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記事No 7145
タイトル エアリューターの慣らしについて
投稿日 : 2017/04/06(Thu) 22:07:46
投稿者 tomy
参照先
管理人様、皆様初めましてこんばんは
(10年程前に一度ご質問させていただいたことがあります。)
tomyと申します。
一つ質問がありまして投稿させて頂きたいと思います。
この度クランクケースの加工用にエアリューターを購入致しました。
慣らしを実施しようと思いますが
取扱説明書を参照しますと、
供給空気圧0.2MPa〜0.3MPaでタービン油32又は、56を10分毎に数滴注油で、
30分間以上続けるとの記載があります。
こちらは行おうと思いますが、
別途お勧めの慣らし方法があれば是非実施したいと思います。
スペックは
モデル:ムラキ エコゼムモータ モデル101E
供給空気圧:0.4±0.1MPa
回転数:48000rpm
エア消費量:100L/min
となっております。
スクータ関連とは若干離れた質問ですが教えていただけると幸いです。
宜しくお願い致します。

記事No 7147
タイトル Re: エアリューターの慣らしについて
投稿日 : 2017/04/07(Fri) 19:04:37
投稿者 ねぎのリーダー@管理人
参照先
tomyさんご無沙汰しております?でしょうか。
さすがに10年前だと記憶から飛んでる管理人でございます(汗

と、リューターのご質問という事ですが工具道具系統のご質問も
私で宜しければ承っておりますので何でもOKですよ〜

ゼム製のエアリューターを購入されたとの事ですが、かなり良い物を
使われるのですねえ。
これだとある程度は慣らしておいた方がベターではあるかと思います。


> 供給空気圧0.2MPa〜0.3MPaでタービン油32又は、56を10分毎に数滴注油で、
> 30分間以上続けるとの記載があります。

名前の通りエコな空気圧で運用出来るみたいですが、ある程度の回転数で
負荷を掛けずに潤滑だけ行う、といった指定で問題無いと思われますよ。
私自身、新しい物だとそうやって慣らしを行いますしね。

もちろんそれなりのルブリケーターは必須となりますが…エアリューターの
3φタイプは高回転型の上に稼働時間も長いので簡易的なルブリケーターは
お奨め出来ないです。
なお説明書にある様な1分間に1滴では少ないと思いますし、私はもっと
だばだばと油を流し込んでますね。

ルブリケーターがあればあまり問題ではありませんが、供給エアの質も
水分は少ないに越した事は無いので、エアドライヤーとまでは言いませんが
それなりのウォータセパレータも欲しいかなとも。
(と言いますかここまでのモデルを購入される方ならすでに設置されてるかと)


で、慣らしについてはメーカー指定の方法で問題無いと思いますが、
私はその上で、切れない刃をくっつけて柔らかい材質の物をちょこちょこ
削っていき、いきなりの高負荷は与えない様にしますね。
相手がクランクケースなら問題はないと思いますが、それでも「じわじわ」と
負荷を掛けていくのは基本だと思いますんで。

暖気、とまでは言いませんが使い始める前にはある程度は空転を行い、
回転部分を温めてから本作業に入る、というのも私は毎回やってます(笑
私は3φは未だにスーパーツールス製の物を使ってますが、かなりハードな
運用ですが10年以上経ってもこれはまた一度もバラしてませんしね。


ではでは、あまり面白くないアドバイスになってしまいましたが参考までに
どうぞ(汗
管理人でした〜

記事No 7149
タイトル Re^2: エアリューターの慣らしについて
投稿日 : 2017/04/08(Sat) 03:06:01
投稿者 tomy
参照先
管理人様こんばんは
回答頂きありがとうございます。
その時は高校生でしたが、当時も管理人様、常連の皆様に優しくフォロー頂き、問題が解決致しました。

> tomyさんご無沙汰しております?でしょうか。
> さすがに10年前だと記憶から飛んでる管理人でございます(汗
>
> と、リューターのご質問という事ですが工具道具系統のご質問も
> 私で宜しければ承っておりますので何でもOKですよ〜
>
> ゼム製のエアリューターを購入されたとの事ですが、かなり良い物を
> 使われるのですねえ。
> これだとある程度は慣らしておいた方がベターではあるかと思います。
>
>
> > 供給空気圧0.2MPa〜0.3MPaでタービン油32又は、56を10分毎に数滴注油で、
> > 30分間以上続けるとの記載があります。
>
> 名前の通りエコな空気圧で運用出来るみたいですが、ある程度の回転数で
> 負荷を掛けずに潤滑だけ行う、といった指定で問題無いと思われますよ。
> 私自身、新しい物だとそうやって慣らしを行いますしね。
>
> もちろんそれなりのルブリケーターは必須となりますが…エアリューターの
> 3φタイプは高回転型の上に稼働時間も長いので簡易的なルブリケーターは
> お奨め出来ないです。
> なお説明書にある様な1分間に1滴では少ないと思いますし、私はもっと
> だばだばと油を流し込んでますね。
>
> ルブリケーターがあればあまり問題ではありませんが、供給エアの質も
> 水分は少ないに越した事は無いので、エアドライヤーとまでは言いませんが
> それなりのウォータセパレータも欲しいかなとも。
> (と言いますかここまでのモデルを購入される方ならすでに設置されてるかと)

リューター初挑戦ということもあり
ライン上にかませるドライヤ、ルブリケータは未だ所有しておらず、これを機に導入をしたいと思います。且つ積極的に給油をすることが大切ということですね。
>
>
> で、慣らしについてはメーカー指定の方法で問題無いと思いますが、
> 私はその上で、切れない刃をくっつけて柔らかい材質の物をちょこちょこ
> 削っていき、いきなりの高負荷は与えない様にしますね。
> 相手がクランクケースなら問題はないと思いますが、それでも「じわじわ」と
> 負荷を掛けていくのは基本だと思いますんで。

とても参考になります。将来的にはトルクカム等々も加工したいと思いますので、
今のうちに不要なケースで軽負荷で練習&慣らしを重ねてから本番に臨みたいと思います。
>
> 暖気、とまでは言いませんが使い始める前にはある程度は空転を行い、
> 回転部分を温めてから本作業に入る、というのも私は毎回やってます(笑
> 私は3φは未だにスーパーツールス製の物を使ってますが、かなりハードな
> 運用ですが10年以上経ってもこれはまた一度もバラしてませんしね。

気使いながら運用していくというスタンスが重要なんですね。
何にでも言えることですが特にリュータ等は補修部品の入手が難そうなイメージですので、大事に使っていこうと思います。

>
> ではでは、あまり面白くないアドバイスになってしまいましたが参考までに
> どうぞ(汗
> 管理人でした〜

いえいえとても参考になりました。ありがとうございます。
また何かありましたら、その際は宜しくお願い致します。

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