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記事No 6272
タイトル DIO50RRさんへのレス その1 色々
投稿日 : 2011/10/16(Sun) 07:27:44
投稿者 ねぎのリーダー@管理人
参照先 http://www.neginoleader.com
DIO50RRさん毎度でございます〜
ちょっとツリーが長くなりすぎて見づらいので新しく立てますね。

さてさて、タイミングよく今回も即レスですが、また長くなるとアレなので
ぼちぼちお読み頂けると嬉しいです。


> ライブの安定感は抜群でしたね〜乗りやすいマシンでした
> ライブDio-ZXからDio AF18に乗り換えた時は車重バランスの違いなんでしょうか、ステアリングが軽すぎて慣れるまで時間がかかりましたが(汗
> AF18のデザインと古さと縦型の魅力に惚れ乗り換えを決心しましたよ

なるほど、わざわざ古い車種に乗り換えられるとは余程の魅力があったのでしょうね〜
しかし車体バランスに関しては当然のごとく時代の流れという物がモロに出ている
世代の車両なのでそれで正解かなと(笑


> 因みに買ってすぐにリアサスをオクムラ305mmしまして(笑
> 大幅のサス長変更によって流石にキャスターが立ちすぎてしまい、ちょっとした路面のギャップでもハンドルが取られそう危険なマシーンになってしまって、そのあとオクムラ275mmに変更したところ、これでもかと言うほど乗りやすいという(笑

AF18車体にリヤサス305oはちょっと長いですね(汗
危ないLVだったかと思いますが、フロント回りの構成にもよりますがスタンダードな
所では260o前後がバランスが良いでしょう。


> そして最近前後タイヤをミシュランS1の 90サイズからTT92GPの90サイズに履き換えたのですが、こんどは見事にプリロード調整部分にサイドトレッドが干渉しているのを発見・・・
> これがウォール部分ならまだ見て見ぬ振りが出来ますが、流石にTT92GPが削れるのが見てられなかったのでシェルケースの長いオクムラ305mmに戻しました(笑

タイヤですが、私はホンダだと3.00-10しか選べなかった頃の世代なので、
当時でもとにかく入りさえすれば多少どっかが擦っていても構わない、といった
スタンスでしたし、実は今もそうなんですよ(笑

多少サイドウォールや接地面が削れても、それで性能がガタ落ちするという事は
ありませんし、でかくて太いタイヤの恩恵はそれを補って余りある物ですからね。
…昔、リヤに3.50が簡単に履けたヤマハやスズキ車に対して悔しい思いを
したというトラウマがあるのが一番大きいですが_| ̄|○

あ、ホイールをちょっとだけ右にワッシャー噛ませでオフセットするとか
リヤサスの取り付けを左にずらすとか、タイヤへの干渉を避ける手法としては
いくつかありますよ。


> しかしサスの長さは重要って思い知らされましたよ

そうですね。リヤミッドシップ二輪車であるスクーターにおいてリヤサスの影響力は
とても大きいので、色々試してみると面白い所ですよ。


> たかが30mmの違いですが、ハンドル操作などに諸に影響してきますからね
> 5〜10mm位のアダプタとかがあれば干渉もせず、ちょうど良さそうなんですが、そんな都合の良い物が世の中に出回ってることもなく(笑
> アダプタをワンオフで作るか、逆にフロントを高くしてキャスター角を寝かせる方向も考えてます

これは市販アダプターとサス自体の長さの組み合わせで何種類か作るしか
ありませんね。
ワンオフでこしらえるとか、サスの下側を延長するとかの手法もあるには
ありますが…よほど「この位にしたい!」といった確固たる勢いがなければ
難しいかなと。

ちなみにリヤサスで30oって「たかが」のLVじゃありませんよ(笑
めちゃめちゃ大きな違いです。


> それでちょっとお聞きしたいのですが、G’のフォークをディオ(ライブHD-SUSとAF25のステム仕様)に移植すると概ね何mmぐらいフロントをあげることが出来るかご存知でしたら教えてください

うーん、これは単純に1G沈下量も異なってくるので正確には出せませんが、基本的に
Gダッシュのフォークだとライブフォークよりはフロントは上がる傾向になります。
10o程度は上がりますし、ステムがAF25ならばGダッシュの物を使うとそれだけでも
15o程度は上がりますよ。

ただし、フロントもリヤと一緒に上げてのバランス取りは、車高が高くなって
重心も変わってくるので程々にして下さいね。


> リーダーさんの前後3.50サイズ仕様はいつ見ても斬新な容姿で圧倒されますよ(笑
> 自分もいずれ3.50サイズを履かせたいですが、元に戻せなくなる加工とかを好まないタイプでして(汗
> やるとしたら加工用の腰下やハンガー、サスを拵えてからやってみたいですね〜

前後3.50は初期旋回が悪いですよ〜(笑
前後同じサイズ、というのが本来はバイクとしてかなりおかしい物ですし。
が、街乗り車は別にそこまでクイックな特性を付与している訳ではありませんし、
レーサーの様なクイックさだと普通に運転しても異常に疲れるので…

ちなみにサーキット用ライブも現在は前後3.50-10ですが、あれってリヤサスは
330o近くありますしそれでもあと5oは高めたい位だったり(笑

それと、個体差もありますがAF18系クランクケースの場合、単純に3.50-10で
ハイグリップが履ければ良いのであれば、IRCのMBR740だとポンで入る
場合もあります。

ケース側の個体差にもよりけりなのですが、ダンロップやBSを入れるよりは
タイヤ自体の形状の違いで、IRCのMBR740だと3.50サイズが無加工で
入ったりしますよ。


が、私はストリート用途だとウェット性能とグリップ力がハイバランスで両立している
BSのBT39SSをお奨めしていますが、740はグリップ力だけは高いですね。

ちなみにダンロップは10インチタイヤの場合は選ばない方が良いです。
タイ生産になってからはレーシング用途でのシェアは完全に0なので、誰も
履いてませんよ(汗
ストリートでもMBR740やBT39に勝てる要素が何一つありませんしね。



> これまたすごい実験ですね(笑

これはオイル実験に限らず、私はこれでも人が聞くとびっくりするような実験とかも
裏で行った経験があったりしますんでよろしくです(笑

混合比の限界にチャレンジし、120:1でどこまで走れるかを試したりとか、WRを
全部抜いてもトルクカムさえ効いていればベルトは張られるから走るはず、とか
色々やってみましたよ。

こういった阿呆の様な事も一応試して理論でも立証している事が大前提でして、
これがあるからこそぐだぐだした文章も書ける、といった感じなんですよ。
私自身、立証出来ていない事や臆測になる部分がある事であれば、文頭に必ず
それを明記しますし、適当な事だけは絶対に言わない、というのがスタンスなので
ツッコミ等あればどしどしお寄せ下さいね(笑

…オイルの件であれば、高いのなんて要らないってイメージだけで言ってる人は
多分使った事すら無いのでは?とも思えますしね。


> オイル絞りというのはFNレースの様に厳しい条件下での場合であってストリートチューンとは全然違ってくるという事ですね
> ストリートならばこの辺は少し余裕も持たせるのもありですね

そうですね、別にそれなりのオイルを入れているのならばフルノーマルであれば
多少は絞った方が良い場合もあったりはしますが、なんでもかんでも万人向けに
お奨めは出来ない、という事です。

実はこの辺、勘違いされているフシも大きいかなと思いますが…
レースの現場で一番大切な物は、エンジン等の「信頼性」なんですよね。
ギリギリで走らせても、それが決勝が終わるまで持てばよいですが、持つか
どうか分からない物をハナから承知で導入していく、というのはよほどの事が
無い限り行わない物なんですよ。

それでも壊れる寸前まで詰めるのがレースではありますが、あまりにもおかしな
部分の耐久性、信頼性を削ってまではレースって出来無いんですね。

全然信頼性の無いマシンなんて誰も乗りたがらないですし、イメージ的には
ギリギリの戦い、といった印象かとは思いますが、そのギリギリを戦うには
それにダイレクトに答えてくれる信頼性、安定性が無いと不可能である、と
言っても良いでしょう。


> あらこれは意外でした
> リーダーさん位になると正確かつ慎重に混合ガソリンを作っておられるかと(笑
> なるほど、これは参考になります!

「計測、計量」はもちろんそれなりに正確に行いますよ(笑
出先のスタンドとかでも、正確に測っているオイルを「全部」タンク内に
流し込むとか、携帯用のオイラーをガソリンで洗いつつ全て綺麗にして
オイルを流すとか、そういった意味での正確さは忘れてはいけませんね。


> となると、私の場合は40:1あたりが良さそうですね
> タンクも4Lですし、ちょうど100cc入れることになるので

それで十分だと思いますよ。
が、当然のごとく混合仕様だとエンジン温度が低い時に無理矢理アクセルを
開けていっても不完全燃焼が多くなるので、この辺は本来の意味での
ちゃんとした運用、というものも必須になってきますね。


> とりあえず携行缶とオイルの小分け用容器はホムセンでよさそうなものを物色してみます(笑

事前に測っておくメスシリンダーはレース用途の物を買えば良いと思いますが、
入れ物は何でも良いでしょう。
正確な容量さえ入っていれば良いですし、その「入れ物自体」で計量しようとすると
それは適当に近くなる、という事がポイントです。


> と、まずプラグチョップというもを理解してなかった事、そんでもって濃いめの状況とカブる事をイコールにしてた私ではまずお話になりませんね(汗
> これでは仰る通り判断出来るLVでは無いです
> ちょっと出直してきます・・

いえいえ、ちょっと物言いが極端でしたが、通常の運用状態にてプラグが
異常な焼けをする、となればそれはもう極端におかしいLVなのであり、
焼けを見たい回転域でプラグチョップを行わないと正確性に欠けると
いう事はお忘れ無き様にお願いしますね。

とはいえ、そこまでシビアな事は常にはやってられないと思いますから、広い道を
全開でかっ飛ばした後、すぐに停車するのであればちょっと位ならば低速で
走っても極端にプラグの焼けは変わらないですよ。

ただし、スローがでかすぎるとかオートチョークが故障していたりすると、
そのちょっとの低速走行での「焼け」への影響は大きめになります。


> 二次エアですか(笑
> これは9割当てはまっていそうです(汗
> といいますかオイルポンプ周辺、仰る通りオイルまみれのどす黒い悲惨な状況でした(汗
> これは恐らく突っ込まれるかなと少しばかり予想し直ちに対処しました(笑

ありゃ、これは予想通りでしたか…
とはいえ、オイルポンプの部分が汚れているというのはオイルポンプ自体が
劣化していてオイルが外側に染み出ている、といった事も散見されます。

が、大抵はまずそこのOリング劣化なので、これは新品交換しないと
始まらないですね。
もっと極端に言いますと、そこがおかしいのはエンジンに穴が開いているのと
同じ事ですよ。


> 勿論、排気ポート、オイルポンプの穴はしっかり塞ぎパーツクリーナーとウェスで綺麗にしてやりました
> ちゃんとオイルポンプのエア抜きをやり、とりあえずアイドリング状態でポンプ全開に一分ほどで白煙がでてきたので恐らくオイルラインはしっかり作動してるかと判断
> これでしばらく走行してまたオイルポンプ周辺がオイル塗れになっていたら、これはもうOリングの経たり、と断言して良いでしょうね(笑

掃除してまた汚れるのであればOリングだけではなくてオイルポンプ自体も
駄目になっている可能性もありますが(汗
重ねて言いますが、ホンダ車の中古だとオイルポンプは新品交換しても
なんら悪い事ではありませんからね。

…この辺はですね、基本的にいつも綺麗にしていないと、トラブルが起こった
時には何かが漏れていても分からないんです。

またレーシングマシンを例えに出しますが、カウル等にかけるお金が無く
外見がボロボロの車両でも、だからといってエンジン周りがベッタベタに
汚れていたりする車両というのはまず存在しないんですよ。

ボロくても、それは汚れているのとは話が別で、綺麗にすべき所は
しておかないとトラブルを見過ごしてしまって後で泣く、といった事を
防ぎたいからこそ綺麗に掃除してある、というのが実情なんです。
レーシングマシンって見栄とか外見自慢だけで綺麗なのでは無いんですね。


> これまだお恥ずかしい発言を軽々しく(汗

いえいえ、それだけ正確に認識して理解するのは難しいのが2stスクーターと
いった乗り物だと私は感じていますし、個人的にはそういった方は星の数ほど
見てきていますから…


> オートチョークがあっさり壊れる事はコンテンツを見て理解してましたが、お恥ずかしい話実は自分のチョークがちゃんと機能しているかは確認してなかった状態で・・・(汗

これは是非、正常な12V電源に直接繋いで確認する事をお奨めしますよ。
オートチョークが動作している可能性は年式からいってもかなり低いですし、
通電していない時間が長いとまず壊れていると断言しても良いですから。


> というよりそんなに影響するのか?が本音でして。。。
> 動作確認しようと思ってても、重要視してないせいか忘れてしまうの繰り返しで、しっかり温間時と冷間時の差を確認しなきゃいけいので、明日エンジンをかける前と暖気後の長さを確認してみます(汗

確かにMJの様な変化は出ませんが、アクセル小開度の状態だとかなり
体感出来る程に違ってきますよ。
温間時に、パワーバンド以下の回転域をアクセル極小開度で使っても、
回転がばらついたりするのは本来はありえない事である、と表現すれば
分かりやすいでしょうか。

これも、スイッチアクセルと呼ばれるON/OFFしか出来ない初心者さんには
まず分からないコトなので、アクセラレーションはバイクの基本であると
同時に、これがある程度は段階的に出来ないとキャブセットなんて絶対に
こなせない、という事はもういっぺん記させて頂きますね(汗


> なるほど
> これはキャブセット以前の問題なのですね(汗
> 現状では始動性以外は特におかしな部分は感じられないのでとりあえずOKということで

そこがおかしい事こそが一番怪しいんですよ。
温間時にばっちりセットをあわせてあるエンジンだと、冷間時にはチョーク機構や
バイスタータ機構が無い場合、エアクリ塞ぎの人間チョーキングを行わないと
ほぼ確実にエンジン始動が出来ない、というのが「基本」なんです。


> でも不安要素を取り除くとしてそろそろOリング等は交換時期かもですね
> お恥ずかしい話ですが買ってから一切Oリングとかって変えた事無いので(汗

うーむ、これはちょっと言葉がきつくなりますが、オイルポンプ部分から二次エアを
吸っていそうなのは確実な上、各部Oリングとかも交換した事が無いといった
状態なのであれば、始動性が悪いといっても当然です、としか言えません。

逆に、エンジン各部が正常になった折には、同じセット変更等を施しても
以前と反応やら方向性が違ってきて余計に混乱すると思われますし。

細かなものや面倒くさい物の交換を渋るお気持ちは私も十分分かりますが、
年式を鑑みても、運用状態を鑑みてもメンテしなければいけない点は絶対に
行っておかないと、後々が楽しめなくなってしまいますから…

仮に、「キャブのオーバーホール」という言葉尻だけを挙げてみても、
古くてフロートのゴムなんて固まっている物を無理矢理ひっぺがして
中身の穴だけ貫通させてはい終わり、なんてのはオーバーホールにすら
なってませんからね。

古いキャブを開けるのなら交換用新品ガスケットやOリング類を揃えてからで
ないと真っ当なメンテナンスなんて出来ないんです。

別に壊れるまで乗って1年以内に捨てても良い、といった方であれば私も別に
ここまで言ったりはしませんが、DIO50RRさんは「好きで乗っている」方だと
お見受けしているので、あえて苦言を呈させて頂きますね。


> そういえば親切な方がAC-CDIをDC-CDIの変換ハーネスの作り方を載せてたのを思い出しました

点火系ですが、これはグッピさんのネタですね。
この方、10年位前は有名なAF18系サイトを運営されていたのですが、色々あって
休止されておられますがかなりのマニアさんです(笑

古い話ですが、私も昔ネットでこの方のHPを発見した時には、世の中って本当に
広いなあ〜と実感した事を覚えていますね。


> 配線図がわかっていれば見た感じ、そこまで難しくなさそうだったので、試してみると面白いかもですね

キーシリンダーのON/OFF配線にDC12Vを割り込ませ、CDIへの給電の
ON/OFFと連動させるというのがこの手法のツボですね。
その発想が素晴らしいなと今でも思っていますよ〜


> 確かリーダーさんの街乗りG’ってDC点火仕様でしたよね?

いや違いますよ(笑
私の街乗りGダッシュはノーマル方式のままのAC点火です。

これ、DC点火にしても良いのですが…点火力がノーマルと同等である
キタコのCDI、もしくはAF18純正CDIを使っている分にはそこまで困りは
しませんし、バッテリーがサイドカウル内にあるので弱ってきたら充電を
しなおすのがちと面倒だ、というのがあったり。
と言いますか、バッテリー入れの部分を小物入れにしたいという(笑

いつものクチですが、「必要になれば」やると思いますよ。
現時点ではIGコイル、プラグ、コード等をそれなりの物にしていますし
ハーネス自体も自分でこしらえている上、ACジェネレーターも発電量の
大き目のAF28の物ですからね。

自画自賛ですが、私は現在の仕様と運用状態であれば、AC点火でも
いける範囲である、というのを分かっているからというのも大きいです。



そしてここで一応分割しておきますね。
容量的にはいけそうですが見づらいので(笑

記事No 6273
タイトル Re: DIO50RRさんへのレス その2 駆動系
投稿日 : 2011/10/16(Sun) 07:31:19
投稿者 ねぎのリーダー@管理人
参照先 http://www.neginoleader.com

と、次に駆動系コーナーですが。


> おお〜これは確かに言われてみればそうですね
> しかしこれまた流石の分析ですね
> ホンダの設計者はちゃんとこういった部分を考えてパーツを作っていたのですね

ピン位置の違いはおそらくメーカーの設計思想の違いだ、という点をご理解頂けて
嬉しいですよ〜

そうなんですよ。こうやってアホみたく細かい点を考えていけば、絶対に何かの
理由は見つかるんですね。
元々はメーカーの技術者が長い間を掛けて考えているものですから、同じ
人間であるのならそれを探求する事は決して不可能では無い、と私は
考えています。
…私の様な素人だと膨大な時間はかかりますけれどね(笑


> 確かに中古のプーリーを見ると最小、最大変速状態の部分に跡が確認でしました
> ふむふむ、どうやらケブラーがあの位置にあるのは何か意味がありそうですね

ケブラーの位置、意味はありますと言いますかほにゃららの答えそのものに
近かったりしま(以下略


> なるほど、あのコンテンツにはそんな裏付けがあったとは
> 確かにそうやって適当な事を発言をしてる人に限って何も根拠もなく語ってたりしますよね(笑
> 私自身以前はそちら側でしたは、熱ダレコンテンツを読んでからはある程度把握しましたよ

中には某巨大掲示板でも根拠のありそうな方も散見されるんですが、見てるだけでは
コンタクトの取りようがありませんしね。悲しい所です_| ̄|○

まあ、バイク板ではなく専門板とかでも真っ当な話ってしづらいのがあそこなので
こればっかりは承知の上で楽しんだりネタにしたりするのが一番です(笑


> 駆動系がたれる原因は熱の影響を一番受けやすいゴム製のVベルトで、多少熱で伸びることもあるが概ね幅が細くなり減速比に変化生じると事によって加速が悪くなったように感じると思っています。

後、熱が高まりすぎるとゴム自体のグリップ力が低下してきます。
分かりやすい物でタイヤですが、タイヤって温めないと100%のグリップを
発揮しませんし、攻めまくってデロデロになるまで高温になるとそれでも
100%のグリップ力よりは右肩下がりにグリップ力が低下してきます。

…ベルトだってゴムなのでこれと同じなんですが、こういった発想の転換が
出来ないと一生センタースプリングがタレる、とかいった思考からは
抜け出せないと私は考えていますよ(笑


> 様はクラッチイン?(発進負荷時)にはドリブン側のベルトはせり上がりのかかり径というのはベルトセット時大きくなるので、
> ベルトセット時に閉じ側の余裕無い(閉じ側の残りスライド量がOmm)場合は発進負荷時にベルトがせり上がった瞬間、
> ベルトの摺動面との側圧というのは失われてしまいスリップロスしてしまう。
> なのでベルトが皿に乗っかってる状態なんてのいうは論外であり、ベルトセット時には多少更に食い込んでる状態(閉じ側のスライド量に余裕がある)にしておくのが基本。
> こんなところでしょうか?

駆動系の最少変速状態、最大減速比を構成している状態からの動作時、といった
流れですが、それで申し分なく解釈はあっていますよ。

スクーターのVベルトってのは「側圧で保持=横から挟んでグリップさせている」ので、
横から挟む力が0だと真っ当な動作なんてする訳ない、という事ですね。


> 因みに私以前にこのベルトセット時に閉じ側にスライド量に余裕がある=トルクカムが効いてると発言してましたが
> スライドしてるからといって、別にトルクカムが効いてる訳ではないのですね(汗

そうですね。トルクカムという物は

「回転させる方向へ"ベルトで引く"事により、初めて閉じようとする作用が起こる」

のであって、単純にセンタースプリングの力だけでベルトを挟んで保持している
だけでは、トルクカム皿さんは閉じる方向への力は一切出していません。

なので、これまた以前と重複しますがエンジンも掛けていない状態でベルトの
張りがどうこう、なんて言っても全く無意味なんですよね…


逆を言えば

「トルクカムが動作し、ベルトを挟むという作用を起こさない限り、ベルトは張られない」

んですよ。

ちょっと難しいかもしれませんが、加速(変速)中にはトルクカム皿さん自体は
閉じる方向へ全力で動こうとしているんです。
ドライブ側がベルトを押し上げようとする力がそれに勝っているだけの話であり、
トルクカムが作用していないとドリブン側に掛かっているベルトってのは
空転して真っ当に走る訳ありませんから(笑

ちなみにアイドリングでもトルクカムの作用は起こっていないので、ベルトは
ぐわんぐわんとたわんでいて当たり前なんですね。
これはサイト内のアクセルOFFシフトアップ動画を見るとよく分かります。
…どこに設置したか忘れましたが(汗


> トリブンの動作の流れとしては
> 無負荷時スライド量1mm→発進負荷時(クラッチイン)スライド量0mm→最小変速時〜最大変速時スライド量0mm〜11mm
> スライド量は例ですが、動きに関してはこんな感じの解釈ですがOKでしょうか?

ええ、OKですね。
が、ドリブンの閉じ側の余裕はもうちょっと欲しいかなと思ったり。
発進負荷でトルクカムが閉じきった時にも、ストローク残量が0では不味いです。

そして、エンジンをかけていなくともベルトってのは0.3oとか0.4oとかは幅が
狭くなっていてセンタースプリングの力でも潰されているので、そこからさらに
1o以上程度は余裕が欲しい、という事で。


で、それと余談ですが…

このマイナスストローク量の解釈はあくまでドリブン側であり、発進時に
ドリブン側がマイナスストロークしベルトかかり径が大きくなったとしても、
ドライブ側はベルトがめり込んでかかり径が小さくなっているのであり、
ドライブ側のプーリースライド量としてはその状態でもまだ0、ドリブン側のみが
マイナスになっているという点もあったりしますよ。

ただ、これは「変速比」計算とかでもしない限りあまり考えても混乱するだけなので
そういう動作なんだ、といったイメージと認識だけがあればOKだと思います。


> これってもしやコンテンツではぼかして仰っていましたが、あちらの方向にトルクカム溝延長加工がちゃんとできているに繋がるんですかね

そうですね。
実際にはフルノーマルを見ると、ホンダでもヤマハでも、ドリブンの閉じ側の余裕は
2o以上とかありますし、ベルトが減ってきてもまだ余裕が保てるといった設計です。

が、これを詰めようとすると、少しならば閉じ側への溝延長が有用ではありますが、
最大減速比を高めようとすると限度という物も出てきます。
そもそも閉じ側へは加工しても1o程度ストロークを増やせれば御の字ですしね。


一例としてライブDio-ZXだと、最大減速比2.850ですが、これにボスワッシャーを
1o噛ませばドリブン側のマイナスストロークは1.5o強しか残らず、ほぼ限界です。

この状態からベルト幅が0.5o減ってしまうとそこですでにデンジャラスゾーン、
0.8o減ってしまうともうパワーのあるエンジンだとドリブンのマイナスストロークは
足らないといった状態にもなりかねません。

これは色々実験しましたが、やはりドリブンの閉じ側はある程度パワーが
あると1o以上は余裕を残しておかないと不味いですね。
たかだか1oの余裕があるのと無いのとでは、体感でも明らかに分かる位
変化があります。

なので、現実的にはノーマル駆動系構成をもってしても、余裕を極限まで
無くした状態で3.000程度が限界値で、これ以上やるとベルトかわずかでも
減ると即交換しないと駄目、といった死ぬほどシビアな仕様になってしまいます。


これまた余談ですが、私のこしらえる加工プーリーとかだと、ボルトオンでほぼ
この状態を維持出来る仕様としており、ドライブ側ベルトかかり径は40φ強、
ライブDio-ZXベルトの場合ドリブンの閉じ側余裕はおおむね1.5o程度残る、
といった仕様になってたりします。

が、これもベルト交換時期は17.5o程度がベターと定めており、それ以上に
ベルトが減ると本来の余裕を保てない、といった仕様ですが…
これでも一生懸命考えてこれが限界、これ以上だと通常運用はまず無理で
マニアにしか使えない、といったブツになってしまうという(笑


仮に、本当にベルト裏がボスに当たったりドリブンの閉じ側余裕なんて無くても
それなりに安定するのであれば、ホンダならわざわざスポーツモデル向けに
「大径ドリブン」を開発してベルトまで長くして最大減速比を稼ぐなんて
やらないでしょうし、ヤマハだってボスの径の違う二種類の仕様を設定
したりはしませんから。

ボスを長くすれば他の動作余裕を全て無視し、それで最大減速比が大きく
なって鋭い発進が得られ、重い車体でも発進出来るしスポーティで全部の
解決になる、なんてコトはまず考えていないという証拠です。
ベルトの動作余裕が無くなってもいいや、なんて事は絶対にありえません。

ホンダだと特に、最大減速比2.450を2.850程度まで稼ぎ出したいが為に
わざわざ同一車種でクランクシャフトまで異なる車両をこしらえているのですから…
どの位、余裕と通常運用に対する分析と見解がメーカーさんは優れているか、と
いった事も忘れてはいけませんね。


私らが好き放題にいじくりまわして楽しめるのは、そういったメーカーさんが
色々な余裕を持たせて開発している完成車両があるからこそであって、
目一杯いけそうだからベルトぱっつぱつなんてのは早計だ、という事が
早く世の中に浸透してくれれば良いのですけれどね…_| ̄|○



さてここからまた戻りますが…駆動系の話だとコンテンツに書いていない
コトをばしばし出せているので私も書いてて気持ちが良いですね〜


> 多機能メーターが100rpm刻みが多い印象ですね〜
> なるほどレスポンスですか
> これは計測表示速度の事を指すのですか?

そうです。
表示の切り替わり速度とでも言いますか、これの好みもあるでしょうし
出来れば現物で走りながら眺めてみるのが一番なのですけれどね。


> ACEWELLも良いのですが、色々見てきてACTIVEのデジタルメーターVer3を考えています
> デザインもなかなか良いですし、機能は回転数、油圧、水温、電圧計が装備されていまして、まぁ油圧は使いませんが水温はどうにかして金ちゃんさんみたいにヘッド周りの温度をモニターしようかなと考えております
> 値段もデイトナタコとそんなに変わらないのし、別のバージョンでスピード、トリップ、オド機能がついてる物もあるので何れそちらも買ってメーター周りをちょっと豪華にしてみようかと企んでいます(笑

なるほど、それだけ機能が付いていればなかなか困る事は無いと思います。
ただ、タコメーターだけは一番気になる所なので、デモ動画とかがあるならば
そういうのを見てみるのも良いかと思いますよ。

…慣れてくればアクセルOFFの瞬間やコーナーリング中にタコメーターを見て、
どの位回転降下があるかを判断するといった技も身に付きますがあまり
お奨めは(以下略

プラグ座面センサーを使っての温度計測も常に表示しておける環境を
作れれば有用でしょうね。
自分に入ってくる情報は、多すぎて困る事はありませんから。
レーサーでもスピードメーターを外さない私はそう思ってますよ(笑


> P.S. YouTube見させていただきました〜こうやって動画で説明していただけると一層理解しやすいですね!今後も小技テクニック等の更新を楽しみにしてます〜(笑

お、早速YoTubeの方を見て頂けましたか〜
どうもありがとうございます。
しかし予想外に再生数が多いので私もちょっと驚いている所なのですが(汗

…今ではこのHPを訪れて下さる方もピーク時に比べて減ったとはいえ、
意外といっては失礼ですがまだまだ需要はあるのかなと思ったりもしました。

技術面の動画に関しては…ピストンやらシリンダーの面取り具合ってのは
動画でないとお伝えしづらい面も大きかったですし、もっと早い時期から
こういうのもやっておけば良かったかなと(汗

しかし私、動画加工とか編集の技術ってかなり昔のLVでストップしてるので
ちょっとは勉強した方が良いかなと思う今日この頃ですね…
今時aviutlとかって使ってる人いるのかなと(略


ではでは。
相変わらず長くなりましたが、またツッコミ等あれば遠慮無くどうぞ。
管理人でした〜

記事No 6302
タイトル Re^2: DIO50RRさんへのレス その1 色々
投稿日 : 2011/10/30(Sun) 12:05:46
投稿者 DIO50RR
参照先
リーダーさん迅速な回答ありがとうございます
そして新たにスレッドを立てて頂いた様で〜見やすくなりましたね(笑

> なるほど、わざわざ古い車種に乗り換えられるとは余程の魅力があったのでしょうね〜
> しかし車体バランスに関しては当然のごとく時代の流れという物がモロに出ている
> 世代の車両なのでそれで正解かなと(笑

そうですね、以前から初代ディオを知っていたわけではなかったので一目惚れってところでしょうか

もちろん私の周りで乗っている人なんていませんし、スーパーディオに間違わられたりすることも(笑
まぁそれが逆に良かったりしますが(笑
少しだけスーパーディオSRに乗っていた時期もありましたが、フロントを持ち上げた時の重さに違いはありましたね〜
車重バランスの違いって改めて重要だと思いました

> AF18車体にリヤサス305oはちょっと長いですね(汗
> 危ないLVだったかと思いますが、フロント回りの構成にもよりますがスタンダードな
> 所では260o前後がバランスが良いでしょう。

ですね〜(汗
ステア操作のクイックさは勿論の事(笑
アクセルワイヤーは伸びきってしまうので取り回したり、シュラウドとの干渉とかいろいろ出てきますよ
ただプラグ交換は非常にしやすいですが(笑
そうですね、グリスダンパー&ドラムブレーキ仕様じゃないだけまだマシかと思われ汗
仰る通り何とかノーマルが265mmなので260~275mm程度に収めたい所です
そしてやはり乗りにくいので275mm戻しました〜しかもプリロードを回転させたら干渉しなくなったという

> タイヤですが、私はホンダだと3.00-10しか選べなかった頃の世代なので、
> 当時でもとにかく入りさえすれば多少どっかが擦っていても構わない、といった
> スタンスでしたし、実は今もそうなんですよ(笑
>
> 多少サイドウォールや接地面が削れても、それで性能がガタ落ちするという事は
> ありませんし、でかくて太いタイヤの恩恵はそれを補って余りある物ですからね。
> …昔、リヤに3.50が簡単に履けたヤマハやスズキ車に対して悔しい思いを
> したというトラウマがあるのが一番大きいですが_| ̄|○
>
> あ、ホイールをちょっとだけ右にワッシャー噛ませでオフセットするとか
> リヤサスの取り付けを左にずらすとか、タイヤへの干渉を避ける手法としては
> いくつかありますよ。

なるほど〜90/90-10や3.50-10サイズを履けるなら多少の干渉は仕方ないのですか
寧ろサイズアップしたタイヤの恩恵はそれ以上ということで(笑

ホイールのオフセットは考えましたが、これはオフセット分だけセンターがずれるわけですよね?
その場合エンジンハンガーでズレを修正することになると思いますが、このズレは数mm程度のならスルーして良いLVなんでしょうか?
それともちゃんとエンジンハンガーを加工してしっかりセンターを出すべきなのでしょうか?

