改造大好きな高校生さん、初めまして。
ご自分でポート加工ですか〜。やまださんのおっしゃるとおりチャレンジャーですね。 私もそういう方向性は大好きですよ。
さて、基本的な事はやまださんの紹介されているサイトに紹介されていますよね。 そちらの方法で大体はOKだと思います。
ヘッドの面研は、手動でやる場合には1mm削るのにもかなり苦労しますので、削りすぎる心配はまずありませんよ。 後、削った後は「オイルストーン」を使って切削面を平坦化する事も忘れないで下さいね。
後、規制後ライブDioのシリンダーは、規制前に比べて1mm程上面が高くなっていますので、これを何とかしないとパワーは出しにくいと思います。
ポート加工の工具は、私も本物のエアリューターは持っていませんので、ドリル+フレキシブルシャフト&棒ヤスリ数種類で加工していますよ。 (やまださんのおっしゃる通り、一般的なリューターでは掃気ポートが削りにくいんです) エアリューター欲しいですが、何十万円もしますからね・・・
そしてポートの加工自体は、まず排気ポートの加工のみから始めた方が良いですね。 掃気ポートは下手にイジるとワケが分からなくなりますので。
おおよそ2mm位上側に向けて削り、チャンバー装着側の「穴」も楕円形になる様に削れば、結構パワーUPに繋がりますよ。 (ライブDioだと結構良い形をしていますが)
そしてクランクケースから掃気ポートへの「混合気の立ち上がり通路」も出来るだけスムーズに加工すればなお良いですね。 排気ポートを上げると(上に広げると)高回転方のエンジン特性になりますが、こちらの通路のスムーズ加工ですと、特性には影響を与えずにパワーUPが可能です。
・・・少し難しいお話になりますが、上記のサイトで紹介されている「シリンダースカートを削り落とす」という方法は、個人的にはあまり好きでは無いですね。 クランクケース内の「1次圧縮比」が下がってしまいますので。 2次圧縮(ヘッドの圧縮)が高くないと、確実にトルクダウンしてしまうと思います。
参考までに、私が今加工中のJOGシリンダーがあるんですが、掃気の「立ち上がり」を重視して少加工を施している写真です↓
http://wwwi.netwave.or.jp/~leader/sirindakakou.jpg
危険が少ない範囲でしたら、この位の加工でもOKだと思いますよ。
参考にして頂ければ幸いです。 それでは頑張って下さいね。
では失礼します。
|