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記事No 6169
タイトル ドライブシャフトのベアリングの取り外しについて
投稿日 : 2011/08/15(Mon) 14:18:36
投稿者 Gダッシュオヤジ
参照先
リーダー、いつもご指導有難う御座います。
今回は、ドライブシャフトのベアリングの取り外しについてです。
前回は、ケースカバーごと移植しましたが。
今回は、4000キロ代の27に予備の28ZXギヤを移植しようと考えておりまして。
どうしても、ケースカバーからドライブシャフトを取り外す際に。
ベアリングも外れ、ドライブシャフトにくっ付いて外れてしまいます。
ここは、この様にしか外れないものなのでしょうか?。
出来れば、ベアリングも再利用したく思っておりまして・・・
一度、バイスでベアリングを固定しシャフトを叩いてみました(無茶苦茶
しかし、ビクともせず・・・
やはり、ベアリングプーラーの導入しかないのでしょうか。
お忙しいとは思いますが。
ご回答、宜しくお願い致します。

追伸、27シリンダーの排気ポート加工ですが。
リューター導入まで予算が廻りません。
100均のダイヤモンドやすりで加工できますかね?。

記事No 6170
タイトル Re: ドライブシャフトのベアリングの取り外しについて
投稿日 : 2011/08/16(Tue) 01:25:14
投稿者 ジョルノおやじ
参照先
Gダッシュオヤジ殿、こんばんわ。ジョルノおやじです。管理人様、閲覧者の皆様、チョイとお先にコメントさせていただきます。
>
> 追伸、27シリンダーの排気ポート加工ですが。
> リューター導入まで予算が廻りません。
> 100均のダイヤモンドやすりで加工できますかね?。
Gダッシュオヤジさんもかなり夢中でエンジンいじりしているご様子ですね。
器用不器用、やる気と根性、その他諸々、人それぞれなので一色単にはかたれませんが、単車弄りをする際に、器用で短気という自覚がある人ならばリューター購入がオススメです。

また、逆に根性と時間は有り余ってるという方で有ればヤスリ片手にじっくりと加工を楽しむってのも有りだと思います。

私の体験ですが、ポート加工はコンテンツ&過去の質問欄などを熟読して理解が出来てから加工を始めることが肝心でした。

ベアリングの事ですが、確かにあの部分はビクともしないですね。挟んで叩いたら終わりですね。。。工具の練習台として有意義に外しましょう!きっと未来は明るい!!

では。失礼致します。

記事No 6172
タイトル Re^2: ドライブシャフトのベアリングの取り外しについて
投稿日 : 2011/08/16(Tue) 22:49:23
投稿者 Gダッシュオヤジ
参照先
どうも〜。
Gダッシュオヤジです。
ドライブシャフトのベリアルを自作工具と。
クランクプーラーを使い分解に成功さました(笑
ベリアルは、再使用しましたが。
バイク屋に、ベアリングとスペーサーを発注しに行ったら。
なんと、メーカーさんが18日迄お休みだそうで。
有り得ません(T ^ T)
一般企業は、17日から仕事でしょ。
流石は世界のホンダですね。
お休みも長いみたいです。(入荷は20日以降みたいです。
しかし、諦めません4000キロAF27エンジンに28ZXギヤ移植計画。
現状のまま、組込んでみます。
現状の18改27ZXですが。
もしかしたら、27フィットを掴まされたのかと思ってます。
なので、確実な27エンジンに載せようかと。
テスト走行中の25改28SR細軸の方が。
27ノーマルCDIを、AF18初期CDIに交換+カメファクプーリーで70弱は出てしまいましたから。
因みに、AF23のノーマルマフラー仕様です。
ちょっと、不思議な結果なんですが?。
疑問だらけになって来ちゃいました…

記事No 6173
タイトル Re^3: ドライブシャフトのベアリングの取り外しについて
投稿日 : 2011/08/17(Wed) 05:02:37
投稿者 ねぎのリーダー@管理人
参照先 http://www.neginoleader.com
Gダッシュオヤジさん毎度でございます〜

最近空気が悪くて申し訳ありませんが、どうやら収まったみたいなので
いつも通りに行ってみましょう。


> 前回は、ケースカバーごと移植しましたが。
> 今回は、4000キロ代の27に予備の28ZXギヤを移植しようと考えておりまして。
> どうしても、ケースカバーからドライブシャフトを取り外す際に。
> ベアリングも外れ、ドライブシャフトにくっ付いて外れてしまいます。
> ここは、この様にしか外れないものなのでしょうか?。