サスのオフセットだとサス自体を削り込まなくてはいけませんよね(汗
私にはちと難しそうです・・・というかオクムラサスを削る勇気がなかったり(笑

> そうですね。リヤミッドシップ二輪車であるスクーターにおいてリヤサスの影響力は
> とても大きいので、色々試してみると面白い所ですよ。

なるほど〜
数多くあるサスの中でどれが動きが良いのか変わらなかったので
とりあえず良く耳にするオクムラSHOWAのサスをつけていましたが(笑
絶版みたいなので探すのには苦労しましたが・・・
KITAKOも出してたようですがこれも恐らく廃盤になってしまったんでしょうかね

しかしリアショックって割と結構デザイン重視の傾向があったりします

そして何故BURIAL×MSPのリアショックはディオの専用設計がないのか・・・
結構好きなんですけどね〜やはり需要がないのですかね(泣

> これは市販アダプターとサス自体の長さの組み合わせで何種類か作るしか
> ありませんね。
> ワンオフでこしらえるとか、サスの下側を延長するとかの手法もあるには
> ありますが…よほど「この位にしたい!」といった確固たる勢いがなければ
> 難しいかなと。
>
> ちなみにリヤサスで30oって「たかが」のLVじゃありませんよ(笑
> めちゃめちゃ大きな違いです。

そうですね〜
ワンオフって言ったところで、そう簡単な物じゃなそうです(汗
ちと考えてJOG系の短めサス+アダプターの方向性も考えております
これならスプリング部分が上にシフトしてくれそうなので干渉を避けられるかと

> うーん、これは単純に1G沈下量も異なってくるので正確には出せませんが、基本的に
> Gダッシュのフォークだとライブフォークよりはフロントは上がる傾向になります。
> 10o程度は上がりますし、ステムがAF25ならばGダッシュの物を使うとそれだけでも
> 15o程度は上がりますよ。
>
> ただし、フロントもリヤと一緒に上げてのバランス取りは、車高が高くなって
> 重心も変わってくるので程々にして下さいね。

なるほど
流石のデータですね、ありがとうございます
試してみる価値はありそうですが、リーダーさんの仰る通り車高の事も考えなくてはいけませんね(汗
重心が上にあればある程バランスは取りにくいですからね、ただでさえ乗りにくい、この車両に更にバランスが悪くなったのでは危険なだけですからね(笑
この辺は今一度見直事にしてみます

> 前後3.50は初期旋回が悪いですよ〜(笑
> 前後同じサイズ、というのが本来はバイクとしてかなりおかしい物ですし。
> が、街乗り車は別にそこまでクイックな特性を付与している訳ではありませんし、
> レーサーの様なクイックさだと普通に運転しても異常に疲れるので…
>
> ちなみにサーキット用ライブも現在は前後3.50-10ですが、あれってリヤサスは
> 330o近くありますしそれでもあと5oは高めたい位だったり(笑
>
> それと、個体差もありますがAF18系クランクケースの場合、単純に3.50-10で
> ハイグリップが履ければ良いのであれば、IRCのMBR740だとポンで入る
> 場合もあります。
>
> ケース側の個体差にもよりけりなのですが、ダンロップやBSを入れるよりは
> タイヤ自体の形状の違いで、IRCのMBR740だと3.50サイズが無加工で
> 入ったりしますよ。
>
>
> が、私はストリート用途だとウェット性能とグリップ力がハイバランスで両立している
> BTのBT39SSをお奨めしていますが、740はグリップ力だけは高いですね。
>
> ちなみにダンロップは10インチタイヤの場合は選ばない方が良いです。
> タイ生産になってからはレーシング用途でのシェアは完全に0なので、誰も
> 履いてませんよ(汗
> ストリートでもMBR740やBT39に勝てる要素が何一つありませんしね。

仰る通りそうですよね、バイクって当然の如くそうなってますからね(笑
一種の国産スクーターだと前後異なったサイズのタイヤというのは見かけませんが、メーカーさんはそこまで気にしていないのですかね

なるほど〜前後3.50-10仕様だとその分リアサスでカバーしてキャスター角を立たせ旋回力を稼ぐ仕様なのですね

おおっと・・・これは何ともショックです。シェア0とは・・・
どおりで安かったわけだ(略

そしてMBR740はなかなか興味深いです
3.50-10でも幅、外径が小さいのでしょうかね?

本当はBT39SS履きたかったんですよね〜ちと値段的に妥協してしまいましたが
次はこの二種類で選択してみます〜

> これはオイル実験に限らず、私はこれでも人が聞くとびっくりするような実験とかも
> 裏で行った経験があったりしますんでよろしくです(笑
>
> 混合比の限界にチャレンジし、120:1でどこまで走れるかを試したりとか、WRを
> 全部抜いてもトルクカムさえ効いていればベルトは張られるから走るはず、とか
> 色々やってみましたよ。
>
> こういった阿呆の様な事も一応試して理論でも立証している事が大前提でして、
> これがあるからこそぐだぐだした文章も書ける、といった感じなんですよ。
> 私自身、立証出来ていない事や臆測になる部分がある事であれば、文頭に必ず
> それを明記しますし、適当な事だけは絶対に言わない、というのがスタンスなので
> ツッコミ等あればどしどしお寄せ下さいね(笑
>
> …オイルの件であれば、高いのなんて要らないってイメージだけで言ってる人は
> 多分使った事すら無いのでは?とも思えますしね。

そういった過去の立証があるからこそ、今のスクーター理論があるのですね〜
仰る通り世間でリーダーさんの様にちゃんと理由を立証して物を言ってる人は少ないでしょうね
これはスクーターに限りませんが憶測やイメージで判断する事自体が間違いですもんね

> そうですね、別にそれなりのオイルを入れているのならばフルノーマルであれば
> 多少は絞った方が良い場合もあったりはしますが、なんでもかんでも万人向けに
> お奨めは出来ない、という事です。
>
> 実はこの辺、勘違いされているフシも大きいかなと思いますが…
> レースの現場で一番大切な物は、エンジン等の「信頼性」なんですよね。
> ギリギリで走らせても、それが決勝が終わるまで持てばよいですが、持つか
> どうか分からない物をハナから承知で導入していく、というのはよほどの事が
> 無い限り行わない物なんですよ。
>
> それでも壊れる寸前まで詰めるのがレースではありますが、あまりにもおかしな
> 部分の耐久性、信頼性を削ってまではレースって出来無いんですね。
>
> 全然信頼性の無いマシンなんて誰も乗りたがらないですし、イメージ的には
> ギリギリの戦い、といった印象かとは思いますが、そのギリギリを戦うには
> それにダイレクトに答えてくれる信頼性、安定性が無いと不可能である、と
> 言っても良いでしょう。

レースはその時だけ最高のパフォーマンスが発揮出来ればとりあえずOKというわけではないのですね
そしてレースで良いからと言ってストリートで応用できるかといったら、それなりに耐久性も考えなくてはいけないという事ですね
マシンとの信頼性があるからそこギリギリの最高のパフォーマンスを発揮できるわけですね〜

> 「計測、計量」はもちろんそれなりに正確に行いますよ(笑
> 出先のスタンドとかでも、正確に測っているオイルを「全部」タンク内に
> 流し込むとか、携帯用のオイラーをガソリンで洗いつつ全て綺麗にして
> オイルを流すとか、そういった意味での正確さは忘れてはいけませんね。

なるほど
オイルって粘性があるせいか容器の内側に残りそうですね
もともと何cc単位なだけ少量でも影響力はそれなりにありそうですね

測量に関しては正確に行いたいと思います

> それで十分だと思いますよ。
> が、当然のごとく混合仕様だとエンジン温度が低い時に無理矢理アクセルを
> 開けていっても不完全燃焼が多くなるので、この辺は本来の意味での
> ちゃんとした運用、というものも必須になってきますね。

ガスの量に対してオイルの量が比例する事になりますからね
そうなってくると仰る通りアクセルコントロールが肝になってきそうですね

> 事前に測っておくメスシリンダーはレース用途の物を買えば良いと思いますが、
> 入れ物は何でも良いでしょう。
> 正確な容量さえ入っていれば良いですし、その「入れ物自体」で計量しようとすると
> それは適当に近くなる、という事がポイントです。

なるほど〜容器自体の目盛で測るのは、まずそうですね(汗
先に正確に測ったオイルを容器に作り置きが良さそうですね
精度が良さそうなメスシリンダーも用意したいと思います〜

> いえいえ、ちょっと物言いが極端でしたが、通常の運用状態にてプラグが
> 異常な焼けをする、となればそれはもう極端におかしいLVなのであり、
> 焼けを見たい回転域でプラグチョップを行わないと正確性に欠けると
> いう事はお忘れ無き様にお願いしますね。
>
> とはいえ、そこまでシビアな事は常にはやってられないと思いますから、広い道を
> 全開でかっ飛ばした後、すぐに停車するのであればちょっと位ならば低速で
> 走っても極端にプラグの焼けは変わらないですよ。
>
> ただし、スローがでかすぎるとかオートチョークが故障していたりすると、
> そのちょっとの低速走行での「焼け」への影響は大きめになります。

プラグチョップという単語はちょくちょく耳にしていたのですが
それが全開のままキーOFFで確認することだというのは知らなかったので(汗
そして実際にやってみるとなかなか難しいですね
交通量の少ない長い直線で挑戦してみます

> ありゃ、これは予想通りでしたか…
> とはいえ、オイルポンプの部分が汚れているというのはオイルポンプ自体が
> 劣化していてオイルが外側に染み出ている、といった散見されます。
>
> が、大抵はまずそこのOリング劣化なので、これは新品交換しないと
> 始まらないですね。
> もっと極端に言いますと、そこがおかしいのはエンジンに穴が開いているのと
> 同じ事ですよ。

> 掃除してまた汚れるのであればOリングだけではなくてオイルポンプ自体も
> 駄目になっている可能性もありますが(汗
> 重ねて言いますが、ホンダ車の中古だとオイルポンプは新品交換しても
> なんら悪い事ではありませんからね。
>
> …この辺はですね、基本的にいつも綺麗にしていないと、トラブルが起こった
> 時には何かが漏れていても分からないんです。
>
> またレーシングマシンを例えに出しますが、カウル等にかけるお金が無く
> 外見がボロボロの車両でも、だからといってエンジン周りがベッタベタに
> 汚れていたりする車両というのはまず存在しないんですよ。
>
> ボロくても、それは汚れているのとは話が別で、綺麗にすべき所は
> しておかないとトラブルを見過ごしてしまって後で泣く、といった事を
> 防ぎたいからこそ綺麗に掃除してある、というのが実情なんです。
> レーシングマシンって見栄とか外見自慢だけで綺麗なのでは無いんですね。

早速結果報告になりますが、やはりオイルポンプ自体からじわじわオイルがしみてましたね(汗

仰る通りトラブルが起こってからじゃ遅いですからね
この辺は今回で思い知らされたので今後しっかりメンテしていこうと思います

因みに完全混合仕様に切り替えるため、早速広島高潤のフォーミュラ2 1LとKN企画のオイルポンプの穴隠し購入しました〜
オイルメクラが何故かブルーアルマイトでしたが(笑
しかしこのKN企画のオイルポンプの蓋ですが蓋自体をエンジンに固定する設計では無いようですね
リーダーさんの様に蓋自体を固定するための蓋を拵えて方が良さそうですね・・・
というより説明書きで「一次圧縮で飛び出すって」書くならステイも付属しろと言いたい所ですが・・・(笑
ステイ探しor手作りで混合仕様化は延期になってしまいました・・・

ちなみにキャブ側のオイルラインの入り口はビッグキャブの補修パーツ等で混合時に塞ぐチューブの先を潰したようなもので蓋をすれば大丈夫なんでしょうか?名称がわからなくてすみません(汗

> これは是非、正常な12V電源に直接繋いで確認する事をお奨めしますよ。
> オートチョークが動作している可能性は年式からいってもかなり低いですし、
> 通電していない時間が長いとまず壊れていると断言しても良いですから。

これも早速チェックしたところ
冷間時23mm
温間時26mm
という結果でした。
測定方法ですが、冷間時は1日放置して何もせずそのままキャブをばらし飛び出し量を測定しました。
次に温間時ですが、これは長距離走行後に一度エンジンを切り、再度キーONにしたままキャブをばらし測定しました。
何分ぐらいで伸びたっていうのは不明ですがこれだけの変化がありました〜

> 確かにMJの様な変化は出ませんが、アクセル小開度の状態だとかなり
> 体感出来る程に違ってきますよ。
> 温間時に、パワーバンド以下の回転域をアクセル極小開度で使っても、
> 回転がばらついたりするのは本来はありえない事である、と表現すれば
> 分かりやすいでしょうか。
>
> これも、スイッチアクセルと呼ばれるON/OFFしか出来ない初心者さんには
> まず分からないコトなので、アクセラレーションはバイクの基本であると
> 同時に、これがある程度は段階的に出来ないとキャブセットなんて絶対に
> こなせない、という事はもういっぺん記させて頂きますね(汗

そうでしたか(汗
スロットル開度に関しては私も勉強中なので何とも言えませんが、キャブセット時にかなり重要になってくる部分なのですね

> > なるほど
> > これはキャブセット以前の問題なのですね(汗
> > 現状では始動性以外は特におかしな部分は感じられないのでとりあえずOKということで
>
> そこがおかしい事こそが一番怪しいんですよ。
> 温間時にばっちりセットをあわせてあるエンジンだと、冷間時にはチョーク機構や
> バイスタータ機構が無い場合、エアクリ塞ぎの人間チョーキングを行わないと
> ほぼ確実にエンジン始動が出来ない、というのが「基本」なんです。

なるほど冷間時と温間時ではキャブセットが走行時(温間時)に合わせるほど、想像以上に差が出てくるのですね
だからこそ、チョークカットしてる場合は人間チョーキングでカバーするのですね

しかし私の場合オートチョーク自体は一応動いてる様ですし、仮に壊れていたとしてもチョークがONで壊れるならともかくOFFで壊れるのはことは滅多に無いようですし
気温がある程度高ければセルでもギリギリ始動は出来ますが、この時期早朝や夜間やはりスロー系が薄い傾向なんでしょうかね
古いエンジンなので他にも考えられる要素はありそうですが
そう一筋縄では行けそうにないですね〜

> うーむ、これはちょっと言葉がきつくなりますが、オイルポンプ部分から二次エアを
> 吸っていそうなのは確実な上、各部Oリングとかも交換した事が無いといった
> 状態なのであれば、始動性が悪いといっても当然です、としか言えません。
>
> 逆に、エンジン各部が正常になった折には、同じセット変更等を施しても
> 以前と反応やら方向性が違ってきて余計に混乱すると思われますし。
>
> 細かなものや面倒くさい物の交換を渋るお気持ちは私も十分分かりますが、
> 年式を鑑みても、運用状態を鑑みてもメンテしなければいけない点は絶対に
> 行っておかないと、後々が楽しめなくなってしまいますから…
>
> 仮に、「キャブのオーバーホール」という言葉尻だけを挙げてみても、
> 古くてフロートのゴムなんて固まっている物を無理矢理ひっぺがして
> 中身の穴だけ貫通させてはい終わり、なんてのはオーバーホールにすら
> なってませんからね。
>
> 古いキャブを開けるのなら交換用新品ガスケットやOリング類を揃えてからで
> ないと真っ当なメンテナンスなんて出来ないんです。
>
> 別に壊れるまで乗って1年以内に捨てても良い、といった方であれば私も別に
> ここまで言ったりはしませんが、DIO50RRさんは「好きで乗っている」方だと
> お見受けしているので、あえて苦言を呈させて頂きますね。

そうですよね(汗
キャブのO/Hもリーダーさんの仰る通りです
Oリング、ガスケットを交換等もいずれやろうと思ってて結局トラブルが出てからじゃ遅いですからね

ということ丁度ウェビックさんがHONDA純正パーツ5%OFF中だったのでOリング、ガスケット類を購入しました〜
そんでもってキャブのガスケット、Oリングはすべて交換致しましたよ〜
早速インプレですがキック始動時はキレがあるといいますか、爆発力が大きくなった感じがありました〜プラシーボ効果かもしれませんが(笑
特にマニホールドとキャブの接合部のOリングの影響は大きそうですね
実際にOリングをはめた時のゴム部分の飛び出し量が全然違いましたし、これならしっかり密閉してる感じがあります

そして自分自身認めたくはないですが、腰下、腰上ワンオーナー車とは言え私の知る限り2万キロは走ってますので
正直リーダーさんからしたらあり得ない事かと思われますが(汗

ですね、やはり長く乗り続けたいので改造だけでなくこういった部分も定期的にO/Hもしていこうと思います〜

> 点火系ですが、これはグッピさんのネタですね。
> この方、10年位前は有名なAF18系サイトを運営されていたのですが、色々あって
> 休止されておられますがかなりのマニアさんです(笑
>
> 古い話ですが、私も昔ネットでこの方のHPを発見した時には、世の中って本当に
> 広いなあ〜と実感した事を覚えていますね。

AF18系マニアさんということでちょいと調べてみましたが、この方でしたか〜一部ですが私もAF18Eについて勉強させていただきましたよ〜
HPは休止中の様ですが一部リンクは残っているみたいで?
この方もかなり頭がいいといいますか、仰る通りAF18E系のマニアさんに間違いないですねですね(笑
なんだか気になる事も仄めかしておられますし(笑
こういったAF18Eならではの改造の仕方と是非参考にしたいですね

> キーシリンダーのON/OFF配線にDC12Vを割り込ませ、CDIへの給電の
> ON/OFFと連動させるというのがこの手法のツボですね。
> その発想が素晴らしいなと今でも思っていますよ〜

世の中にはいろんな方がいますね〜
しかも元に戻せるようにサブハーネスを作るところが素敵だと思います

> いや違いますよ(笑
> 私の街乗りGダッシュはノーマル方式のままのAC点火です。
>
> これ、DC点火にしても良いのですが…点火力がノーマルと同等である
> キタコのCDI、もしくはAF18純正CDIを使っている分にはそこまで困りは
> しませんし、バッテリーがサイドカウル内にあるので弱ってきたら充電を
> しなおすのがちと面倒だ、というのがあったり。
> と言いますか、バッテリー入れの部分を小物入れにしたいという(笑
>
> いつものクチですが、「必要になれば」やると思いますよ。
> 現時点ではIGコイル、プラグ、コード等をそれなりの物にしていますし
> ハーネス自体も自分でこしらえている上、ACジェネレーターも発電量の
> 大き目のAF28の物ですからね。
>
> 自画自賛ですが、私は現在の仕様と運用状態であれば、AC点火でも
> いける範囲である、というのを分かっているからというのも大きいです。

ありゃ違いましたか(汗
プログレスRacingCDIをつけてる画像は単に点火時期の測定をしていただけだったんですね

それはキャビーナCDI流用コンテンツで書いておられましたね〜
KITAKO製のCDIの点火力はなかなか強いようで
現在は新品破格で購入したPOSHの銀CDIを使ってますが、キタコのパワーレブCDIってオクムラのCDIと同じみたいなので是非試してみたいですね
リーダーさんの仕様の様に程度点火力があり仕様によっては、そこまで困らないということなのですね
確かにG’の場合だと収納スペース自体ないですからね
あの代ですと、激レアオプション内カゴ(笑)や、バッテリーレスとか混合仕様とかで無理やりスペースを作ってやるしかないですね
因みに私が以前お話したG’乗りの方はリアにデカイボックスを装備しておりましたよ(笑

なるほど、あえて常時点灯車のスーパーディオ系のACジェネレーターを使う事によって少しでも発電量大きくするわけですね
それで少しでも点火力に影響があるのならば是非試してみる価値はありそうですね!


次に続きます〜

記事No 6303
タイトル Re^3: DIO50RRさんへのレス その2 駆動系
投稿日 : 2011/10/30(Sun) 12:06:51
投稿者 DIO50RR
参照先
> ピン位置の違いはおそらくメーカーの設計思想の違いだ、という点をご理解頂けて
> 嬉しいですよ〜
>
> そうなんですよ。こうやってアホみたく細かい点を考えていけば、絶対に何かの
> 理由は見つかるんですね。
> 元々はメーカーの技術者が長い間を掛けて考えているものですから、同じ
> 人間であるのならそれを探求する事は決して不可能では無い、と私は
> 考えています。
> …私の様な素人だと膨大な時間はかかりますけれどね(笑

となれば絶版と疑われている例のドリブンもAF28ZXまでは採用されているはず?なので入手できそうですね。
いやーそれでも違いの理由を探すだけでも素晴らしい事かと
おそらく自分ならそんな違いにも気付かないかと(笑

> ケブラーの位置、意味はありますと言いますかほにゃららの答えそのものに
> 近かったりしま(以下略

なるほど〜(笑
これもちゃんと意味がありそうですね

> 中には某巨大掲示板でも根拠のありそうな方も散見されるんですが、見てるだけでは
> コンタクトの取りようがありませんしね。悲しい所です_| ̄|○
>
> まあ、バイク板ではなく専門板とかでも真っ当な話ってしづらいのがあそこなので
> こればっかりは承知の上で楽しんだりネタにしたりするのが一番です(笑

掲示板とかですと直接コンタクトが取れないのが大概ですからね〜

> 後、熱が高まりすぎるとゴム自体のグリップ力が低下してきます。
> 分かりやすい物でタイヤですが、タイヤって温めないと100%のグリップを
> 発揮しませんし、攻めまくってデロデロになるまで高温になるとそれでも
> 100%のグリップ力よりは右肩下がりにグリップ力が低下してきます。
>
> …ベルトだってゴムなのでこれと同じなんですが、こういった発想の転換が
> 出来ないと一生センタースプリングがタレる、とかいった思考からは
> 抜け出せないと私は考えていますよ(笑

これは、確かにそうですね〜タイヤのグリップ力に例えるとは非常に分かり易いですね〜
理想はある程度の温め一定の温度を保たせるのが一番良さそうですね

> 駆動系の最少変速状態、最大減速比を構成している状態からの動作時、といった
> 流れですが、それで申し分なく解釈はあっていますよ。
>
> スクーターのVベルトってのは「側圧で保持=横から挟んでグリップさせている」ので、
> 横から挟む力が0だと真っ当な動作なんてする訳ない、という事ですね。

なんとなく発進時の駆動系の動きが想像できたと思います

> そうですね。トルクカムという物は
>
> 「回転させる方向へ"ベルトで引く"事により、初めて閉じようとする作用が起こる」
>
> のであって、単純にセンタースプリングの力だけでベルトを挟んで保持している
> だけでは、トルクカム皿さんは閉じる方向への力は一切出していません。
>
> なので、これまた以前と重複しますがエンジンも掛けていない状態でベルトの
> 張りがどうこう、なんて言っても全く無意味なんですよね…
>
>
> 逆を言えば
>
> 「トルクカムが動作し、ベルトを挟むという作用を起こさない限り、ベルトは張られない」
>
> んですよ。
>
> ちょっと難しいかもしれませんが、加速(変速)中にはトルクカム皿さん自体は
> 閉じる方向へ全力で動こうとしているんです。
> ドライブ側がベルトを押し上げようとする力がそれに勝っているだけの話であり、
> トルクカムが作用していないとドリブン側に掛かっているベルトってのは
> 空転して真っ当に走る訳ありませんから(笑
>
> ちなみにアイドリングでもトルクカムの作用は起こっていないので、ベルトは
> ぐわんぐわんとたわんでいて当たり前なんですね。
> これはサイト内のアクセルOFFシフトアップ動画を見るとよく分かります。
> …どこに設置したか忘れましたが(汗

確かにベルトセット時に気付きましたがトルクカム自体は回転方向とは逆に動きますね

なるほどトルクカムというものは閉じる方向に動こうとしているのですか

この動きはセンスプの反力や、ベルトの回転方向=トルクカムの閉じる回転方向が絡んでいるのでしょうか?

> ええ、OKですね。
> が、ドリブンの閉じ側の余裕はもうちょっと欲しいかなと思ったり。
> 発進負荷でトルクカムが閉じきった時にも、ストローク残量が0では不味いです。
>
> そして、エンジンをかけていなくともベルトってのは0.3oとか0.4oとかは幅が
> 狭くなっていてセンタースプリングの力でも潰されているので、そこからさらに
> 1o以上程度は余裕が欲しい、という事で。
>
>
> で、それと余談ですが…
>
> このマイナスストローク量の解釈はあくまでドリブン側であり、発進時に
> ドリブン側がマイナスストロークしベルトかかり径が大きくなったとしても、
> ドライブ側はベルトがめり込んでかかり径が小さくなっているのであり、
> ドライブ側のプーリースライド量としてはその状態でもまだ0、ドリブン側のみが
> マイナスになっているという点もあったりしますよ。
>
> ただ、これは「変速比」計算とかでもしない限りあまり考えても混乱するだけなので
> そういう動作なんだ、といったイメージと認識だけがあればOKだと思います。

大体ドリブンがどんな動きがしているのか分かってきました〜
なるほどベルトの潰れも加味しもう少し余裕があった方が理想的なのですね

> そうですね。
> 実際にはフルノーマルを見ると、ホンダでもヤマハでも、ドリブンの閉じ側の余裕は
> 2o以上とかありますし、ベルトが減ってきてもまだ余裕が保てるといった設計です。
>
> が、これを詰めようとすると、少しならば閉じ側への溝延長が有用ではありますが、
> 最大減速比を高めようとすると限度という物も出てきます。
> そもそも閉じ側へは加工しても1o程度ストロークを増やせれば御の字ですしね。
>
>
> 一例としてライブDio-ZXだと、最大減速比2.850ですが、これにボスワッシャーを
> 1o噛ませばドリブン側のマイナスストロークは1.5o強しか残らず、ほぼ限界です。
>
> この状態からベルト幅が0.5o減ってしまうとそこですでにデンジャラスゾーン、
> 0.8o減ってしまうともうパワーのあるエンジンだとドリブンのマイナスストロークは
> 足らないといった状態にもなりかねません。
>
> これは色々実験しましたが、やはりドリブンの閉じ側はある程度パワーが
> あると1o以上は余裕を残しておかないと不味いですね。
> たかだか1oの余裕があるのと無いのとでは、体感でも明らかに分かる位
> 変化があります。
>
> なので、現実的にはノーマル駆動系構成をもってしても、余裕を極限まで
> 無くした状態で3.000程度が限界値で、これ以上やるとベルトかわずかでも
> 減ると即交換しないと駄目、といった死ぬほどシビアな仕様になってしまいます。
>
>
> これまた余談ですが、私のこしらえる加工プーリーとかだと、ボルトオンでほぼ
> この状態を維持出来る仕様としており、ドライブ側ベルトかかり径は40φ強、
> ライブDio-ZXベルトの場合ドリブンの閉じ側余裕はおおむね1.5o程度残る、
> といった仕様になってたりします。
>
> が、これもベルト交換時期は17.5o程度がベターと定めており、それ以上に
> ベルトが減ると本来の余裕を保てない、といった仕様ですが…
> これでも一生懸命考えてこれが限界、これ以上だと通常運用はまず無理で
> マニアにしか使えない、といったブツになってしまうという(笑
>
>
> 仮に、本当にベルト裏がボスに当たったりドリブンの閉じ側余裕なんて無くても
> それなりに安定するのであれば、ホンダならわざわざスポーツモデル向けに
> 「大径ドリブン」を開発してベルトまで長くして最大減速比を稼ぐなんて
> やらないでしょうし、ヤマハだってボスの径の違う二種類の仕様を設定
> したりはしませんから。
>
> ボスを長くすれば他の動作余裕を全て無視し、それで最大減速比が大きく
> なって鋭い発進が得られ、重い車体でも発進出来るしスポーティで全部の
> 解決になる、なんてコトはまず考えていないという証拠です。
> ベルトの動作余裕が無くなってもいいや、なんて事は絶対にありえません。
>
> ホンダだと特に、最大減速比2.450を2.850程度まで稼ぎ出したいが為に
> わざわざ同一車種でクランクシャフトまで異なる車両をこしらえているのですから…
> どの位、余裕と通常運用に対する分析と見解がメーカーさんは優れているか、と
> いった事も忘れてはいけませんね。
>
>
> 私らが好き放題にいじくりまわして楽しめるのは、そういったメーカーさんが
> 色々な余裕を持たせて開発している完成車両があるからこそであって、
> 目一杯いけそうだからベルトぱっつぱつなんてのは早計だ、という事が
> 早く世の中に浸透してくれれば良いのですけれどね…_| ̄|○
>
>
>
> さてここからまた戻りますが…駆動系の話だとコンテンツに書いていない
> コトをばしばし出せているので私も書いてて気持ちが良いですね〜

これがリーダーさんが仰るっておられる、やりすぎは禁物というわけですね(笑
クランクシャフトまで変えて大径駆動系というものを設計したのには、深い意味合いが込められていたとは
こいった説明をして頂けるとやはりメーカーさんは優れている事がわかります

加工プーリーや、追加ボスワッシャーで減速比を稼いでも、その付けはどこかで出てくるというわけですね
闇雲に純正の駆動系のバランスを崩すならノーマルのままの方が良いというのもこういった事から言えるのですね〜

駆動系ってのは想像以上に奥深いですね〜
私もしっかり理解できるようがんばってみます

> そうです。
> 表示の切り替わり速度とでも言いますか、これの好みもあるでしょうし
> 出来れば現物で走りながら眺めてみるのが一番なのですけれどね。

ここってなかなか重要ですね
動画とかではどんな感じか見てるのですが、本当は現物を見たい所です〜

> なるほど、それだけ機能が付いていればなかなか困る事は無いと思います。
> ただ、タコメーターだけは一番気になる所なので、デモ動画とかがあるならば
> そういうのを見てみるのも良いかと思いますよ。
>
> …慣れてくればアクセルOFFの瞬間やコーナーリング中にタコメーターを見て、
> どの位回転降下があるかを判断するといった技も身に付きますがあまり
> お奨めは(以下略
>
> プラグ座面センサーを使っての温度計測も常に表示しておける環境を
> 作れれば有用でしょうね。
> 自分に入ってくる情報は、多すぎて困る事はありませんから。
> レーサーでもスピードメーターを外さない私はそう思ってますよ(笑

そんなテクニックがあるとは〜(笑
確かにどのぐらいの回転数なのかって把握したいところですね
これはコツコツと修行してみます〜

そうですねよ〜私なら尚更、感に頼るならちゃんとした情報を取り入れたいですからね

> お、早速YoTubeの方を見て頂けましたか〜
> どうもありがとうございます。
> しかし予想外に再生数が多いので私もちょっと驚いている所なのですが(汗
>
> …今ではこのHPを訪れて下さる方もピーク時に比べて減ったとはいえ、
> 意外といっては失礼ですがまだまだ需要はあるのかなと思ったりもしました。
>
> 技術面の動画に関しては…ピストンやらシリンダーの面取り具合ってのは
> 動画でないとお伝えしづらい面も大きかったですし、もっと早い時期から
> こういうのもやっておけば良かったかなと(汗
>
> しかし私、動画加工とか編集の技術ってかなり昔のLVでストップしてるので
> ちょっとは勉強した方が良いかなと思う今日この頃ですね…
> 今時aviutlとかって使ってる人いるのかなと(略

こうやって動画で説明して頂けると分かりやすいですね〜
リーダーさんの作業風景というのはかなり興味があったり(笑
是非腰下、腰上の組立動画なんかも(略

今回はレスが大分遅れてしまいましたが、毎度ながら回答よろしくお願い致します。

以上DIO50RRでした〜

記事No 6308
タイトル Re^4: DIO50RRさんへのレス その3
投稿日 : 2011/11/04(Fri) 07:26:31
投稿者 ねぎのリーダー@管理人
参照先 http://www.neginoleader.com
DIO50RRさん毎度でございます〜


さて、早速今回もいつものパターンで。


> ホイールのオフセットは考えましたが、これはオフセット分だけセンターがずれるわけですよね?
> その場合エンジンハンガーでズレを修正することになると思いますが、このズレは数mm程度のならスルーして良いLVなんでしょうか?
> それともちゃんとエンジンハンガーを加工してしっかりセンターを出すべきなのでしょうか?

