記事No |
: 6034 |
タイトル |
: Re^3: AF18EとAF24EのE/Gパワーの違いについて |
投稿日 |
: 2011/05/19(Thu) 20:00:53 |
投稿者 |
: ねぎのリーダー@管理人 |
参照先 |
: http://www.neginoleader.com |
Gダッシュオヤジさん毎度でございます〜
えと、つまらない事なんですが、「ねぎの」さん、というのはちと おかしいので突っ込ませて頂きたく思います(汗 私、「ねぎ」の「リーダー」なので、「ねぎ」で切って頂けると ありがたいですよ。 要は「leader of negi」って事なので(笑
さてさて本題ですが。
> 手持ちのZX28E/Gのクランクベアリングから異音がしていま > して。(シリンダAF23、ピストン台湾、腰下28ZX) > > どうしても、28ZXのE/G太軸のスペアが欲しくて某オクで > 落札したんですがそんなこんなで・・・。
なるほど、腰下スペアの為の互換性把握という事なのですね。 が、今時AF28ZXの腰下があっても、よっぽど幸運で無いと程度の 良いモノは無いでしょうね。 2年間しか製造されなかった上に最終93年型でもすでに18年落ちですから…
> AF31のE/Gに28ZXの駆動系を総移植して。 > > なんちゃって『31ZX』を製作してみようかと目論んでいま > した。(苦笑
えと、これはご存知であれば申し訳無いのですが。 通称、AF28ZXに採用されている「大径駆動系」は、それ以外の 小径駆動系が採用されている車両には流用は出来ません。
これもシリンダー等と同じで、くっつかない事はありませんが だからといってそのものの性能が発揮出来るか、といえば全く 出来無いんですよ。
それどころか、寸法的に色々無理が生じる為、一見まともに走って いたとしても、早い時期にトラブル等が出てきたりしてもおかしくは ありませんし、私からは安易な流用は絶対にお奨め出来ません。
この辺はかなり種類や仕様の違いがあり、基本的に太軸系のエンジンで あっても、AF28ZXだけは特殊であり他の物との互換性は無い、と 考えた方が無難ですよ。
クランクシャフトからして構造が異なりますし、細かいことを言えば ドリブンの刺さるギヤ部分のシャフト、あれも歯数が異なるだけでは なく、ドリブンユニットのくっつく「座」の部分の寸法まで異なって いるものもあります。
正直、この辺を真っ当に把握出来ない限り、全てがムリヤリに等しく なってしまうので、個人的にはそのAF28ZXのクランクシャフトを 台湾品でも良いので交換してリフレッシュしたほうが絶対に建設的である、と 断言しても良いでしょう。
これは出来る方と出来ない方が分かれますが、エンジン自体を載せ換えて 美味しいトコだけ使う、というのはホンダDio系ではなかなか出来る 物では無いんですよね…
昔の様に、新し目の事故車のAF28ZXのエンジンが手に入った、といった様な 幸運な事は現代ではまず不可能と言っても良いですし、延命等を 考えるのであればハナからリフレッシュしておかないと同じ事を 繰り返すだけにもなりがちなので。
スクーターの旧車を維持する、と言う事はそういう事だと考えて おかないと痛い目を見がちなんですよ。
> ここまで違うと、AF24Eの腰下に28ZX駆動系+28ヘッド+23シリンダ仕様の方が良さそうですね。
なので、残念ながらこれは事実上不可能なんですよ。 ヤマハみたいに、オバチャングレード車でも腰下の構成や駆動系の 流用に齟齬が無い仕様ならともかく、ホンダ系ではそれは簡単には出来ないので 私からはお奨めは出来ないですね。 間違いなく後々に不具合や調子の悪い点が出てきますので。
少なくとも、タクト駆動系に不満が無いのであれば、腰上のみを パワーの出せる方向性にスイッチしてしまえばそれだけでも 変化しますので、まずはそこから始めても宜しいかと思います。
ではでは。 夢をぶち壊す様で申し訳ありませんが、Dio系をいじくると言う事は そういうイバラの道です、という事で。 管理人でした〜
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