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記事No 1669
タイトル シリンダ耐久面
投稿日 : 2024/05/15(Wed) 14:07:13
投稿者 じおぐ
参照先
こないだはみなさまきアドバイスありがとうございました。
またまたお知識をお借りしたいのですが
JOGのボアアップKITで60CCだと鉄(純正ボールイング品)が目立つのですが65CCになるとアルミ製がよくあります。
後者は排気量的に放熱効果を考えてアルミになっているとは思うのですが
この場合耐久面ではどちらがいいでしょうか?
あくまでもどちらが熱ダレ 焼きつき等に強いですかといことです。
5CCの違いで鉄かアルミか迷っています。
60CCでアルミがあればいいのですが・・・

よろしくお願いします。

記事No 1672
タイトル Re: シリンダ耐久面
投稿日 : 2024/05/15(Wed) 14:07:13
投稿者 ねぎのリーダー@管理人
参照先 http://wwwi.netwave.or.jp/~leader/
じおぐさん、こんばんはです。


ボアアップシリンダーの耐久性ですか〜。
これはなかなか難しい問題ですね。

一般的には鉄シリンダーが主流ですが、これはやはりコストの面の問題が大きいと思われます。
放熱性自体はやはりアルミシリンダーの方が上だと思いますが・・・私アルミシリンダーは
1回しか使った事がありませんので(汗


昔デイトナから出ていたアルミシリンダー(68cc)なんですが、これは明らかに耐久性が無かったですよ。
最近某所でもご指摘を受けたのですがアルミのシリンダー部と、鉄のスリーブ部分がうまく合ってないらしく、
早い時期にシリンダー全体に歪みが出てきてしまい、あまり良い印象がありませんでした。
ポートは当時としては画期的なセンターリブだったのですが、逆にその辺りにも原因があったのでは?と思っています。

実際問題、ボアアップシリンダーの耐久性は、どのくらいボーリングしているかにもよって
違ってくると思います。
大きくボーリングし、スリーブが薄くなればなるほどスリーブ自体の歪みも出やすくなりますしね。
(シリンダーにもよりますがあんまりスリーブが薄いと、物理的にスリーブとピストンリングが
当たらなくなる程歪む可能性もあります)
・・・もちろん小さめのボアで高回転型でも耐久性は落ちますけれどね(汗


熱ダレに関しては、空冷である以上ある程度はしょうがないと思います。
この辺りは、分離よりは混合、ノーマルキャブよりはBIGキャブ、空冷よりは水冷、といった具合に
チューニング度合いによって冷却効率が上がっていく物でもありますので。
しいていえば、アルミの方が強いとは思いますが。
(耐焼き付き性に関しては、使い方次第でどうとでもなりますので・・・)


最後に・・・やはりボアアップと言う物は基本的に「耐久性無視」のパーツだと私は思っていますんで、
ノーマルシリンダーと同様に、「減ったら交換」する位の気持ちで望むのが良いと思いますね。

長文失礼しました。

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