まずタイヤ関係ですが、ホイールオフセットの場合は厳密に言えばきちんとo単位で
合わせた方が良いのですが、そこまでシビアにならなくともいきなり斜めに走ったりはしませんよ。
サスを回避する為の右側へ2〜3o程度のオフセットであれば大丈夫でしょう。

ハンガーでズレを修正するのももちろん手ですが、これは5oとかの大きなオフセットが
起こる場合はどうしても必須なだけで、これでも体感でおかしくないと感じれば別に
そこまで問題は無いと思いますよ。
さすがにコーナーリングで左右が全然違う、というLVならば不味いですが…


むしろ、ノーマルでも各部が劣化したり、サス自体の取り付けがイマイチだとばっちりと
F&Rタイヤがどセンターで揃ってる、といった事もなかなか無い物ですからね…

フロントフォークとかにしても、きちんと左右の高さをそろえた上で、カラー等も
フォーク内幅に対してぴったりに調整しておかないとフォークが内側に反って
アクスルボルトを締めてしまったりするものですし、そこまでこだわるLVなのであれば
他にも一杯気にしなければならない点が溢れ出てきますんで(汗


とりあえず、リヤホイールのシャフトにワッシャーでも噛ませて試されてみては?
それであまりにおかしいなら修正を考える、といった感じで良いと思われます。


> サスのオフセットだとサス自体を削り込まなくてはいけませんよね(汗
> 私にはちと難しそうです・・・というかオクムラサスを削る勇気がなかったり(笑

これはDio系のフレームのサス上側マウントだと削るしかありませんが、
さすがにこの位は覚悟しないと、全てを文字通りのボルトオン仕様でしか楽しめなく
なってしまうかと思いますよ。


> 数多くあるサスの中でどれが動きが良いのか変わらなかったので
> とりあえず良く耳にするオクムラSHOWAのサスをつけていましたが(笑
> 絶版みたいなので探すのには苦労しましたが・・・
> KITAKOも出してたようですがこれも恐らく廃盤になってしまったんでしょうかね

昔はオクムラエンジニアリングがSHOWAで開発して売ってたのですが、オクムラが
店をたたんだ後はキタコが製造法とかを買い取ってオクムラという固有名を使って
販売していましたね。
が、これも数年前に絶版になっているので、今時は手に入れる事はかなり難しいかと。


> そして何故BURIAL×MSPのリアショックはディオの専用設計がないのか・・・
> 結構好きなんですけどね〜やはり需要がないのですかね(泣

これは私、現物をJOGで乗った感じでは市販品としてはかなり良いブツだと
感じましたがオフセット具合やら太さ等のサイズやらの制約がありますから、
Dio系専用としてはまず出ないでしょうね。

と言いますか、このJOG用は上手い事タイヤから逃げ方向へオフセットが
付いてますし、エアクリをちょっとずらせば普通に使えそうですが(汗


> そうですね〜
> ワンオフって言ったところで、そう簡単な物じゃなそうです(汗

サス自体の長さだけを変更したいならば、オクムラなら比較的簡単に
ばらせますから、下側のマウント部分の先端のみを切り飛ばし、長く
したりする事は可能ですよ。

全体を変更するのではなく、単純にヒップアップアダプター的な考え方で
十分だと思いますけれどね(笑


> ちと考えてJOG系の短めサス+アダプターの方向性も考えております
> これならスプリング部分が上にシフトしてくれそうなので干渉を避けられるかと

これはサス全長をフレキシブルにコントロールするには定番の手法ですね。
その代わり、同一製品でやる場合は長さの違うサスを何種類も用意しないと
いけなかったりするので、安物サスである程度長さを決め打ちしてから
欲しい物をその長さと同じ位にヒップアップアダプター込みで調整する、と
いった感じがベターです。


> 仰る通りそうですよね、バイクって当然の如くそうなってますからね(笑
> 一種の国産スクーターだと前後異なったサイズのタイヤというのは見かけませんが、メーカーさんはそこまで気にしていないのですかね

前後のタイヤサイズですが、これって私の記憶では93年辺りのセピアZZの
モデルチェンジ時に、当時では初だったかと思いますがフロントに80/90-10、
リヤに90/90-10が標準サイズとして履かされていましたね。
とはいえそれでも結局は3.00&3.50にしてしまうのが定番パターンですが(笑

と言いますか、10インチスクーターだと前後同一サイズのタイヤにて、色々と
上手い事行く様に設計は成されているので、この辺はメーカーの開発者さんに
伺わないとその意図は分からないでしょうね。

そういえばニ種ですがアドレスV125だとフロント90/90-10でリヤは100/90-10ですが
さすがに100kgの車体でタンデムを考えるとリヤはそれなりのサイズにしておかないと
危ない、という事かと推測しますよ。
標準の空気圧はリヤで2.25kgだった気もしますしね(汗


> おおっと・・・これは何ともショックです。シェア0とは・・・
> どおりで安かったわけだ(略

ダンロップはタイ生産になってからがらっと特性が変わっているので、別に
ハイグリップでなくとも現在の所はあまり良い印象がありませんしね。


> そしてMBR740はなかなか興味深いです
> 3.50-10でも幅、外径が小さいのでしょうかね?

そうなります。
メーカーの発表値というのはあまりあてにはならないのがタイヤというモノなので、
MBR740はぱっと見た目でもちょっと小ぶりですよ。
とはいえ、ストリートタイヤの3.50よりは幅広くてでかいですが…

銘柄がハイグリップではなく何でも良いのなら3.50-10でもリヤにすぽっと入る事も
ありますが、それじゃ本当の意味では3.50を履いてるとは言えないと私は思ってたり。


> 本当はBT39SS履きたかったんですよね〜ちと値段的に妥協してしまいましたが
> 次はこの二種類で選択してみます〜

バランスを取るならBT39YCX、グリップ特化でボルトオン装着も狙うならばMBR740ですね。
ちなみにBT39はYCXソフトコンパウンドを選ばないとYCYはミディアムのクセにかなり
耐摩耗性が悪いです(笑

MBR740はリヤ用の3.50のみにサマーコンパウンドがありますが、逆にこちらは
サマーの方が耐摩耗性が上になりますね。
リヤに履かせるなら問答無用で740サマーでしょう。

ちなみに言うまでもありませんが個人的主観ではTT92GPは上記の2種とは比較に
ならないですね…
耐摩耗性はダンロップらしくそこそこありますが、他がイマイチです。


後、これもいつものクチですが、TT92の様なハイグリップタイヤでもかなりコシが
強いタイプのタイヤだと、空気圧は結構下げないと危ない上、磨耗もかなり速く
なってしまいますのでご注意をば。

ハイグリップのセンターの減りが速い、って言ってる人はリヤサスも硬い上に
空気圧もパンパンで使ってるというパターンが結構あるので、その辺もちゃんと
考えないと美味しく使う事は出来ないというのもポイントです。

オクムラサスだと結構硬めですし、タイヤという物は空気圧が適正より高くても
低くても減りやすくなるので。


> これはスクーターに限りませんが憶測やイメージで判断する事自体が間違いですもんね

本来はそうならない事が理想なのですが、なかなか難しいモノです(泣
…一番大切な事は、「スクーターを舐めない事」だと私は考えてたりしますね。


> プラグチョップという単語はちょくちょく耳にしていたのですが
> それが全開のままキーOFFで確認することだというのは知らなかったので(汗
> そして実際にやってみるとなかなか難しいですね
> 交通量の少ない長い直線で挑戦してみます

他の方のレスにも書きましたが、プラグチョップする場合は多少であれば
全開後に走行しても大丈夫ですよ。

全開巡航→アクセルOFFにしつつ路肩による→キーOFF→アクセル開けずに止まる

といった感じです。

理想はキーOFFでそのまま止まる事ですが、公道の場合は危険な場合もあるので
周りの交通には十分注意してやってみて下さいな。



> 早速結果報告になりますが、やはりオイルポンプ自体からじわじわオイルがしみてましたね(汗

あらら、やはりと言いますか…こういうのは心理的にも不味いですからねえ(汗


> しかしこのKN企画のオイルポンプの蓋ですが蓋自体をエンジンに固定する設計では無いようですね
> リーダーさんの様に蓋自体を固定するための蓋を拵えて方が良さそうですね・・・
> というより説明書きで「一次圧縮で飛び出すって」書くならステイも付属しろと言いたい所ですが・・・(笑
> ステイ探しor手作りで混合仕様化は延期になってしまいました・・・

市販品であるものはフタというか軸のみですからねえ…
しかし一次圧縮で抜けてくるとかという説明ってあるんですね、それは初耳です(笑

ならば余計に縦型Dio系用とライブDio系用でフタ固定の金具とかでも付ければ
良いのにと思ったりしますが…
縦型なら板一枚とノーマルポンプ固定部を利用したボルト止めで、ライブならば
ノーマルオイルポンプの押さえ板を使ったかさ上げの筒みたいな物でも
上等なのに不思議なモンですよホント。


>ちなみにキャブ側のオイルラインの入り口はビッグキャブの補修パーツ等で混合時に塞ぐチューブの先を潰したようなもので蓋をすれば大丈夫なんでしょうか?名称がわからなくてすみません(汗

これは通路自体に液体ガスケットを流し込んで埋めた上で、なおかつ
ゴムフタでも耐油ホースの先を潰したものでも良いので、二重に
フタをしておくべきでしょう。

市販品のゴムフタってのは当然の様に経年劣化で割れてきますし
単純にキャップ的なフタをするだけでは完全にはフタの役目を
していませんからご注意下さいな。


> これも早速チェックしたところ
> 冷間時23mm
> 温間時26mm
> という結果でした。
> 測定方法ですが、冷間時は1日放置して何もせずそのままキャブをばらし飛び出し量を測定しました。
> 次に温間時ですが、これは長距離走行後に一度エンジンを切り、再度キーONにしたままキャブをばらし測定しました。
> 何分ぐらいで伸びたっていうのは不明ですがこれだけの変化がありました〜

次にオートチョークの動作ですが、チェックされたのですね。
ふむふむ、チェック方法は間違っていませんし、それでいて3oの伸び具合が
ありましたが。

で、結論から言いますとそれは壊れていますね。
温間時にたった3oしか伸びないのであれば、ガソリンが通っている通路を
チョークニードルで完全に塞げません。

これは色々キャブを眺めて計測してみたりすれば分かりますが、チョークの
二ードルが全く伸びていないOFF状態の時は、どの位ガソリン穴までの距離が
あるかを見てみて、その上でニードルがどの位伸びればその穴を完全に
塞げるのか、をきちんと把握してみましょう。

一つの例えですが、普通に手動チョークのあるキャブだと、チョークレバーを
真っ直ぐ引くタイプであれば、3o程度しか引けませんかね?
これを考えればおのずと答えが出てきますよ。

逆に、冷間時にはかなり伸びている状態で固定されていて、温間時には
ちゃんと通路を塞いでいる、といった可能性も0ではありませんが、私の
経験上とバイメタルスタータの仕組み上ではそうなる事はかなり珍しいです。

こういうのは、「目視で動作してからOK」なのではなく、それがきちんとした役目を
果たしていないと何の意味も無いので、もう1歩踏み込んで物事を考えて
みると宜しいかなと思いますよ〜


> スロットル開度に関しては私も勉強中なので何とも言えませんが、キャブセット時にかなり重要になってくる部分なのですね

これまたつまらない補足ですが、「高速域=メインジェット」といった表現が
あるかと思いますがこれがすでに死ぬほどおかしいのでどこから突っ込んで
良いやらなんですよ(笑

最低限度、アクセルは全閉から全開までは4段階程度には普通にコントロールが
出来ないとキャブセッティング以前の問題ですし、バイク自体初心者のLVですんで…


> しかし私の場合オートチョーク自体は一応動いてる様ですし、仮に壊れていたとしてもチョークがONで壊れるならともかくOFFで壊れるのはことは滅多に無いようですし

これは前述の通り、DIO50RRさんのオートチョーク動作はおかしいですね。
で、ONのままほぼ固定される、というのは仕組み上なかなかありえないので、
始動性が悪くなる方向性には普通はまずならないんですよ。


> 気温がある程度高ければセルでもギリギリ始動は出来ますが、この時期早朝や夜間やはりスロー系が薄い傾向なんでしょうかね

いやいや、仮にチョークが正常動作していたとしても、それで始動性が悪くなる程
スロージェットを小さくするとすれば結構な番手になりますよ。

外気温が低いと始動性が悪くなるのは当然ですが、温かい環境と比べて明らかに
悪くなるのであれば、それこそ二次エアを吸いまくりだとか、点火がヘボいだとかの
二次的要因の方がはるかに大きいですね。

仮に冬場で何日か乗らなかったとしても、手動チョークがあるならばONでは数発の
キックで初爆を得られ、チョークがOFFだとかかる気配すらない、といった感じに
ならないとおかしいのがエンジンって物です。

オートチョークが正常動作していればそんな事は全く気にせずとも始動性が
損なわれる事が無いのが本来は「普通」でして…そうなっていないのであれば
他のどこかが悪いとしか言えないんですよね(汗


また言葉が悪いですが、何万kmも乗りっぱなしで、ホンダDio系ならキャブやら
マニやらオイルポンプやらベースガスケットやらクランクオイルシールやらが
劣化していて漏れまくりの吸いまくり、CDIは社外品で火が弱くAC点火とはいえ
バッテリーは劣化気味、プラグも安物で何千kmも無交換、キャブもガスケット類を
新品交換もせず掃除だけした、エアクリエレメントは詰まりまくりとかであれば
始動性ってモノを語れるLVですらありません。

これは個人的な目安ですが、キャブのフロートにガスを通した後では、おおむね
10発程度のキックでも初爆を感じない、となれば何かおかしい、と判断したりして
いますよ。

レーサーでも街乗り車でも、きちんとフロートにガスを送り、その後でチョークを
ONにしてキックすれば、何十発もかからない場合はセッティングがおかしいか
何かしらのトラブルがある、と断定しても良いですからね…


> そして自分自身認めたくはないですが、腰下、腰上ワンオーナー車とは言え私の知る限り2万キロは走ってますので
> 正直リーダーさんからしたらあり得ない事かと思われますが(汗

いやいや、別にありえないという事はありませんよ(笑
2万kmなら2万kmらしく、それに見合ったメンテを「きちんと」行ってやれば良いだけですんで。

ただし、2万kmも走っているのであれば私なら腰下の劣化もかなり疑いますよ。
いつ壊れても泣かない覚悟で運用して行かないと駄目なLVになっているという事は
覚えておかれると宜しいかとも。


> こういったAF18Eならではの改造の仕方と是非参考にしたいですね

そうですね、基本的には自分と同じ車種のマニアさんを探すべきなのですが…
他の車種についてやっているサイト等も可能な限り見た方が良いです。

これもいつものクチですが、「それしか知らない」と、車種特有の劣化やらトラブルやらの
知識は溜まりますが、あまり重視されない点を見落とすという事は多々あるんですよ。

仮に、JOG乗りの方であれば腰下やクランクベアリングは1万kmとか乗っていても
別に気にする程では無い、といったスタンスでもかまいませんし、オイルポンプそのものも
そこまで劣化が来るといった物ではありません。

が、これがDio系だとどちらも古い車両だと注意して見ておくべき点であり、こういった
着眼点まで凝り固まってしまうと駄目になるので、あまりにも興味が無いとかであれば
別ですが、時間の許す限りは色々な知識を得て行った方が良いでしょう。


逆に、ヤマハであればギヤ周辺の潤滑効率の悪さにより、クラッチの刺さる軸の部分が
異常劣化でガタガタになるとかは定番ですが、ホンダはよほどの事が無い限りは
そんな事はありえません。

これも、ホンダ乗りの方であればギヤオイルはあまり交換頻度が高くならないかも、と
いった方向に向きがちな要因の一つですから。
これも、ヤマハの状況を知っていれば最低限度の予防策として、Dio系でもある程度は
ギヤオイル換えておこう、といった方向に向きますんで、ね。


> ありゃ違いましたか(汗
> プログレスRacingCDIをつけてる画像は単に点火時期の測定をしていただけだったんですね

CDIですが、あの計測風景はライブ系のDC点火CDIを実動させる為にDC点火仕様に
ちょっとだけ変更しただけなのでよろしくです(笑


> それはキャビーナCDI流用コンテンツで書いておられましたね〜
> KITAKO製のCDIの点火力はなかなか強いようで
> 現在は新品破格で購入したPOSHの銀CDIを使ってますが、キタコのパワーレブCDIってオクムラのCDIと同じみたいなので是非試してみたいですね

キタコCDIは伝統的に火花が強めの傾向が大きいので、可能であれば社外品ならば
キタコの新し目の物を選ぶのが良いでしょう。

が、2代目AF18ならば初期型AF18のリミッター無し純正CDIを使った方が
良いですけれどね(笑
POSHのアナログだと全く点火時期が変わらない上に火が弱いという、何も
メリットが無いどころかデメリットがありますんで。


ではではまた続きます。

記事No 6309
タイトル Re^5: DIO50RRさんへのレス その3
投稿日 : 2011/11/04(Fri) 07:27:41
投稿者 ねぎのリーダー@管理人
参照先 http://www.neginoleader.com
さてさて続きです。
こっちは短くなりそうな予感がしますが…



> 確かにベルトセット時に気付きましたがトルクカム自体は回転方向とは逆に動きますね
>
> なるほどトルクカムというものは閉じる方向に動こうとしているのですか

そうです。トルクカムの皿というものは、正回転方向へ回すと閉じていくのであり、
加速中には常に閉じようとしているのが正常動作なんですね。
この辺はメイン板でちょっと別件書きましたのでお時間あればそっちもご覧下さいな。


> この動きはセンスプの反力や、ベルトの回転方向=トルクカムの閉じる回転方向が絡んでいるのでしょうか?

絡んでいるといえば絡んでいて、トルクカムがベルトを挟む力を出そうとするならば
トルクカム皿をベルトで正回転方向へ引いてやり、閉じさせようとする事が必要です。

とはいえ、それはアクセルを開けてクランクを回し、ベルトを引いてやれば普通に
起こっているものですからね。
アクセルを開け直してキックダウンしないと働かない、作用しないとかではありません。


ちなみにセンタースプリングの反力はですね、少なくともスプリングが右巻きであれば
トルクカムが閉じる方向へのサポートにはなっていません。
反力自体も、フィーリング的に少しは影響があるかもしれませんがほとんど関係ないと
言っても良いでしょう。

あくまでセンタースプリングのメインの役目は、アクセルOFF時とかにトルクカムの
作用が0になった時、ベルトが必要以上に暴れたりしない為の補助具なのであり、
加速特性には多少の影響がはありますが、キックダウン等に関しては狙って補って
やるものではない、というのが本当の所です。


> 駆動系ってのは想像以上に奥深いですね〜
> 私もしっかり理解できるようがんばってみます

ええ、こればっかりはスクーターの難しさと面白さの肝な部分ですから、少しづつ
構造を把握していくと面白くなってきますよ。

と言いますか、私はコレが無かったらスクーターにははまらなかったと断言出来ますしね(笑
まさか何十年も楽しめる趣味にまで昇華出来るとは思ってもいませんでしたよ。


> そうですねよ〜私なら尚更、感に頼るならちゃんとした情報を取り入れたいですからね

メーター関連ですが、感覚ももちろん大切ですが情報も同じく大切だという事で。
どちらが極端に欠けてもいけないという事は覚えておかれると宜しいかと。


> こうやって動画で説明して頂けると分かりやすいですね〜
> リーダーさんの作業風景というのはかなり興味があったり(笑
> 是非腰下、腰上の組立動画なんかも(略

動画ですが、さすがに作業風景は撮れるものでは無いと思いますよ_| ̄|○
特に面白くも無いですし、そもそも作業に集中出来ないと思えたりもします。

実はピストンとかを指で撫でてる動画も一発では撮れなかった位ですし、ちょっと
難しいかもしれませんね。
実際は別に変わった事はやってませんし、感覚の面とかは動画には出ては
来ませんから表現がしづらいです。

…それとそういったモノを撮影してしまうと適当さとかがバレ(以下略


ではでは。
相変わらず長くなりましたが今回はコレにて失礼をば。
管理人でした〜

記事No 6348
タイトル Re^6: DIO50RRさんへのレス その3
投稿日 : 2011/11/21(Mon) 12:28:58
投稿者 DIO50RR
参照先
リーダーさん毎回の如く丁寧な回答ありがとうございます
遅くなりましたが、KLS戦お疲れ様です
しかし生憎の雨だったようで・・・
そしてKN企画復刻版クランクのインプレを見させていただきましたがなかなかの代物の様ですね〜
何よりコンロッドが赤クランクより明らかに頑丈そうで純正品に近い設計になってる様ですね〜
しかしリーダーさんのSS1/32mile仕様のG'はいつ見ても惚れ惚れします
実は私もこの仕様に憧れて今やレアアイテム?ミクニのサブアームの新品未開封品をを所持していますが(笑
同時装着可能なチャンバーが無くて保管状態だったり(笑
こればっかりはワンオフで作ってもらうしか無さそうですが、何れ両持ちサス、マフラーセンター出し仕様とか憧れだったりします

それでは早速回答させて頂きます

> まずタイヤ関係ですが、ホイールオフセットの場合は厳密に言えばきちんとo単位で
> 合わせた方が良いのですが、そこまでシビアにならなくともいきなり斜めに走ったりはしませんよ。

なるほどここ気にするなら他も気にするLVじゃないといけないのですね(汗
とりあえず2-3mmのワッシャーを噛ましてみて様子を見てみます

> 昔はオクムラエンジニアリングがSHOWAで開発して売ってたのですが、オクムラが
> 店をたたんだ後はキタコが製造法とかを買い取ってオクムラという固有名を使って
> 販売していましたね。
> が、これも数年前に絶版になっているので、今時は手に入れる事はかなり難しいかと。

やはりKITAKOでも既に廃盤でしたか
仰る通り探すのにはなかなか苦労しました(汗

> これは私、現物をJOGで乗った感じでは市販品としてはかなり良いブツだと
> 感じましたがオフセット具合やら太さ等のサイズやらの制約がありますから、
> Dio系専用としてはまず出ないでしょうね。
>
> と言いますか、このJOG用は上手い事タイヤから逃げ方向へオフセットが
> 付いてますし、エアクリをちょっとずらせば普通に使えそうですが(汗

確かにこのサスってうまい事タイヤから逃げるようにオフセットされてますね(笑
JOG用の263mmなら寧ろ丁度いいぐらいかもですね

> これはサス全長をフレキシブルにコントロールするには定番の手法ですね。
> その代わり、同一製品でやる場合は長さの違うサスを何種類も用意しないと
> いけなかったりするので、安物サスである程度長さを決め打ちしてから
> 欲しい物をその長さと同じ位にヒップアップアダプター込みで調整する、と
> いった感じがベターです。

なるほど〜この手法はなかなか使えそうですね
是非試してみます!

> 前後のタイヤサイズですが、これって私の記憶では93年辺りのセピアZZの
> モデルチェンジ時に、当時では初だったかと思いますがフロントに80/90-10、
> リヤに90/90-10が標準サイズとして履かされていましたね。
> とはいえそれでも結局は3.00&3.50にしてしまうのが定番パターンですが(笑
>
> と言いますか、10インチスクーターだと前後同一サイズのタイヤにて、色々と
> 上手い事行く様に設計は成されているので、この辺はメーカーの開発者さんに
> 伺わないとその意図は分からないでしょうね。
>
> そういえばニ種ですがアドレスV125だとフロント90/90-10でリヤは100/90-10ですが
> さすがに100kgの車体でタンデムを考えるとリヤはそれなりのサイズにしておかないと
> 危ない、という事かと推測しますよ。
> 標準の空気圧はリヤで2.25kgだった気もしますしね(汗

セピアZZとはこれまたマイナー車に採用されていたのですね
なるほどちゃんと理由もあってのサイズだったのですね

> > そしてMBR740はなかなか興味深いです
> > 3.50-10でも幅、外径が小さいのでしょうかね?
>
> そうなります。
> メーカーの発表値というのはあまりあてにはならないのがタイヤというモノなので、
> MBR740はぱっと見た目でもちょっと小ぶりですよ。
> とはいえ、ストリートタイヤの3.50よりは幅広くてでかいですが…
>
> 銘柄がハイグリップではなく何でも良いのなら3.50-10でもリヤにすぽっと入る事も
> ありますが、それじゃ本当の意味では3.50を履いてるとは言えないと私は思ってたり。

やはりそうでしたか〜メーカーの数値はアテにならないのですね(汗
こればっかりは実際に履かせてみないとわからないですね

仰る通りそれじゃ本当の意味で3.50サイズを履かせる意味はないですね〜

> バランスを取るならBT39YCX、グリップ特化でボルトオン装着も狙うならばMBR740ですね。
> ちなみにBT39はYCXソフトコンパウンドを選ばないとYCYはミディアムのクセにかなり
> 耐摩耗性が悪いです(笑
>
> MBR740はリヤ用の3.50のみにサマーコンパウンドがありますが、逆にこちらは
> サマーの方が耐摩耗性が上になりますね。
> リヤに履かせるなら問答無用で740サマーでしょう。
>
> ちなみに言うまでもありませんが個人的主観ではTT92GPは上記の2種とは比較に
> ならないですね…
> 耐摩耗性はダンロップらしくそこそこありますが、他がイマイチです。
>
>
> 後、これもいつものクチですが、TT92の様なハイグリップタイヤでもかなりコシが
> 強いタイプのタイヤだと、空気圧は結構下げないと危ない上、磨耗もかなり速く
> なってしまいますのでご注意をば。
>
> ハイグリップのセンターの減りが速い、って言ってる人はリヤサスも硬い上に
> 空気圧もパンパンで使ってるというパターンが結構あるので、その辺もちゃんと
> 考えないと美味しく使う事は出来ないというのもポイントです。
>
> オクムラサスだと結構硬めですし、タイヤという物は空気圧が適正より高くても
> 低くても減りやすくなるので。

なるほどYCYよりYCXが方が耐摩耗性良いですか〜
サマーSPはどんなものか気になってましたがこちらのは熱ダレ対策&耐摩耗性が良い様ですね
となるとF:BT39 TCX or MBR740 R:MBR740 サマーSPで検討してみようます〜

これも最近知りましたがハイグリップタイヤは基本空気圧は低めの設定の様で
恐らく精度は良くないと思われますがガソスタのhpa表示のコンプレッサーですが
脳内変換して現在はF:1.1kg , R:1.4kg程度いれてますね〜

履かせるならなるべく減らないでほしいですからね、この辺も注意してみます

> 市販品であるものはフタというか軸のみですからねえ…
> しかし一次圧縮で抜けてくるとかという説明ってあるんですね、それは初耳です(笑
>
> ならば余計に縦型Dio系用とライブDio系用でフタ固定の金具とかでも付ければ
> 良いのにと思ったりしますが…
> 縦型なら板一枚とノーマルポンプ固定部を利用したボルト止めで、ライブならば
> ノーマルオイルポンプの押さえ板を使ったかさ上げの筒みたいな物でも
> 上等なのに不思議なモンですよホント。

A4紙に2行ほど説明書きがありました(笑

まぁそんなことで当然の如く適当に蓋うぃ設計し、アルミ板買ってきてを安物リューターと電動ドリルを使い蓋使い半日ほどで作りましたが(笑
そして先日一日がかりで混合仕様への切り替え作業を行ってましたが、そう事はうまく進まないものですね(汗

まずストックのS-Dio系のエンジンを元に設計してたのが裏目に出て、これって初代Dio系とオイルポンプの穴の深さが違うのですね(笑
同じAF18系なので多少の誤差があるのは仕方無いと思っていましたが
試しOリングを外しにどのぐらい入るのか計測したところS-Dio系はポンプの鏡面部から約-2mm位置までに入るに対し
私のAF18Dioは逆に面から約+1.8mm突き出たという・・・説明が分かりにくいかもですが、まぁワッシャーで調整すれば済む話なんですが(笑
ポンプ自体も品番変更されているのでそこの違いかもしれませんね。

そんでもってワッシャーも揃えいざオイルポンプメクラを入れようとしたら、これがなかなか入らない・・・
どうやらOリングの外形がが穴の内径より大きく突っかかっている想定外の事態が起こりましたね。
数分の格闘後、何とか入ったので一応確認として一度取り外してみると、まさかOリングの外周綺麗に裂けて二つに分裂してる事態(笑
予定外の自体でしばらく呆然とし、純正オイルポンプ用のOリングのストックがあるのを思い出し、試しに入れて見るとシールする位置違うもの何とか密閉できた模様・・
そんなことでトラブル続きでしたよ(汗

しかししばらく乗ってみる60kmを超える速度からのアクセルオフでしばらく回転数が上がったままで完全にエアを吸ってる感じですね。
ここが原因かは最中ではありませんが、早めに径の合うOリングを探して二本リング化とか考えてます(笑

しかしOリングが避けるなんて思いもしませんでしたよ・・・というより何で径が合わないのか(笑

と長々と失敗談を語ってしまいましたが(笑
そう簡単に事は進まない事が改めて思い知らさられた一日でした〜(笑

そんでもって早速Hiroko Formula2 40:1完全混合の感想ですが
吹けあがりも軽く、アクセルに対しきびきびと動くようになりました〜
微々たるものかもしれませんが若干トルクも上がった気がします
改めて良いオイルを入れて良かったと思いましたね
給油時も慣れれば大したことない作業ですね〜

> 次にオートチョークの動作ですが、チェックされたのですね。
> ふむふむ、チェック方法は間違っていませんし、それでいて3oの伸び具合が
> ありましたが。
>
> で、結論から言いますとそれは壊れていますね。
> 温間時にたった3oしか伸びないのであれば、ガソリンが通っている通路を
> チョークニードルで完全に塞げません。
>
> これは色々キャブを眺めて計測してみたりすれば分かりますが、チョークの
> 二ードルが全く伸びていないOFF状態の時は、どの位ガソリン穴までの距離が
> あるかを見てみて、その上でニードルがどの位伸びればその穴を完全に
> 塞げるのか、をきちんと把握してみましょう。
>
> 一つの例えですが、普通に手動チョークのあるキャブだと、チョークレバーを
> 真っ直ぐ引くタイプであれば、3o程度しか引けませんかね?
> これを考えればおのずと答えが出てきますよ。
>
> 逆に、冷間時にはかなり伸びている状態で固定されていて、温間時には
> ちゃんと通路を塞いでいる、といった可能性も0ではありませんが、私の
> 経験上とバイメタルスタータの仕組み上ではそうなる事はかなり珍しいです。
>
> こういうのは、「目視で動作してからOK」なのではなく、それがきちんとした役目を
> 果たしていないと何の意味も無いので、もう1歩踏み込んで物事を考えて
> みると宜しいかなと思いますよ〜

3mmですと壊れいますか〜
しかしサービスマニュアルにチョークの伸び量って書いてた気がしたのですが気のせいでしょうか?
一応ライブ用の物は持っているのですがどっかに書いてた様な気がしたのですが久々に見ると載ってなかったので、
故障の判断のしようが無かったので助かります
なるほど〜これではキャブセットの影響はありそうですね(汗

そして自分なりに冷間始動時、始動後アイドリングが不安定なのか、エアクリを塞ぐとアイドリング回転数が安定するのか、考えてみたのですが
チョーク回路が完全が塞がれいない状態(ガス濃い目)で温間時にキャブセットしたために
ジェット番数が下がる傾向になり、冷間時にはチョークはONにも関わらずジェット番数が薄い目が為に
冷間始動時が悪く、エアクリを塞ぐ(濃いめのガス)ことによって適正に近い空燃比になっているという可能性を導き出しました。
オートチョークの特性で大概OチョークONで壊れるので始動性が悪くなるはずないと思ってましたが、逆に視点からみてONで壊れてるからこそ
温間時のキャブセットだと薄くめにする錯覚的な事?になってしまうと判断しました。
ちと考え過ぎかもですが、憶測なので可笑しいところがあったら指摘してください(笑

追記ですが
基本街乗りではスロットル開度1/4で60km巡航ですが、下り坂やスピードが乗った時からのアクセルOFFで回転が下がりにくいと記述てましたが
これどうやら開度1/4巡航からのアクセルOFFで起こることが分かり、試しにSJの番数を5番程上げAS調整して見たところ一切その症状がでなくなりました(汗
しかも始動性も格段と良くなったという罠・・・(笑
単なるキャブセットの問題だったようです〜
走行暖気時にはかぶってる時間が以前より長くなりましたが温感時のフィーリングが結構良いものになってきました
プラグチョップで確認しつつ、微調整してみたいと思います〜

> いやいや、仮にチョークが正常動作していたとしても、それで始動性が悪くなる程
> スロージェットを小さくするとすれば結構な番手になりますよ。
>
> 外気温が低いと始動性が悪くなるのは当然ですが、温かい環境と比べて明らかに
> 悪くなるのであれば、それこそ二次エアを吸いまくりだとか、点火がヘボいだとかの
> 二次的要因の方がはるかに大きいですね。
>
> 仮に冬場で何日か乗らなかったとしても、手動チョークがあるならばONでは数発の
> キックで初爆を得られ、チョークがOFFだとかかる気配すらない、といった感じに
> ならないとおかしいのがエンジンって物です。
>
> オートチョークが正常動作していればそんな事は全く気にせずとも始動性が
> 損なわれる事が無いのが本来は「普通」でして…そうなっていないのであれば
> 他のどこかが悪いとしか言えないんですよね(汗
>
>
> また言葉が悪いですが、何万kmも乗りっぱなしで、ホンダDio系ならキャブやら
> マニやらオイルポンプやらベースガスケットやらクランクオイルシールやらが
> 劣化していて漏れまくりの吸いまくり、CDIは社外品で火が弱くAC点火とはいえ
> バッテリーは劣化気味、プラグも安物で何千kmも無交換、キャブもガスケット類を
> 新品交換もせず掃除だけした、エアクリエレメントは詰まりまくりとかであれば
> 始動性ってモノを語れるLVですらありません。
>
> これは個人的な目安ですが、キャブのフロートにガスを通した後では、おおむね
> 10発程度のキックでも初爆を感じない、となれば何かおかしい、と判断したりして
> いますよ。
>
> レーサーでも街乗り車でも、きちんとフロートにガスを送り、その後でチョークを
> ONにしてキックすれば、何十発もかからない場合はセッティングがおかしいか
> 何かしらのトラブルがある、と断定しても良いですからね…
>
>
> > そして自分自身認めたくはないですが、腰下、腰上ワンオーナー車とは言え私の知る限り2万キロは走ってますので
> > 正直リーダーさんからしたらあり得ない事かと思われますが(汗
>
> いやいや、別にありえないという事はありませんよ(笑
> 2万kmなら2万kmらしく、それに見合ったメンテを「きちんと」行ってやれば良いだけですんで。
>
> ただし、2万kmも走っているのであれば私なら腰下の劣化もかなり疑いますよ。
> いつ壊れても泣かない覚悟で運用して行かないと駄目なLVになっているという事は
> 覚えておかれると宜しいかとも。

なるほど(汗
キャブセットを疑う前に点火系、二次エアを気にしないとダメなんですね
しかし点火力もきちんと測定できる物があればよいのですが(汗
ピークホールドが出来るテスターとか必要になるのですかね
例えば定番のRS125 IGコイル交換で純正IGコイルと比較してどのぐらい電圧が上がったのかとか数値的に把握できれば
サービスマニュアル基準値に沿って劣化気味とか判断できるので良いのですが

クランクも若干ガタが出始めているので毎日覚悟しながら走ってますよ(笑
特にノーメンテのディオの場合は腰下はいつ逝ってもおかしくないですからね・・・
ツールが揃い次第直ぐにでもリフレッシュ&大径化にしたい所です

> > こういったAF18Eならではの改造の仕方と是非参考にしたいですね
>
> そうですね、基本的には自分と同じ車種のマニアさんを探すべきなのですが…
> 他の車種についてやっているサイト等も可能な限り見た方が良いです。
>
> これもいつものクチですが、「それしか知らない」と、車種特有の劣化やらトラブルやらの
> 知識は溜まりますが、あまり重視されない点を見落とすという事は多々あるんですよ。
>
> 仮に、JOG乗りの方であれば腰下やクランクベアリングは1万kmとか乗っていても
> 別に気にする程では無い、といったスタンスでもかまいませんし、オイルポンプそのものも
> そこまで劣化が来るといった物ではありません。
>
> が、これがDio系だとどちらも古い車両だと注意して見ておくべき点であり、こういった
> 着眼点まで凝り固まってしまうと駄目になるので、あまりにも興味が無いとかであれば
> 別ですが、時間の許す限りは色々な知識を得て行った方が良いでしょう。
>
>
> 逆に、ヤマハであればギヤ周辺の潤滑効率の悪さにより、クラッチの刺さる軸の部分が
> 異常劣化でガタガタになるとかは定番ですが、ホンダはよほどの事が無い限りは
> そんな事はありえません。
>
> これも、ホンダ乗りの方であればギヤオイルはあまり交換頻度が高くならないかも、と
> いった方向に向きがちな要因の一つですから。
> これも、ヤマハの状況を知っていれば最低限度の予防策として、Dio系でもある程度は
> ギヤオイル換えておこう、といった方向に向きますんで、ね。

なるほど〜他車種の知識も付ける事でまた違った視点での発見が得られるわけですね
逆にヤマハはギア周りが弱いのですか〜初耳です
画像掲示板の方でベアリングの外輪だけ残ってしまった方も被害者の一人でしょうか

近頃人気な3WFやら4VPやらの知識は少しずづ取り入れたりしてましたが
というより周り影響でちと浮気気味になってたりしますが(笑 
セカンドバイクとしてヤマハ二種でも買おうかなと思ってたりもします

様々な分野を知ることでこういった副産物も得られるのですね〜少しずつお勉強していこうと思います〜!

