ライブディオ大好きさんお久しぶりでございます〜
さてさて、純正CDIの流用を試されたのですね。 後期型ライブDioという事は排ガス規制後のモデルあたりだと思いますが、 このあたりの年式はSTD、ZXグレード共に回転リミッターは存在しないので キーボックスからのピンク線の入力&動作は必須ではありますが、中期型以降の ハーネスベースだと端子の入れ替えのみで簡単にリミッターカット出来ます(笑
> リーダーさんのページを見ると、キャビーナcdi推しだったりしますが、後期ライブのcdiはなにか微妙なポイントがあったりするのですかね?いかんせんキャビーナcdi高いですよね。
で、こちらなのですがこれは現実的に全く差はありません、と断言出来ます。 キャビーナ&ブロードの純正CDIがメジャーになったのは、あくまで配線4本のみの 接続で回転リミッター無し&点火時期ノーマルと同じ仕様というものが簡単に 実現出来るからなんですよ。
が、ライブDio系中期型以降のハーネスの場合、盗難防止装置の一環として キーONでCDIへピンク線からの電圧入力があり、それが入っていないと他の 4本を繋いでもCDIは動作しないんです。
なので、盗難防止ピンク線の無い初期型車体(94〜96年式)の場合だと、最終型の CDIを接続してもピンク線の端子が余りますが、動作させるにはそれに対して キーONで9V程度の電圧が入る様に改良しないと流用が出来ない、という事だったり。
現実的には、ライブDio系だと残存している車両はもはや97年中期型〜01年の 排ガス規制の最終型までの方が圧倒的に多いでしょうから、そのあたりの 車両というかハーネスベースだと無理にキャビーナ純正CDIを用いる必要って 無かったりするというのが本当の所なんです。
…何故これをあまり私が言わないのか、というのは、キャビーナCDI流用の情報が 世間に広まった後、中古パーツ相場の高騰が起こったからなんですが。 (たまにはどこかに書いてたりしますが) 別に私の意見一つでパーツの相場がどうこうなるのか、と言えばそこまで影響は 無いのですが、過去には他のパーツ等でそういう事が起こった事もあるので(汗
というワケで、ハーネス&キーボックスが中期以降のライブDioであれば、ちゃんと ハーネスのピンク線は動作するので、ピンク線入力のある後期型CDIを使っても 全く問題なく回転リミッターは無くなる、という事でデメリットもありません。 (むしろ初期型車体に該当CDIを使うとピンク線入力なしでは動かないだけです)
後、規制後車両だとサービスマニュアルでは点火時期設定はBTDC17°と 表記されているのですが、これは明らかにハッタリか誤植であり、実際に 現物の点火時期を測っても他のライブDio系純正と同じBTDC14°固定でした、と いう点も付け加えさせて頂きますね。 …ライトチューン仕様ならばピックアップ削りで3°位は全域進角させた方が 元気は良くなりますが(笑
フライホイールのピックアップ位置が違ったり、他のあれこれが異なっていたりも しませんし、実際に点火角度を高回転まで計測して14°だった、というのは 間違いなので、このあたりは単なる情報どころか記述に踊らされてはいけない 点でもあったりしますよ。
では参考にして頂けると幸いです。 管理人でした。
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