チューン初心者さん初めまして。 当HP管理人のねぎのリーダーです。
さてさて、SA04Jという事は排ガス規制後の2stJOGZ-Uでしょうか。 この車両に多少手を入れられている様ですが、3YKのギヤを組まれるのですね。 これにてトルクがどれだけ落ちるか、という事ですが…
排ガス規制後のモデルでも、希少な排ガス規制前タイプ5BMマフラーを用いて いるのであれば、腰上におけるパワー差はそこまで絶大なものにはなって いませんから、3YKの11.076のギヤ比でも普通に走れると思いますよ。 SA04J型ならボルトオンで3YKギヤが移植出来る最後のJOGですから、逆にやらない 方向性と言うのは勿体無いと個人的には思いますしね。
ちなみに、「トルク」といった表現をされておりますがトルクというのは あくまで「クランクシャフトから出せる力」なので、別にギヤを換えた所で エンジンのトルク値そのものが減少する訳ではありません。
変わるのはリヤタイヤを回す「後輪駆動力」であって、これの低下を懸念されて いる様ですが、ノーマルが確かファイナルギヤ比12.752だったかと思いますが 1割強程度のハイギヤ化でそこまで走れなくなるものでは無いです。
ダイレクトに発進は鈍くなるやもしれませんが、そこはJOGという事もあって ボスワッシャー等の調整でいくらでも融通は効きますからね。 (ただし適当では駄目ですが)
コストを掛けたくない、といった点ではJOG系だとある程度どうとでもなりますし、 一番良いのは腰上も規制前の物にしてしまえば多少のパワーアップにはなります。 元々、3KJ系統の横型系JOGはエンジンとしての出来は2st50ccスクーターでは最高の レベルなので、規制の無い7.2ps仕様を目指し、かつきちんと劣化パーツを新品交換して いけばそれだけで文句の付け辛い性能にはなりえますんで。
なお、ギヤを換えた程度で明らかに鈍くなる位遅くなった、となればそれはもう 各部の劣化が酷すぎるだけ、とも言えますから…
ではでは、参考にして頂けると幸いです。 管理人でした〜
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