> キタコCDIは伝統的に火花が強めの傾向が大きいので、可能であれば社外品ならば
> キタコの新し目の物を選ぶのが良いでしょう。
>
> が、2代目AF18ならば初期型AF18のリミッター無し純正CDIを使った方が
> 良いですけれどね(笑
> POSHのアナログだと全く点火時期が変わらない上に火が弱いという、何も
> メリットが無いどころかデメリットがありますんで。

ということで最近KITAKO製のCDIを探してますが、どうやらディオ用のPower REV CDIは廃番になっているようで(泣
そしてチラチラ見かけるのがKITAKO DIGITAL CDI Unitなんですがこれ点火MAPが切り替えができるようで
なかなか面白いんじゃないかなと思っているのですが、もし分析済みでしたらどんな品なのか差し支えなければ教えてください
ちなみにNSR50用ですがKITAKO DIGITAL CDI Unitのデッドストック品を見かけたのですが、前期型の87〜92年のCDIってAF18系と互換がハーネス差し替えで互換があると記憶してるのですが
点火時期はディオ用の物と比べ結構変わっているのでしょうか?

銀POSHってそこまで点火タイミングは変わってないのですね〜仰る通り初期型AF18のCDIの方がメリットがありそうですね(泣
ちなみにこのリミッター機能が無いAF18E系のCDIってパーツリストを眺める限りディオ・スーパーディオでも30410-GK8-781,782,784と三種類ほどありましたが恐らく中身は同じものかと思われますがどれが良いとかってあるのでしょうか?

しかも後期型AF18にも初期型AF18のCDIを入れる用の収納スペースが残されているので設置も楽ちんですね〜(笑


こちらは駆動系に関する事ですね〜

> 絡んでいるといえば絡んでいて、トルクカムがベルトを挟む力を出そうとするならば
> トルクカム皿をベルトで正回転方向へ引いてやり、閉じさせようとする事が必要です。
>
> とはいえ、それはアクセルを開けてクランクを回し、ベルトを引いてやれば普通に
> 起こっているものですからね。
> アクセルを開け直してキックダウンしないと働かない、作用しないとかではありません。
>
>
> ちなみにセンタースプリングの反力はですね、少なくともスプリングが右巻きであれば
> トルクカムが閉じる方向へのサポートにはなっていません。
> 反力自体も、フィーリング的に少しは影響があるかもしれませんがほとんど関係ないと
> 言っても良いでしょう。
>
> あくまでセンタースプリングのメインの役目は、アクセルOFF時とかにトルクカムの
> 作用が0になった時、ベルトが必要以上に暴れたりしない為の補助具なのであり、
> 加速特性には多少の影響がはありますが、キックダウン等に関しては狙って補って
> やるものではない、というのが本当の所です。

なるほどようやくドリブン側の動作が読めて気がしました〜
変速比の計算ができれば同時にトルクカムの溝角度とかも考慮して駆動系構成を考えられそうですね

> ええ、こればっかりはスクーターの難しさと面白さの肝な部分ですから、少しづつ
> 構造を把握していくと面白くなってきますよ。
>
> と言いますか、私はコレが無かったらスクーターにははまらなかったと断言出来ますしね(笑
> まさか何十年も楽しめる趣味にまで昇華出来るとは思ってもいませんでしたよ。

無段階変速、奥が深いですね〜私も少しづつ進歩出来るようにがんばりますです〜


> 動画ですが、さすがに作業風景は撮れるものでは無いと思いますよ_| ̄|○
> 特に面白くも無いですし、そもそも作業に集中出来ないと思えたりもします。
>
> 実はピストンとかを指で撫でてる動画も一発では撮れなかった位ですし、ちょっと
> 難しいかもしれませんね。
> 実際は別に変わった事はやってませんし、感覚の面とかは動画には出ては
> 来ませんから表現がしづらいです。
>
> …それとそういったモノを撮影してしまうと適当さとかがバレ(以下略

なるほど〜(笑
確かに集中はできなさそうですね
こちらの方も更新楽しみにしております〜

今回はなかなかレスができなくて遅れてしまいましたがよろしくお願い致します

記事No 6353
タイトル Re^7: DIO50RRさんへのレス その5かな?
投稿日 : 2011/11/22(Tue) 22:39:50
投稿者 ねぎのリーダー@管理人
参照先 http://www.neginoleader.com
お、DIO50RRさんお久しぶりでございます〜
しばらくお見かけしなかったのでちょっと気になってた次第ですが(汗

さてさて今回も長くなりそうなのではしょれる所はすぱっとカットして
行きたいと思いますです。


> しかしリーダーさんのSS1/32mile仕様のG'はいつ見ても惚れ惚れします
> 実は私もこの仕様に憧れて今やレアアイテム?ミクニのサブアームの新品未開封品をを所持していますが(笑
> 同時装着可能なチャンバーが無くて保管状態だったり(笑
> こればっかりはワンオフで作ってもらうしか無さそうですが、何れ両持ちサス、マフラーセンター出し仕様とか憧れだったりします

まずはこちら、そう言われると照れますがどうもありがとうございます〜
あのカッコだけで何もメリットが無いSSマシンのサブスイングアームが
そういった印象だとはかなり予想外でしたが(汗

ブツをお持ちと言うのも素敵ですが、おっしゃる通りこのスイングアームだと
普通の取り回しのチャンバーだとなかなか合う物は無いんですよね。
市販品でもあるにはあるんですが手に入らないでしょうから、実質今の時代では
ワンオフしか選択肢は無いという_| ̄|○

ちなみにノーマルフレームの場合だと、サスは左側のみで右側はダンパーのみと
いった仕様でないと色々厳しい面も出たりするかなとも…
ってこんなの誰が参考にするんだと(以下略


> なるほどYCYよりYCXが方が耐摩耗性良いですか〜
> サマーSPはどんなものか気になってましたがこちらのは熱ダレ対策&耐摩耗性が良い様ですね
> となるとF:BT39 TCX or MBR740 R:MBR740 サマーSPで検討してみようます〜

タイヤですが、これは銘柄自体は出来れば前後で統一する方が良いですよ。
銘柄が違うと特性もがらっと変わりますし、前後違うタイヤというのはよほど
特性を熟知していないとおかしなフィーリングになる事もあるので。


> これも最近知りましたがハイグリップタイヤは基本空気圧は低めの設定の様で
> 恐らく精度は良くないと思われますがガソスタのhpa表示のコンプレッサーですが
> 脳内変換して現在はF:1.1kg , R:1.4kg程度いれてますね〜

なるほど、空気圧は一応はそれで許容範囲だと思いますよ。
が、これも最低限度のエアゲージは持っておいた方が良いでしょうね。
ハイグリップタイヤを履いているのにゲージは持って無い、というのはちょっと
片手落ちかなと思ったりします(汗

スタンドやらの圧力計は意外とアテにならないですからねえ。
小さい容積のエアを微妙に調整するのはやはりエアゲージがないと無理ですよ。


> まずストックのS-Dio系のエンジンを元に設計してたのが裏目に出て、これって初代Dio系とオイルポンプの穴の深さが違うのですね(笑
> 同じAF18系なので多少の誤差があるのは仕方無いと思っていましたが
> 試しOリングを外しにどのぐらい入るのか計測したところS-Dio系はポンプの鏡面部から約-2mm位置までに入るに対し
> 私のAF18Dioは逆に面から約+1.8mm突き出たという・・・説明が分かりにくいかもですが、まぁワッシャーで調整すれば済む話なんですが(笑
> ポンプ自体も品番変更されているのでそこの違いかもしれませんね。

次にオイルポンプ関連ですが…やってしまってますね(泣
たまたま他の所でも書いてますが、細軸タイプエンジンと太軸タイプエンジンの
二種類でもオイルポンプやらギヤシャフトやら、はたまたケース側の寸法まで
異なっているのがAF18系なんですよ。

これは知らないとどうにもならない事ではあるんですが、単純互換が無いと
いうのはこういった所にも如実に出るのが「Dio系」であり、この辺が本当に
難しくも楽しい所でもありますね。

と、そうやって考えると社外品のメクラブタって寸法どうなってるのかな?と
思ったりしますが…
細軸タイプに突っ込めるとかいった物は私は見た事が無いので分かりませんが、
自分でこしらえる物だと太軸タイプの物のコピー寸法で、細軸用を作る時には
ある程度一番外側の部分の寸法を変えた記憶があります。


> 数分の格闘後、何とか入ったので一応確認として一度取り外してみると、まさかOリングの外周綺麗に裂けて二つに分裂してる事態(笑
> 予定外の自体でしばらく呆然とし、純正オイルポンプ用のOリングのストックがあるのを思い出し、試しに入れて見るとシールする位置違うもの何とか密閉できた模様・・
> そんなことでトラブル続きでしたよ(汗

むむ?Oリングがはまる首の部分には寸法差はなかったかと思いますが…
径が違う、という事もありませんがOリングが千切れるとなればかなりの
無理があったかとも。
…これは不思議なモンです(汗


> しかししばらく乗ってみる60kmを超える速度からのアクセルオフでしばらく回転数が上がったままで完全にエアを吸ってる感じですね。
> ここが原因かは最中ではありませんが、早めに径の合うOリングを探して二本リング化とか考えてます(笑

うむむむ?これも何となくおかしいですが…
そこまでおもむろに体感出来るとなれば二次エア吸ってる、とかのLVでは
無さそうな気もしますよ。かなり危ないのでは(汗

これ、ひょっとしてメクラブタ側が純正Oリングに対してケースにきちっと
程好く潰れる寸法になっていないのではありませんかね?
あの単価の物に精度を求めるのはそもそも間違いだとは思いますが、
ノーマルオイルポンプの首の部分、そこの径とメクラブタの首の部分は
少なくとも私の見た事のあるブツでは同一だったんですけれどねえ。

普通それならばノーマルOリングが入らない道理がありませんし…
なんとなくスッキリしませんね。

なお、ある程度Oリングが密着するのであれば液体ガスケットで埋めてしまうと
いう手もありますし、私はそうやってますよ。
首から下の一番太い部分には液体ガスケットを塗りたぐって一日乾燥させて
取り付けていますね。


> そんでもって早速Hiroko Formula2 40:1完全混合の感想ですが
> 吹けあがりも軽く、アクセルに対しきびきびと動くようになりました〜
> 微々たるものかもしれませんが若干トルクも上がった気がします
> 改めて良いオイルを入れて良かったと思いましたね
> 給油時も慣れれば大したことない作業ですね〜

と、オイルの方はすでに完全混合運用なのですね。
レスポンスが良くなるのはオイルポンプギヤのロスが減った部分も
ちょろっとはありますが、オイル性能と混合給油での高効率化の方が
はるかに大きいでしょう。

そして給油時はやっぱり「慣れ」でしょう?(笑
数回やれば人間って慣れる物ですからねえ。


> 3mmですと壊れいますか〜
> しかしサービスマニュアルにチョークの伸び量って書いてた気がしたのですが気のせいでしょうか?

オートチョークですが、これは動作時のストローク量というのは載っていませんよ。
が、これは完全OFF状態からであれば、ニードル部分がスタータージェットに
はまる動作と、ニードルの刺さっている金属筒が合い方部分に密着するのと、
さらにその上のプラスチック樹脂部分がエア通路を完全に塞ぐといった3段階を
全て考慮したストローク量が設定されていて、ざっと見ても5〜6oは要りますね。


> そして自分なりに冷間始動時、始動後アイドリングが不安定なのか、エアクリを塞ぐとアイドリング回転数が安定するのか、考えてみたのですが
> チョーク回路が完全が塞がれいない状態(ガス濃い目)で温間時にキャブセットしたために
> ジェット番数が下がる傾向になり、冷間時にはチョークはONにも関わらずジェット番数が薄い目が為に
> 冷間始動時が悪く、エアクリを塞ぐ(濃いめのガス)ことによって適正に近い空燃比になっているという可能性を導き出しました。
> オートチョークの特性で大概OチョークONで壊れるので始動性が悪くなるはずないと思ってましたが、逆に視点からみてONで壊れてるからこそ
> 温間時のキャブセットだと薄くめにする錯覚的な事?になってしまうと判断しました。
> ちと考え過ぎかもですが、憶測なので可笑しいところがあったら指摘してください(笑

そしてこちらの考察ですが、おおむね合っていると思いますよ。
オートチョークが壊れてON固定になった場合、そこでジェット類がノーマルのままで
あれば冷間時でも濃い目になるのですが、それに合わせてキャブセットを行って
しまえば、どうしてもジェット番手は下がるので当然のごとく冷間時の始動性は悪い
方向へ向くでしょうね。

表現しづらいですが、スターター通路のジェットというのはキャブのベンチュリ内に
直接存在する訳ではありませんが、動作としては吸入負圧でフロートからの
ガスを吸い上げて噴霧化し、ベンチュリの側面穴からキャブレターボア内に
混合気を噴射しているので、もうひとつジェットがある様なモンですからね(笑

そしてこのジェットはどう見ても穴が馬鹿でかいので、それが100%ガスの量に
なる事はありませんが、MJで言うなら5番とかの差はあるLVではありますよ。

オートチョーク、いやバイメタルスタータがぶっ壊れても始動性が良いままで
保てるのはあくまでノーマルセットの場合であり、そこからジェットをいじくって
しまえば不具合が出て当然ですね。


> 追記ですが
> 基本街乗りではスロットル開度1/4で60km巡航ですが、下り坂やスピードが乗った時からのアクセルOFFで回転が下がりにくいと記述てましたが
> これどうやら開度1/4巡航からのアクセルOFFで起こることが分かり、試しにSJの番数を5番程上げAS調整して見たところ一切その症状がでなくなりました(汗
> しかも始動性も格段と良くなったという罠・・・(笑
> 単なるキャブセットの問題だったようです〜

なるほど、小開度の開け直しによって見えてくる面があったのですね。
となれば、薄すぎるとは言えませんがちとSJは小さかったと解釈して良いかと
思いますし、アクセルOFFの状態で回転落ちが悪い、というのは二次エアを
吸っているトラブルで無い限りは結構不味い状態ですから。
発見出来て良かったなと思いますです(汗



> しかし点火力もきちんと測定できる物があればよいのですが(汗
> ピークホールドが出来るテスターとか必要になるのですかね
> 例えば定番のRS125 IGコイル交換で純正IGコイルと比較してどのぐらい電圧が上がったのかとか数値的に把握できれば
> サービスマニュアル基準値に沿って劣化気味とか判断できるので良いのですが

確かにピークボルテージアダプターがあれば一発で分かるのですが、これは
私も持っていませんね。

が、これは始動時の電圧というか点火力を確認したいのなら、普通にプラグキャップに
プラグをくっつけ、アースすべき所から「2〜3cm離して」キックすればOKでしょう。
キックスタートしているエンジン回転数で物理的に火花の大小を目視出来るのですから
私はこれが一番「始動時の火花」に関しては良いチェック法だと考えてたり(笑

イリジウムプラグとかが世の中というか一般的に流行りだした時なんかは、
パーツ屋の店頭によく火花チェックシステムがありましたが、あんな感じで
アースまでを「離して」火花の飛び具合を見るのがある意味電圧計測よりも
正確性があるのでは?なんて思ったりもします。


で、実際の電圧となればIGコイルからさらに下流の二次電圧なので、これを正確に
測るのは何万Vですからちょっと無理でしょう(汗
コイル入力までの電圧を計測する事は出来ますが、コイル自体の仕組みが違えば
入力電圧が同等でもその後の増幅率が全然違うので。

が、CDI特性とか能力がよほどおかしくない限りは、キックの時点で目視した火花が
高回転でぐっと弱くなる、という事はなかなか無いと私は考えていますよ。
AC点火であればエンジン回転数が低いとCDIに十分な電圧が掛かりませんし、
DC点火だとそもそもキック程度でも13000rpmでも点火電圧が変わるはずが
無いですからね。


とはいえ、IGコイルの能力が足らない、となるのは結構なハイレベルなエンジンで
無いとなかなか起こりえませんが、今まで使っていたピークの回転域が
仕様変更した途端にいくらキャブセットを変更してもばらつく、といった事もあり、
そうなったらIGコイルは絶対的能力不足だ、と考えても良いですね。
(※プラグが安物だとプラグ換えるだけで改善したりもしますが)

…仮にヤマハ系だとIGコイルってノーマルでも結構高性能な物がくっついてますが、
ホンダ系のノーマルIGコイルだと意外と役不足になってきたりもしますんで。

ボアアップ+ビッグキャブとかだと顕著ですが、これで社外CDIをくっつけてIGコイルが
ノーマルでも行けている、10000rpmオーバーでも普通にいけるとなればまだまだ
エンジンの方にパワーを出せる余地がある、とも取れたりしますね。

っと、話がズレ始めたのでこの辺で軌道修正します(汗



> なるほど〜他車種の知識も付ける事でまた違った視点での発見が得られるわけですね
> 逆にヤマハはギア周りが弱いのですか〜初耳です
> 画像掲示板の方でベアリングの外輪だけ残ってしまった方も被害者の一人でしょうか

そうですね、あの写真の様にベアリングの内輪が崩壊してしまうというのは
かなりの物ですが、普通にノーマル乗っていてもギヤ回りが劣化していない
ヤマハ系ってのは私は見た事がありませんしね。

マメにオイルを交換していてもああなるので、潤滑の問題しか考えられないという
ホンダ系には無い欠点です…
あ、かといってギヤオイルを長期に渡って換えなくてもOKという訳ではありません(笑
ホンダ系でも、新車から何千kmもギヤオイル換えてなくて再起不能LVなんてのは
よくあるパターンなので(笑


> 近頃人気な3WFやら4VPやらの知識は少しずづ取り入れたりしてましたが
> というより周り影響でちと浮気気味になってたりしますが(笑 
> セカンドバイクとしてヤマハ二種でも買おうかなと思ってたりもします

宜しいのではありませんかね〜
メイン車両はサンデーバイク的にした方が楽しめる範囲は大きくなりますし、
違った車両に乗るのもこれはこれで面白いですから。

ただ、ヤマハのニ種だと色んな意味でホンダの様には行かないといった面も
大きいので、これまた一興かなと思ったり(笑


後、2stニ種を選ぶならばノーマルの性能に期待してはいけませんね。
一種の様に、駆動系をいじくってどうこう遊ぶ、なんて不可能な位に根本的に
ギヤ比や車重に対してパワーが出てないというのが基本なので_| ̄|○

ただ、エンジンのライトチューンで、駆動系構成がノーマルでも実際の性能が
「化けて」くる部分も大きいので、一種の様な方向性では駄目、というのも
学べるかと思ったりします。

ぶっちゃけて言うと排気量なりのパワーが全く出ていないのでそれをなんとか
しないと他をいじくっても面白くないのがニ種車両です(笑
ノーマル+ハイスピードプーリーなんて最高速特化でもない限りはお奨めは
出来なかったりしますしね。車種にもよりますが…



> ということで最近KITAKO製のCDIを探してますが、どうやらディオ用のPower REV CDIは廃番になっているようで(泣

次にCDIですが、この辺もすでに廃盤なのですねえ…
しかしそこまでキタコにこだわる必要も無いかと思ったりしますが。


> そしてチラチラ見かけるのがKITAKO DIGITAL CDI Unitなんですがこれ点火MAPが切り替えができるようで

えーっとこれは黒いやつでハンドルスイッチ風のスイッチで2段切り替えの奴でしょうか?
これは点火時期を計測した事はありませんが、昔使ったことがありますよ。

…正直何も体感出来ないLVで、ノーマルCDIでピックアップ加工で全域3〜4°進角を
させた方まだ体感出来たので、おそらくですが点火時期はほとんど変わっていないと
推測していますね。

探せば現物がどこかにあるはずですが、私自身あれはいまいちだと分析しているので
出て来る可能性はかなり低いかなとも(汗
あったら点火時期測ってみるんですけれどねえ…


> ちなみにNSR50用ですがKITAKO DIGITAL CDI Unitのデッドストック品を見かけたのですが、前期型の87〜92年のCDIってAF18系と互換がハーネス差し替えで互換があると記憶してるのですが
> 点火時期はディオ用の物と比べ結構変わっているのでしょうか?

これに関しては大昔にチャレンジした記憶があります。
NSR50のAC点火だと配線はAF18系と同じ仕組みですし対応しているので、同じ赤黒線にACを
入力すればそのまま火は打ったかなと思いますが…記憶がかなりあやふやです(汗
白黒線をキーでのON/OFFでエンジンのON/OFFもいけたと思いますが、点火時期はさすがに
測った事がありません。

とはいえ、これは臆測ですがフライホイールの構成やピックアップの位置関係なんかを
見るに、95〜以降のNSRのDC-CDIの方がまだ流用の価値があるのではと思ったり
しますし、点火時期もほとんどズレは無いです。

とはいえ、これもNSR用でそこまで派手に点火時期が変わってるCDI、という物を
見つけて流用してメリットがあるかを確かめる事が大前提なので、本気でやるとなれば
NSRも1台無いと難しいでしょうね(泣


> ちなみにこのリミッター機能が無いAF18E系のCDIってパーツリストを眺める限りディオ・スーパーディオでも30410-GK8-781,782,784と三種類ほどありましたが恐らく中身は同じものかと思われますがどれが良いとかってあるのでしょうか?

これに関してはそこまで差異は無いと思います。
私もいくつか持っていますが、品番をはっきり区別出来る物ではないのでどれがどれやら
分からないですが…
同じGK8でもラベルの色で選別は可能かなと思いますが、緑とか青とかあるだけで
品番は打たれて無いので現物だけ見ても意味不明という_| ̄|○

で、肝心の点火時期はやはり基本的には変わらないですよ。
ほぼ一律BTDC16〜17°程度固定だと考えて下さいな。


> 無段階変速、奥が深いですね〜私も少しづつ進歩出来るようにがんばりますです〜

最後に駆動系ですが、これはまず無理をさせない事、ノーマルで不満があるならば
何が、どこが気に入らないのかを分析できる事、この辺がミソです。

まずはベルトのかかり径なんかを計測し、無理の無い範囲で調整等を行って
いくのも面白いですし、割り切ってWRとクラッチミート意外は何もいじらず
そのままエンジンパワーを上げるのも一興でしょう。

いきなり全てを理解するのは無理ですが、駆動系という物は難しいモノだ、と
いった点を念頭に置いておけば大丈夫だと思います。
目的が無いのにいじくっても好結果が出ないのが駆動系という物なので…



と、いつもながら長くなりましたが、また何かツッコミ等あればぼちぼちと
レス頂けると幸いですよ。
管理人でした〜


P・S

ついでの話なのですが、最近ライブキャブ用の手動チョーク化アダプターを
山田商会レプリカ品として作製したりしているのですが…
もしご入り用であれば一声お掛け下さいな。
需要ありそうでしたら画像板にでもブツUPしますので。

記事No 6377
タイトル Re^8: DIO50RRさんへのレス その5かな?
投稿日 : 2011/12/01(Thu) 02:30:36
投稿者 DIO50RR
参照先
リーダーさん毎度ながらお世話になります
お忙しい中迅速な回答ありがとうございます

そしてレスが遅れ気味で申し訳ないです
最近ちと忙しめで少しずつ文章を練っていたので大分お時間取らせて頂きました(汗

> まずはこちら、そう言われると照れますがどうもありがとうございます〜
> あのカッコだけで何もメリットが無いSSマシンのサブスイングアームが
> そういった印象だとはかなり予想外でしたが(汗

いえいえ〜ストレートチャンバーデザイン叱り一目惚れでしたね〜
こればっかりはメリット云々より見た目重視で十分な品かと思ったりです(笑
人と違った改造とかするのが結構好みなので是非私もやってみたいです〜
ついでに私は絶版品とか希少アイテムがけっこう好みだったりもします(笑

確かフレーム側にはサス上側の取付部は無いですからね
こればっかりは溶接して作ってやるしかないですが、もしかして他にスペースの問題と干渉する部分もあったりしそうですね(汗

余談ですが先日某中古パーツ屋に行ったらKITAKO製の縦JOG用のレース用アルミフレームがあるではないですか
まさかこんな品と出会えるとは思ってもいませんでしたよ
衝動買いしてしまおうか迷いつつ、しばらく考えて値段的にその日は帰りましたが(笑
リーダーさんも所持してらっしゃる例のスーパースクーターかなり素敵ですね〜
というか私も一台作りたいですよ(笑

> タイヤですが、これは銘柄自体は出来れば前後で統一する方が良いですよ。
> 銘柄が違うと特性もがらっと変わりますし、前後違うタイヤというのはよほど
> 特性を熟知していないとおかしなフィーリングになる事もあるので。

となるとMBR740でほぼ決まりになりそうですね
なるほど〜前後違う銘柄のタイヤを履かせるのは素人だと余り宜しくないみたいですね(汗

> なるほど、空気圧は一応はそれで許容範囲だと思いますよ。
> が、これも最低限度のエアゲージは持っておいた方が良いでしょうね。
> ハイグリップタイヤを履いているのにゲージは持って無い、というのはちょっと
> 片手落ちかなと思ったりします(汗
>
> スタンドやらの圧力計は意外とアテにならないですからねえ。
> 小さい容積のエアを微妙に調整するのはやはりエアゲージがないと無理ですよ。

やはりそうですよね(汗
ハイグリップを履かせてるなら空気圧もしっかり管理しないといけないのですね〜
この辺もしっかりやってみたいと思います〜

> 次にオイルポンプ関連ですが…やってしまってますね(泣
> たまたま他の所でも書いてますが、細軸タイプエンジンと太軸タイプエンジンの
> 二種類でもオイルポンプやらギヤシャフトやら、はたまたケース側の寸法まで
> 異なっているのがAF18系なんですよ。
>
> これは知らないとどうにもならない事ではあるんですが、単純互換が無いと
> いうのはこういった所にも如実に出るのが「Dio系」であり、この辺が本当に
> 難しくも楽しい所でもありますね。
>
> と、そうやって考えると社外品のメクラブタって寸法どうなってるのかな?と
> 思ったりしますが…
> 細軸タイプに突っ込めるとかいった物は私は見た事が無いので分かりませんが、
> 自分でこしらえる物だと太軸タイプの物のコピー寸法で、細軸用を作る時には
> ある程度一番外側の部分の寸法を変えた記憶があります。

いや〜やられましね(汗
なるほど長年改良をし続けられて互換性が広いAF18E系でもこういった部分に落とし穴があったとは
今回使用したのはKN企画製ですが、というより現在ではメクラ蓋を既製品で販売してるのはKN企画ぐらいかと思われますが
このメクラ蓋恐らくAF18太軸系の寸法で作られてるかと思います、それでも実際に太軸系でも穴の深さとメクラ蓋の全長は2mm差がありましたが・・
外側と言うと穴の内径が一番大きい入り口の部分ですかね?
なるほど、そう言われるとちと不安になってきますね(汗
確かにKN企画のメクラ蓋を細軸AF18に入れると奥まで入れると1.8mmほど突き出るので(汗
ですがこの製品ですが一応対応車種はAF18/25/27/28になってたり(笑

> むむ?Oリングがはまる首の部分には寸法差はなかったかと思いますが…
> 径が違う、という事もありませんがOリングが千切れるとなればかなりの
> 無理があったかとも。
> …これは不思議なモンです(汗

確かにリーダーさんの仰る通りOリング部分の内径は一緒ですね〜
恐らくOリング自体の寸法が大きいということなんです(笑
この商品いろいろツッコミたくなりますが、社外品クオリティなんでしょうかね(笑
おそらく専用の0リングリペア品とかはないでしょうから
これは純正部品で径が合いそうなものを拵えてみます〜

> うむむむ?これも何となくおかしいですが…
> そこまでおもむろに体感出来るとなれば二次エア吸ってる、とかのLVでは
> 無さそうな気もしますよ。かなり危ないのでは(汗
>
> これ、ひょっとしてメクラブタ側が純正Oリングに対してケースにきちっと
> 程好く潰れる寸法になっていないのではありませんかね?
> あの単価の物に精度を求めるのはそもそも間違いだとは思いますが、
> ノーマルオイルポンプの首の部分、そこの径とメクラブタの首の部分は
> 少なくとも私の見た事のあるブツでは同一だったんですけれどねえ。
>
> 普通それならばノーマルOリングが入らない道理がありませんし…
> なんとなくスッキリしませんね。
>
> なお、ある程度Oリングが密着するのであれば液体ガスケットで埋めてしまうと
> いう手もありますし、私はそうやってますよ。
> 首から下の一番太い部分には液体ガスケットを塗りたぐって一日乾燥させて
> 取り付けていますね。

誤解を招いてしまって申し訳ないです
仰る通り首の部分の寸法は同じです

そして結局キャブセットの問題だった様です(汗

しかし上で記述した通りこのメクラ蓋寸法の違いでその分、メクラ蓋が穴から1.8mmほど突き出てる状態なので
その分メクラ蓋の首の部分と穴のOリングが入る部分に隙間ができてるのではないかと思ってるので
どの道対策を打った方が無難ですね
液ガスですか〜これなら確実に二次エア対策になりますね〜
是非試してみますね〜

それと液ガスですがキャブ側のオイルラインも埋めると良いみたいですが、これって負圧で吸い込まれたりはしないのでしょうか?
以前インマニのオイル供給用のニップルが吸い込まれると言うのを見たのでちと気になってます。

> と、オイルの方はすでに完全混合運用なのですね。
> レスポンスが良くなるのはオイルポンプギヤのロスが減った部分も
> ちょろっとはありますが、オイル性能と混合給油での高効率化の方が
> はるかに大きいでしょう。
>
> そして給油時はやっぱり「慣れ」でしょう?(笑
> 数回やれば人間って慣れる物ですからねえ。

やっとですね(汗
取りあえず順調に運行しております〜

そうですね〜長距離走る時には作り置きを一本常備しておけば通常給油と大差ないですね
たまに給油数量を決められないスタンドではかなり真剣に給油することになりますが(笑
そしてスポイトガソリンを吸い上げ容器を洗う要領で残ったオイルを洗い流してたりもします(笑
しかしやはり慣れですね〜

> オートチョークですが、これは動作時のストローク量というのは載っていませんよ。
> が、これは完全OFF状態からであれば、ニードル部分がスタータージェットに
> はまる動作と、ニードルの刺さっている金属筒が合い方部分に密着するのと、
> さらにその上のプラスチック樹脂部分がエア通路を完全に塞ぐといった3段階を
> 全て考慮したストローク量が設定されていて、ざっと見ても5〜6oは要りますね。

