[リストへもどる]


[記事リスト] [注意事項] [新規投稿] [新着表示] [過去ログ] [ワード検索] [管理用]

  • 新着順で表示しています。


記事No 4391
タイトル 中速の谷
投稿日 : 2024/05/15(Wed) 09:16:22
投稿者 SUZUME
参照先 http://home.catv.ne.jp/dd/suzume/index.html
ども SUZUMEです

 あいもかわらずTracyネタですが。
 ここで問題視されているオートチョークをあえて採用して、負圧チョークよりは
チョークオン・オフが確実になったと思ってます。
 http://r-246-web.hp.infoseek.co.jp/cz2mai46.htm

 で、チョークがオフになるようになったら、今まで現れていなかった4,500の谷が
復活したのですね。これは、ノーマルキャブの特性だとかいう話も

 で、あがいて、フロート高をいじった(湯面を下げた)らかなりよくなったんだ
けど、「5,000」でちょっともたつく?
 もっと湯面を下げるとか試してみようとは思いますが、なにかお勧めの実験はあ
りますか? チョーク以外は完全ノーマルのはずですが。
 あ、試したくてもニードルとジェットは使える他の番手を知りません。純正では
売ってない。エマルジョンチューブも欠品です。メインが#122.パイロットが
#54らしいけど。

 そういえば、
 メイン 689−14343−XX
 パイロット 396−14342−XX
って何か流用できる車種ありますか????

記事No 4393
タイトル Re: 中速の谷
投稿日 : 2024/05/15(Wed) 09:16:22
投稿者 ねぎのリーダー@管理人
参照先 http://wwwi.netwave.or.jp/~leader/
SUZUMEさん、こんばんはでございます〜


なるほどなるほど。あいまいな動きの負圧式チョークユニットよりは、正常にさえ動けば
メリハリのあるチョーク運用が可能な様ですね〜

しかしそれによって谷が顕著に出るとはこれまた問題ですね(泣
症状と対策を伺う限りでは、単純に混合気のバランスかとも思われますが、
これはセッティングパーツが無いのでしたら根本的な解決は難しいかとも…

油面を下げて薄めにし、ニードルも調整で改善の方向性に向かったのであれば
もっと薄くする方向性で良いかと思われますが、油面はあまり低くしすぎても
絶対的なガス量の供給不足を招く事もあるので程々が良いですね。


そうですね…お勧め実験となりますとやはり極端なセット変更になります。
MJを極端に落としてみて、その状態で同一の回転数に谷が発生するか、と言う事を
見極めるのも面白いかと。

後は、スロットルバルブ(カッタウェイ)の吸入側角度を変更し、ニードルとのバランスを
試してやるのも定番ですね。

しかしどちらもパーツに依存するのでSUZUMEさんの環境では難しいかと思いますが、
スロットルバルブの加工でしたら同一品のスペアがあれば実行可能かとも。

あ、ジェットの流用品はちょっと私のデータでは分かりかねますので(泣
ジェット各部のサイズ優先で合いそうな物を探すのが良いでしょうね。


そして「谷」についての補則をひとつ。
どうやらキャブのセットがおかしくて谷が発生している模様ですが、原因がキャブだとしても
これが「トラブルの出る回転域=アクセル開度」とは限らない場合が多々あります。
これは「吸気系の基本」にも書いていますが、アクセル中開度=中回転数では無い、と
言う事ですね。

アクセルを全開で発進して谷が出るのと、巡航中に2分の1位のアクセル開度に
アクセルを開けなおして谷が出るのとではまた解釈が異なってきます。
全開発進でも中開度でも同様に5000rpmで谷が出るのでしたら、これはキャブでどうこうと
いった問題では無く、エンジンの出力特性の問題になってきますね。


もしくは…これは無段変速スクーターに限りますが、変速そのものの機構がおかしくなり、
変速中の回転の引っかかりを「谷」と誤解する場合も多々あります。
ちょっと古くなったプーリーや各駆動系パーツだと非常に良くある症状なので、
キャブを疑うのも良いですが、それは駆動系において絶対にメンテ不良箇所が無い、と
言う大前提の元に成り立つ、とお考え下さいませ。


