを 交換しても手遅れ、といった事例はザラにあるので…
> ヤフー相談BBSのユーザー様に聞いてみたところ、アスクル(ファイナル??)シャフトの歪みとホイールの歪みが原因かもしれないとご助言頂きました。
他でも相談された様ですが、そのアドバイスには多少異論を挟ませて頂きます。 アクスルの歪み、という事ですが旧式AF05Eエンジンとはいえ、リヤホイールの 刺さるシャフトはかなり頑強に出来ており、ここが経年劣化で歪むどころか 曲がっているといった事例は私の経験上では一度も見た事はありません。
かつ、曲がるとすればベアリングにはまっている根元部分なので、もしも シャフトが曲がっていたとすればすでにベアリングは破壊されており、 手でリヤタイヤを回してもかなり重たい上、がたつきも出ているでしょう。 なので、絶対とは言い切れませんがアクスルシャフトの曲がりは構造上ほぼ ありえないかな、と言えますね。
ホイールはこの年代のホンダスクーターはまだマシですが、走行中に段差に ヒットした程度でも容易く曲がってはしまいます。 しかし、ホイール曲がりにより異音が出る、という事はどこかにタイヤや ホイールが接触しているという可能性が高いですが…スタンドを立てた状態で タイヤホイールを注視し、どこかに擦れている形跡があるなら可能性は 高いですね。
しかし、そこまで目視でホイールの「振れ」があったとしても機械的な 異音にはあまり直結しませんし、歪んだとしてもブレーキシュー側に ドラムライニングが擦る可能性はまず無いので、これも残念ですがちと 見当はずれのアドバイスかなと私は感じますよ。
> ただ、身近な者に相談すると、自分で解決しろと言われそうで教えていただける方がおらず困っております。
ご自分で解決しようとされるならば、まず駆動系とギヤ廻りを分解してみないと 何も進まない、というのが実情になりますね。 厳しいかもしれませんが、私もアドバイスや手順をお教えする事は出来ても、 それを実践される高校2年生さんがそれを的確に実行出来るのか、となれば 私には分かりませんので…
これに関しては無難にバイク屋さんに一度持ち込んだ方が良いと思いますよ。 異音の解決、というのはプロでも前述の様な「消去法」で対応するのが 基本ですから、最悪の場合には見当が外れ、手間賃ばかり掛かった上に 直せない、といった可能性も0ではない事の覚悟も必要ですが。
こういった件は、対価を覚悟した上でプロに責任を伴って任せる、というのも 自己での問題解決の一つには変わりはありませんから、それも手だという事で。
ではでは、長くなりましたが今回はこれにて失礼しますね。 管理人でした〜
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