考えて見ると樹脂部分は出ていませんでした(汗
これじゃ完全に回路を遮断してないのは一目瞭然ですね(汗

> そしてこちらの考察ですが、おおむね合っていると思いますよ。
> オートチョークが壊れてON固定になった場合、そこでジェット類がノーマルのままで
> あれば冷間時でも濃い目になるのですが、それに合わせてキャブセットを行って
> しまえば、どうしてもジェット番手は下がるので当然のごとく冷間時の始動性は悪い
> 方向へ向くでしょうね。
>
> 表現しづらいですが、スターター通路のジェットというのはキャブのベンチュリ内に
> 直接存在する訳ではありませんが、動作としては吸入負圧でフロートからの
> ガスを吸い上げて噴霧化し、ベンチュリの側面穴からキャブレターボア内に
> 混合気を噴射しているので、もうひとつジェットがある様なモンですからね(笑
>
> そしてこのジェットはどう見ても穴が馬鹿でかいので、それが100%ガスの量に
> なる事はありませんが、MJで言うなら5番とかの差はあるLVではありますよ。
>
> オートチョーク、いやバイメタルスタータがぶっ壊れても始動性が良いままで
> 保てるのはあくまでノーマルセットの場合であり、そこからジェットをいじくって
> しまえば不具合が出て当然ですね。

なるほど〜確かにあの穴から噴射してるとなるとそれだけの差も納得できますね
そして構造上アイドリング付近だけではなく全領域で影響が出るということになるんですね

> なるほど、小開度の開け直しによって見えてくる面があったのですね。
> となれば、薄すぎるとは言えませんがちとSJは小さかったと解釈して良いかと
> 思いますし、アクセルOFFの状態で回転落ちが悪い、というのは二次エアを
> 吸っているトラブルで無い限りは結構不味い状態ですから。
> 発見出来て良かったなと思いますです(汗

これもちゃんとスロットル開度を気にするようになったことで気づけた事なので
スロットル開度の重要さが改めて知らされました〜

> 確かにピークボルテージアダプターがあれば一発で分かるのですが、これは
> 私も持っていませんね。
>
> が、これは始動時の電圧というか点火力を確認したいのなら、普通にプラグキャップに
> プラグをくっつけ、アースすべき所から「2〜3cm離して」キックすればOKでしょう。
> キックスタートしているエンジン回転数で物理的に火花の大小を目視出来るのですから
> 私はこれが一番「始動時の火花」に関しては良いチェック法だと考えてたり(笑
>
> イリジウムプラグとかが世の中というか一般的に流行りだした時なんかは、
> パーツ屋の店頭によく火花チェックシステムがありましたが、あんな感じで
> アースまでを「離して」火花の飛び具合を見るのがある意味電圧計測よりも
> 正確性があるのでは?なんて思ったりもします。
>
>
> で、実際の電圧となればIGコイルからさらに下流の二次電圧なので、これを正確に
> 測るのは何万Vですからちょっと無理でしょう(汗
> コイル入力までの電圧を計測する事は出来ますが、コイル自体の仕組みが違えば
> 入力電圧が同等でもその後の増幅率が全然違うので。
>
> が、CDI特性とか能力がよほどおかしくない限りは、キックの時点で目視した火花が
> 高回転でぐっと弱くなる、という事はなかなか無いと私は考えていますよ。
> AC点火であればエンジン回転数が低いとCDIに十分な電圧が掛かりませんし、
> DC点火だとそもそもキック程度でも13000rpmでも点火電圧が変わるはずが
> 無いですからね。
>
>
> とはいえ、IGコイルの能力が足らない、となるのは結構なハイレベルなエンジンで
> 無いとなかなか起こりえませんが、今まで使っていたピークの回転域が
> 仕様変更した途端にいくらキャブセットを変更してもばらつく、といった事もあり、
> そうなったらIGコイルは絶対的能力不足だ、と考えても良いですね。
> (※プラグが安物だとプラグ換えるだけで改善したりもしますが)
>
> …仮にヤマハ系だとIGコイルってノーマルでも結構高性能な物がくっついてますが、
> ホンダ系のノーマルIGコイルだと意外と役不足になってきたりもしますんで。
>
> ボアアップ+ビッグキャブとかだと顕著ですが、これで社外CDIをくっつけてIGコイルが
> ノーマルでも行けている、10000rpmオーバーでも普通にいけるとなればまだまだ
> エンジンの方にパワーを出せる余地がある、とも取れたりしますね。
>
> っと、話がズレ始めたのでこの辺で軌道修正します(汗

ちゃんと測っていませんが約2cmぐらいフレームから離した状態でもちゃんとスパークしてましたね
なるほど〜そこまでハイレベルなチューンドエンジンでない限りそこまで深く考えなくても良いのですか〜
点火系にも手を加えていこうかと思っているので体感だけの変化ではなく目視でも変化があればよりいいですね

なるほどやはり点火もエンジンチューンとって大事な要素なんですね

> 宜しいのではありませんかね〜
> メイン車両はサンデーバイク的にした方が楽しめる範囲は大きくなりますし、
> 違った車両に乗るのもこれはこれで面白いですから。
>
> ただ、ヤマハのニ種だと色んな意味でホンダの様には行かないといった面も
> 大きいので、これまた一興かなと思ったり(笑
>
>
> 後、2stニ種を選ぶならばノーマルの性能に期待してはいけませんね。
> 一種の様に、駆動系をいじくってどうこう遊ぶ、なんて不可能な位に根本的に
> ギヤ比や車重に対してパワーが出てないというのが基本なので_| ̄|○
>
> ただ、エンジンのライトチューンで、駆動系構成がノーマルでも実際の性能が
> 「化けて」くる部分も大きいので、一種の様な方向性では駄目、というのも
> 学べるかと思ったりします。
>
> ぶっちゃけて言うと排気量なりのパワーが全く出ていないのでそれをなんとか
> しないと他をいじくっても面白くないのがニ種車両です(笑
> ノーマル+ハイスピードプーリーなんて最高速特化でもない限りはお奨めは
> 出来なかったりしますしね。車種にもよりますが…

なるほど50ccの様には融通は効かないみたいですね
しかしまた違った方法で弄るのも面白そうですね〜
確かに例でGアクなんかはノーマルですと排気量の割にパワーがと言うのはあるような気がします

> えーっとこれは黒いやつでハンドルスイッチ風のスイッチで2段切り替えの奴でしょうか?
> これは点火時期を計測した事はありませんが、昔使ったことがありますよ。
>
> …正直何も体感出来ないLVで、ノーマルCDIでピックアップ加工で全域3〜4°進角を
> させた方まだ体感出来たので、おそらくですが点火時期はほとんど変わっていないと
> 推測していますね。
>
> 探せば現物がどこかにあるはずですが、私自身あれはいまいちだと分析しているので
> 出て来る可能性はかなり低いかなとも(汗
> あったら点火時期測ってみるんですけれどねえ…

それですね〜
なるほど〜そこまでの点火時期の変化無いみたいですね〜
ここまで来るとやはり純正CDI+フライホイール進角加工が一番良さそうな気がしてきました
ついでに軽量化でレスポンス向上で一石二鳥ですしね〜

> これに関しては大昔にチャレンジした記憶があります。
> NSR50のAC点火だと配線はAF18系と同じ仕組みですし対応しているので、同じ赤黒線にACを
> 入力すればそのまま火は打ったかなと思いますが…記憶がかなりあやふやです(汗
> 白黒線をキーでのON/OFFでエンジンのON/OFFもいけたと思いますが、点火時期はさすがに
> 測った事がありません。
>
> とはいえ、これは臆測ですがフライホイールの構成やピックアップの位置関係なんかを
> 見るに、95〜以降のNSRのDC-CDIの方がまだ流用の価値があるのではと思ったり
> しますし、点火時期もほとんどズレは無いです。
>
> とはいえ、これもNSR用でそこまで派手に点火時期が変わってるCDI、という物を
> 見つけて流用してメリットがあるかを確かめる事が大前提なので、本気でやるとなれば
> NSRも1台無いと難しいでしょうね(泣

なるほど〜これは結構リスクがありそうですね(汗
95年以降のDC-CDIですか〜そう言われるとDC-CDI化もちとやってみたくなりますね(笑
とりあえずはリミッター機能無しの純正CDIに変更みます〜体感できればよいですが(笑

> これに関してはそこまで差異は無いと思います。
> 私もいくつか持っていますが、品番をはっきり区別出来る物ではないのでどれがどれやら
> 分からないですが…
> 同じGK8でもラベルの色で選別は可能かなと思いますが、緑とか青とかあるだけで
> 品番は打たれて無いので現物だけ見ても意味不明という_| ̄|○
>
> で、肝心の点火時期はやはり基本的には変わらないですよ。
> ほぼ一律BTDC16〜17°程度固定だと考えて下さいな。

なるほど〜基本的に中身は一緒と考えて良さそうですね
となると新し目のAF27系の物を探してみようと思います〜

以前どこかのサイトの純正CDIだとAF18初期のCDIが一番トルクがあると言うのを見たのでちと気になっていたので

> P・S
>
> ついでの話なのですが、最近ライブキャブ用の手動チョーク化アダプターを
> 山田商会レプリカ品として作製したりしているのですが…
> もしご入り用であれば一声お掛け下さいな。
> 需要ありそうでしたら画像板にでもブツUPしますので。

以前から山田商会さんのマニュアルチューク化アダプタは欲しかったので是非ご依頼したい所です〜!
この件についてはメールでやり取りする形でよろしいでしょうか?

毎度ながらよろしくお願い致します

記事No 6379
タイトル Re^9: DIO50RRさんへのレス その6
投稿日 : 2011/12/02(Fri) 05:02:57
投稿者 ねぎのリーダー@管理人
参照先 http://www.neginoleader.com
DIO50RRさん毎度でございます〜

では今回もいつものパターンで。


> 人と違った改造とかするのが結構好みなので是非私もやってみたいです〜
> ついでに私は絶版品とか希少アイテムがけっこう好みだったりもします(笑

まずはコチラですが、AF18車体に乗られている事からもそれは十二分に
伺えていますよ〜
こういうのは好みの問題が一番大きいですし、自分がカッコ良いと思えばそれで
OKという事で(笑


> 余談ですが先日某中古パーツ屋に行ったらKITAKO製の縦JOG用のレース用アルミフレームがあるではないですか
> まさかこんな品と出会えるとは思ってもいませんでしたよ
> 衝動買いしてしまおうか迷いつつ、しばらく考えて値段的にその日は帰りましたが(笑

なんと、そんなモノが店頭に並んでいるのですか(汗
都会って凄いな…と思わなくも無いですが意外と色んなメーカーから数は出てると
思いますんで、あるところにはあるのかなとも。

もちろんコレもそれなりの特殊性があるので面白いんですが、ベースとするなら
フレームとタンク、シートはセットで無いと色々つらいです。
が、他はどうとでもなりますし楽しめるのは間違いないのでこれはこれで楽しいと
思いますよ〜

…ただしエンジンとかコーナーリング性能とかに過度の幻想を抱いてはいけないと
いうのが大前提で(以下略


> 今回使用したのはKN企画製ですが、というより現在ではメクラ蓋を既製品で販売してるのはKN企画ぐらいかと思われますが

オイルポンプのフタですが、もう今ではKN企画からしか出て無いのでしょうかね〜
とはいえ以前にあった他のモノも出所は同じかなと思ってたり。


> このメクラ蓋恐らくAF18太軸系の寸法で作られてるかと思います、それでも実際に太軸系でも穴の深さとメクラ蓋の全長は2mm差がありましたが・・
> 外側と言うと穴の内径が一番大きい入り口の部分ですかね?

そうですね。そこの部分が飛び出たりへっこんだりする違いもありますんで、
フタを固定する前提であればその辺の辻褄が合わせづらいかと。


> ですがこの製品ですが一応対応車種はAF18/25/27/28になってたり(笑

単純に突っ込めてクランシャフトには当たらない、という意味では別に適合に
間違いはありませんし、完全ボルトオンで脱着や固定の不具合も無い、とまでは
いかないのがKN企画製だと思いますからそれはそういうものだ、という事で(笑


> 確かにリーダーさんの仰る通りOリング部分の内径は一緒ですね〜
> 恐らくOリング自体の寸法が大きいということなんです(笑

っと、Oリングなんですがこれは純正をあてがって切れたのでは無かったのですね。
付属品でおかしくなるのであればそのOリングが不整合だ、としか言えないでしょう(汗
単純に純正のOリング使っておけばそれで事が済みそうです。


> しかし上で記述した通りこのメクラ蓋寸法の違いでその分、メクラ蓋が穴から1.8mmほど突き出てる状態なので
> その分メクラ蓋の首の部分と穴のOリングが入る部分に隙間ができてるのではないかと思ってるので
> どの道対策を打った方が無難ですね

Oリングはケース側に完全固定装着でなくとも大丈夫だと思いますよ。
あまりに斜めって入ってるとすれば問題ですが、元々純正でも基本的には
Oリングのみのシーリングですし、それが不十分だから定期交換しないと
漏れが出てくる物なので、メンテとか液体ガスケットに頼らざるを得ないです(泣


> それと液ガスですがキャブ側のオイルラインも埋めると良いみたいですが、これって負圧で吸い込まれたりはしないのでしょうか?
> 以前インマニのオイル供給用のニップルが吸い込まれると言うのを見たのでちと気になってます。

え、ニップルが抜けるとかではなく吸い込まれるのでしょうか?
詰め物が無くなる、といった意味合いだと推測しますが…

これ、ある程度負圧があっても元々の穴をしっかり密封していれば
そんな事はまず起こりえないと私は考えているのですが。

脱脂した上で液体ガスケットをちゃんと塗りこんで一日乾燥させてやり、
その上に短く切ったホースを差してガスケット塗ってボルトとかねじ込んで
きちんとフタをしてやればまず大丈夫ですよ。
社外マニのおまけのゴムフタみたいなのは信用出来ませんが(笑

今後、二度と貫通させるつもりが無いのであれば通路内部のみはパテ系の
物で埋めておけばさらに破損の可能性は少なくなります。
ただしフタ部分は液体ガスケットが必須ですね。


> 考えて見ると樹脂部分は出ていませんでした(汗
> これじゃ完全に回路を遮断してないのは一目瞭然ですね(汗

樹脂部分は出るか出ないか位になるのが正常だったりするんですが、これも
一度破壊してみてストロークを調べてみるとよく分かります。


> ちゃんと測っていませんが約2cmぐらいフレームから離した状態でもちゃんとスパークしてましたね
> なるほど〜そこまでハイレベルなチューンドエンジンでない限りそこまで深く考えなくても良いのですか〜
> 点火系にも手を加えていこうかと思っているので体感だけの変化ではなく目視でも変化があればよりいいですね

ハイチューンでなくとも点火に気を使っておくのは全くデメリットは無いどころか
メリットしか無いので、将来的な事を鑑みるならIGコイルもRSとは言いませんが
大きめの物に交換しておいた方が良いですね。

後、アースから2cm離してのチェックでもスパークはしていた、という事であれば
少なくとも始動性に関してはそこまでおかしくはならないかと。

が、火花の強さというのは何かを変更して目視しないと分かりづらいので、
現状の火花具合をきちんと覚えておく事も大切ですね。
フルノーマル車とかで同じ事をして比較してみる、というのも一つの手です。


なお、余談ですが何故私が「プラグを接地させずにアースから離してテストするか」
なんですが、これって単純な話で、ノーマルのプラグギャップ、プラグの中央電極と
アースフックの隙間は普通は1o程度になってますが。

で、これが1気圧の大気の中で1oの火花ギャップで通電するのであれば、
単純にエンジン圧縮状態なら10気圧とかになってるはずなので、火花ギャップも
1気圧の状態では最低でもノーマルの10倍の10o距離を取っていてもきちんと
スパークしてないと駄目だ、といった妄想ですね(笑

実際は実同時の燃焼状態になるとエンジン内部はもっともっと高温高圧なので、
2〜30倍の火花ギャップがあっても真っ当に火が飛ぶ、位は点火力が必要だと
私は考えていますよ。


> なるほどやはり点火もエンジンチューンとって大事な要素なんですね

点火圧縮混合気の内、一番おろそかにされがちなのは点火なのでここは
かなり気にしていく位で普通なんだ、といった認識でお願いしますね〜


> なるほど50ccの様には融通は効かないみたいですね
> しかしまた違った方法で弄るのも面白そうですね〜
> 確かに例でGアクなんかはノーマルですと排気量の割にパワーがと言うのはあるような気がします

グランドアクシスだと排気量なりのパワーは絶対に出ていない上、駆動系の
構成もかなりマイルドになってますんで、フルノーマルに対して色々と修正して
いくだけでも面白いです。

で、私ならニ種ベースの場合は一種以上にまずエンジンパワー修正から手を入れて
行きますね。
とはいえ、この辺は車両やメーカーによってもかなり味付けが異なっているので、
最初にその辺の把握をする事が大切でしょう。

仮にアドレスV100なら無茶苦茶なハイギヤですがリード90なら一種の社外ハイギヤ
程度のローギヤにしかなっていないとか、JOGの90なら駆動系構成はある程度は
融通が利かせますがグランドアクシスだと根本的に色々まずいとか…

リード100やアドレスV100は元々の構成のヘボさによりエンジンパワーすらも
効率良く上げづらいだとか色々あったりしますね。

その車両ならではの特性をはっきり把握しないといくらいじくっても効果が出づらい
どころかデチューンになる可能性が高いので、難しいですが面白い面も多いと
思いますよ。


> ここまで来るとやはり純正CDI+フライホイール進角加工が一番良さそうな気がしてきました
> ついでに軽量化でレスポンス向上で一石二鳥ですしね〜

CDIですが、基本的にはそれが一番無難で安定するんですよ(笑
ピックアップマグネット加工での全域進角だと元に戻せないのがデメリットですが、
そこまでするなら2つ3つはフライホイールを用意して挑む位の覚悟はあるかと
思いますしね。


> 以前どこかのサイトの純正CDIだとAF18初期のCDIが一番トルクがあると言うのを見たのでちと気になっていたので

ふむふむ、そうなのでしょうかね?
点火時期自体はそこまで変わっていないと思いますが…と言いますか、基本的に
ホンダ一種系であれば2°3°とか点火時期をずらしてる物なんて私はお目に
かかった事が無かったりしますんで、純正CDIだともはや誤差の範囲だと考えて
いたりしますよ。

なお、CDIならば物自体の程度の良し悪し、劣化具合の方が体感に対しては
大きく出る場合もありますんでね。

…またいつものクチですが、AF18のCDIが一番トルクがある、という事ならば
その根拠は何なのか、が全く分からないのであれば全てを鵜呑みにするのは
やめておいた方が良いでしょう。
あくまで意見の一つとして受け止めておけば宜しいかとも。


> 以前から山田商会さんのマニュアルチューク化アダプタは欲しかったので是非ご依頼したい所です〜!
> この件についてはメールでやり取りする形でよろしいでしょうか?

最後にチョークアダプターですが、これは後で画像板にブツの写真をUPしておきますね。
とはいえ、お譲りするのは「筒部分」のみで、チョークノブ等をお持ちである事が前提の
不親切設計なのでよろしくです(汗
ご興味あれば直接メールでご連絡お願い致しますね。


ではでは本日はコレにて失礼をば致しますね。
管理人でした〜

記事No 6395
タイトル Re^10: DIO50RRさんへのレス その6
投稿日 : 2011/12/16(Fri) 00:09:10
投稿者 DIO50RR
参照先
リーダーさん毎度お世話になります〜

その節はお世話になりました
加工や部品を揃えたりするので少々時間ががかかってしまいましたが、無事完成いたしました
休日に取付予定なのでニヤニヤしております〜
ついでにチョークノブも某オクでのNSR50純正キャブセットを破格で手に入れました
というよりNSR50キャブ流用でプチビッグキャブ化とかできないかなと興味本位で欲しかったのもあったりですが
マニとの接合部のボルトの間隔が違ったのでチョークノブを外して物置に閉まってしまいましたが、いずれ使うと言う事で(笑

> まずはコチラですが、AF18車体に乗られている事からもそれは十二分に
> 伺えていますよ〜
> こういうのは好みの問題が一番大きいですし、自分がカッコ良いと思えばそれで
> OKという事で(笑

おお〜勘付かれていましたか(笑
そうですねAF18という車体もまずこの時代に乗っている人は少ないだろうというものありましたね(笑
仰る通りですね〜

> なんと、そんなモノが店頭に並んでいるのですか(汗
> 都会って凄いな…と思わなくも無いですが意外と色んなメーカーから数は出てると
> 思いますんで、あるところにはあるのかなとも。
>
> もちろんコレもそれなりの特殊性があるので面白いんですが、ベースとするなら
> フレームとタンク、シートはセットで無いと色々つらいです。
> が、他はどうとでもなりますし楽しめるのは間違いないのでこれはこれで楽しいと
> 思いますよ〜
>
> …ただしエンジンとかコーナーリング性能とかに過度の幻想を抱いてはいけないと
> いうのが大前提で(以下略

これは私もびっくりしました〜
画像ではどんなものか見た事ありましたが、まさか現物に出会えるとは思いませんでしたね〜
そのフレームに合ったタンク、シートは必須なんですね(汗
生憎フレームのみでしたのでここから製作に取り掛かるとなると色々と辛そうですね

スーパースクーターとはいえ何年も前の物ですからやはり現在となってはパワー叱りコーナリング性に関しては過度に期待してはいけないのですか〜
しかしこれも性能より見た目と言う事で十分な物かと思ったりもしますです(笑

> > 確かにリーダーさんの仰る通りOリング部分の内径は一緒ですね〜
> > 恐らくOリング自体の寸法が大きいということなんです(笑
>
> っと、Oリングなんですがこれは純正をあてがって切れたのでは無かったのですね。
> 付属品でおかしくなるのであればそのOリングが不整合だ、としか言えないでしょう(汗
> 単純に純正のOリング使っておけばそれで事が済みそうです。

そうですね切れたのはオイルポンプメクラに付属していたOリングですね
ただこのメクラですがシールしている部分が純正オイルポンプとは違いOリングの内径、外径、厚みが全然違うので
同じ寸法の純正品を探すとなるとちと面倒だったりもします(汗
が、リーダーさんの仰るようにそこまでキッチリシーリングされてなくても大丈夫みたいなのでそこまでシビアに考えなくても良さそうですね
そして結果的に液ガスを塗ればOKですね〜

> Oリングはケース側に完全固定装着でなくとも大丈夫だと思いますよ。
> あまりに斜めって入ってるとすれば問題ですが、元々純正でも基本的には
> Oリングのみのシーリングですし、それが不十分だから定期交換しないと
> 漏れが出てくる物なので、メンテとか液体ガスケットに頼らざるを得ないです(泣

定期的メンテとポンプ穴付近は常に綺麗にして置くことが肝心ですね〜!

> え、ニップルが抜けるとかではなく吸い込まれるのでしょうか?
> 詰め物が無くなる、といった意味合いだと推測しますが…
>
> これ、ある程度負圧があっても元々の穴をしっかり密封していれば
> そんな事はまず起こりえないと私は考えているのですが。
>
> 脱脂した上で液体ガスケットをちゃんと塗りこんで一日乾燥させてやり、
> その上に短く切ったホースを差してガスケット塗ってボルトとかねじ込んで
> きちんとフタをしてやればまず大丈夫ですよ。
> 社外マニのおまけのゴムフタみたいなのは信用出来ませんが(笑
>
> 今後、二度と貫通させるつもりが無いのであれば通路内部のみはパテ系の
> 物で埋めておけばさらに破損の可能性は少なくなります。
> ただしフタ部分は液体ガスケットが必須ですね。

すみません吸い込まれた訳ではなく抜けるですね(汗
仰る通り詰め物が無くって意味です〜

なるほどしっかりやっていれば、まず起こりえない事なのですね
現在はPWKのリペアパーツのゴム栓でオイル供給ニップルに栓してさらにタイラップでがちがちに固定して隙間を無くしていますが
さらに液ガスで密閉性を高めた方が無難みたいですね

> ハイチューンでなくとも点火に気を使っておくのは全くデメリットは無いどころか
> メリットしか無いので、将来的な事を鑑みるならIGコイルもRSとは言いませんが
> 大きめの物に交換しておいた方が良いですね。
>
> 後、アースから2cm離してのチェックでもスパークはしていた、という事であれば
> 少なくとも始動性に関してはそこまでおかしくはならないかと。
>
> が、火花の強さというのは何かを変更して目視しないと分かりづらいので、
> 現状の火花具合をきちんと覚えておく事も大切ですね。
> フルノーマル車とかで同じ事をして比較してみる、というのも一つの手です。
>
>
> なお、余談ですが何故私が「プラグを接地させずにアースから離してテストするか」
> なんですが、これって単純な話で、ノーマルのプラグギャップ、プラグの中央電極と
> アースフックの隙間は普通は1o程度になってますが。
>
> で、これが1気圧の大気の中で1oの火花ギャップで通電するのであれば、
> 単純にエンジン圧縮状態なら10気圧とかになってるはずなので、火花ギャップも
> 1気圧の状態では最低でもノーマルの10倍の10o距離を取っていてもきちんと
> スパークしてないと駄目だ、といった妄想ですね(笑
>
> 実際は実同時の燃焼状態になるとエンジン内部はもっともっと高温高圧なので、
> 2〜30倍の火花ギャップがあっても真っ当に火が飛ぶ、位は点火力が必要だと
> 私は考えていますよ。

RS125のIGコイルは投入予定です〜
どうやら点火系はそこまで疑わなくても良さそうですね

あえてフレームから離してスパークさせるのにもちゃんと理由があったんですね〜
というか言われてみればそうですよね
そこに気付かれるのが流石としか言えませんね
点火力を確認するのも、できるだけエンジン内部と同じ環境でスパークさせないと意味が無いのですね!

> グランドアクシスだと排気量なりのパワーは絶対に出ていない上、駆動系の
> 構成もかなりマイルドになってますんで、フルノーマルに対して色々と修正して
> いくだけでも面白いです。
>
> で、私ならニ種ベースの場合は一種以上にまずエンジンパワー修正から手を入れて
> 行きますね。
> とはいえ、この辺は車両やメーカーによってもかなり味付けが異なっているので、
> 最初にその辺の把握をする事が大切でしょう。
>
> 仮にアドレスV100なら無茶苦茶なハイギヤですがリード90なら一種の社外ハイギヤ
> 程度のローギヤにしかなっていないとか、JOGの90なら駆動系構成はある程度は
> 融通が利かせますがグランドアクシスだと根本的に色々まずいとか…
>
> リード100やアドレスV100は元々の構成のヘボさによりエンジンパワーすらも
> 効率良く上げづらいだとか色々あったりしますね。
>
> その車両ならではの特性をはっきり把握しないといくらいじくっても効果が出づらい
> どころかデチューンになる可能性が高いので、難しいですが面白い面も多いと
> 思いますよ。

なるほど〜二種といっても車種によってやはり構成の違いがあるのですね〜
1種とは違ったチューンの仕方でおもしろそうですね

2stですとやはり3WFか4VPですね〜というよりもスワップとか考えてたり(笑
4stはあまり興味ないのでパーツが豊富なV125かシグナスあたりですかね〜
しかし車体が高いのであまり乗る気はしないですが、やはり通学となると4stが欲しかったりも(笑

周りがヤマハスワッパーが多いのでヤマハ1種(見た目遅そうな車体)のフレームに3WFか4VPエンジンをスワップもおもしろそうだなと思ってみたり
なんせボルトオンで乗っちゃいますからね(笑
というか先日乗せ換え作業を手伝ってあまりの簡単さに改めていいなーと思いましたよ(笑

いろいろ調べてから面白そうな車種を選んでみようと思います〜

> CDIですが、基本的にはそれが一番無難で安定するんですよ(笑
> ピックアップマグネット加工での全域進角だと元に戻せないのがデメリットですが、
> そこまでするなら2つ3つはフライホイールを用意して挑む位の覚悟はあるかと
> 思いますしね。

唯一のデメリットは元に戻せないことですね
この辺は中古品を何個かストックした方が良さそうですね〜
ついでに物置を探したらAF27系と思われるハーネス一式が出てきて奇跡的にGK8マークの入ったCDIがあったのでサクッとカプラー差し替えしてみますです〜

> ふむふむ、そうなのでしょうかね?
> 点火時期自体はそこまで変わっていないと思いますが…と言いますか、基本的に
> ホンダ一種系であれば2°3°とか点火時期をずらしてる物なんて私はお目に
> かかった事が無かったりしますんで、純正CDIだともはや誤差の範囲だと考えて
> いたりしますよ。
>
> なお、CDIならば物自体の程度の良し悪し、劣化具合の方が体感に対しては
> 大きく出る場合もありますんでね。
>
> …またいつものクチですが、AF18のCDIが一番トルクがある、という事ならば
> その根拠は何なのか、が全く分からないのであれば全てを鵜呑みにするのは
> やめておいた方が良いでしょう。
> あくまで意見の一つとして受け止めておけば宜しいかとも。

結局リーダーさんの仰る通りなんですよね〜
品番が違うとは言え、所詮純正品なのでそこまで点火時期が違うはずもないので
まったく根拠がないんですよね
単なる劣化具合で体感に差があったのかもしれません(汗
これは一つの意見として受け取っておきますです(笑

できればマニュアルチョークのインプレッションも含めて返信したかったですが
流石にスレが見えなくなりそうでしたので(汗

機会があれば画像掲示板も利用させていただきます〜

いつもながらツッコミ楽しみにしております〜
それでは今日はこの辺で失礼します

記事No 6399
タイトル Re^11: DIO50RRさんへのレス その7
投稿日 : 2011/12/19(Mon) 07:42:59
投稿者 ねぎのリーダー@管理人
参照先 http://www.neginoleader.com
DIO50RRさん毎度でございます〜


さてさてまずはマニュアルチョークアダプターですが、こちらは無事に
加工等を終えられたみたいですね。
真っ当に組めていれば正常動作はしますんで、是非是非有効活用される
事を祈っておりますよ〜

NSR50キャブはすでにお持ちだったみたいですが、これもやろうと思えば
くっ付かない事は無いですね。
ただ、そこまでしてやる価値があるものなのか、というのがミソになりますし、
社外品を入手できるのであればそっちの方が良かったりもしますし。
この辺の兼ね合いが自分との戦いという(以下略


> スーパースクーターとはいえ何年も前の物ですからやはり現在となってはパワー叱りコーナリング性に関しては過度に期待してはいけないのですか〜
> しかしこれも性能より見た目と言う事で十分な物かと思ったりもしますです(笑

アルミフレーム車はその造形美を眺めて楽しむ、という盆栽的な方向性も
あったりしますよ(笑
実際、昔レースで走らせてた人とかだと、今も形を残して持っていてそれを
眺めたりしている、という人はおられますんで…

古い話ですが、そういったある意味究極系といった形の物ですからこれは
これでありだと私も思っていますよ。
あ、私は腐らない様にごくたまには走らせてますけれどね。


> そうですね切れたのはオイルポンプメクラに付属していたOリングですね
> ただこのメクラですがシールしている部分が純正オイルポンプとは違いOリングの内径、外径、厚みが全然違うので
> 同じ寸法の純正品を探すとなるとちと面倒だったりもします(汗

Oリングですが、別にこれは純正でなくとも汎用品でサイズが合いそうなモノを
使えばOKでしょう。
そこまでシビアになる必要はありませんし、高温になる部分でもありませんから
ある程度のシーリングさえ出来ていれば後は人間のチェックでなんとかなると
思いますよ。


> なるほどしっかりやっていれば、まず起こりえない事なのですね
> 現在はPWKのリペアパーツのゴム栓でオイル供給ニップルに栓してさらにタイラップでがちがちに固定して隙間を無くしていますが
> さらに液ガスで密閉性を高めた方が無難みたいですね

ええ、いくらゴムのフタといえど、ニップルにそこまで密着するかといえば
するはずが無いので、液体ガスケットでの補正は必要です。
…が、液体ガスケットの過信もいけませんし、あくまで「補正」という事で。
たまに聞きますがヘッドガスケット抜いて液ガスなんて意味がワカランですよ(笑


> 点火力を確認するのも、できるだけエンジン内部と同じ環境でスパークさせないと意味が無いのですね!