と、長くなりましたが、参考にして頂けると幸いです。
管理人でした〜

記事No 4394
タイトル Re: Re: 中速の谷
投稿日 : 2024/05/15(Wed) 09:16:22
投稿者 SUZUME
参照先
こんばんは

 またまた長いですが、もうちょっとおつきあいいただけますか


>これはセッティングパーツが無いのでしたら根本的な解決は難しいかとも…

 基本はこれですねぇ


>そうですね…お勧め実験となりますとやはり極端なセット
>変更になります。MJを極端に落としてみて、

 テストとしては一度極端をやってみるのがセオリーですよね。


>後は、スロットルバルブ(カッタウェイ)の吸入側角度を変更し、
>ニードルとのバランスを試してやるのも定番ですね。

 初めて聞きました。
 おもしろそうだけど、試してダメなら元に戻らない(泣
 MJすら番手を変えられない(ヤケ笑


>アクセルを全開で発進して谷が出るのと、巡航中に2分の1位のアクセル開度に
>アクセルを開けなおして谷が出るのとではまた解釈が異なってきます。
>全開発進でも中開度でも同様に5000rpmで谷が出るのでしたら、これはキャブでど
>うこうといった問題では無く、エンジンの出力特性の問題になってきますね。

 まず、現象の確認から

 全開発進 6,000まで一気に上昇 4,000まで落ちる(変速の問題)
      再び4,000から5,000へ上がるのにちょっとかかる(変
      速比が変わるから起きる問題?)
 中間加速 4,000を割るくらいから追い越し加速を開始すると
      なかなか速度が上がらない。その瞬間にタコを見ると
      いつも4,000前半
      全開発進では気づきにくいがほぼ同じ回転数でもたつ
      ついている感じ。現象が弱まるのはローターの慣性で
      乗り切っているのか、変速比が全開発進の方がまだ低
      いから目立たないのか。
      ともかく、4,500前後でトルクは落ちているらしい。

 ここまではCZのノーマルキャブではよく出ている現象
 で、液面を下げたら、上記の現象が減って中間加速でもたつく回
転数が5,000に変わった。

 回転数が移動したということは、谷の原因はキャブと言える?

 さらに、エアクリーナボックスに18mm径の穴を2個開けていて、
今までは蓋をしていたんだけど、液面を下げた状態で穴を開けると
1個だけでも異常なくらいもたつく。

 ということは、薄い? 液面下げすぎ?


>もしくは…これは無段変速スクーターに限りますが、変速そのものの機構が
>おかしくなり変速中の回転の引っかかりを「谷」と誤解する場合も多々あります。

 20年もので新品パーツ出ないわけで、劣化はしているはずです
が.......


>ちょっと古くなったプーリーや各駆動系パーツだと非常に良くある症状なので、
>キャブを疑うのも良いですが、それは駆動系において絶対にメンテ不良箇所が無い、と
>言う大前提の元に成り立つ、とお考え下さいませ。

 とりあえず、この前まで常時チョークONでは気にならなかった谷
なので、とりあえずキャブセットが先かな。と........
 しかし、チョーク不良の時は出なかった現象だとすれば、濃くし
ちゃえばいいいのか?という気もするんだけど。常に1/3チョー
クONを正常とするとか........

記事No 4399
タイトル とりあえず
投稿日 : 2024/05/15(Wed) 09:16:22
投稿者 SUZUME
参照先 http://home.catv.ne.jp/dd/suzume/index.html
 薄すぎるという想定で液面を 0.5mm 上げたらまぁまぁになりました。

 とりあえず、標準スタートラインまで来た?

 マジェとフュージョンと0加速で同等。ただし、横並びで抜けないというのはいいんだか悪いんだか謎。


ひとまず、ご報告

記事No 4404
タイトル Re: Re: Re: 中速の谷
投稿日 : 2024/05/15(Wed) 09:16:22
投稿者 ねぎのリーダー@管理人
参照先 http://wwwi.netwave.or.jp/~leader/
SUZUMEさん、こんばんはでございまっす〜


ふむふむ…症状を伺う限りでは、キャブセットにより失速感の出る回転域が
異なってきているという事なので、ある程度はジェッティングによる悪影響も
あるみたいですね。

>で、液面を下げたら、上記の現象が減って中間加速でもたつく回転数が5,000に変わった。
>回転数が移動したということは、谷の原因はキャブと言える?

これですと…絶対的なガス供給量が減った事によりもたつきが軽減された、となるので
絶対的に「濃い目」の回転域が存在した、と言う事かも??

ですが、

>さらに、エアクリーナボックスに18mm径の穴を2個開けていて、
>今までは蓋をしていたんだけど、液面を下げた状態で穴を開けると
>1個だけでも異常なくらいもたつく。

>ということは、薄い? 液面下げすぎ?

