ライブディオ大好きさん毎度でございます〜 加工品プーリーのインプレどうもありがとうございます。
> 加工品を取り付けると、7.5gでウエイトのセッティングがでました。 > 出だしから40キロくらいまでは6800rpm > 40→55キロめがけて6800→7000rpmにじわじわ回転をあげて > 60キロ前後で6800rpm位まで低下。 > 60を超えたあたりで変速終了してネジ山を少し超えた66位と思われるところで7000rpmでした。
純正で6800rpm変速かつ変速終了53km/hあたり、という前提であれば 加工プーリーの特性としては60km/hオーバーまで変速継続、という事で バッチリだと思いますよ。
> ベルトが痩せている影響でトルクカムの傾斜が変わるポイントが高速側にシフトしているような感じです。
ココに関してはトルクカムの溝切り替わり点の摩耗具合とかでも変わってきて しまいますし、純正大径プーリーとの相性も少しは出るのでなかなか難しいです。 が、よほど劣化したトルクカムでない限り、ノーマルパワーですと溝角度で500rpmも ドロップする事はまず無いので、このあたりは妥協も必要ですしね(汗
> 変速比は25パーセント位ハイギアになっていそうなので、社外品ポン付けの2倍位、2mm位プーリーのスライド量が増えているように思います。控えめな加工に見えましたが思った以上に高速域の変速幅が増えていました。
そうですね、スライド量としては1o以上2o行かない位の変速比をベターとして 狙ってはいるのですが、あまりやりすぎてもトルクカム溝が後半90°でない場合の 仕様だと、アクセルOFF時のシフトアップ量がとんでもなく大きくなって回転数が 大きくドロップする為、バランスが難しい所ですよ。
ただ、例外的にはノーマルレースだととにかく最大変速到達点の速度を稼いで 行きたい為、プーリースライド量はもっと大きくすることもあったりします。 ただ、加工は出来ずセッティングでの構成変更のみなので当然デメリットも 出ますが…(泣
> ルーターを使ってどうやったらあそこまで上手く加工できるのか、一度拝見したいなーなどと思ったりします^_^ こちらはそんなに特殊な事をやっている訳ではありませんが、あえて言うなら 加工度の熟練、というだけでしょうか(汗 リューター自体の精度や刃物、砥石の選定は当然としましても、狙った寸法へ 間違いなく近づけて加工が行える技量、というものが一番大切だと思います。
とはいえ、実際に必要なのはこの加工の場合、見た目の美しさでは無くWRが ガイドの傾斜によりどれだけ動けばどれだけプーリーがスライドするか、が 何よりも大切な為、最終段階ではWR等を当てがって実際の各部寸法計測により 最終的な精度を出してはおりますね〜
> 自分は今ベルトサンダーを使って加工していますがルーターより加工の自由度が減るのが難点ですね。低速側はウエイトの遠心力がかからないので多少加工が汚くても大丈夫なのですが、高速側は適当な加工をするとあっという間にウエイトがガタガタになりますのでなかなか難しいと思っています。ベルトサンダーを使うことでこの点は解消してはいますが、加工自由度の点では壁を残すとなるとなかなか苦しいものがあります。
ベルトサンダーは回転方向としてはWR等の円柱状の物体がはまる部位の 拡大には向いているのですが、いかんせん「刃先」が遠めになる為にどうしても 細かな作業には無理が出てくる面もありますね。
おっしゃる通り、壁面が荒れているとWRの耐久性に影響があるかもしれませんが、 ランププレート末端の刺さり具合の方がはるかにダメージがでかい為、私は あまり面の仕上げ具合には気を遣ってません、と言いますか割り切ってます。
Dio系だとノーマルでも最大変速状態を維持し続けるとランププレート末端が WRに刺さり込む様な力の掛かり方になる為、ランププレートの末端を処理して やるしか構造上の解決策が無い為に、追及してもあまりメリットが出ないという 点は仕方ない、という事で…
> なかなか、素晴らしいプーリーをありがとうございます! > > また、機会があれば加工をお願いしたいと思います。
いえいえ、楽しんで頂けた様で私も嬉しいですよ。 また何か機会がありましたらよろしくお願い致しますね。
では今回はこれにて失礼をば。 管理人でした〜
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