マッハ豆蔵さん、毎度こんばんはでございまっす〜
を、よく見ると初めてのご質問ですね?? これは私も気合を入れてお答え致したく思います(笑
と、プラグのお亡くなり方ですね? これ、文字通り完全に再利用不可能になるコトを指します。
@カブっただけでプラグは再利用不可能になるの?
なります。一般的なプラグではいくらカブろうとも自己清浄作用が強いので、着火しないLVまでは なかなか死にませんが、レーシングプラグですと生ガスを焼き切れない為、絶対に再利用は 不可能となります。
運良くエンジンが始動出来ても、少し回転を上げると「バッババッパンパスンポン」といった 感じでまともに回転が回らなくなりますね。 重ねて言っておきますが、電極突出型のプラグでは通常なかなかそこまで行かないです。
A再利用可能ならどのような対処が適当なの?
普通の電極がネジ部より突出しているタイプのプラグならば、パーツクリーナーでもぶっかけ、 火をつけて生ガスを飛ばせばとりあえずはOKですね。 ですがSS競技の様な短距離&短時間ではまず100%正常な所までは生ガスを焼き切れず、 最高の性能はまず出せないでしょう…
「ダメだと思ったら交換」が基本でしょうね。
B再利用不可能なら、その原因はどのような部分からによるものなの?
一番多いのがやはり、混合気の不具合による着火ミスの連発ですね。 これが起こると俗に言う「カブった」状態となり、燃焼しきれない生ガスがどんどんプラグの 電極&ガイシ部分に集まり、さらにはどんどんくすぶる燃焼を起こし、カーボンが焼き付いてしまい 着火そのものが不可能になります。 この場合は単純に人為的ミス、ジェッティングが不味かった、と言う事ですね。
後、キンキンに冷えているエンジンをいきなり高い番手&電極が自己清浄されにくいプラグで 始動させてもよく起こります。 暖気するのは当たり前ですが、その暖気が行える所までも燃焼温度が上がらない場合には プラグはあっさり亡くなりますね。 この場合、長期保管による生ガスの体積の可能性も大きいので余計に、です。
私、超高回転や負荷をかけて走るエンジンだと、エンジンを始動させるのには 万一のことを考えてカブっても良い安い&熱価の低いプラグを使用しますよ。 ですが十分温まってしまえば、一度エンジンを止めても通常のプラグで再始動はOKです。 (冬場あまり長い間放置すると元の木阿弥ですが)
最後に… これは状況がかなり限定的ですが、落下式の燃料コックを有しているエンジンだと、 エンジン停止中にコックが開いたままだとオーバーフローとまでは行きませんが エンジン内に生ガスが流れ込み、次回の始動が困難となりソレに気付かず始動を試みると 気付いた時にはプラグ死んでる事があります(笑
エンジンOFF=コックOFF、は基本ですねホント。
と、こんな感じでいかがでしょうか(汗 なかなか「完全にプラグが死ぬ」事は経験しづらいかと思いますが… といいますか、通常仕様出来るプラグならそうならない様に設計されている物、だと 思って頂ければ幸いですよ。
んではでは。 不明瞭な所がありましたらご指摘下さいませ。 管理人でした〜
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