コチラが逆の方向性になっているのが怪しいです。
エアクリの穴を増やした所でもたつき感が増えると言うのは明らかに極端に薄くなっている
証拠ですので。
追記で油面を0.5mm上げると良くなった、との事ですので、失速感がジェッティングに
よる物だったとすれば、確実に「薄い事による」失速だった、という結論になりますね。

ちなみに、濃すぎる事による失速(?)感ですと、該当する回転域ではわずかながら
「失火」が起こり、一定回転の中にもわずかに「ブブッブブッ」という不正点火の部分が
混じってもおかしくはありませんので。


最後に…以前と重複しますが、無段変速であるスクーターの「中速域」と言う物は、
正直、キャブセットでの失速感で回転が落ち込む程セッティングが狂っていると、
変速力に負けてしまい一気に失速した様な症状になるかと。
プーリーを変速させつつ後輪を駆動する程のパワーが出ているのなら、キャブが少々
薄くとも普通には走る物なんですね。

ですのでこういう症状の場合、駆動系の劣化のせいで回転域の不具合が出ている、と
いう事がほとんどかと私は思います。
元々のエンジン&チャンバー特性やキャブの劣化、と言う可能性ももちろんありますが、
スクーターの場合ですと駆動系と言う物は色々な所に悪さをする物である、と言っても
過言ではありませんので…
駆動系も、プーリーの段付きやベルト等の劣化を点検してみるのも良いかと思いますよ。


ではでは。長くなりましたが本日はこの辺で失礼をば致しますね。
管理人でした〜

記事No 4411
タイトル Re: Re: Re: Re: 中速の谷
投稿日 : 2024/05/15(Wed) 09:16:22
投稿者 SUZUME
参照先
レスありがとうございます
ちょっと間が空きました (もう終わりでもいいとか 笑)


 普通?は4,500で濃い  & 変速比的にも苦しいから目立つ
 今回は全部薄かった。 だから5,000から持ち上げるガスが足りなかった。

 ということかなぁ? と頭でだけ思う。


 現状で燃費は20km/リッター
 けっこういい方なので濃すぎてはいない?


>> ちなみに、濃すぎる事による失速(?)感ですと、該当する回転域では
>> わずかながら「失火」が起こり、一定回転の中にもわずかに「ブブッ
>> ブブッ」という不正点火の部分が混じってもおかしくはありません

 今、「オートチョーク」が解除される前に走り出すとこの状態ですね。


>> 無段変速であるスクーターの「中速域」と言う物は、

 一度に、両方やりたくなかったんですが、そろそろ時間的にも駆動系側
を見る時期かな。といっても、確認と清掃くらいで、交換できる部品はな
いんだけど。


>> こういう症状の場合、駆動系の劣化のせいで回転域の不具合
>> が出ている、という事がほとんどかと私は思います。

 あくまでそれは「問題あり」という前提で(笑
 1個ずつチェックを (泣


 で、キャブはもういいかな、と思いたいんだけど、ここ数日で
急に気温が高くなって、炎天下に走ると、20km/hくらいまでのも
たつきが夜より顕著。
 気温差で出るとすると、やっぱり主因はキャブ、というより空
燃比でしょうねぇ。

 まぁ、普通なら、駆動系で救ってやる領域なんだろうけど。

記事No 4414
タイトル Re: Re: Re: Re: Re: 中速の谷
投稿日 : 2024/05/15(Wed) 09:16:22
投稿者 ねぎのリーダー@管理人
参照先 http://wwwi.netwave.or.jp/~leader/
SUZUMEさん、こんばんはでございます〜


なるほど…オートチョークが効いている状態のみ濃い方向性の失速感が出るのでしたら
他の領域は普通もしくは薄い、と判断しても良さそうですね。

全域が薄めで、パワーの谷を持ち上げる力が無かったと言う事でしたら、駆動系の
うんぬんは抜きにしても、方向性としては良い方向性かと思われますよ。

しかし、私はどうしてもそういったスクーターでの失速感ですと、よほど酷い場合は
駆動系を疑ってしまう癖がありますね。
こればかりはスクーターである以上、絶対に誤魔化しが効かないという人生を送ってきましたので(笑


ではでは。
古いエンジンだとパーツ供給も難しいかと思いますが、頑張って下さいませ〜
管理人でした。

- WebForum -