さすがにこれは熱も圧力も掛かっていない状態なので実動時と同じとは
行きませんが、チェック方法としては間違っていないと思いますね。
実際、へたれた車体とプラグなんかだとアースから2cm離すともう火が
飛ばない、なんてザラにありますんで。


> 周りがヤマハスワッパーが多いのでヤマハ1種(見た目遅そうな車体)のフレームに3WFか4VPエンジンをスワップもおもしろそうだなと思ってみたり
> なんせボルトオンで乗っちゃいますからね(笑
> というか先日乗せ換え作業を手伝ってあまりの簡単さに改めていいなーと思いましたよ(笑

ヤマハはほぼボルトオン気味で載せられるものがあるのでこれはかなり
お手軽なメリットは大きいですしね。
私もそれが一番だと思っていますし(笑

が、車体に関しては格好はともかく、それなりのパワーと速度に耐えられる
物を選んだ方が良いでしょう。
元々、ヤマハ系だと一種でもかなり頼りない車体が多いので、そういった
物を選ぶと危ないだけになってしまいがちなので。

JOGの80や90とかだとノーマルでも明らかに車体が負けているといった
感覚ですし、あまりバランスが悪い物にしてしまうと面白いのは最初だけで
そのうち疲れるだけ、という事にもなりがちなのでご注意をば(汗


> いろいろ調べてから面白そうな車種を選んでみようと思います〜

個人的にはやはり3WF(3VR)でしょうかね〜
4VP系もベースとしては良品だと思いますが、かなり手を入れないといけないと
いった方向性なので、ライトチューン的には3WFに軍配が上がるかなとも。

とはいえ、排気量なりの性能を出そうとすれば…一種でも同じですが特に
ニ種ベースの場合は腰上、駆動系等を修正してやらねばならない面は多くなって
きますんで楽しいですよ(笑


> 品番が違うとは言え、所詮純正品なのでそこまで点火時期が違うはずもないので
> まったく根拠がないんですよね
> 単なる劣化具合で体感に差があったのかもしれません(汗

CDIですが、世の中そういうもんです(笑
新品同士を正確に比較しているのならともかくとしても、劣化によって体感が
異なる、なんてのはザラにありますからね。
根拠の分からない事は鵜呑みにしない、これが情報収集においては一番の
ミソですよ。


> できればマニュアルチョークのインプレッションも含めて返信したかったですが
> 流石にスレが見えなくなりそうでしたので(汗

ええ、これはまた期待しておりますよ〜
とはいっても不具合があるLVの物では無いと信じていますが(汗


ではでは。
本日はこの辺りで失礼しますね。
管理人でした〜

記事No 6421
タイトル Re^12: DIO50RRさんへのレス その7
投稿日 : 2012/01/10(Tue) 23:57:54
投稿者 DIO50RR
参照先
リーダーさんご無沙汰しております!
遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます。
今年もリーダーさんの知識をお借りすると思いますが、宜しくお願い致します(笑
HPの更新も楽しみにしております〜

> さてさてまずはマニュアルチョークアダプターですが、こちらは無事に
> 加工等を終えられたみたいですね。
> 真っ当に組めていれば正常動作はしますんで、是非是非有効活用される
> 事を祈っておりますよ〜
>
> NSR50キャブはすでにお持ちだったみたいですが、これもやろうと思えば
> くっ付かない事は無いですね。
> ただ、そこまでしてやる価値があるものなのか、というのがミソになりますし、
> 社外品を入手できるのであればそっちの方が良かったりもしますし。
> この辺の兼ね合いが自分との戦いという(以下略

まずチョークアダプタですが小加工で取付ができるのでお手軽でしたね〜
とりあえずオートチョーク(3mmしか伸びない笑)と交換して
キャブセットを変えずにどんな変化と動作をするか数日に渡り調べてみまして、キャブセットをどのように変更すれば良いか考えてみました
まず、これは当たり前かもですが朝方のキンキンに冷えたエンジンだといくらチョークOFFで始動はできず、チョークONでないと始動はできませんでした。
しかし日中や夕方の気温がやや高めの場合ですと、チョークOFFでも始動が可能でした。
この場合始動後にチョークONにするとアイドリング回転数が低下する症状が見られました。
リーダーさんが仰っていたマニュアル化した時にOFFでも始動が出来てしまうのはスロー系が濃い証拠なので
それでも温間時でセットしていたのでもともとスロー系は薄め?のセットなので、とりあえずPJを#42から#40に下げ、プラグの焼け具合からMJも#82から#80に下げ
プラグも結構カーボンが蓄積してきたのでB9EGVからB95EGVに交換し(熱価の変更は単に9番が品切れだったので笑)

100kmほどのツーリングで全開走行多めのプラグの焼けです↓
http://www.fastpic.jp/images/592/4249653058.jpg
フィーリング的にはかなり良い感じでしたが、プラグを見ると若干白っぽい感じがするのですがどうでしょうか?見方を変えればグレーっぽくも見えますが、まだちゃんと焼けてないのでしょうか?

数日後ツーリングで100kmほど走った焼け具合ですが↓
http://www.fastpic.jp/images/592/4249653058.jpg
カーボンもたまり以前より黒茶?っぽくなった感じですが

個人的に碍子と電極部分は綺麗に焼けてる感じがするのですがリーダーさん的にはどう思われますか?
よくプラグの焼けはキツネ色だと良好だ、と聞きますが自分のセットだとなかなかそれに近い色は出せないので(汗
できればアドバイス頂けると助かります。

NSR50キャブの流用ですが、ライブDioでやっておられた方が居ましたが意外と加工する部分が多いみたいですね(汗
メリットの一つであるマニュアルチョークも今となれば必要もありませんし(笑
しかしもうちょっと加速感が欲しいというのもあったり(笑

> アルミフレーム車はその造形美を眺めて楽しむ、という盆栽的な方向性も
> あったりしますよ(笑
> 実際、昔レースで走らせてた人とかだと、今も形を残して持っていてそれを
> 眺めたりしている、という人はおられますんで…

今となっちゃ実物を見ることも難しいですからね
そういった形で楽しむもありですよね
是非スクーターの究極系というのを私も拝みたい所ですよ〜

> ええ、いくらゴムのフタといえど、ニップルにそこまで密着するかといえば
> するはずが無いので、液体ガスケットでの補正は必要です。
> …が、液体ガスケットの過信もいけませんし、あくまで「補正」という事で。
> たまに聞きますがヘッドガスケット抜いて液ガスなんて意味がワカランですよ(笑

液体ガスケットはあくまで補正ということでしっかり頭に入れておきます〜
そういった方法で圧縮比アップとかやられている方居ますが大分デンジャーな手法ですね(笑

> さすがにこれは熱も圧力も掛かっていない状態なので実動時と同じとは
> 行きませんが、チェック方法としては間違っていないと思いますね。
> 実際、へたれた車体とプラグなんかだとアースから2cm離すともう火が
> 飛ばない、なんてザラにありますんで。

なるほど〜これは目視で点火力を調べるには良い方法ですね
そして、やっとの事RS125のIGコイルを我がAF18にも導入いたしました〜
早速配線を済ませ点火力を比べて見ましたが、明らかにスパークの威力が違いますね〜目視ではっきりわかりましたよ〜
ちなみに感電した時の痛さも違いました(笑
あとプラグキャップは取りあえずRS125の物を使ってますが、これってDio純正のプラグキャップと抵抗値は大差無かったのですね(笑

そこでなのですが、レジスタープラグ叱りキャップの抵抗は点火力への影響大きいものなのでしょうか?
私だと少しでも点火力を求めるならプラグも抵抗無し、プラグキャップは0Ωに近いものを選ぶ事になると思いますが、抵抗がなると不味い事が起きたりするのでしょうか?
元々、車などでラジオや計器類への点火ノイズを軽減するものだと記憶しているので。
特にレーシングマシンやスクーターの場合はそこまで気にしなくても良いものでしょうか?

そしてRS125 IGですが少しながらトルクアップ感がありました〜
一番体感できたのでアイドリングが安定し振動が軽減されました〜
点火系チューンちとハマりそうです。(笑

> ヤマハはほぼボルトオン気味で載せられるものがあるのでこれはかなり
> お手軽なメリットは大きいですしね。
> 私もそれが一番だと思っていますし(笑
>
> が、車体に関しては格好はともかく、それなりのパワーと速度に耐えられる
> 物を選んだ方が良いでしょう。
> 元々、ヤマハ系だと一種でもかなり頼りない車体が多いので、そういった
> 物を選ぶと危ないだけになってしまいがちなので。
>
> JOGの80や90とかだとノーマルでも明らかに車体が負けているといった
> 感覚ですし、あまりバランスが悪い物にしてしまうと面白いのは最初だけで
> そのうち疲れるだけ、という事にもなりがちなのでご注意をば(汗

エンジンハンガーの設計が同じとは流石流用のヤマハと言ったところでしょうか(笑
ヤマハクランクケース側にセンタースタンドが着いてるのでその点でもエンジンの載せ換えやメンテも楽だなと思いましたね
どうやらヤマハはフレーム剛性が弱いらしいですからね、エンジンは90系だとしてベース車体の方が重要だったりするかもですね(汗
まぁ個人的には定番の3YKJOGに3WFスワップかテールのデザインが好みのアクシス90を考えて見ようと思います〜

> 個人的にはやはり3WF(3VR)でしょうかね〜
> 4VP系もベースとしては良品だと思いますが、かなり手を入れないといけないと
> いった方向性なので、ライトチューン的には3WFに軍配が上がるかなとも。
>
> とはいえ、排気量なりの性能を出そうとすれば…一種でも同じですが特に
> ニ種ベースの場合は腰上、駆動系等を修正してやらねばならない面は多くなって
> きますんで楽しいですよ(笑

やはり車体の扱いやすさやバランスを考えるとと3WFになりますね〜ノーマル風カスタムにできるのが良いですね
見た目重視のカスタムで4VPもありですが、直線番長的な車両になってしまうかと(笑
そうなってくとやはり90cc系のエンジンが無難にまとまりそうです。
なるほど〜考えるだけで面白そうですね〜
まぁどちらにしろまだ理想のディオは作れていないので先の話になりそうですが、考えて見ようと思います!

あとクラッチ関係でお話があるのですが
最近、走行距離低めAF27最終型の駆動系を手に入れたのでクラッチとアウターを交換しようと思いまして
そういえば最終型のAF27も480gクラッチを採用していたのですね〜
それと気のせいかもしれませんが、最近発進がまったりとしてきたな〜?とちょいと気になっていたのもあるので(汗
と早速、C/Sを外してみてまず思ったのがスプリングをかける穴が以前より結構食い込んでる?
クラッチウェイトって割と柔らかいアルミなのか、スプリング交換とかしているうちに削られ、
穴と穴の間隔が狭くなってきてると妄想しているのですが。。特に強化スプリングとなるとなかなか掛けられなくて、少し掛けてプラハンで叩いたりして削られたのかなと。
ちなみに使ってたGAH-307クラッチのC/Sを掛ける穴の間隔は約30mmに対し入手した走行距離少なめのGAH-307は約32.8mmと3mm近い差がありましたが
この差ってC/Sのスプリングレートに結構影響があるのではないかと思うのですが実際の所どうなのでしょうか?
それとこのどんどん間隔が狭くなってくるのは仕方ないのでしょか?それともできるだけこの穴を傷付けずにうまく掛ける良い方法とかもあるのでしょうか?
逆にクラッチを軽くC/Sを柔らくの方向もありですが、そうなると純正流用ではちと難しいかなと思いまして(汗

あいかわらずまとまらない長い文章になってしまいましたが、時間がある時にでも回答宜しくお願いします!
改めて今年も宜しくお願い致します〜!

以上DIO50RRでした〜

記事No 6423
タイトル Re^13: DIO50RRさんへのレス その7
投稿日 : 2012/01/11(Wed) 01:58:44
投稿者 ねぎのリーダー@管理人
参照先 http://www.neginoleader.com
DIO50RRさんあけましておめでとうございます〜
今年も宜しくお願い致しますね。


さて今回も早速いつものパターンで。
…代わり映えしないですがこれが一番分かりやすいであろう、といった所に
落ち着いているので(笑


> キャブセットを変えずにどんな変化と動作をするか数日に渡り調べてみまして、キャブセットをどのように変更すれば良いか考えてみました

チョーク正常化に伴うキャブセットですが、色々データを取られたみたいですね。
こういう事の積み重ねが自身の糧となるのでどんどこ行いましょう〜


> まず、これは当たり前かもですが朝方のキンキンに冷えたエンジンだといくらチョークOFFで始動はできず、チョークONでないと始動はできませんでした。

ええ、それが「正常」であり、症状としては大正解ですね。
冷え切った状態でチョーク引かずともエンジン始動、走行が可能という時点で
おかしい位に濃い目である事は間違いありませんから…

これって人間が何も意識せずとも始動&走ってしまうバイクやら車に慣れきっていると
エンジンという物は本来どんなものなのか、というのがなかなか分からなくなって
しまうのである意味難しい点ですね。


> しかし日中や夕方の気温がやや高めの場合ですと、チョークOFFでも始動が可能でした。
> この場合始動後にチョークONにするとアイドリング回転数が低下する症状が見られました。

いける場合もある、というのはそれはそれで100%悪い、という訳ではありませんよ。
ただし、エンジンはかかってもアクセルを大きく開けると即エンスト、となればそれで
正常ですから、始動「だけ」はしても後が続かないのであればいたって正常です。


> リーダーさんが仰っていたマニュアル化した時にOFFでも始動が出来てしまうのはスロー系が濃い証拠なので
> それでも温間時でセットしていたのでもともとスロー系は薄め?のセットなので、とりあえずPJを#42から#40に下げ、プラグの焼け具合からMJも#82から#80に下げ
> プラグも結構カーボンが蓄積してきたのでB9EGVからB95EGVに交換し(熱価の変更は単に9番が品切れだったので笑)

SJは多少は下げていってもOKだと思いますが、一番分かりやすいのは完全温間時に
アクセル開度を1/8程度のまま走ってみる事ですね。
これでガボガボいったりバラついたりするのであれば確実に濃いとも言えますが…
これ、点火力が弱い場合でも同様の症状が起こりえるので(汗


> 100kmほどのツーリングで全開走行多めのプラグの焼けです↓
> https://skydrive.live.com/?cid=6828245C7E8C7ECF&id=6828245C7E8C7ECF%21146&sc=photos#cid=6828245C7E8C7ECF&id=6828245C7E8C7ECF%21146&sc=photos
> フィーリング的にはかなり良い感じでしたが、プラグを見ると若干白っぽい感じがするのですがどうでしょうか?
>
> そしてそのまま街乗りで100kmほど走った焼け具合ですが↓
> https://skydrive.live.com/?cid=6828245C7E8C7ECF&id=6828245C7E8C7ECF%21146&sc=photos#cid=6828245C7E8C7ECF&id=6828245C7E8C7ECF%21145&sc=photos
> カーボンもたまり以前よりグレーっぽくなった感じです

で、URLなんですが…
これ、同じ写真ではありませんかね(汗
これでは比較しようが無いので改めてもう一回お願いしますです。


> なるほど〜これは目視で点火力を調べるには良い方法ですね
> そして、やっとの事RS125のIGコイルを我がAF18にも導入いたしました〜

お、RS125のIGコイルも装着されましたか〜
車体が古いと問答無用で交換しておいても悪くないと思いますんで、決してデメリットには
ならないでしょうね。


> 早速配線を済ませ点火力を比べて見ましたが、明らかにスパークの威力が違いますね〜目視ではっきりわかりましたよ〜
> ちなみに感電した時の痛さも違いました(笑

おっしゃる通り、感電の痛さってのもある意味点火力バロメーターの一つには
なっていたりしますね(笑
…手法としては分かりますけどわざとやれ、なんてのは絶対に奨められないので
私からはこれについては何も言わない、ってのが大きいで(以下略


> あとプラグキャップは取りあえずRS125の物を使ってますが、これってDio純正のプラグキャップと抵抗値は大差無かったのですね(笑

ええ、そんなもんです(笑
とはいえ、あの短い距離での抵抗値ですからそこまで大事になる程には計測値には
反映されない事も多いのですが、ダルマ端子タイプというだけでもプラグとの接触
面積はかなり違いますし、プラグコードがエンジンスイングと共に動いてしまう
スクーターの場合だと強度的にもUPするというメリットがありますし、何よりも
キャップ本体がプラスチックではなくゴムなので耐震性もある上に漏電の心配も
少ないというメリットだらけだったりしますよ。
抵抗値は同じだとしてもそれ以外に多数のメリットがある、というのがミソです。


> そこでなのですが、レジスタープラグ叱りキャップの抵抗は点火力への影響大きいものなのでしょうか?

これはですね、ある程度のハイチューンエンジンであればそのわずかな抵抗値の
違い、プラグキャップの違いで体感出来る程に変化がありますよ。
性能的に体感出来なくても、加速時のエンジン音、排気音そのものが違ってきたり
しますし、「音」が違ってくるとなればエンジン内部ではかなりの違いが起こっているのと
同義なので、影響としては私は大きめだ、と分析していますね。


> 私だと少しでも点火力を求めるならプラグも抵抗無し、プラグキャップは0Ωに近いものを選ぶ事になると思いますが、抵抗がなると不味い事が起きたりするのでしょうか?

考え方としてはそれで合っていますね。
電気抵抗が小さければそれだけ放電電圧を落とさずアースに大きな電流が流れますし、
性能的なデメリットは一切ありませんよ。


> 元々、車などでラジオや計器類への点火ノイズを軽減するものだと記憶しているので。
> 特にレーシングマシンやスクーターの場合はそこまで気にしなくても良いものでしょうか?

不味い面といえば、これまたおっしゃる通り電装系パーツへの悪影響ですね。
これ、プラグ周辺からの高周波はアナログ系の電波とかにすごく干渉するので
車両への搭載パーツのみならずアナログの電波とかが乱れるという事が最大の
難点になりますね。

が、これは昔ならいざしらず、現代であれば色んな電化製品等にもある程度は
防磁機能やノイズガード的な物は入ってますから、そこまで気にせずとも良いでしょう。
…そもそも、その程度で不調が起きる様な電子機器なら作り方自体がゴミだ、とも
言えますし(笑


昔、それがどの位影響があるのかと思ってTVのある部屋の真横で抵抗なしプラグ&
キャップ等のエンジンを回した事がありますが、さすがにTVの上に置いている
アナログアンテナの近くだとTVにノイズが入りましたが、屋根の上のTVアンテナから
繋がってるTVには全く影響が無かったんですよね。

ラジオとかだと雑音の元にはなりますが、これがカーラジオとかの場合だと元々
ノイズだらけの環境で配線がなされていますから車両側で対策はされている物でして、
多少のノイズで破壊される、なんて事はまず無いと言っても良いでしょう。

影響を受けそうなのはトランシーバーとかしか思い浮かびませんが…さすがに携帯
電話の高周波帯にまでアナログなノイズが影響するなんて事はありえないと思うので
よほど特殊な環境下で無ければ自分、他人共に影響はまず無いLVである、と
私は考えていますね。
その程度で何かがおかしくなるのであれば高圧電線の真下なんてやばいですよ(笑


なお、自分の車両への悪影響となれば…
これって普通はまずCDIを気にしますが、さすがに純正系のCDIだとノイズ対策は
万全なまでの対策がされている物なので99%は問題ありません。

が、社外品CDIでしかもデジタル回路内臓品の場合、無抵抗プラグキャップと
プラグのセットであればCDI自体が誤動作を起こす事はあります。

DC点火車だとプラグキャップにおかしな物を使うとノイジーになりがちでトラブルが
出る事もありますし、車種は伏せますが純正CDIでもそうなる車種はあったりしますね。
こういう点でも純正CDIの「強さ」というのは特筆すべき物があります。


が、そこまでなるのはもはやキャップに抵抗があるなしの問題ではなく、抵抗自体が
無くともプラグキャップからのリークが多すぎる、といった事の方が大問題なんです。

これって一つの確認の方法として、真っ暗な所でエンジンをかけてプラグキャップ
周辺をじっと見てみるんですよ。
あまりに酷い物だと目視で放電が見えたりしますから、そういうのはノイズ的に
考えるとあまりよろしくない、といった結論にはなるんですが…

だからといって、外部へのノイズバラまきが大きいか、という事と比例しないと
いうのが難しいんですよね(泣

結局、プラグもキャップもCDIも、組み合わせによっては不具合を起こす可能性は
0では無いので試してみるしかない、というのが現実です。

代表的な例だと、ライブDio系用の某デジタルCDIなんかは抵抗なしプラグ&キャップと
組み合わせた場合、雨の中を走るとそれだけでリーク&ノイジーになってしまい
失火連発で故障したのかと思うLVにまで成り果てたりしますよ。


とまあ、長くなりましたが抵抗無しに関してはそこまで心配する事は無い、という事と
デジタルCDIで無ければまず組み合わせの不整合も出ない、という事で。


> そしてRS125 IGですが少しながらトルクアップ感がありました〜
> 一番体感できたのでアイドリングが安定し振動が軽減されました〜
> 点火系チューンちとハマりそうです。(笑

と、体感もばっちりの様で何よりですよ〜
しかしコレ、実際はハイチューンしていった時に「IGコイルのせいで点火がどうにも
ならなくなる」といった状態になってから変更すると感動するんですが…

ある意味、あまり性能の良くないホンダ系純正IGコイルで「どこまでいけるか」を
体感するのも面白かったりしますが、普通はそうならない様にある程度先を
見越して交換しておくものですから(笑


アイドリングが安定する、というのもこれは効果としてはかなり絶大でして、
AC点火であるが故に低回転時の発電量の足らなさは、低回転の着火に対し
かなり不利なんですよ。
CDIへの入力は下手すれば6〜7Vしか行っていない訳でして。

それをRS125IGコイルの性能でカバー出来ており、不完全燃焼の多い
アイドリング域等でも完全燃焼に近づけてますから、エンジンも汚れづらく
なる上にプラグ等にも優しい、といった効果があるんですね。

…実際の加速性能等では体感が薄いかもしれませんが、仮に体感出来ないからと
いってメリットが無い、なんて事はありません。

世の中、「自分には体感出来ないからこれは効果が無い」と判断する方も
おられますが、そういうのが一番早計なんですよね。
神様でも無い限り、全てを体感する事なんて不可能です(笑


少なくとも、私に言わせればホンダ純正のIGコイルや安物プラグで運用し、
ボアアップやらビッグキャブやらチャンバーやらを投入してもIGコイルに全く
不具合を感じない、となればそれはエンジン自体がそこまでの点火力を
要求するLVにまで充填効率が高まっていないだけだ、と言っても良いですから。
…言葉悪いですがそれはチューン具合がイマイチな証拠でもあるんです。

ある程度のLVまで行けば、キャブをどういじくってもリミッターがかかったかの
様にバラバラと失火するという症状が出るのがホンダ純正IGコイルなんですよ。
これを一度でも体験していればIGコイル等の変更に対して躊躇なんて絶対に
しないのですけれどね…

あ、以前も言いましたがヤマハのIGコイルは純正でも結構良いので逆に
ヤマハ乗りの方はホンダと比較すれば高性能IGコイルのメリットは無いかもと(汗

私はホンダ系スクーターいじりでIGコイルの重要性を説いている、というのをほぼ
耳にした事が無いので逆にこの辺が不思議なんですよ…



> エンジンハンガーの設計が同じとは流石流用のヤマハと言ったところでしょうか(笑
> ヤマハクランクケース側にセンタースタンドが着いてるのでその点でもエンジンの載せ換えやメンテも楽だなと思いましたね

次にスワップのお話ですが、ヤマハエンジンは自立出来るのは良いんですが
個人的にはフレーム単独で自立しないのがあまり好きではなかったり(笑

私はエンジンをフレームに載せる、といった方向に慣れてるのでヤマハ車の場合は
それが逆になるので今でも違和感があったり無かったり…
ヤマハ車だと面倒な場合は天井からフレーム吊りますね。


> どうやらヤマハはフレーム剛性が弱いらしいですからね、エンジンは90系だとしてベース車体の方が重要だったりするかもですね(汗
> まぁ個人的には定番の3YKJOGに3WFスワップかテールのデザインが好みのアクシス90を考えて見ようと思います〜

一種車体にニ種エンジンだと車体が弱い、どころの騒ぎではありませんよ(笑
カッチリ感ではやはりアクシスがダントツでしょうね。
JOG系はどうしても貧弱な傾向がありますし、リモコン系ならまだ良いですが
それでもアクシス90車体にはかなわないですから。
あ、グランドアクシスは根本から違うのでまた別ですね。


> やはり車体の扱いやすさやバランスを考えるとと3WFになりますね〜ノーマル風カスタムにできるのが良いですね

ですね。
長い事愛されているエンジンですし、そこまで特殊な事も無い非常にやりやすくて
楽しいエンジンですよ。
パーツは今でも一杯ありますしね。


> 見た目重視のカスタムで4VPもありですが、直線番長的な車両になってしまうかと(笑

4VPは…おっしゃる通りスポーティなフィーリングは絶対に無理です(泣
あの車体ではちょっとやそっとでは軽快感は得られませんし、前後12インチなら
丁度良いかと思いますがノーマルではリムの太い10インチにしか過ぎませんから…


> そうなってくとやはり90cc系のエンジンが無難にまとまりそうです。

私個人としてはアクシス90が一番ハイバランスで良いかなと思っていますよ。
走って曲がれて扱いやすくいじりやすい、といった意味ではかなりの良ベースですし
フロント回りはさすがに前時代的ですがそれでも悪くは無いでしょうしね。
私が仮にヤマハいじりのニ種ベースを一台選べ、と言われたならそうなると思います。



> あとクラッチ関係でお話があるのですが
> 最近、走行距離低めAF27最終型の駆動系を手に入れたのでクラッチとアウターを交換しようと思いまして
> そういえば最終型のAF27も480gクラッチを採用していたのですね〜

最終型のAF27でしょうか?私コレはパーツリストも現物も無いのでなんとも言えませんが
小径駆動系車ではライブにしか480g品は採用が無いと記憶しているのですが…
これ、「形が全然異なっているが軽いタイプ」ではありませんよね?


> それと気のせいかもしれませんが、最近発進がまったりとしてきたな〜?とちょいと気になっていたのもあるので(汗
> と早速、C/Sを外してみてまず思ったのがスプリングをかける穴が以前より結構食い込んでる?
> クラッチウェイトって割と柔らかいアルミなのか、スプリング交換とかしているうちに削られ、
> 穴と穴の間隔が狭くなってきてると妄想しているのですが。。特に強化スプリングとなるとなかなか掛けられなくて、少し掛けてプラハンで叩いたりして削られたのかなと。

クラッチウェイトの穴ですが、これは確かにスプリングを無理矢理入れていたりすると
穴自体は多少傷がついたりはしますが、スプリングのセット長が変わる程には
広がったりはしない、と私は分析していますよ。

発進がまったりしてきた、という事ですが、私はクラッチスプリングがへたれてクラッチインの
回転数が目に見えて落ちる、というのはあまり経験がありませんね。

レーシング用途で適合外LVの物をあまりに引っ張りすぎて使っている場合であれば
ある程度へたったりはしますが、常識の範囲内でのセットであればそうそうおかしくは
ならないと思われます。


> ちなみに使ってたGAH-307クラッチのC/Sを掛ける穴の間隔は約30mmに対し入手した走行距離少なめのGAH-307は約32.8mmと3mm近い差がありましたが
> この差ってC/Sのスプリングレートに結構影響があるのではないかと思うのですが実際の所どうなのでしょうか?

え?同じ品番のシューでそこまで穴間隔が違うというのは私見た事ありませんよ。
前述の通り、それって別物なのではありませんかね?


> それとこのどんどん間隔が狭くなってくるのは仕方ないのでしょか?それともできるだけこの穴を傷付けずにうまく掛ける良い方法とかもあるのでしょうか?

クラッチスプリングの掛け方でそこまで穴が広がる、というのが事実であれば作業自体がかなり
不味いのでは、と推測しますよ(汗
アルミとはいえかなりの肉厚があるのに、そこまで穴を削るとなればやろうとしても難しいと
思うのですが…

で、作業の方法としては硬いクラッチスプリングだと私は最初からシューをばらして
スプリングをセットし、そこからクラッチプレートの支柱に入れていきますね。
多少はコツが要りますが、穴やシューを傷つけたくないのであればこっちの方法の方が
良いでしょう。


> 逆にクラッチを軽くC/Sを柔らくの方向もありですが、そうなると純正流用ではちと難しいかなと思いまして(汗

これでも別に良いかと思いますが、柔らかい方向性の物は種類は沢山ありますが
ホンダ系はクラッチスプリングのセット長というものが本当に多数あるので、少しでも
異なっているととたんにおかしくなるというのはありますから、私としてもクラッチスプリングが
弱い方向へのチューンとなれば、ちゃんとしたクラッチシュー&スプリングの純正セットを
いくつか用意してから始めるのが良いと思いますよ。

後、小難しい事は割愛しますがホンダ小径駆動系車はその特性というか構造ゆえに
クラッチイン&ミートの調整が大径駆動系車より難しいので、ある程度で妥協しておく事も
必要になりますね。



と、新年一発目からいつも通り長くなりましたが、また不明瞭な点があれば
ツッコミ下さいませ。
管理人でした〜

記事No 6424
タイトル Re^14: DIO50RRさんへのレス その8というこtoで(笑
投稿日 : 2012/01/13(Fri) 23:02:54
投稿者 DiO50RR
参照先
リーダーさんいつもながら即答ありがとうございます

と、まず画像のURLがおかしなことになっているようで直したつもりでしたがどうやらちゃんと修正できなかったみたいですね(汗

> > 100kmほどのツーリングで全開走行多めのプラグの焼けです↓
> > http://www.fastpic.jp/images/592/4249653058.jpg
> > フィーリング的にはかなり良い感じでしたが、プラグを見ると若干白っぽい感じがするのですがどうでしょうか?
> >
> > そしてそのまま街乗りで100kmほど走った焼け具合ですが↓
> > http://www.fastpic.jp/images/679/3957161933.jpg
> > カーボンもたまり以前よりグレーっぽくなった感じです

これでおそらく見れるはずです〜

> SJは多少は下げていってもOKだと思いますが、一番分かりやすいのは完全温間時に
> アクセル開度を1/8程度のまま走ってみる事ですね。
> これでガボガボいったりバラついたりするのであれば確実に濃いとも言えますが…
> これ、点火力が弱い場合でも同様の症状が起こりえるので(汗

キャブセットですがそこまでおかしくは無いようですね〜
今思えば、元々チョークが壊れていたので自然に温間時に近いセットしてたこともあり、マニュアルチョーク化でしっかりチョーク回路が塞がった場合でも
そこまで狂わなかったということでしょうか
とりあえず指摘された点を再度確認してみて微調整を行ってみようと思います〜

> おっしゃる通り、感電の痛さってのもある意味点火力バロメーターの一つには
> なっていたりしますね(笑
> …手法としては分かりますけどわざとやれ、なんてのは絶対に奨められないので
> 私からはこれについては何も言わない、ってのが大きいで(以下略

そうですね(汗
出来れば感電はしたくないのでビビりながらやっておりますが
握り方が悪いのか2〜3回スパークしました(笑

> ええ、そんなもんです(笑
> とはいえ、あの短い距離での抵抗値ですからそこまで大事になる程には計測値には
> 反映されない事も多いのですが、ダルマ端子タイプというだけでもプラグとの接触
> 面積はかなり違いますし、プラグコードがエンジンスイングと共に動いてしまう
> スクーターの場合だと強度的にもUPスルというメリットがありますし、何よりも
> キャップ本体がプラスチックではなくゴムなので耐震性もある上に漏電の心配も
> 少ないというメリットだらけだったりしますよ。
> 抵抗値は同じだとしてもそれ以外に多数のメリットがある、というのがミソです。

抵抗値の違いのみならず、キャップ自体に様々のメリットがあったのですね〜

> これはですね、ある程度のハイチューンエンジンであればそのわずかな抵抗値の
> 違い、プラグキャップの違いで体感出来る程に変化がありますよ。
> 性能的に体感出来なくても、加速時のエンジン音、排気音そのものが違ってきたり
> しますし、「音」が違ってくるとなればエンジン内部ではかなりの違いが起こっているのと
> 同義なので、影響としては私は大きめだ、と分析していますね。

やはり抵抗値だけでエンジン内部には大きな影響がある様ですね
プラグキャップもなるべく抵抗値低めのものをチョイスしてみようと思います〜
それが体感できる変化がなくとももやって損ないですね

> 昔、それがどの位影響があるのかと思ってTVのある部屋の真横で抵抗なしプラグ&
> キャップ等のエンジンを回した事がありますが、さすがにTVの上に置いている
> アナログアンテナの近くだとTVにノイズが入りましたが、屋根の上のTVアンテナから
> 繋がってるTVには全く影響が無かったんですよね。
>
> ラジオとかだと雑音の元にはなりますが、これがカーラジオとかの場合だと元々
> ノイズだらけの環境で配線がなされていますから車両側で対策はされている物でして、
> 多少のノイズで破壊される、なんて事はまず無いと言っても良いでしょう。
>
> 影響を受けそうなのはトランシーバーとかしか思い浮かびませんが…さすがに携帯
> 電話の高周波帯にまでアナログなノイズが影響するなんて事はありえないと思うので
> よほど特殊な環境下で無ければ自分、他人共に影響はまず無いLVである、と
> 私は考えていますね。
> その程度で何かがおかしくなるのであれば高圧電線の真下なんてやばいですよ(笑
>
>
> なお、自分の車両への悪影響となれば…
> これって普通はまずCDIを気にしますが、さすがに純正系のCDIだとノイズ対策は
> 万全なまでの対策がされている物なので99%は問題ありません。
>
> が、社外品CDIでしかもデジタル回路内臓品の場合、無抵抗プラグキャップと
> プラグのセットであればCDI自体が誤動作を起こす事はあります。
>
> DC点火車だとプラグキャップにおかしな物を使うとノイジーになりがちでトラブルが
> 出る事もありますし、車種は伏せますが純正CDIでもそうなる車種はあったりしますね。
> こういう点でも純正CDIの「強さ」というのは特筆すべき物があります。
>
>
> が、そこまでなるのはもはやキャップに抵抗があるなしの問題ではなく、抵抗自体が
> 無くともプラグキャップからのリークが多すぎる、といった事の方が大問題なんです。
>
> これって一つの確認の方法として、真っ暗な所でエンジンをかけてプラグキャップ
> 周辺をじっと見てみるんですよ。
> あまりに酷い物だと目視で放電が見えたりしますから、そういうのはノイズ的に
> 考えるとあまりよろしくない、といった結論にはなるんですが…
>
> だからといって、外部へのノイズバラまきが大きいか、という事と比例しないと
> いうのが難しいんですよね(泣
>
> 結局、プラグもキャップもCDIも、組み合わせによっては不具合を起こす可能性は
> 0では無いので試してみるしかない、というのが現実です。
>
> 代表的な例だと、ライブDio系用の某デジタルCDIなんかは抵抗なしプラグ&キャップと
> 組み合わせた場合、雨の中を走るとそれだけでリーク&ノイジーになってしまい
> 失火連発で故障したのかと思うLVにまで成り果てたりしますよ。
>
>
> とまあ、長くなりましたが抵抗無しに関してはそこまで心配する事は無い、という事と
> デジタルCDIで無ければまず組み合わせの不整合も出ない、という事で。

いつもながら理解しやすい回答ありがとうございます
なるほど総合的に考えると抵抗値の低いプラグキャップを選ぶ方がメリットがありそうですね〜
気になっていた点火ノイズも今の時代ではそこまで影響するレベルでは無いみたいですね
ただデジタルCDIとの併用や組み合わせによっては注意が必要ということだけ頭に入れておきます
そして純正CDIもこういった場合でも強い部分があるのですね〜

体感できなくとも少しでも性能にメリットあるのならば是非試したいスタンスなので(笑
どんどん試していこうと思います〜!