えっとまずこちらですが、これはベアリングがシャフトにくっついてくるのは
よほどの事が無い限りはそれで正常です。

本体、寸法の違う物同士を圧入しているので、ベアリングとシャフトは鉄と
ベアリング鋼でそれなりがっちり喰いつきますが、ベアリングとアルミ製の
カバー部分はどうしてもアルミの方が負けるので。

逆に、アルミのカバーの方にベアリングが残るとなれば、それはシャフトが
かなり痩せていて劣化しているのでベアリングからすぽっと抜けた、と
解釈して良いので、これだとベアリングを新品交換してもシャフトの寿命は
あまり長く無いと言えますね。

だからこそ、アルミの鋳物に対して硬いベアリング鋼を叩き込んだりするのは
極力遠慮した方が無難ですし、モノの耐久性自体が大きく異なってくると
いうのはこの辺も理由があります。


ちなみに、メーカーのサービスマニュアルでは打ち込みになっていますが
あれは「基本的にトラブルが出た箇所を修理して動けば良い」といった
スタンスなので、長持ちさせたい上に過負荷にも耐えさせたい、といった
私らのスタンスとは異なる面も大いにあるんですよね。

何度か書いていますが、メーカーさん的には適度に壊れてくれないと
「次」が売れませんから(笑


> 出来れば、ベアリングも再利用したく思っておりまして・・・
> 一度、バイスでベアリングを固定しシャフトを叩いてみました(無茶苦茶
> しかし、ビクともせず・・・

いや、ベアリングについてはジョルノおやじさんもおっしゃっていますが、
いくらなんでも叩いた後の物を再利用というのは不味いでしょう。
「シャフトを抜くつもり」で叩いた物を組み直しても、たいていは異音が出るか
そのときは良くてもそうそう長持ちはしないです。


> やはり、ベアリングプーラーの導入しかないのでしょうか。

基本的にはベアリングが外輪となっている部分だと、プーラーが無いと
かなり作業難易度は高くなるので、安物でも二本爪式でも良いので
あった方が無難でしょう。

現在は既にアイデア工具で取り外しに成功したみたいですが、手法に
よってはパーツ自体を破損させてしまうという事もありますし、
外れたは良いが壊した、では何にもなりませんから、最低限度の
工具というのは揃えるべきなんですよ。

ギロチンプーラーが無くとも、ベアリングの対角に切れ込みを入れて
そこに二本爪式プーラーを掛ければ何とかなる場合もありますが、
これも当然、専用工具では無いのでベアリングの外輪を引っ張る事に
なってしまい、下手したらベアリングが爆裂します(汗
私も経験ありますが、結構危険ですしね。

…しかしコレ、エンジンナンバーは変わってしまいますがカバーごと交換して
ギヤやベアリングの状態を実走で見てみても良かったのでは?



> 追伸、27シリンダーの排気ポート加工ですが。
> リューター導入まで予算が廻りません。
> 100均のダイヤモンドやすりで加工できますかね?。

次に排気ポートの加工ですが…

これ、出来ない事は無い、と言いたい所ですが、事実上は不可能に近いと
思いますよ。
私も若かりし頃はでっかくてゴツいヤスリの先っちょを折って取っ手をつけ、
加工しやすい様にしたブツを使ってごりごりとやってた事もありましたが、
鉄鋼用のモノですら鋳鉄相手にo単位で寸法を削っていくのはもはや
拷問と言っても良いでしょう(笑

紙ヤスリを数枚重ねたガラスの上に敷き、アルミのヘッドをコンマ何o単位で
面研していくのでもかなりの時間が掛かりますから、そんなのは比較に
ならない位に労力が必要ですよ。

排気ポートだけをある程度の寸法と精度を狙っていくのであれば、そこまで
高級なリューターは無くとも加工自体は出来ますし、単純にウデが無いと
精度が出せるか出せないか、のみの違いですから、言葉を返せばウデが
あれば道具がヘボくてもある程度は何とかなります。

世の中、電気式の3oチャックのリューターのみで高度な加工をされる方も
おられますし、あっても損にはならないですよ。

どうしてもコストが掛けられないのであれば、電動ドリルの先端に付ける
ワイヤー式のフレキシブルシャフトでも悪くはありません。
稼働時間がかなり限られますが、刃物代は除いても安く上げるならこれが
一番無難では無いでしょうか。

後、リューター自体は電動の安物でも良いので、刃にお金を掛けないと思った
程の効率や精度は得られませんし、値段の差以上に能力に差があったりします。


後もう一つ。
WEB上ではドリルチャックに直接6o軸の刃を付けて加工するといった
手法も散見されますが、私からはあれはお奨め出来ません。

荒削りならともかく、排気ポートのタイミングなら1o狂っても狙った寸法と
大幅に異なるという事になるので、ドリルを抱えたままその精度を出すのは
よほどその作業に特化した人間で無いと無理ですからね。

