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記事No 3842
タイトル OILポンプについて
投稿日 : 2024/05/16(Thu) 20:07:38
投稿者 しもっぴー
参照先
皆さん、こんにちは。
こちらでは、はじめてになります。しもっぴーです。宜しくお願いします。

以前、リーダーさんがお答えになっていたボアUPでOILポンプの増量加工は、低粘度のOILを使用することで対応可能との事でしたが、ノーマルキャブが前提での事でしょうか?
BIGキャブで混合気量増加でも、エンジン冷却を水冷化する事で対応していけばよろしいのでしょうか?


太軸にデイトナアルミボアで全水冷化をしてビートに載せようと企んでいるのですが、ポンプの加工をしながら疑問が一杯浮かんでしまい、頭が焼き付き起こしました・・・(汗;

ご教授お願いいたします。オ( ̄人 ̄)ネ(−人−)ガ(*_ _)人イ

記事No 3857
タイトル Re: OILポンプについて
投稿日 : 2024/05/16(Thu) 20:07:38
投稿者 ねぎのリーダー@管理人
参照先 http://wwwi.netwave.or.jp/~leader/
しもっぴーさん、こんばんはでございます〜


ふむふむ。オイルポンプの増量加工ですね?
コレ、低粘度のオイルを使うと、ポンプ開度が同じでも全体の流量としてのオイル量は増えるので、
実際は「燃えにくく硬いオイル」が大量にエンジンに流れ込むよりは、「燃えやすく柔らかいオイル」を
ポンプの加工を行った上でも、必要最低限度の効率でエンジンにオイルを送り込める、と言う事…でしたね(汗

そうですね…結局ホンダの分離給油システムですと、マニホールドへのオイル供給と同義なので
ニップルやホースを太くしてやっても、ノーマルキャブ仕様で発生するマニ内部の負圧の効率は
さほど上がらないので、ノーマルキャブではボアアップエンジンが焼き付かない程にオイルを
送り込むとなると、かなりの量のオイルを「無駄に」送らなければならないので、あまり建設的とは言えませんよね。
(マニ&ケースの負圧が上げられない分、オイルを引っ張り込む側では無く送る側に高効率が
求められる…ハズです)

なので、結局はキャブ口径やマニ内径、リードブロックを大径化しエンジン内部への吸入効率を
重視した方向性の方が、分離給油でも焼き付きにくい傾向にはあるかと思います。
大量の混合気をケースに送り込める分、冷却効果も上がりますので。
…それでも、マニホールド内部を「つたって流れ落ちている」と言われる分離給油オイルなので
いくらオイル量を増やしても限界はあるかと思います(汗


…しかし私、分離給油で水冷&ボアアップという方向性はさすがに経験がありませんので(汗
50ccでも混合給油寄りの私なので…冷却についてはなんとも言えないです。

ですが全水冷だと、シリンダー部分もかなり冷却されるのでまず熱的なトラブルは起こさないと思いますし、
ヘッドのみ水冷でも、かなりのLVまでは持つものですから。
(通常、水冷ヘッドのみの装着でも焼き付くのは、よほどのハイチューンで無い限り
ラジエターの効率が悪い事が多いです)

…さすがにそれでも混合仕様の冷却&潤滑効率には遠く及ばないと思いますが、アルミシリンダー全水冷&
オイルポンプ加工&BIGキャブだと、結構行けそうな予感はしますね(笑


結局、個人的には否定的な意見になってしまいますが…オイルポンプを加工してオイル量を増やすよりは、
少しでもガソリンタンクに混合ガスを入れた半混合給油の方がはるかに効果がある事は間違い無いので…
シリンダーが水冷ならいける…「かも」としかお答えできません(汗


うーんあんまし解決になってませんが…是非ツッコミお願い致します(笑
管理人でした〜

記事No 3870
タイトル Re: Re: OILポンプについて
投稿日 : 2024/05/16(Thu) 20:07:38
投稿者 しもっぴー
参照先
リーダーさん、こんばんはです。

とても為になるご意見、感謝いたします。

>マニホールド内部を「つたって流れ落ちている」と言われる分離給油オイルなので
>いくらオイル量を増やしても限界はあるかと思います(汗

ワタクシもこの「鼻水垂れ方式」は、混合気のムラに懸念がありました。
純正の場合は、スロットルバルブを伝ってガソリンと一番混じりやすい部分でもあるので、それでも良いのかと思っていましたが、やはり吸気効率からの冷却を考えた方が良いのですね。

実は、恥ずかしながらリーダーさんのHP読ませて頂くまでは、「OIL=潤滑」だけしか頭にありませんでしたから、とても勉強になりました。

可能性ということで、解説いただいて
私なりに、1つの方向性が見えてきましたのでチャレンジしてみます。

ありがとうございました。

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