> と、体感もばっちりの様で何よりですよ〜
> しかしコレ、実際はハイチューンしていった時に「IGコイルのせいで点火がどうにも
> ならなくなる」といった状態になってから変更すると感動するんですが…
>
> ある意味、あまり性能の良くないホンダ系純正IGコイルで「どこまでいけるか」を
> 体感するのも面白かったりしますが、普通はそうならない様にある程度先を
> 見越して交換しておくものですから(笑
>
>
> アイドリングが安定する、というのもこれは効果としてはかなり絶大でして、
> AC点火であるが故に低回転時の発電量の足らなさは、低回転の着火に対し
> かなり不利なんですよ。
> CDIへの入力は下手すれば6〜7Vしか行っていない訳でして。
>
> それをRS125IGコイルの性能でカバー出来ており、不完全燃焼の多い
> アイドリング域等でも完全燃焼に近づけてますから、エンジンも汚れづらく
> なる上にプラグ等にも優しい、といった効果があるんですね。
>
> …実際の加速性能等では体感が薄いかもしれませんが、仮に体感出来ないからと
> いってメリットが無い、なんて事はありません。
>
> 世の中、「自分には体感出来ないからこれは効果が無い」と判断する方も
> おられますが、そういうのが一番早計なんですよね。
> 神様でも無い限り、全てを体感する事なんて不可能です(笑
>
>
> 少なくとも、私に言わせればホンダ純正のIGコイルや安物プラグで運用し、
> ボアアップやらビッグキャブやらチャンバーやらを投入してもIGコイルに全く
> 不具合を感じない、となればそれはエンジン自体がそこまでの点火力を
> 要求するLVにまで充填効率が高まっていないだけだ、と言っても良いですから。
> …言葉悪いですがそれはチューン具合がイマイチな証拠でもあるんです。
>
> ある程度のLVまで行けば、キャブをどういじくってもリミッターがかかったかの
> 様にバラバラと失火するという症状が出るのがホンダ純正IGコイルなんですよ。
> これを一度でも体験していればIGコイル等の変更に対して躊躇なんて絶対に
> しないのですけれどね…
>
> あ、以前も言いましたがヤマハのIGコイルは純正でも結構良いので逆に
> ヤマハ乗りの方はホンダと比較すれば高性能IGコイルのメリットは無いかもと(汗
>
> 私はホンダ系スクーターいじりでIGコイルの重要性を説いている、というのをほぼ
> 耳にした事が無いので逆にこの辺が不思議なんですよ…

純正IGコイルの点火が原因でどうにもならない極限の状態で交換してどうなるかも体感してみたいところですね

なるほど〜これは変えて損は無い、寧ろホンダの古い車体なら尚更のようですね〜
AC点火である縦Dio系ですとやはりアイドリングの低回転域ですと発電量が不足がちなのですね(汗
そして全てが体感できるの訳ではないのですね

よくスクーターにイリジウムプラグは必要ないとか抜かしている方が居ますがこれも体感できないからと言って
意味のない物ではないのですね

> 一種車体にニ種エンジンだと車体が弱い、どころの騒ぎではありませんよ(笑
> カッチリ感ではやはりアクシスがダントツでしょうね。
> JOG系はどうしても貧弱な傾向がありますし、リモコン系ならまだ良いですが
> それでもアクシス90車体にはかなわないですから。
> あ、グランドアクシスは根本から違うのでまた別ですね。

アクシスの車体はJOG系に比べ強めなのですか〜これは良い事聞きました〜
そうなってくると必然的にベース車はアクシス90になりますね
3WF系のエンジンはSS 1/32mileでもベースにしてる方が多いのでパーツもいまだに豊富ですからね〜
全体的のバランスも良いですし、なんせリーダーさんも推してるとなればこれは間違いないですね(笑
個人的にはヘッドライトを除きデザインは好きなので(笑

> 最終型のAF27でしょうか?私コレはパーツリストも現物も無いのでなんとも言えませんが
> 小径駆動系車ではライブにしか480g品は採用が無いと記憶しているのですが…
> これ、「形が全然異なっているが軽いタイプ」ではありませんよね?

パーツリストが手元になるので再確認しましたが
間違えなくSK50M-MR('94)とSK50M-MT('95)のDioとDio XRは22535-GAH-307のクラッチウェイトが採用されていますね〜

装着していたスーパーDio ZX('93)の22535-GAH-307と同じものかと思われますがご確認お願いします↓
http://www.fastpic.jp/images/358/4885430997.jpg

> クラッチウェイトの穴ですが、これは確かにスプリングを無理矢理入れていたりすると
> 穴自体は多少傷がついたりはしますが、スプリングのセット長が変わる程には
> 広がったりはしない、と私は分析していますよ。
>
> 発進がまったりしてきた、という事ですが、私はクラッチスプリングがへたれてクラッチインの
> 回転数が目に見えて落ちる、というのはあまり経験がありませんね。
>
> レーシング用途で適合外LVの物をあまりに引っ張りすぎて使っている場合であれば
> ある程度へたったりはしますが、常識の範囲内でのセットであればそうそうおかしくは
> ならないと思われます。

なるほど〜
となると他に要因がありそうですね(汗

> クラッチスプリングの掛け方でそこまで穴が広がる、というのが事実であれば作業自体がかなり
> 不味いのでは、と推測しますよ(汗
> アルミとはいえかなりの肉厚があるのに、そこまで穴を削るとなればやろうとしても難しいと
> 思うのですが…
>
> で、作業の方法としては硬いクラッチスプリングだと私は最初からシューをばらして
> スプリングをセットし、そこからクラッチプレートの支柱に入れていきますね。
> 多少はコツが要りますが、穴やシューを傷つけたくないのであればこっちの方法の方が
> 良いでしょう。

やはり掛け方が良くないのでしょうかね(汗
それと測定もノギスでした穴が狭く奥まで入らなかったこともあり正確な数値を読み取れなかったものありますが
左が削れてしまったクラッチの穴、右が購入した低走行のクラッチです
http://www.fastpic.jp/images/064/5456608945.jpg

自分のやりかたとしては、片方を引っ掛け、フックを使いもう片方を掛けるのですが
あまりにも硬いと最後まで掛ける事ができないのでスプリングの先っちょだけをうまく引っ掛けあとはプラハンで叩く感じやっております
穴が削られてくると先っちょを掛け憎いこともありますが(汗
そして外すときはスプリングが掛かっている部分を裏から細めのマイナスドライバーで少し押し上げフックで引っ張る感じですね〜
押し上げる時にも穴を削ってしまっているかと(汗

そしてリーダーさんが仰っているシューをプレートを外し、スプリングを予め掛けてから支柱に入れる方法も
試した事がありますがこれもなかなか難しいですね(汗
しかし穴やシューを傷つけないとしたらこれが一番良い方法みたいですね(汗
ちなみにこの方法は初めから3つのスプリングを穴に掛けて徐々に支柱に入れていく感じでしょうか?
それとも1つ掛け支柱に入れてまた1つスプリングを掛けて支柱にかけるといった方法なのでしょうか?
いずれもなかなか支柱に入れることができなかった私ですが(笑
それとプレートについてるゴムみたいなものはこの方法だと上から押し込む感じですがこのゴムのせいで最後の一押しがなかなかできない時がありますが
このゴム一体どんな役割をしているのかわかりませんが、これは外したら不味いものなのでしょうか?

> これでも別に良いかと思いますが、柔らかい方向性の物は種類は沢山ありますが
> ホンダ系はクラッチスプリングのセット長というものが本当に多数あるので、少しでも
> 異なっているととたんにおかしくなるというのはありますから、私としてもクラッチスプリングが
> 弱い方向へのチューンとなれば、ちゃんとしたクラッチシュー&スプリングの純正セットを
> いくつか用意してから始めるのが良いと思いますよ。
>
> 後、小難しい事は割愛しますがホンダ小径駆動系車はその特性というか構造ゆえに
> クラッチイン&ミートの調整が大径駆動系車より難しいので、ある程度で妥協しておく事も
> 必要になりますね。

なるほど〜
こちらの方向性もそれなりに下準備が必要なのですね
そして小径駆動系ここでも不利な部分があるのですね(汗
おそらく腰下ツールでカムイでそらえると思いますのでそうしたら例のKNクランクを投入しようと思います〜!

今回も相変わらず長文になってしまいましたが、毎度ながらツッコミ宜しくお願い致します。
それでは失礼します〜

記事No 6427
タイトル Re^15: DIO50RRさんへのレス その8でしたね
投稿日 : 2012/01/18(Wed) 05:01:36
投稿者 ねぎのリーダー@管理人
参照先 http://www.neginoleader.com
DIO50RRさん毎度でございまっす〜

さってさて今日もいつもながらのパターンで行きますね。


> > > 100kmほどのツーリングで全開走行多めのプラグの焼けです↓
> > > http://www.fastpic.jp/images/592/4249653058.jpg
> > > フィーリング的にはかなり良い感じでしたが、プラグを見ると若干白っぽい感じがするのですがどうでしょうか?
> > >
> > > そしてそのまま街乗りで100kmほど走った焼け具合ですが↓
> > > http://www.fastpic.jp/images/679/3957161933.jpg
> > > カーボンもたまり以前よりグレーっぽくなった感じです

まずはプラグですが、今回はちゃんと見れましたよ。
上の写真は確かに白っぽいですが、やばくてどうしようもない、といったLVでは
無いでしょうね。

プラグを交換してからあまり距離を乗ってないっぽいので断言は出来ませんが
焼け色が付きかねている状態ではちょっと判断しかねます


下の写真はそのままでさらに走ったと言う事ですが、こっちはオイルの焼け色が
付き始めているのが見て取れますね。

上の状態と比べると、全体的にカーボンが堆積してきた事によってちゃんと
焼け色が出てきたとも見受けられますが、もうちょっとオイル分の焼けというか
茶色っぽい部分は濃い目の茶色に焼けてもおかしくはないと思います。

混合仕様ならばオイルの焼けというのはかなり付きやすく判断もしやすく
なるのですが、その割にはちょっと分かりづらいといった感じもあります。


これ、さらに現状のままで混合比をちょっとだけ濃くしてやってみれば、
さらなる傾向が掴めるかと思いますよ。
もうちょっとタヌキ色ちっくに焼けが出ればオイル量はその位の方が
良いでしょうし、白い部分が無くなればオイルでの冷却がちょっとは
+に働いている、といった判断も出来ますしね。


基本的に、プラグというのはある程度カーボンが堆積しないと焼けと
いうのは正確には出ませんし、セッティング時に焼きを入れて調子を
見る為のある程度カーボンが溜まったプラグ、というのもひとつ
持っておくと良いでしょう。

これはピストントップやヘッドにも言えるんですが、オイル分があまりに
無さ過ぎる様な運用状態だと、真っ当な焼けというものがかなり
付きにくくなり、調子の判断も出来なくなってしまったりするんですよね。

ノンスモーク的なオイルや、カーボンは付かない方が良い的なイメージは
2stに対してはあるかと思いますが、最低限度はカーボンって付かないと
何かがおかしいとも言えるんですよね。


> 体感できなくとも少しでも性能にメリットあるのならば是非試したいスタンスなので(笑
> どんどん試していこうと思います〜!

プラグキャップの抵抗値を測るLVであるDIO50RRさんには釈迦に説法かも
しれませんが、社外品の適当なプラグキャップというのも抵抗値的には
ノーマルを平気で上回っている上にリークが多い、なんてのも平気であるので
ご注意下さいな(笑

スクーターの場合はプラグキャップ自体がエンジンスイングと共にこねくり
回されるので、ゴム質のレーサー用途の物が無難だったりしますよ。
全部がプラスチックで出来てる様な物は耐震性の面でもスクーターには
不向きだったりしますね。

…ああいうのはエンジンがスイングせず、なおかつ強制空冷エア漏れ防止の
ゴムキャップ等も一切無い普通のエンジンに使う事が前提なので。
ノーマルにしたって全部ゴムで作ってくれよ、と思うのですが何故か改良が
されないのが不思議です。


> 純正IGコイルの点火が原因でどうにもならない極限の状態で交換してどうなるかも体感してみたいところですね

ええ、順当にチューンしていっていればいつか純正IGコイルの能力不足には
ぶち当たりますよ。
ただし、それなりにしっかりとした作りでないとその症状は出ないと
思いますんで、ある意味それを体感出来たなら自分のやり口とかには
それなりに自信を持って良いLVになっている、とも言えますね。


> なるほど〜これは変えて損は無い、寧ろホンダの古い車体なら尚更のようですね〜

そんなもんです。
定期交換部品としても良いですし、ブレーキホースとかではありませんが何年毎に
必ず交換、というスタンスでも上等ですしね。


> よくスクーターにイリジウムプラグは必要ないとか抜かしている方が居ますがこれも体感できないからと言って
> 意味のない物ではないのですね

実は私は個人的にはイリジウムが2stに向かない、なんて理屈はかなり
嫌いだったりします(笑
別にフルノーマルで性能も気にせず乗るなら何でも良いでしょうけれども、
そんなに「自分に体感出来ない物」にお金を突っ込むのがイヤなのか?と
思ってしまいますよ…
プラグ程度でそんな事言ってたら何も出来ませんからねえ。

常日頃から健康管理とか一切せず、病気にならないと医者に行かない上に
つらい目にあってから後悔するのですか?ってのと同じだと私は考えています。


> アクシスの車体はJOG系に比べ強めなのですか〜これは良い事聞きました〜
> そうなってくると必然的にベース車はアクシス90になりますね
> 3WF系のエンジンはSS 1/32mileでもベースにしてる方が多いのでパーツもいまだに豊富ですからね〜
> 全体的のバランスも良いですし、なんせリーダーさんも推してるとなればこれは間違いないですね(笑
> 個人的にはヘッドライトを除きデザインは好きなので(笑

私もライト周りは嫌いですがその他はかなり好みだったりしますね(笑
ポジションも悪くありませんし、時代を考えればよく出来た車体だと思います。
ホンダにもこういうのがあればな、と考えた事は一度や二度では無かったり(略



> パーツリストが手元になるので再確認しましたが
> 間違えなくSK50M-MR('94)とSK50M-MT('95)のDioとDio XRは22535-GAH-307のクラッチウェイトが採用されていますね〜
>
> 装着していたスーパーDio ZX('93)の22535-GAH-307と同じものかと思われますがご確認お願いします↓
> http://www.fastpic.jp/images/358/4885430997.jpg

クラッチシューですが、細かな差異が見られますがこれは同一タイプだと
分析して良いでしょうね。
プレートもGAK刻印だと思いますが、この手で480g程度の重量であれば
GAH-307しか無いはずです。


> やはり掛け方が良くないのでしょうかね(汗
> それと測定もノギスでした穴が狭く奥まで入らなかったこともあり正確な数値を読み取れなかったものありますが
> 左が削れてしまったクラッチの穴、右が購入した低走行のクラッチです
> http://www.fastpic.jp/images/064/5456608945.jpg

えーっとこれは…さすがに現物の写真を拝見したらちょっと意見が
変わってしまいますね。
いくらなんでもこれはスプリング穴が広がりすぎですよ(汗
さすがにここまで変形してるとかなり危ないと思います。

私はここが破損した事はありませんが、ここまでやられていると
使うのはちょっと躊躇しますよ。
さすがにこれだとクラッチイン回転数が多少は変化してもおかしくないと
私は思いますです。


> 自分のやりかたとしては、片方を引っ掛け、フックを使いもう片方を掛けるのですが
> あまりにも硬いと最後まで掛ける事ができないのでスプリングの先っちょだけをうまく引っ掛けあとはプラハンで叩く感じやっております
> 穴が削られてくると先っちょを掛け憎いこともありますが(汗

これは、片側を引っ掛けた後、もう片方を細い鉄の棒とか先を細く加工した
ラジペンとかでテコの原理を利用して入れるのが一番良いでしょう。

棒そのものに入ってない方のスプリングのフック部分を引っ掛け、棒の先端を
穴に入れてそのままスプリングをスライドさせて入れる…んですが文章では
分かりづらいですかね(汗

スプリングフックでクラッチスプリングを引っ張っていたらかなりつらいでしょうし、
ちょっとやり方を考えてみると良いと思います。


> そして外すときはスプリングが掛かっている部分を裏から細めのマイナスドライバーで少し押し上げフックで引っ張る感じですね〜
> 押し上げる時にも穴を削ってしまっているかと(汗

外す時にはさすがにシューをばらした方が良いと思いますよ。
スプリング自体の先端で簡単にシューや穴が削られてしまうので。


> そしてリーダーさんが仰っているシューをプレートを外し、スプリングを予め掛けてから支柱に入れる方法も
> 試した事がありますがこれもなかなか難しいですね(汗
> しかし穴やシューを傷つけないとしたらこれが一番良い方法みたいですね(汗

これもケースバイケースでして、あまりにスプリングが短い場合はこれを
行ってもシュー自体が支柱に入らない事もありますし、そうなった場合は
シュー自体を内側から広げる様な作業も平行して行わないといけなかったり。


> ちなみにこの方法は初めから3つのスプリングを穴に掛けて徐々に支柱に入れていく感じでしょうか?
> それとも1つ掛け支柱に入れてまた1つスプリングを掛けて支柱にかけるといった方法なのでしょうか?

これは3つともスプリングは全部掛けておいてから同時に支柱にシューを
入れるのが基本となりますね。
どうしても入らない場合は2つだけ先に入れておき、後の一つはなんとか
頑張って引っ掛ける、という手法を取れば穴が傷つくのは1つだけで
済むという段取りもありっちゃありですが(笑

これってコツはあるんですが説明するの難しいですね…


> いずれもなかなか支柱に入れることができなかった私ですが(笑
> それとプレートについてるゴムみたいなものはこの方法だと上から押し込む感じですがこのゴムのせいで最後の一押しがなかなかできない時がありますが

ラバーダンパーですね。
これは支柱にシューを入れる方式だと、ゴムのダンパーがうにょってしまって
なかなか入らない事もあったりしますが(汗

が、最後の一押しまで行けば相手はゴムなのでシューごと万力で
掴むとかでムリクソ行ってもOKでしょう。
無茶苦茶にズレてはまっていない限りは、収まるべきところにまで
自動的ににゅるっと入るものですよ。ゴムですから(笑


> このゴム一体どんな役割をしているのかわかりませんが、これは外したら不味いものなのでしょうか?

コレはクラッチシューが戻る時のショックの低減を狙っている物だと
私は分析していますね。

が、これって別に無くても、クラッチシューがプレートへがつんと
当たる部分ってありませんし、特に問題は無かったりします。

ホンダ系クラッチシューの場合、シューの支柱が弱いのでそれが
曲がってきてもシューがプレートに直接当たりづらくなる、といった
狙いもあると思いますが、使ってるとどっちみち多少は支柱は曲がって
しまうので、結局はあまり気にしても意味が無いでしょうね。

私はこれは取っ払う事もありますし、シュー自体の先端をカットして
しまう場合なんかはあっさりと取っ払いますよ。

逆にこれが無い事により、短めのスプリングを使った場合だと
クラッチシューがノーマルより「内側」で固定されるので、こっちの方が
スプリングにも無理がかからないのでむしろ良いと考えていますね。


> おそらく腰下ツールでカムイでそらえると思いますのでそうしたら例のKNクランクを投入しようと思います〜!

えと、これは重ねてアドバイスしますが一度はいらないパーツで
練習して下さいね。
いきなり本チャンだと失敗したらかなりショックを喰らうので、これは
念には念を入れることをお奨めします。


ではでは。
なんかボリュームが足らない気もしますが本日はこれにて失礼しますね(笑
管理人でした〜

記事No 6461
タイトル Re^16: DIO50RRさんへのレス その9
投稿日 : 2012/02/19(Sun) 03:23:37
投稿者 DIO50RR
参照先
リーダーさんご無沙汰しております。

リーダーさんは迅速な回答ながら、私はいつもながら返事が遅くて本当申しけないです(汗
特に多忙な訳でもないのですが、文章構成が難しいですね(汗
というのもあまり文章で説明するのが上手ではないので、
日に日に書いてる内容が変わっている気がします(笑

今回は新しいネタがあるのでそれも踏まえて返答させて頂きます
いつもながらお世話になります。

> まずはプラグですが、今回はちゃんと見れましたよ。
> 上の写真は確かに白っぽいですが、やばくてどうしようもない、といったLVでは
> 無いでしょうね。
>
> プラグを交換してからあまり距離を乗ってないっぽいので断言は出来ませんが
> 焼け色が付きかねている状態ではちょっと判断しかねます
>
>

なるほど新品プラグで直ぐに焼き色を判断するのは難しいみたいで(汗
因みに焼き色というのはカーボンが焼けた色=当然ながらカーボンの蓄積が無の新品プラグでは判断の使用がないという解釈で良いのでしょうか?
混合比もその都度調整しなくていけないのですね(汗
オイル分離と混合の違いで、混合ですとジェット番数変化でオイルの排出量も比例して変わる。こういった部分も考えてジェット変更もした方が良いのでしょうか?
そしてリーダーさんが仰る混合比の調整も時には必要なのですね。
現在はガソリン3Lに対しオイル76cc(メスシリンダーですとどうしてもオイル粘性で少し残ってしまうのでその分少し多めということで笑)で40:1給油を続けていますが
35:1でもいけるならそっち方が良い場合もあるのですね。

あれから結構距離が延び現在のプラグチョップですが↓
http://www.fastpic.jp/images/333/1363738690.jpg
やはりと言いますか、いつもながら黒っぽくなってますね
しかしながら全開走行を多用するとアース電極とその周辺部分は若干白っぽい感じがあるのでMJ番数を上げる方向性も試してみます。

仕様自体の変更はありませんが
強いて言うならオクムラH-002をまだ若干詰まりがあるかなー?オクムラH-005に変更したぐらいですが(笑
それと縦Dio系の燃焼室の形状の悪さでカーボンの蓄積にムラがある感じですが(汗

余談ですがセッティング時は高価なレーシングやイリジウムプラグを使わず比較的安価のノーマルプラグ(B○ESやB○EG等)を使い
それで良い焼け具合になってから高級なレーシングプラグに交換するというやり方は有効でしょうか?
リスクのあるセッティング時では高価なプラグを使っても勿体ないのでは?という考えなのですが
リーダーさんはセット時も高価なプラグでやっているのでしょうか?

あとR7376等の更に高価なプラグを試してみようと思うのですが
これってB○EG系との違いは電極の違い以外に何かあるのでしょうか?定価が約2倍違うのでその違いはどこにあるのかちょっと気になったもので。
といっても現在の仕様ではオーバースペックになるのでは?とも思っていますが(笑
やはりやるとなるとトコトン求めていくタイプなので仕様に関係なく良い方向性に動いてくれるなら是非使ってみたいところです

> プラグキャップの抵抗値を測るLVであるDIO50RRさんには釈迦に説法かも
> しれませんが、社外品の適当なプラグキャップというのも抵抗値的には
> ノーマルを平気で上回っている上にリークが多い、なんてのも平気であるので
> ご注意下さいな(笑
>
> スクーターの場合はプラグキャップ自体がエンジンスイングと共にこねくり
> 回されるので、ゴム質のレーサー用途の物が無難だったりしますよ。
> 全部がプラスチックで出来てる様な物は耐震性の面でもスクーターには
> 不向きだったりしますね。
>
> …ああいうのはエンジンがスイングせず、なおかつ強制空冷エア漏れ防止の
> ゴムキャップ等も一切無い普通のエンジンに使う事が前提なので。
> ノーマルにしたって全部ゴムで作ってくれよ、と思うのですが何故か改良が
> されないのが不思議です。

なるほど(笑
まぁ社外品ですと大概がネジタイプのものが多い気がするので、どの道選択しがないのですが(汗
やはりプラグキャップがゴムよりプラ方がリークし易いということもあるのでしょうか?

ちなみに街乗りライブディオ用にSplitFireのツインコアコードとPOSHの強化IGコイルを中古で購入したのですが
SplitFireのプラグキャップですがゴム?シリコン?質かつ抵抗値が0.7Ωと中々の品でしたが、ターミナル部はネジタイプでした(泣

そうなると、リーダーさんが仰る通りレーサー用途のキャップを使うのが無難ですね
RS125のキャップも良いですが、形は出来ればT字型のを使いたいので
NSR250Rのリアバンク用のプラグキャップをチョイスしてみようと思います〜

点火系って余り触れることが無いですが凄く奥が深いですね(汗
ただ点火を強くするだけではいけないと思いますし、漏電対策とかも考えないといけなですよね
それと現在の仕様でそれほど強い火力が必要なのか考えるようになりましたね

> 実は私は個人的にはイリジウムが2stに向かない、なんて理屈はかなり
> 嫌いだったりします(笑
> 別にフルノーマルで性能も気にせず乗るなら何でも良いでしょうけれども、
> そんなに「自分に体感出来ない物」にお金を突っ込むのがイヤなのか?と
> 思ってしまいますよ…
> プラグ程度でそんな事言ってたら何も出来ませんからねえ。
>
> 常日頃から健康管理とか一切せず、病気にならないと医者に行かない上に
> つらい目にあってから後悔するのですか?ってのと同じだと私は考えています。

正直イリジウムやレーシングプラグを使っていると純正のBR○HSAとかのプラグって見るだけでヘボそうと思ってしまいます
というより高価なプラグが普通と感じで来れば、自然に一本400円程度のノーマルプラグって大丈夫?っていう考えになりますしね(笑
あるチューンされたエンジンで回してして走るならそれなりの熱に耐えられる高級な素材と電極形状は必要になってきますからね
それだけでもお金を掛ける価値はあると思いますね

レーシングプラグとかですと4本セットのデットストック品とか探せば安く手に入れることもできますし(笑
B○Eの形状は汎用性が広い様で4輪とかでも使われているのが多いのですからね〜
私もB○EG系はある程度ストックしてあります(笑

> 私もライト周りは嫌いですがその他はかなり好みだったりしますね(笑
> ポジションも悪くありませんし、時代を考えればよく出来た車体だと思います。
> ホンダにもこういうのがあればな、と考えた事は一度や二度では無かったり(略

こればっかりはどんな方でも意見が合いますね〜(笑
そうなってくると余計にアクシス90欲しくなってきました
確かにホンダ2種はちと残念です
スポーツグレード的な車体はあまり浮かばないですね...
ディオ系で二種があればそこそこ面白かったのではないかと思わなく無かったり(笑

> えーっとこれは…さすがに現物の写真を拝見したらちょっと意見が
> 変わってしまいますね。
> いくらなんでもこれはスプリング穴が広がりすぎですよ(汗
> さすがにここまで変形してるとかなり危ないと思います。
>
> 私はここが破損した事はありませんが、ここまでやられていると
> 使うのはちょっと躊躇しますよ。
> さすがにこれだとクラッチイン回転数が多少は変化してもおかしくないと
> 私は思いますです。

やはり広がりすぎですか(笑
一体どうしてこうなったのか自分にも問い詰めたいですがここまで来るとこのクラッチは葬る方向ですかね(笑
スプリングの掛け方、外し方が悪かったみたいですね(汗
これは完全する必要がありますね(泣

> これは、片側を引っ掛けた後、もう片方を細い鉄の棒とか先を細く加工した
> ラジペンとかでテコの原理を利用して入れるのが一番良いでしょう。
>
> 棒そのものに入ってない方のスプリングのフック部分を引っ掛け、棒の先端を
> 穴に入れてそのままスプリングをスライドさせて入れる…んですが文章では
> 分かりづらいですかね(汗
>
> スプリングフックでクラッチスプリングを引っ張っていたらかなりつらいでしょうし、
> ちょっとやり方を考えてみると良いと思います。

いろいろ試した結果、やはりKG8は諦め、取りあえず2YMのセットに変更になりました(笑
スプリングですがリーダーさんが仰る通り細めの棒を穴に入れテコの原理を使いスライドさせながら入れ
ある程度かかったらプラハンで軽くたたき込む方法が一番穴に優しい方法でしたね(笑

> これは3つともスプリングは全部掛けておいてから同時に支柱にシューを
> 入れるのが基本となりますね。
> どうしても入らない場合は2つだけ先に入れておき、後の一つはなんとか
> 頑張って引っ掛ける、という手法を取れば穴が傷つくのは1つだけで
> 済むという段取りもありっちゃありですが(笑
>
> これってコツはあるんですが説明するの難しいですね…

なるほど〜(汗
結構コツが経験が必要みたいですね
しかし、まさかスプリング交換でこんなに苦労するとは思いませんでした(泣
何か専用のツールとかあればいいのですが
純正流用のセットだとこういった苦労もあるということを心がけておきます(笑

しかしながら今回クラッチ、トルクカム、ドリブンの一式を低走行のAF27用に交換しましたが
クラッチイン回転数は下がったかと思われですが、体感できるほどにクラッチミートからの加速感というのは良くなりましたね(笑
センタースプリングの自由長を測ってみると低走行の物に比べ割りと短くなっていたので適正値に戻り
その分変速回転数が上がったとも言えるのでしょうかね(笑

> コレはクラッチシューが戻る時のショックの低減を狙っている物だと
> 私は分析していますね。
>
> が、これって別に無くても、クラッチシューがプレートへがつんと
> 当たる部分ってありませんし、特に問題は無かったりします。
>
> ホンダ系クラッチシューの場合、シューの支柱が弱いのでそれが
> 曲がってきてもシューがプレートに直接当たりづらくなる、といった
> 狙いもあると思いますが、使ってるとどっちみち多少は支柱は曲がって
> しまうので、結局はあまり気にしても意味が無いでしょうね。
>
> 私はこれは取っ払う事もありますし、シュー自体の先端をカットして
> しまう場合なんかはあっさりと取っ払いますよ。
>
> 逆にこれが無い事により、短めのスプリングを使った場合だと
> クラッチシューがノーマルより「内側」で固定されるので、こっちの方が
> スプリングにも無理がかからないのでむしろ良いと考えていますね。

なるほど、そういった役割があったのですね〜
特につけなくても支障はないようですね(笑
取りあえず余りクラッチには負荷を掛けずにスプリング交換ができるように頑張ってみようと思います(笑
なんせ480gクラッチは探すのに苦労しますから、壊しては居られないですね(笑


そしてここからちょっとしたトラブルと新ネタなのですが

まずRS125IGコイルを投入してからでしょうか、バッテリーが急死いたしました(笑
ヒューズかな?と思いましたがそうではなく
恐らくですがRS125IGコイルに交換したことでより純正IGコイル多くの電気を食ってしまい徐々にバッテリーが息絶えって言ったと考えていますが
その証拠と言っても良いのか、ウィンカー点けた時にアイドリング付近ですと点灯せず少し回転数をあげると点灯し、さらに上げるとまた点かなくなってしまう状態でして(汗
バッテリー自体は一年半ぐらい使ってますが寿命ってそんなものなのかとも思っていますが、なんせ急でしたので


因みにアイドリング時の電圧は17.25V(ハイビーム)、エンジンを切りバッテリー自体の電圧は13.48Vでした。
もしかしたら古い車体なのでレギュレターの劣化もありえなくはないですが

他に何か要因がありそうな所がありましたら教えてください


そしてここから新ネタですが
そろそろもう少しパワーアップしたいなと思い
スポマフタイプではなくユーロかストレートチャンバーを探していまして
ついに縦ディオ系のベリアル製チャンバーをついに入手いたしました
ちなみにユーロブレイズです
個人的には左出しがかなり好きなのですがやはり絶版チャンバーを探すのは難しいですね(汗

本当のところはWJ製のチャンバーが欲しかったのですが、ライブ系に比べ縦ディオの物はなかなかないですね
もちろん中古品でですが(笑
そこで二番候補のBURIAL製のチャンバーチョイスしてみました(笑

で早速取り付けたところ(取り合えずオクムラ仕様でポン付けですが)
回転の吹け上りとミート直後の加速感良いのですが、その後エンジンが唸るだけで全然前に進んでいないという(笑
スロットルを開かないと速度でない感じで、中盤からエンジン回転数だけで速度に変換してるという妄想なのですが
しかしながらスポーツマフラーとは違い割と低いサウンドですっかり気にっております(笑
何よりウール交換ができるのがうれしいですね
しかしながらサイレンサーバンドが破損するという事態に見舞われ、取りあえずオクムラマフラーに戻しましたが(笑

リーダーさん的にはこのチャンバーのスペックってどういったものでしょうか?
やはり古いチャンバーなので一体どんなものか不明でして(汗
恐らくオクムラより高回転、高出力ではないかと思い購入したのですが
流石にこれも古い物なので現在でもラインナップされてるグラスラやステルスに比べると劣ってしまうのでしょうかね?

