こんにちはインチキチャンバー師の豆蔵です > で、確認なんですが、センタースプリングに関してですけど、「バネレートが同じだとすると自由長が長い物のほうが、セットしたときにクラッチイン・ミートの回転数が高くなる」という考え方であってますでしょうか?
結果的にはクラッチイン・ミートの回転数が高くなることがありますが、センタースプリング本来の役割から言いますとクラッチイン・ミートタイミングとは切り離して考えた方が分かりやすいと思います。 標準のセンタースプリングと比較した場合、柔らかい(同レートで短いモノを含む)センタースプリングを使用すると変速しやすくエンジン回転を下げる方向になり、硬い(同レートで長いモノを含む)センタースプリングを使用すると変速を抑えエンジン回転を上げる方向になる、という感じで理解しておくと他のパーツの特性とのバランスも見えやすいでしょう。 クラッチタイミングを調整するためにバネレートが同じで自由長が長いセンタースプリングを使用した場合、初期変速は抑えられますが変速後半ではもっと変速を抑える傾向になり、エンジンばかりが唸り速度が伸びなくなる可能性が高いと考えられます。 クラッチタイミングを変更するにはウイナースプリングの変更とクラッチシュー重量の調整、ベルトの適正な落とし込みが有効ですね。
と、簡単な説明ですが・・・・ このあと、こちらの管理人様の更にディープな解説に期待して下さい。
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