私も技術的探究心で無駄に練習した事があったりしますが、少なくとも
荒削り以外には使えたものではありませんでしたよ(笑
ヤスリで手削りするよりも作業難度ははるかに難しいです。

適当でも良いから穴がでかくなりゃ良い、ってモノでもありませんし、
最初っからそんな適当な手法でやってるといつまでたっても精度というモノに
対して適当なままになってしまう事も多いですから…


という訳で。
ヤスリでしかも100均の物、となれば正直出来ない事は無いかと思いますが
拷問どころの騒ぎでは無い上、思った程削れない、イコールで性能的な
モノも出せないという結果に終わるのが目に見えています、と私は考えます。

AF18系のシリンダーは元々の出来は非常に良く、排気ポート自体もかなり
小さいので、タイミングや弦長は好きな様に加工が出来るという非常に
面白い素材ですから、これを楽しむためには最低限度の設備が無いと
面白さも発揮しづらいんですよね。


それ以前に、直線的なヤスリだと排気出口側から順番に削って行かないと
シリンダー内壁部周辺までは刃が届かないですよね。
元々出口ラッパの傾向の強いAF18系シリンダーを手削りで加工すると、
削らなければいけない部分は削れて無いのに出口側の削らなくても
良い部分は大きく落としてしまう、といった事になりがちなんです。

手削りでも削りやすい、ヤスリの刃の形状が届きやすい、にくいという
シリンダーの作りによる個体差もあるので、AF18系だとその点も含めて
手削りは全くお奨め出来ない、という事も付け加えさせて頂きますね。

…出口側なんてノーマル無加工で既にエキパイ内径より広いですから
あんなモン逆に埋めたい所です(笑



> バイク屋に、ベアリングとスペーサーを発注しに行ったら。
> なんと、メーカーさんが18日迄お休みだそうで。

これは定番ですが、この業界はそれが当たり前だと考えていないと
年末年始やお盆だと純正パーツセンターは一週間とか休みになるので
パーツ調達が出来ないんですよね。

ホンダさんに文句を言っても始まりませんし、これはそういった物だと
今後は考えて行くのが一番です。


> 現状の18改27ZXですが。
> もしかしたら、27フィットを掴まされたのかと思ってます。
> なので、確実な27エンジンに載せようかと。

ん?Fitエンジンならばエンジン右側のハーネス取り出し口が全く
異なっているので、見れば一発で分かりますよ。

とはいえ、別にFitだからといって、腰上を変更してしまえば小径の
駆動系なのは同じですから別に大差は無いでしょう。
明確に大きな差が出る方がおかしいと私は思います。


> テスト走行中の25改28SR細軸の方が。
> 27ノーマルCDIを、AF18初期CDIに交換+カメファクプーリーで70弱は出てしまいましたから。
> 因みに、AF23のノーマルマフラー仕様です。
> ちょっと、不思議な結果なんですが?。

ふむふむ、AF28のスーパーDioSRなら、その位の速度で普通だと思いますよ。
小径駆動系車の場合、個体差が大きいですがノーマルでは7000rpm程度の
変速で最大変速が完了するのは約50km/h強なので、そこから後はエンジンが
どれだけ回るかにより大きく依存するので最高速度は個体差で大きく異なって
くるんですよ。

なので、フルノーマルでも60km/hをちょっと越えればまあOK、というのが個人的な
基準ですし、社外のハイスピードプーリーを入れたのであればまあ妥当な所かなと
私は思います。


しかし、このホンダ小径駆動系というヤツはノーマルではプーリー等の制限と
いうか、動作範囲等がとても難しくなっており、これを真っ当に速度を上げていくと
なればかなり難しいというのは以前アドバイスした通りなんですが…

…今の時代なのではっきり言いますが、ホンダ小径用の社外プーリーは非常に
選びづらいと思います。
私も全てを知っている訳ではありませんし、新しいモノとかは知識がありませんが
限度を超えている仕様とか、無茶苦茶な特性の物もあるので私からすると大径
駆動系車以上に社外品の乱用はお奨め出来ないですね。

これ、大径駆動系車なんて比にならない位に自由度が無い上に限界も低いので
国産原付一種スクーターの駆動系いじりだと一番難しいんじゃないか、と私は
思ってたりしますしね。


ではでは。
まとめてレスしたので長くなりましたが、参考にして頂けると幸いです。
管理人でした〜

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