ちなみに2STスクーターの排気で水が出ることってあるのでしょうか?
このユーロブレイズに替えた時に排気口から水滴が出ていたので(汗
ガソリンが燃焼すると二酸化炭素と水になるのはわかるのですが
今までに見た事がないので少し気になりまして(汗

車とかですとマフラーから水がでるのは良く見かけるのですがね
それとも今まで気づいてなかったというオチもありそうですが(笑

また上の方でも少し記述しましたがオクムラH-005は詰まり酷く、エンジンすら始動できないくてお蔵入り状態でしたが
先日やっとのことパイプユニッシュにてカーボン除去を決行し、2時間程漬けこみ取りあえずアイドリングはする様にはでなったのですが(笑
いまだ以前のオクムラに比べ吹け上りがスムーズではなく、振動が大きくなった印象なので(汗
さらに長時間パイプユニッシュ漬けにしようと思っているのですが

そもそもオクムラマフラーの様なスポマフ系って構造的にパイプユニッシュしても良いものなのでしょうか?
というのもウールの劣化が心配でして(汗
水は乾燥させれば平気なようですが、パイプユニッシュのあのドロドロした液体がグラスウールに影響あるのではないかと思いまして
できれば静粛性が売りのオクムラマフラーをこれ以上劣化させたくはないので(汗
これに関してもなにかアドバイスがありましたらお願いします。

恐らくリーダーさんならオクムラマフラーの一本や二本ぶった切ってるのではないかと想像しておりますので(笑
純正マフラーやスポーツマフラーってチャンバーと違い構造が複雑なのでその点でもパイプユニッシュは有効なのか
差支えなければご伝授下さい!


今回はかなり長文になってしまいましたが、お時間がある時にでもツッコミを頂けると幸いです(汗
毎度ながらよろしくお願い致します。

以上DIO50RRでした

記事No 6463
タイトル Re^17: DIO50RRさんへのレス その9
投稿日 : 2012/02/21(Tue) 05:37:13
投稿者 ねぎのリーダー@管理人
参照先 http://www.neginoleader.com
DIO50RRさん毎度でございます〜
さてさて今回も毎度のレスなんかをば。


> リーダーさんは迅速な回答ながら、私はいつもながら返事が遅くて本当申しけないです(汗

いえいえ、これは別にタイミングの問題なので全く問題ありませんよ。
そもそも、空いた時間でレスを書ける、というのがこういった掲示板の最大のメリットなのは
いつも言ってる通りなので、無理してまでレスを早める必要なんて全くありませんからね。


> 特に多忙な訳でもないのですが、文章構成が難しいですね(汗
> というのもあまり文章で説明するのが上手ではないので、
> 日に日に書いてる内容が変わっている気がします(笑

ご自身のおっしゃりたい事を100%に近く文章で表現する、というのは難しい事ですから
ほぼ容量制限の無いこの掲示板で良ければ存分にお使い下さいな(笑
小難しい事柄を使わずに人様に理解して貰える様に文章を考える、というのは私にしても
かなり頭をひねらないといけない事には変わりが無いので…
ちなみに私もこういう長めのレスって一気に書き上げてる訳ではありませんよ。
他にコピペしてちくちくと書いてたりしますんで(笑


で、以下いつもの(略


> なるほど新品プラグで直ぐに焼き色を判断するのは難しいみたいで(汗
> 因みに焼き色というのはカーボンが焼けた色=当然ながらカーボンの蓄積が無の新品プラグでは判断の使用がないという解釈で良いのでしょうか?

そうですね、新品プラグでは判断のしようがない、とまでは言いませんが、かなり難しい事で
あるのは事実です。
白っぽいガイシとか黒いカーボンが付きかけのグレー状態というのは、濃い目にも薄めにも
取れてしまう場合もあるので不確かになりがち、というのは確実にありますよ。


> 混合比もその都度調整しなくていけないのですね(汗

いや混合比までは変更しなくても良いでしょう。
無茶苦茶にオイルが多すぎてプラグが「オイルで」濡れている、というのであれば話は
別ですが、そこまで行って無いのであれば走れないとかの症状にはなりませんから
あまりにオイル分が多すぎる、少なすぎるといった事を除けばそこまで気にしなくても
良いですね。


> オイル分離と混合の違いで、混合ですとジェット番数変化でオイルの排出量も比例して変わる。こういった部分も考えてジェット変更もした方が良いのでしょうか?

そうですね、これは全く変化が無い、と言えば間違いになりますが、私自身はそこまで
気にしてキャブセットを行う事はまずありません。
それを言うなれば、完全分離給油の車両に100:1でも混合ガスを追加してやったら
トータルの混合気比率としてはおかしくなってしまわないといけない訳でして。
影響は0ではありませんが、そこまで気にしてもまず大きなトラブルやセットミスに
繋がる事は無い、と私は割り切っていますね。


> そしてリーダーさんが仰る混合比の調整も時には必要なのですね。

これは可能であれば調整してやった方が良いですが、あまりにオイルが多すぎて不味いとか
そういった事でも無い限り、極端に混合比を変更する事は無いでしょう。

レースとかでもう他に手を入れるところが無く、ちょっとでもメリットを得たいというならば
色々な所を「覚悟の上」で変更するのもアリですが、自身のエンジン仕様や運用に対して
この位なら無難、というのはある程度決まってくる物ですし、一度決まってしまえばそうそう
変更する意味も無い、と私は考えています。

まさかストリート用途でわずかなレスポンスや吹け上がり感を稼ぎたいが為に、他を全て
犠牲にしてまで60:1とかで乗る、なんて人はまずおられないと思いますしね(笑
そんな事やっても大極的に見ればほとんど無意味に等しいです。


> 現在はガソリン3Lに対しオイル76cc(メスシリンダーですとどうしてもオイル粘性で少し残ってしまうのでその分少し多めということで笑)で40:1給油を続けていますが

えっと、メスシリンダーを使っているのならばちゃんと洗わないといけませんよ。
混合ガスを作る場合、計測したオイルはジョッキなり何なりに注ぎますがその後は
メスシリンダー自体にガスを注ぎ、攪拌して注ぎ直し、内部に残るオイル分を極力
無くしてやるのが定番です。

私でも最低2回はメスシリンダーを洗いますし、何度か洗ってやればメスシリンダーに
オイルは残らずほぼ全てが混合ガス内に混じる物ですから。
これやらないと数ccでの差が出る場合も有るので、小容量の混合ガスを作る場合は
意外と大きな差になるのでご注意をば。


> 35:1でもいけるならそっち方が良い場合もあるのですね。

そうです。と言いますか現在40:1の運用を35:1にしてもいきなりおかしくなったり
しないのであればそちらの方がメリットは大きいですよ。
オイル代のコストはかかってしまいますが、「現状よりオイルを多くしても」走るのなら
エンジンにとっては悪い事ではありません。

これ、以前にも言ったかも知れませんが混合比そのものを焼き付かない限界まで
切り詰めて薄くする、なんてのは通常はやるべきでは無いです。

さすがに20:1で始動後にガボガボいって走らない、とかであれば話は別ですが、
こういうのはキャブセットと同じで、ある程度は濃い方にも薄い方にもマージンを
取るのが無難なセットであり、ギリギリに詰めるのがベストセットであるかといえば
私は違う、と考えていますんで。

あ、この辺って次回更新予定のコンテンツに含まれてる部分があるのでまたの更新を
お楽しみに(笑
多分後10日程度で書きあがるかなとも。


> あれから結構距離が延び現在のプラグチョップですが↓
> http://www.fastpic.jp/images/333/1363738690.jpg
> やはりと言いますか、いつもながら黒っぽくなってますね
> しかしながら全開走行を多用するとアース電極とその周辺部分は若干白っぽい感じがあるのでMJ番数を上げる方向性も試してみます。

だいぶカーボンも堆積してきて焼け具合が分かりやすくなりましたね。
が、この写真のみで判断するとここまでアースフックが白っぽいのはちと不味いと
思います。

走行フィーリングでは問題が無いのであれば冷却不足も考えられますが、これだと
結構無理が掛かっているのでは、とも見えてしまいますね。
出来ればピストントップを覗いてみたいですし、シリンダー壁面にオイル分がどれだけ
残っているかのチェックも合わせて行ってみたい気分ですよ(汗


> 仕様自体の変更はありませんが
> 強いて言うならオクムラH-002をまだ若干詰まりがあるかなー?オクムラH-005に変更したぐらいですが(笑

チャンバーと言いますかスポーツマフラー系統の物が詰まっていると、性能云々ではなく
物理的に排熱効率が低下してしまい、その分エンジン内部が熱々になる、という事は
結構ありますよ。

ちなみにオクムラだと容量的には小さめなのでこの傾向は下手するとノーマルマフラーより
出やすいと私は分析しています。

キャブセット自体がおかしくなくとも、燃焼室内の温度が上がればどうしても焼け気味には
なるので、この場合はキャブセットではなく他の面も見てやらないといけませんね。


> それと縦Dio系の燃焼室の形状の悪さでカーボンの蓄積にムラがある感じですが(汗

これは「ノーマル車」に求めてもほぼ判断基準にはならなかったりしますよ。
元々、高効率どころかちゃんとした燃焼状態を得るといった方向性には作られて
いないので、はっきり言うとノーマル車のヘッド側のカーボン堆積や焼け具合を見た所で
真っ白でヤバい、といった感じでも無い限りはほぼ役に立たない、と言っても良いです。

これ、私はFNとかFPのノーマルエンジンレーサーでもその辺は気にしないLVですんで(笑
ピストントップの具合の方がはるかに大切なんですよね。
(※ちゃんと考えてこしらえたヘッドならこの限りではありませんが…)


> 余談ですがセッティング時は高価なレーシングやイリジウムプラグを使わず比較的安価のノーマルプラグ(B○ESやB○EG等)を使い
> それで良い焼け具合になってから高級なレーシングプラグに交換するというやり方は有効でしょうか?

ええ、それでも特に悪い事はありませんよ。
ただ、チューン具合にもよりますが安物プラグを入れたら明らかにパワー感が
低下したとか、そういった事を体感出来るLVなのであれば根本的に燃焼状態が
違うという事ですから、そういう場合は安物を目安にしたセットを過信しすぎる、と
いうのは不味いですね。


> リスクのあるセッティング時では高価なプラグを使っても勿体ないのでは?という考えなのですが
> リーダーさんはセット時も高価なプラグでやっているのでしょうか?

私は基本的に、エンジンを組んで一発目の始動とか慣らしとか、そういった場合だと
安物でこなしますが、ある程度ジェット番手の勘定が把握出来てなおかつそこから
全体的に詰めていく段階ならば、もうメインで使う物もしくはある程度のグレードの物に
変更してセットを行いますね。

最初から高級品というのはまずやりませんし、ハイチューンエンジンだとあまりに高価な
物を使っている場合はその日一発目の暖機でも安物でやったりしますが、Vプラグ程度で
あれば始動時に多少カブっても後でカブりを飛ばせるので気にしません(笑


> あとR7376等の更に高価なプラグを試してみようと思うのですが
> これってB○EG系との違いは電極の違い以外に何かあるのでしょうか?定価が約2倍違うのでその違いはどこにあるのかちょっと気になったもので。

違い、となれば電極形状、材質が異なるのと、後R-7376であれば頭の端子部分が
最初からダルマ端子になっていてキャップが無く、取り外しは出来ませんね。
形状については100%正確ではありませんがNGKプラグスタジオが便利です。

で、これもお値段的にはかなりしますが、ストリート用途だとさすがにお値段分の
差が出るか、といえばまず無理でしょう。

そして電極自体もEGVとかとは近い、アースフックが細い上にガイシ部分がねじ山の
中に格納されているので、高負荷の火炎核にさらされづらくそういった意味での耐久性は
かなり高いですよ。

ただし、プラグがびしょ濡れになる程の状態になった場合、電極やガイシ部分が格納されて
いる事がデメリットとなり、多少走った位ではカブりは取れないです。

…これは一長一短なんですが、火炎核にさらされづらい形状だと劣化はしづらいのですが
その反面、カブった時「だけ」のデメリットがある、という事で。

ただ、普通に運用が出来ていれば、カブって走れない程にまでマズる事ってのはまず
ありませんから、私は別に普通に使っても悪くは無いと考えていますよ。
ストリート運用ならチューン具合にもよりますが、EGVやらイリジウムとかでも無難な所では
あると私は考えていますしね。


> といっても現在の仕様ではオーバースペックになるのでは?とも思っていますが(笑
> やはりやるとなるとトコトン求めていくタイプなので仕様に関係なく良い方向性に動いてくれるなら是非使ってみたいところです

上を望んだらキリがありませんが、用途、チューン具合を鑑みればに値段分の価値は
あまり無いという事で。
ただ、一回だけ使ってみるのも良い経験になるかとは思いますよ。

こういった「電極格納タイプ」のプラグですぐに不調を起こして走れなくなる、ともなれば
それはキャブセットやらエンジンのかけ方やら、暖機具合と冷間時のアクセルの明け具合が
悪い、といった事が浮き彫りになってきますからねえ(笑
ある意味、勉強にはもってこいの品なんですよ。


> なるほど(笑
> まぁ社外品ですと大概がネジタイプのものが多い気がするので、どの道選択しがないのですが(汗
> やはりプラグキャップがゴムよりプラ方がリークし易いということもあるのでしょうか?

リーク具合は材質よりも内部の構造的なものの方が要因としては強い、と私は
分析していますね。
絶縁体的な物としてはやはりゴム製の物の方が効果的だと思いますし、プラ製だと
スクーターのプラグキャップとしては全くメリットが無いんですよ(泣
ただ、長期に渡って使っていると硬化はしますから、それだけがデメリットかとも。


> ちなみに街乗りライブディオ用にSplitFireのツインコアコードとPOSHの強化IGコイルを中古で購入したのですが
> SplitFireのプラグキャップですがゴム?シリコン?質かつ抵抗値が0.7Ωと中々の品でしたが、ターミナル部はネジタイプでした(泣

ターミナル自体はねじタイプしか無いのですかね>スプリットファイア
これ、私はプラグキャップを変更するならダルマ式の物しか選ばないのでそれが
選べないのならもはやそのキャップ自体を選択肢から外しますしね。
キャップだけを他の物にしてダルマ端子化してやっても良いのではと思ったり(笑


> そうなると、リーダーさんが仰る通りレーサー用途のキャップを使うのが無難ですね
> RS125のキャップも良いですが、形は出来ればT字型のを使いたいので
> NSR250Rのリアバンク用のプラグキャップをチョイスしてみようと思います〜

あ、そのRS125のキャップだと多分「レ」の字になってるやつだと思いますが、それなら
CR80とかの「30700-KA5-771」だとちゃんとしたT字タイプのダルマ端子でゴム製なので
言う事ありません(笑
形状はこの品番で画像検索すれば大量に出てくるので是非お調べ下さいな。


> 点火系って余り触れることが無いですが凄く奥が深いですね(汗
> ただ点火を強くするだけではいけないと思いますし、漏電対策とかも考えないといけなですよね

漏電対策は…私ほとんど考えないですよ(笑
ハーネスを破損しない様にちゃんとまとめるとか、接点の不具合を放置しないとか
そういったマメなメンテを行う事の方が先決だと思います。

…こんな事を言っておきながらでも、予想外のハーネストラブルで決勝レースを
棒に振った、ってのが昨年ありましたんでやはり必要以上に気は遣っていないと
駄目なものだな、と再認識しましたよ_| ̄|○


> それと現在の仕様でそれほど強い火力が必要なのか考えるようになりましたね

それなりのIGコイル、強い火を打てるCDI、柔軟性があるプラグコード、外れずに
抵抗値も低めのキャップ、それなりのプラグ、そしてハーネスやアースがしっかりして
いるのであれば現状では十分な火花が飛ばせている、と私は推測しますよ。

が、これは「チューン具合」による所もかなり大きく、DIO50RRさんの仕様であれば
現状で困ることはまず無いであろう、と私は分析しますんで、何かおかしくなれば
またその時に考えればよい、といった「余裕を十分に持った構成」にはなっていると
断言しても良いでしょうね。

…正直、そこまできちんと点火系に手間をとお金を掛けられれば上等ですよ(笑


> レーシングプラグとかですと4本セットのデットストック品とか探せば安く手に入れることもできますし(笑
> B○Eの形状は汎用性が広い様で4輪とかでも使われているのが多いのですからね〜
> 私もB○EG系はある程度ストックしてあります(笑

お、良い所に着目されてますね(笑
そうなんですよ、Eリーチである事を我慢すれば意外と適合出来るプラグってのは
車用でもなんでも一杯あるんですよね。

多少使った中古ででも450円の新品とは比べるべくもありませんし、私なんかそういった
ある程度焼け色が付いている物こそ、セッティング用途にももってこいだと考えてますんで
デッドストックは当然として、程度の良い中古というのは素晴らしい選択肢かと思いますよ〜
EGVってNSR50とかのレーサーでの入門的プラグなので実は結構ゴロゴロしてるというのは(略


> ディオ系で二種があればそこそこ面白かったのではないかと思わなく無かったり(笑

これ、4stですがDioの110にはちょっと期待したんですが…
タイヤが14インチな時点で私の好みでは無いという(笑
私の車両基準では最低限度、国産ハイグリップが履けないとその時点で問題外になると
いった事が大きいですね。

…しかしホンダはニ種だとリードのシェアがでかいですし、そこにはスポーツグレードは
入れないのが定番ですから期待するだけ無駄だと割り切ってます(泣


> やはり広がりすぎですか(笑
> 一体どうしてこうなったのか自分にも問い詰めたいですがここまで来るとこのクラッチは葬る方向ですかね(笑
> スプリングの掛け方、外し方が悪かったみたいですね(汗
> これは完全する必要がありますね(泣

クラッチシューですが、穴の破損度合いだけを見れば使えない事は無さそうですが
スプリングのかかり具合が異なってしまっているのであればもう使わない方が
無難でしょうね…


> なるほど〜(汗
> 結構コツが経験が必要みたいですね
> しかし、まさかスプリング交換でこんなに苦労するとは思いませんでした(泣
> 何か専用のツールとかあればいいのですが
> 純正流用のセットだとこういった苦労もあるということを心がけておきます(笑

専用ツールはありませんが、社外品のクラッチスプリングだと基本的にこんなモノでは
ないかな、と私は思っていますよ(笑
そんなにさくっと入れやすいLVの物だと対して変わらない物ばかりですし、そんな事を
するんならクラッチシュー自体が軽い物を探した方が建設的なので。

…なので基本はやっぱりいくつか違ったスプリングが入ったシューをアウターとセットで
用意しておく、という事で(汗


> しかしながら今回クラッチ、トルクカム、ドリブンの一式を低走行のAF27用に交換しましたが
> クラッチイン回転数は下がったかと思われですが、体感できるほどにクラッチミートからの加速感というのは良くなりましたね(笑

うーん、AF27とAF18ではかなりクラッチイン具合に差があるのではありませんか?
AF27だと駆動系構成にもよりますがAF18よりは数百回転はクラッチインは高い傾向に
なっていますよ。

構成としては問答無用でAF27の方が良いですが、ドリブンとトルクカムは同じだと思っても
良いので、クラッチ構成だけがメリットになっているかと思われますね。


> センタースプリングの自由長を測ってみると低走行の物に比べ割りと短くなっていたので適正値に戻り
> その分変速回転数が上がったとも言えるのでしょうかね(笑

うーん、仕様限度までセンタースプリングがへたれていたならちと問題ですが、5oとか
自由長が短くなっても変速回転数は100rpmとかしか変わりませんよ(笑
と言いますか、同一駆動系構成にてセンタースプリングのみを正常品に交換し、
変速回転数変化がタコの表示に現れていないのであれば特に意味が無いですね。

で、いくらか変速回転数が上がっているのであれば、その分WRを重くしてやって
以前と同じ変速回転数にしてからフィーリングを比べないと何の比較にもならない、と
いうのはいつもの事で(以下略


> そしてここからちょっとしたトラブルと新ネタなのですが
>
> まずRS125IGコイルを投入してからでしょうか、バッテリーが急死いたしました(笑
> ヒューズかな?と思いましたがそうではなく
> 恐らくですがRS125IGコイルに交換したことでより純正IGコイル多くの電気を食ってしまい徐々にバッテリーが息絶えって言ったと考えていますが
> その証拠と言っても良いのか、ウィンカー点けた時にアイドリング付近ですと点灯せず少し回転数をあげると点灯し、さらに上げるとまた点かなくなってしまう状態でして(汗
> バッテリー自体は一年半ぐらい使ってますが寿命ってそんなものなのかとも思っていますが、なんせ急でしたので

そして新ネタ…と言いますかトラブルの様ですが(汗
ふむふむ…バッテリーが死んだ、というのは気になりますね。
全く充電されない、または規定電圧を出力出来ないのであれば寿命と考えて
良いでしょう。

が、1年半ならマメに乗っていればまだ持つ範囲だとは思いますが…
バッテリー自体の物にもよりますけれどね(汗


で、AF18系の点火はあくまでACジェネレーターから発電した交流を直接CDIへ入力して
いるので、バッテリーは全く関係ありません。
RS125のIGコイルにしても、出力電圧は上がるかもしれませんがそれはCDIでの
昇圧効果が変化している訳では無く、CDIが変更されていないのであればIGコイルが
電気を余計に喰っている、という事はありえないんですよ。

これがライブDio系の様にDC点火であれば分かりますが、AC点火であるAF18系は
バッテリーうんぬんは全く関係ないですね。


> 因みにアイドリング時の電圧は17.25V(ハイビーム)、エンジンを切りバッテリー自体の電圧は13.48Vでした。
> もしかしたら古い車体なのでレギュレターの劣化もありえなくはないですが

えーと要因も何も、すでに答えが出ているんですが(笑
電圧計測をどこで行ったのか分かりませんが、バッテリー端子間電圧なのであれば
ハイビーム時に17Vを越えているという時点ですでにおかしいです。

ライト線の根元で電圧計測したのであれば余計に不味く、さすがにそこまで高電圧が
掛かっていればバルブの中が黒く焦げている可能性もありますよ(汗

バッテリー単体が13.48Vならばいたって普通であり問題ありませんが、エンジンをかけて
AC発電をさせると過剰電圧になる、となればほぼ間違い無くレギュレートレクチファイアが
壊れてますね。

レクチファイアが正常ならば、アイドリングとかではさすがに7Vとかしか出ていませんし
5〜6000rpmでも14V近くは行きますが、それ以上でも14.4Vを越えてはいけないんですね。
回転数上昇と発電電圧上昇はある程度までは比例しますが、制御電圧値(14.4V付近)を
越える事は通常はありえないんです。

なので、バッテリーが逝かれた原因もコレでは?と思うんですが…
逝かれる直前なんかは、高回転でライトが異常に明るいとかといった症状は出てきて
いませんでしたかね?
そういうのがあるとかなり危険信号なので、古い車両はこういう点も怖いんですよね(汗

後、ライトON/OFFスイッチのある車両だと、ON/OFFに対して過剰電流を逃がす抵抗器も
大切なので、これもチェックしてみると良いでしょう。
確かAF18ならフロントカウル開けた所に白い石みたいなのがあったはずですんで。


> そしてここから新ネタですが
> そろそろもう少しパワーアップしたいなと思い
> スポマフタイプではなくユーロかストレートチャンバーを探していまして
> ついに縦ディオ系のベリアル製チャンバーをついに入手いたしました
> ちなみにユーロブレイズです
> 個人的には左出しがかなり好きなのですがやはり絶版チャンバーを探すのは難しいですね(汗

お、チャンバーを新しくされたのですね〜
今の時代だといくら当時はタマ数があったとはいえ、もう絶対数も減ってきているでしょうから
なかなか美味しい出物だったのではと思いますよ。

あ、余計な事かもしれませんがベリアルの左出し、というのは性能的には右出しと全く
変わらないのでご注意をば(汗
…テールパイプが長い分、ユーロとタイプ同じでデメリットが出てる可能性の方が大き(以下略


> 本当のところはWJ製のチャンバーが欲しかったのですが、ライブ系に比べ縦ディオの物はなかなかないですね
> もちろん中古品でですが(笑
> そこで二番候補のBURIAL製のチャンバーチョイスしてみました(笑

WJは確かラインナップにはあったかと思いますが、現物の中古となればなかなか
難しいでしょうね〜
その反面、ベリアルならまだ出回っているかと思いますし、ユーロでも何でも基本的に
チャンバー本体の設計は変えていないみたいなので性能的には大差無いですから
純粋に形の好みで選べるかなとも。


> で早速取り付けたところ(取り合えずオクムラ仕様でポン付けですが)
> 回転の吹け上りとミート直後の加速感良いのですが、その後エンジンが唸るだけで全然前に進んでいないという(笑
> スロットルを開かないと速度でない感じで、中盤からエンジン回転数だけで速度に変換してるという妄想なのですが

下の方の吹け上がりとミートは良い、という事はオクムラに比べて下に向けてパワーバンドが
広く、なおかつその辺は力がある、という事になりますね。
全く同一の駆動系セットでチャンバーだけ交換してみるというのはとっても良い事でして、
一度はこれをやっておくと、今まで使っていたものとどう違うのか、というのを把握出来たりも
しますんで。


> リーダーさん的にはこのチャンバーのスペックってどういったものでしょうか?
> やはり古いチャンバーなので一体どんなものか不明でして(汗

と、これは現物を使った事が無いので臆測ですが、チャンバー自体の設計は
そのブツよりさらに昔から変わっていない、という事は把握してますんで、それを
前提としてお話しますと、そのベリアルチャンバーはピーク自体はノーマルポート
タイミングであれば9000rpmちょいで、下手すればオクムラより低いです。

なお前述の様に、パワーバンド自体の幅はオクムラに比べても広めで、7000rpm
以下からでもぐわっと盛り上がってくるでしょうし、そのパワーバンド内の一発の
トルクというか力はオクムラよりは上でしょう。
市販品の中では悪くないLVであると私は認識していますね。

なおかつ、チャンバータイプである事のメリットでパワーバンドを超えて行った後の
オーバーレブの伸び感はそれなりにあり、10000rpm程度は行くはずです。
これはスポーツマフラータイプではなかなか難しい点ですが、あまり実用の役には
立ちませんがその辺りはオクムラと比較してのメリットになりますね。


> 恐らくオクムラより高回転、高出力ではないかと思い購入したのですが

残念ながらそうではありませんね。
高回転側にパワーバンドが移動している訳ではなく、9000rpmちょいでのピークが
出るのはオクムラも同じ位でしょうが、その時点での一発のトルクは多少は
オクムラより上回っているので、ピークが出る回転数が低めでもトータル「出力」としては
多少は上回るであろう、という事になります。

そして、オクムラよりは下にパワーバンドが広く、谷も小さいはずのである意味扱いやすい
といった印象もあるかなと。


…これは夢を壊す様で申し訳ありませんが、ノーマルのポートタイミングとかちょっと
いじくった程度で、最大出力すなわちピークパワーが10000rpm以上で発揮される
特性を持っているチャンバーというのは市販品ではまず無いんです。

2stってのは「どの位回るか」なんて全くと言って良い程に関係なく、いくら回ろうが
そこが「パワーバンド内」であり「ピークパワーを発揮している」状態で無いと
全く意味がありませんから、それはチャンバーを開発した人間が決めることなので
データでも無い限りは使ってみないと分からない、という事は大きいですしね。

が、この辺はさすがにご自身でWRを色々と変更してみて、どの位の回転域が
一番力強いのか、といった事を把握しないとセッティングもクソもありませんから、
WR重量を「激変」させて走ってみる事がまず大切です。


> 流石にこれも古い物なので現在でもラインナップされてるグラスラやステルスに比べると劣ってしまうのでしょうかね?

グランドスラムは特性としてはそのチャンバータイプと対して変わらず、もうちょっと
パワーバンドを下にずらして扱いやすくし、全体的に力が下がっているといった傾向に
なっているはずです。

ステルスは記憶が曖昧ですが、これもピークは9000rpm〜程度に出てたはずですが
静かな分、絶対的なパワーや伸びきりはグランドスラムの方が上になりますね。

…ぶっちゃけますと、このベリアル系のチャンバーってのはどれも似た様な特性でして、
各種ラインナップはありますが何か一つで特筆すべき物は無い、と言っても良いんです。
ただ、無難な特性でチャンバーとしては意外とパワーバンドも広く使いやすいと
いった事もあり、バランスは取れていると思うので私は一応の評価はしていたりしますよ。


> ちなみに2STスクーターの排気で水が出ることってあるのでしょうか?
> このユーロブレイズに替えた時に排気口から水滴が出ていたので(汗
> ガソリンが燃焼すると二酸化炭素と水になるのはわかるのですが
> 今までに見た事がないので少し気になりまして(汗

ええ?さすがにコレは私は経験がありませんよ(汗
内部を洗った直後とかなら水でも溜まってたのかと思いますが…

しばらく使っても水が出る、と言うのであればチャンバータイプとしてはかなり
おかしいですし、軽く焼いてみるなりサイレンサーをばらしてみるなりして
中身の状態を確認した方が良いでしょうね。


> また上の方でも少し記述しましたがオクムラH-005は詰まり酷く、エンジンすら始動できないくてお蔵入り状態でしたが
> 先日やっとのことパイプユニッシュにてカーボン除去を決行し、2時間程漬けこみ取りあえずアイドリングはする様にはでなったのですが(笑
> いまだ以前のオクムラに比べ吹け上りがスムーズではなく、振動が大きくなった印象なので(汗
> さらに長時間パイプユニッシュ漬けにしようと思っているのですが

うーん…パイプユニッシュはあくまでチャンバー的な物のドライカーボンの剥離が
主目的なので、スポーツマフラータイプだとあまり効果が無い場合もありますし、
そもそも2時間の漬け込みではほとんど効果は無い、と言っても良いです。

が、その程度で変化が見られる様であれば内部はもう無茶苦茶になっていると
思いますんで、走行中にまだ剥がれてないドライカーボンが剥がれ落ちて排気の
細いパイプに詰まる、なんて事も考えられますしかなりまずい状態でしょう。


> そもそもオクムラマフラーの様なスポマフ系って構造的にパイプユニッシュしても良いものなのでしょうか?
> というのもウールの劣化が心配でして(汗

構造的には一応はただのパンチングメッシュとグラスウールなのでそこまで
問題はありませんが、パイプユニッシュという物は完全に詰まったモノを復活させる
物では無い、という事はお忘れ無き様にお願いしますね。


> 水は乾燥させれば平気なようですが、パイプユニッシュのあのドロドロした液体がグラスウールに影響あるのではないかと思いまして
> できれば静粛性が売りのオクムラマフラーをこれ以上劣化させたくはないので(汗
> これに関してもなにかアドバイスがありましたらお願いします。

えと、パイプユニッシュはウェットなカーボン、つまり生ガス等の液体がある上から
ぶっかけてもその下のドライカーボンの剥離には役に立たないんですよ。
こういった場合は表面のウェットカーボンをバーナーなりである程度焼ききってやり、
その上でパイプユニッシュを浸透させてドライカーボンを剥離させないとあまり意味が
ありません。


> 恐らくリーダーさんならオクムラマフラーの一本や二本ぶった切ってるのではないかと想像しておりますので(笑
> 純正マフラーやスポーツマフラーってチャンバーと違い構造が複雑なのでその点でもパイプユニッシュは有効なのか
> 差支えなければご伝授下さい!

えーっとこれはおっしゃる通り、私オクムラスポーツマフラーの1本や2本はぶった切った
事はありますんで画像板に簡単な解説得をUPしておきますね(笑

あれってそこまで特殊ではなく、内部に入っているチャンバーの内側にパンチングで
グラスウールが貼られている、といった単純な仕組みなんですよ。
内壁とかはありませんし、唯一テールパイプがある部分は多少細工がされていますが
ノーマルマフラーみたく隔壁が多量にある訳では無いので、ドライカーボンを取る為の
パイプユニッシュ攻撃ではほぼ問題無いでしょう。


と、いつも通り長くなりましたが参考までにどうぞ。
これでも簡単にまとめたつもりなんですが(汗

ではでは。
管理人でした〜

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