月海玖珠さん遅ればせながらあけましておめでとうございます〜 今年も宜しくお願い致しますね。 と、早速ですが今回も横から少々失礼をば(汗
> ウエイトローラーの重量を約半分にされたそうですが、もともと6000rpmで変速が始まる構成のウエイトローラーを半分にすれば、 > 遠心力は回転数の二乗になりますから9000rpm弱で変速するはずなのです。
こちらの件なのですが、これはちょっと違うんです。 変速回転数というモノはそこまで決め打ち出来る物ではありませんよ。
なお、WRの遠心力を算出する場合は、
質量(kg)×半径(m)×角速度(rad/sec)^2(二乗)=遠心力(N)
になっており、単純に回転数の二乗では無いんですよ。 WRが現在存在している回転半径と、回っているスピードすなわち角速度を 勘定に入れないとダメなんです。
かつ、変速回転数となればその上で、プーリーのWRガイド傾斜角度とランプ プレートの傾斜角度の合力を加味していくのですが、これが
遠心力(F)/(WRガイド角度tanθ1+ランプ角度tanθ2)
となります。
先に遠心力を求め、さらにWRそのものの遠心力が「プーリーをスライド させる力」に変換される力の値を算出します。
その上で、トルクカム作用力+センタースプリング反力の「合力」を求め、 少なくともその合力をプーリースライド力が上回らなければ変速回転数って 決まらないのですよね。
仮に、ドリブン側合力が80kgあってもWR遠心力〜プーリースライド力が 70kgしか出ていないのでは、計算上の遠心力を求められるWR重量を入れた ところで変速回転数はその通りにはなりません。
このあたり、とってもややこしいのですが是非当サイトの「スクーター改造」の 下から2番目に記している「WRがプーリーを「押し出す力」について」の コンテンツを参考にされる事をお奨めしますよ。
なお余談ですが…今は知りませんが昔は某パーツメーカーが月海玖珠さんの おっしゃる計算式を変速回転数計算式、として公開していたりしましたが、 残念ながらその計算式では役に立たないのでご留意をば。
そして写真拝見しましたが、これって純正色ではありませんよね? 鮮やかなグリーンに見えますが、サイドモール部分までツヤを出して塗装を されているのが素敵ですよ〜 …私はそこいらへんは塗るのを躊躇うタイプなので。 かつ、私はボディカウルを「塗っている」のが大好きなんですよ(笑
それと何よりもマフラーのサイレンサーですが、2st的になっていますよね。 こういうのってなかなか新鮮に見えてしまいまして…4stストリートマフラーと なれば基本的には砲弾タイプのぶっといの、といったイメージが強いので 個人的には好きだったり(汗
ではではいつもながら横からですが今回はコレにて退散をば(汗 管理人でした〜
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