山田さん、毎度こむばんはでございまっす〜
ふむ。Gダッシュのドリブンですね? コレ、おっしゃる通り、「トルクカムの溝を加工出来る」場合には、正直何の意味も成しません(爆
アレはあくまで加工、改造が不可のFNクラスマシンでの苦渋の選択なので、正直トルクカムの 溝を1mm程度正確に3箇所共掘り下げてやれば良いです(笑
で、おっしゃる通りクラッチのプレート部分には、Dio系大径トルクカム+ドリブンでも 最大変速時には1mm位のクリアランスしかありません。 が、Gダッシュのドリブンを使用すると、クラッチのプレートとトルクカムの頭がほぼ当たるか 当たらないか、位までの「開き」を得る事が出来ますね。 (正直、溝を加工出来るのならもう少し行けますが)
なので、Dio系のノーマルドリブンに比べれば、クラッチ側に当たるギリギリの所までトルクカムを 広げられる、のがGダッシュドリブンと言う事になりますね。
…溝加工が前提でしたら、トルクカム側の下側Oリングを突き破る寸前まで長穴加工しても、 それでトルクカム上側シールがクラッチに当たるかな?位までしか加工は不可能ですので、 どちらにせよクラッチプレートとの接触を前提として加工すれば最大の効率を得られますよ。
(シムを噛ませる程の移動量だと、多分アウターにトルクカムが当たる上に加工でOリングを突き破ります)
後、私リードには詳しくありませんが、しもっぴーさんのおっしゃる手法もアリですね。 ですがこれですと、そこまでトルクカムの移動量を増やした場合、おそらくクラッチアウターのはじっこに 最大変速したトルクカムが接触します。 最悪、クラッチアウターも加工しなければならなくなりますねコレ(汗
なお、コレで落とし込みを増やした場合、トルクカム&ドリブンの中央部、平坦な部分に ベルトがめり込みリヤがロックするという症状も某サイトで拝見しましたのでお気を付けくださいませ(汗 (Gダッシュドリブンでも結構ギリギリですよココって)
と…ドリブン側の最大変速比の変更となるこの溝加工やGダッシュドリブンですが、 これはドリブン側の為、1mmベルトの落とし込みが増えるだけでも、ドライブ側との変速比の 関係で言えば、ドライブ側ベルトを3mm程度上げたのと同じ計算になりますので。 少しの加工で効果絶大なトコですね〜
サイト内にはあえてはっきり書いておりませんが、コレは変速比という物を計算すればおのずと効果は 分かって来るものですので…ご勘弁をば(笑
と、必要以上にうんちくが長くなりましたが(汗 ココ、正直ドリブン買うより加工した方が良いと言う事をイチオシしておきますね。 管理人でした〜
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